sumika『グライダースライダー』歌詞の意味・解釈と考察

 

グライダー この世の公式に
おいそれおいそれと 乗り込んで
スライダー この世は刺激がねえ、
君はいいよな。 とほざきだした

なんでなんだよ
それはあんたが 選んだ道だろう?
ロウロウ ロウロウ

グライダー この世の公式に
おいそれおいそれと 乗り込まず
スライダーもせず 頭の中
色んな自分を殺したんだ

なんでなんだと 問われたならば
僕は僕だからさ
なんでなんだと 問われたならば
誰かじゃない

分母をたくさん 増やしました
そこから一つの道だけ 選びました

それ以外のものは 全部置いてきたよ
だから愛すべき 「1」がここにあるよ

グライダー 僕はゆくんだ
スライダー 僕をゆくんだ
理想を掲げ 傷つきながら

それでもグライダー こんな毎日を
スライダー 愛してゆくんだ
なぜだろう なぜだろう
なぜかはこの曲の 後半で教えてやる

グライダー この世の公式に
おいそれおいそれと 乗り込んで
スライダー この世の定説に
異論も唱えずに従った

前習え
右見てライン 揃えなきゃ不安だ
左を見て
揃えやがれと苛立った

ノーウェイノーウェイ んなこたねえ
轍はあるかもしれないが
ゴーウェイゴーウェイ 2本の足を
スタンプラリーして回るよ

スライダー 僕はゆくんだ
スライダー 僕をゆくんだ
貼り付いている 笑顔を超えて

それでもグライダー こんな毎日を
繋いで明日を創るんだ
誰でも彼でもなく
自分の為に 血を流し創っていく

分母をたくさん 増やしました
そこからひとつの道だけ 選びました

1分の1じゃなく 100分の1を選ぶ人に
なれるように 正直に欲望を描いた

グライダー 僕はゆくんだ
スライダー 僕をゆくんだ
理想を掲げ 傷つきながら

それでもグライダー こんな毎日を
スライダー 愛してゆくんだ
誰でも彼でもないよ 自分の為に

迷って捨てた 99個の
気持ちの分だけ 愛し歩いてゆく
ロウロウ ロウロウ

2015年6月に発売されたアルバム、「Vital Apartment.」に収録されている楽曲です。
sumikaらしいポップさと、思わずガツンと殴られたような激しさで背中を押してくれる歌詞に注目です。

今回はそんな『グライダースライダー』を徹底解釈していきますよ!


タイトル『グライダースライダー』の意味

グライダーは上昇気流を利用して飛行する航空機です。
中には自力で離陸し、上昇するものもあります。
対して、スライダーとは利き腕と逆、または下方向に曲がる野球の変化球です。

これらの意味からこの楽曲は、時には右往左往しながらも、最後に自分の力で高く飛んでいけというメッセージが込められているのではないでしょうか。

『グライダースライダー』のテーマ

昔は目指していたけれど、難しいことが分かって諦めてしまった…なんていう経験はありませんか?
歳を重ねるうちに、安定した生活を求めるようになり、大切なものを放っておいてはいないでしょうか?

今、輝いている人達にも、そのように悩んでいた時期は必ずあったと思います。

しかし、それでも、数多くの中から自分のやりたいものはこれだと信じて突き進んできたからこそ、キラキラとして見えるのでしょう。

夢を叶えたいのは誰よりも自分のはずだから

そんな強いメッセージ性が込められた、背中をバンっと強く押してくれる楽曲です。


『グライダースライダー』歌詞の意味

自分自身のために頑張ってきた

グライダー この世の公式に
おいそれおいそれと 乗り込んで
スライダー この世は刺激がねえ、
君はいいよな。 とほざきだした

なんでなんだよ
それはあんたが 選んだ道だろう?
ロウロウ ロウロウ

この世の公式のような暗黙の了解。
小さな頃思い描いていた夢を、現実的には無理だと決めつけ、諦めてしまった自分。
そんな人からしてみれば、好きなことでお金を稼ぐことができている僕のことをとても羨ましく、そして妬ましく感じています。
しかし、それは全て自分で選んだ道ですよね。

グライダー この世の公式に
おいそれおいそれと 乗り込まず
スライダーもせず 頭の中
色んな自分を殺したんだ

なんでなんだと 問われたならば
僕は僕だからさ
なんでなんだと 問われたならば
誰かじゃない

僕自身の今までのことを語っています。
みんなが向かっていく道には向かわず、自分の信念を突き通してきたようです。
例えば、周りが順調に地位を獲得していったり、結婚をしたりとしていく中、欲望をぐっとこらえ、信じる道を進んでいました。
それは、その夢を叶えたいと望んでいる人が僕自身だから。

分母をたくさん 増やしました
そこからひとつの道だけ 選びました

1分の1じゃなく 100分の1を選ぶ人に
なれるように 正直に欲望を描いた

僕にはたくさんのやりたいことがあって、でもその中の1つを叶えるためだけに全てを犠牲にしてきたようです。
これは中々できることではありませんよね。
だからこそ、その1つが何よりも価値のある1なのです。

グライダー 僕はゆくんだ
スライダー 僕をゆくんだ
理想を掲げ 傷つきながら

それでもグライダー こんな毎日を
スライダー 愛してゆくんだ
なぜだろう なぜだろう
なぜかはこの曲の 後半で教えてやる

もちろん夢を追いかけ続けると、障害や困難で傷つき、諦めてしまいそうになります。
しかし、それでも僕は自分を信じて走り続けてきました。

インパクトの強い、「なぜかはこの曲の 後半で教えてやる」という歌詞の通り、その理由は後半で明らかになります。


無理に従わなくていい

グライダー この世の公式に
おいそれおいそれと 乗り込んで
スライダー この世の定説に
異論も唱えずに従った

前習え
右見てライン 揃えなきゃ不安だ
左を見て
揃えやがれと苛立った

ノーウェイノーウェイ んなこたねえ
轍はあるかもしれないが
ゴーウェイゴーウェイ 2本の足を
スタンプラリーして回るよ

さて、2番ですが、「この世の定説に 異論を唱えずに従った」から始まる歌詞は、誰のことを歌っているかの判別が難しいです。
僕も昔は常識に囚われていたということなのか。
または、僕を羨んでいた人たちのことなのか。

私の個人的解釈ですが、夢を諦め、僕を羨んでる人たちに向けた言葉なのではないでしょうか。
周りに合わせなくていいんだよ。
人生には他の人が進んだ「轍」があるかもしれないけれど、そんなものは無視していいんだよ。
そう教えてくれているように感じました。

スライダー 僕はゆくんだ
スライダー 僕をゆくんだ
貼り付いている 笑顔を超えて

それでもグライダー こんな毎日を
繋いで明日を創るんだ
誰でも彼でもなく
自分の為に 血を流し創っていく

周りと溶け込むように、いつのまにか身につけてしまった「笑顔」で過ごした日々。
そんな毎日を超えて、自分のために未来をつくっていこう。
そんな声が聞こえてくるようです。

「100分の1」を選べる人に

分母をたくさん 増やしました
そこからひとつの道だけ 選びました

1分の1じゃなく 100分の1を選ぶ人に
なれるように 正直に欲望を描いた

「分母」とは、自分の選択できる未来の数です。
たくさんの「分母」を用意して、それでもなお1つだけの決めた道を突き進んできました。
複数ある選択肢から選んだからこそ、自分にとってかけがえのない夢になりました。

グライダー 僕はゆくんだ
スライダー 僕をゆくんだ
理想を掲げ 傷つきながら

それでもグライダー こんな毎日を
スライダー 愛してゆくんだ
誰でも彼でもないよ 自分の為に

迷って捨てた 99個の
気持ちの分だけ 愛し歩いてゆく
ロウロウ ロウロウ

1番のサビの歌詞を覚えているでしょうか?

「理想を掲げ 傷つきながら
それでもグライダー こんな毎日を
スライダー 愛してゆくんだ
なぜだろう なぜだろう
なぜかはこの曲の後半で教えてやる」

この答えがこの箇所に描かれています。

なんで傷ついても毎日を愛していけるのか。
何度も僕が歌っていること。
全て自分のためだからですね。
夢を選んで叶えたいと思っているのは僕自身だからです。
何か挑戦してみたいことがある人。
または挑戦中の人。
挫けそうになったときは、ぜひこの曲を聴いてみて下さい。

まとめ

夢や目標を叶えるためには、どうしても困難がついてまわります。
その困難は人には理解されないものだったりするので、挫けてしまう事もありますよね。

そんなときには『グライダースライダー』を聴いてみてください!
自分の為に、もう1度頑張ってみよう!
そう思えるでしょう。



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