高橋優『福笑い 』歌詞の意味・解釈と考察

あなたが笑っていたら僕も笑いたくなる
あなたが泣いていたら僕も泣いてしまう
難しい顔・難しい話、今ちょっとおいといて笑えますか?
きっとこの世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う。子供だとか大人に関わらず、男だとか女だとかじゃなく
あなたが今楽しんでいるのか?
幸せだと胸張って言えるのか?
それだけがこの世界の全てで、隣でこの歌歌う僕の全て
奪い合うことになれ、疑い合う人であふれ
そこで誰か泣いていても気にとめる人もいない
どれを切り取って人間らしさって呼べるかわからないけど
誰かの笑顔につられるようにこっちまで笑顔がうつる魔法のように理屈ではない所で僕ら、通じ合える力を持っているはず
あなたは今笑っていますか?
強がりじゃなく心の底から
憎しみが入るすきもないくらい笑い声が響く世界なら良いのに
その姿・形ありのままじゃだめだとか誰かが言う
それにしたって笑顔誰もありのままにゃ適わない
きっとこの世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う
笑う角に訪れる何かを
愚直に信じて生きて良いと思う
誰かの笑顔につられるようにこっちまで笑顔うつる魔法ように理屈ではない所で僕ら、通じ合える力を持っているはず
あなたがいつも笑えているように
心から幸せでありますように
それだけがこの世界の全てでどこかで同じように願う人の全て

高橋優が伝えたいもの

高橋優が「福笑い」に込めた思いとは何でしょうか。「笑顔」というワードが印象的な歌詞には

高橋優最大のヒット「福笑い」

2010年にメジャーデビューを果たした高橋優。
彼の三枚目のシングルCDとなったのが「福笑い」です。
メジャーデビューを果たした翌年の2011年にCDが発売され、東京メトロのCMにも使われ大きな話題を呼びました。
「福笑い」は誰しもが聴いたことある名曲です。

人間として共通しているのは笑顔

「この世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う」
サビの最初の歌詞がとても印象的ですね。
小学生から英語を学ぶことが義務化され、世界で通じる人間になるには英語が必須だというのは間違いありません。
しかし世界には英語が全く話せない人の方が多いです。
そんな人にも伝わる言語が笑顔だと解いています。
笑顔は人間に共通することなので、当たり前だといえば当たり前かもしれませんが、その笑顔を言語として捉えたのはこれより以前にないでしょう。

シンプルすぎるほどの歌詞がストレートに響く

歌詞は詩的に書いた方がかっこいいと思われがちでありますが、「福笑い」の歌詞は圧倒的にわかりやすくて心に直接届きます。

変にカッコつけていないからシンプルに伝わりますね。

小学生の低学年でも理解できる歌詞を書くのって意外と大変そうです。

歌詞の考察を考察していきましょう!

あなたが笑っていたら僕も笑いたくなる
あなたが泣いていたら僕も泣いてしまう

歌詞の冒頭、あなたが楽しい気持ちなら僕も楽しい気持ちになるという意味で、「あなたの感情や表情が僕にも影響するんだよ」ということがわかります。

確かに、いつも笑っている人の周りには人が集まりますし、みんな笑顔になることが多いですよね。

 

難しい顔・難しい話、今ちょっとおいといて笑えますか?

表情が固ければ笑えませんし、緊張していたら楽しい会話も生まれません。

大事な会議でも難しい顔して、難しい話ばかりしているとネガティブな話ばかりで、重苦しい会議になってしまいます。

そんな時は笑顔が良きスパイスになるかもしれません。

 

きっとこの世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う。子供だとか大人に関わらず、男だとか女だとかじゃなく
あなたが今楽しんでいるのか?
幸せだと胸張って言えるのか?
それだけがこの世界の全てで、隣でこの歌歌う僕の全て

英語圏や英語を話せる人だけでなく、老若男女全人類の共通言語を「笑顔」だと言っています。

確かに海外に行くと、目が合えば自然と微笑んでくれる人が多いことに気付きます。

英語が話せなくたって海外で一人だって、笑顔を向けて笑顔を向けられるだけで、不思議とさみしくないのです。

私は海外に一人で行き、そんな経験をしました。

その時は胸を張って「楽しい」と「幸せ」だと言えたかもしれません。

 

奪い合うことになれ、疑い合う人であふれ
そこで誰か泣いていても気にとめる人もいない

この世の中は何かと奪い合うことであふれている気がします。

戦争とかそんな大きな話ではなく、短にあることでも。

仕事やお金、恋愛などでは奪い合いや疑い合いが横行しているという問題提起になっている歌詞です。

 

どれを切り取って人間らしさって呼べるかわからないけど

「福笑い」の歌詞の中でも好きな一節です。

皮肉にあるれていても、それが人間であり、人間として切り離せないものだと人間の本質的な部分を認めています。

人間らしさとはポジティブな部分だけでなく、ネガティブな部分もあるというストレートな歌詞がグッときます。

 

誰かの笑顔につられるようにこっちまで笑顔がうつる魔法のように理屈ではない所で僕ら、通じ合える力を持っているはず
あなたは今笑っていますか?
強がりじゃなく心の底から
憎しみが入るすきもないくらい笑い声が響く世界なら良いのに

歌詞の冒頭「あなたが笑っていたら僕も笑いたくなる。あなたが泣いていたら僕も泣いてしまう。」を魔法と呼び換えていますね。

人間らしさでもある奪い合いや疑い合いなどが消えてしまうほどの力があれば良いのに、という願いを込めているところがリアルで良いです。

笑顔は何かを変える力はあるけど、できないこともあるというちょっとしたネガティブを感じる高橋優の素晴らしいライティングです。

 

その姿・形ありのままじゃだめだとか誰かが言う
それにしたって笑顔誰もありのままにゃ適わない

「そんなにダサかったらモテないよ!」「そんな仕事っぷりで一人前になんかなれないぞ!」

このようなことを気にせずに、笑顔をしていれば、モテるし一人前にもなれるという意味だと思っていました。

 

しかし自分のコンプレックスに対して自分がダメだという場合もあります。

それを笑顔でポジティブに考えようという意味にも捉えることができますね。

 

きっとこの世界の共通言語は、英語じゃなくて笑顔だと思う
笑う門に訪れる何かを
愚直に信じて生きて良いと思う

愚直(ぐちょく)とは、簡単にいうと「バカ正直」という意味です。

「笑う門に訪れる何か」は「笑う門には福来る」のことだと思います。

 

誰かの笑顔につられるようにこっちまで笑顔うつる魔法ように理屈ではない所で僕ら、通じ合える力を持っているはず
あなたがいつも笑えているように
心から幸せでありますように
それだけがこの世界の全てでどこかで同じように願う人の全て
二番目のサビとほとんど同じですが、最後に高橋優の願いとこの歌詞に共感した人の願いが込められているような感じがします。
最後まで聴くと高橋優の願いに共感できますよね。

 


高橋優の思いが詰まっています!

「コミュニケーション力が大事だ」これは現代社会では、口うるさく言われています。

日本の能力に加えて、雑談力や聴く能力、スピーチ力などなどコミュニケーションというものが細分化されどんどん難しくなっています。

そんな中高橋優は、「難しいことなんて置いておいてちょっと笑いませんか?」と非コミュニケーションである「笑顔の力」を訴えているのです。