THE ORAL CIGARETTES『Slowly but surely I go on』歌詞の意味を考察・解釈

願う今日を
絶やさぬよう明日を
I’ll be braver than before
Don’t give up and I must go
誓うそっと
枯れないようずっと
Slowly but surely I go on
照らしていくはずさ
これがFirst Day

僕が僕であることに意味を
求めすぎた 期待したかな
誰かが犯した罪と罰も
黙ることで許せたかい

あぁ生きてる自分を
恥じらいまた隠してしまうんだろう
自分に嘘を またつくんだろう

願う今日を
絶やさぬよう明日を
I’ll be braver than before
Don’t give up and you must go
誓うそっと
枯れないよう君と
Slowly but surely I go on
照らしていくはずさ
これがFirst Day

朝目覚めて息を吸い込んだ
終わることを少し望んでた
仲間や恋人の話にも
笑って応えれたかな

あぁ 時に僕は他人を傷つけ
痛み嘆いてるのに
繰り返した 叫んでいた

どんな言葉の
奥を辿っても
Love is everything,I found
I always tried to seek afault
結局僕は
愛を探していた
Slowly but surely I go on
こんな弱い僕を
許してほしい

願う今日を
絶やさぬよう明日を
I’ll be braver than before
Don’t give up and I must go
誓うそっと
枯れないようずっと
Slowly but surely I go on
照らしていくはずさ
これがFirst Day

THE ORAL CIGARETTES『Slowly but surely I go on』の概要

今回は人気ロックバンドであるTHE ORAL CIGARETTESの楽曲『Slowly but surely I go on』を考察していきたいと思います。

『Slowly but surely I go on』から筆者が特に感じた点は以下の通りです。

・苦手を克服しようとする人への応援ソング

・「今日」を紡ぎ生きていく大切さ

上記の点を続く楽曲紹介と共にお話したいと思います。

『Slowly but surely I go on』 のMVが2020年4月22日にネット上でプレミア公開されました。
深夜の公開にも関わらず動画再生回数は2万を超えてました。

同曲は同年4月29日にリリースされる ニューアルバム「SUCK MY WORLD」のラストを飾る楽曲となっています。
ローテンポで丁寧に作りこまれたメロディーやゴスペルクワイアの参加により、神秘的で荘厳さを感じます。
まさにラストを飾るに相応しいです。

『Slowly but surely I go on』 に関してギター&ボーカルを担当する山中拓也さんはツイッター上で次のようにコメントしていました。

Slowly but surely I go on 歌詞も合わせて読んでほしいです。 僕みたいな想いを抱えてる人がきっといると思います。少しでも楽になってくれれば嬉しいです。

https://twitter.com/OralJOE/status/1252617552372457472

上記コメントから歌詞では 山中拓也さんのこれまで抱えてきた苦悩が綴られていることが分かります。
そして同じ苦悩を抱えてきた人への応援ソングともなっているようです。

山中拓也さんのこれまで抱えてきた苦悩 とはなんでしょうか。
1つ挙げるなら「人が苦手」という点でしょう。

彼の音楽履歴書の自己PRにも「人が苦手でした。」と書いています。
歌詞中の「僕は他人を傷つけ  痛み嘆いてる」というフレーズがその点を裏付けています。

しかし自己PRの続きには「でも今は好きです。」とありました。
彼は自身の抱える苦悩と戦い続け克服しました。
そんな彼からの温かなメッセージだからこそ、説得力と慰め伴う歌詞が生まれるんですね。

こうした点から歌詞は「苦手を克服しようと努力している人」への応援ソングだと感じました。

また彼は「1つ1つの積み重ね」を大事にする人です。
これまでのライブや作品の中でもその点を強調してきました。

『Slowly but surely I go on』の歌詞でも「願う今日を 絶やさぬよう明日を」「枯れないように ずっと」という継続を促すフレーズで強調されていました。

それではさっそく気になるタイトルや歌詞全体の考察を始めていきましょう。

『Slowly but surely I go on』の意味とは

「Slowly but surely」「ゆっくりだが確実に」という意味になります。
「 I go on」には「私は続ける、進む」という意味があります。

これは苦手を克服するために日々1歩ずつ努力することの大切さを表現しているようです。

馴染みのある言葉で示すなら「継続は力なり」でしょうか。
タイトルの力強く温かな意味合いは「自分の取るに足らない1歩なんて」と消極的な考えを持つ人を元気づけるでしょう。

『Slowly but surely I go on』歌詞の意味

今日で紡ぐ明日

願う今日を
絶やさぬよう明日を
I’ll be braver than before
Don’t give up and I must go
誓うそっと
枯れないようずっと
Slowly but surely I go on
照らしていくはずさ
これがFirst Day

今回は 山中拓也さん を主人公にして考察していきたいと思います。

彼は「今日」という1日をとても大事にしています。
前述でも述べたように彼は以前「人が苦手」でした。
これは集団行動や社会で生活する上で大変煩わしい障害となります。

どこにいても自分の苦手な人間がいます。
彼と同じように感じる人は出来るだけ人と接する時間を短縮し、一人の時間を多く確保したいと考えるでしょう。

人を好きになろうと何度か試みますが、何度も挫折した経験があるかもしれません。
そうした経験を繰り返すうちに苦手を克服するのを諦めたくなるでしょう。

しかし克服を願わなくなれば苦手はいつまでも自分のうちに留まります。
自分の願う明日はいつまでもやってきません。

ですから歌詞は努力の今日を諦めず願い求めて「明日」を絶やさないよう勧めています。

「I’ll be braver than before Don’t give up and I must go」とは「私は以前より勇敢になる。諦めてはいけない」という意味です。

山中拓也さんは諦めない日々の先にある輝かしいものの存在を知っています。
ですからこのフレーズを自信を持って歌っているのです。

存在意義とは

僕が僕であることに意味を
求めすぎた 期待したかな
誰かが犯した罪と罰も
黙ることで許せたかい

あぁ生きてる自分を
恥じらいまた隠してしまうんだろう
自分に嘘を またつくんだろう

ここで 山中拓也さんは過去の自分を回想しています。
「僕が僕であることに意味を 求めすぎた 期待したかな」とは「自分の存在意義の過度な追求」に言及しているのでしょう。

自分にしかできないことや自分を貫くこと、自分の生きる目的などについて自問自答した期間があったと予想できます。

続く歌詞を見ると自分に対して悪いことした相手に反論できず、沈黙でやり過ごしてきたことが綴られています。

次第に言いたいことが思うように言えない自分を、生きたいように生きれない自分を恥らうようになったこともわかります。

自分を偽る日々はとても苦痛でありすべてを投げ出したいと考えたかもしれません。

終わること、望んで

朝目覚めて息を吸い込んだ
終わることを少し望んでた
仲間や恋人の話にも
笑って応えれたかな

ここでは「人が苦手」と感じる人の苦痛の日々が綴られています。

「朝目覚めて息を吸い込んだ」とはどういう意味でしょうか。
続く部分の「終わることを少し望んでた」というフレーズから良い意味ではないことが理解できます。

恐らく一日の始まりに憂鬱さを感じている、または精一杯息をして生きていることの描写だと解釈しました。

「終わることを少し望んでた」とは続く「仲間や恋人」に関連したものと思われます。
人間関係が苦手な人にも、ある程度の友情関係や恋愛関係が築かれるかもしれません。

それは自分の意に反して勝手に構築されていく場合があります。
本来喜ばしい状態ですが、人が苦手と感じるタイプからすると煩わしく感じる面があるでしょう。

いっそのことすべての関係を終わらせられたらどんなに楽か」という考えが頭をもたげたのかもしれません。
同時に周囲の人たちへ上手に接することが出来ているかも気にしています。

愛を渇望する弱者

あぁ 時に僕は他人を傷つけ
痛み嘆いてるのに
繰り返した 叫んでいた

どんな言葉の
奥を辿っても
Love is everything,I found
I always tried to seek afault
結局僕は
愛を探していた
Slowly but surely I go on
こんな弱い僕を
許してほしい

ここで 山中拓也さんは「他人を傷つけ苦しんできた」ことを打ち明けています。
このフレーズには自分が不器用であるが故に、意図せずに相手を傷つけてしまった背景があると思われます。

人を傷つける日々の中で彼が繰り返し叫んでいたのはなんでしょうか。

それは続く文脈を見ると「愛」だということが理解できます。
彼も誰かからの愛がなければ生きていけなかったという事実を伝えています。

「Love is everything,I found I always tried to seek afault」とは「愛がすべてであり私はいつも間違いばかりを見つけて求めようとした」という意味です。

このフレーズから、彼が自分と相手の間違いに焦点を合わせていたため、愛を忘れていたことを読み取れます。

彼はタイトルである「Slowly but surely I go on」を誓いの言葉として述べ、ゆっくり確実に自身の苦手を克服することを決意しています。
克服するまで「弱い僕を許してほしい」と懇願しています。

この楽曲が人を大事にすることや愛することを苦手とするすべての人の背中を押すことを筆者は心から願っています。。

まとめ

いかがでしょうか。
山中拓也さんの苦悩や葛藤が、そして温かな慰めと励ましが歌詞に散りばめられていました。

「ゆっくり確実に」と言われたら安心して苦手と戦える気がしますね。
THE ORAL CIGARETTES にはエッジの効いたハードロックな面と、今作のような丸みある優しい面が存在します。
その両面がファンを虜にさせ魅了し続けるのでしょう。

今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと思います。
胸を打つ歌詞と優しく温かな気持ちになれるメロディーと歌声をありがとうございました。

ここまで記事を読んでくださった皆さんにも感謝します。
ありがとうございました。

コメントを残す