sumika『アネモネ』歌詞の意味・考察と解釈


色付いたアネモネ
綺麗だ
僕は駄目駄目だったけど
違う花でも今日も育てている
イヤになるくらい

「私、こんなんじゃないからね」
「ふだんこんな事しないからね」
特別な事をしていたの?
今はもう聞き様もない

スニーカーの踵潰して
歩く僕に君は異唱え
「他の誰かににこんな事、くどくど言わないよ」

雑草のようね
気にかけなくても
こんなに咲くんだね
咲かせたい花は
枯らしてしまうのに

色付いたアネモネ
綺麗だ
僕は駄目駄目だったけど
今も枯れずに今日も愛している
花は違うけれど

アネモネ
歩むよ
僕は駄目駄目だったけど
いつか水だけじゃなく
君のおひさまに
なれるその日まで

ドライヤーを使う事なく
扇風機の前に寝転ぶ
僕の髪をタオルで撫で
乾かす気もないね

散々なものね
気にかけなくても
こんなに咲くんだね
根腐れするほど
水を余している

色付いたアネモネ
綺麗だ
僕は駄目駄目だったけど
今も枯れずに今日も愛している
花は違うけれど

アネモネ
探すよ
僕はあべこべだったけど
乾き潤す正しいその循環を
過不足ないように

あの時
僕は
虹を架けてみたくて
雨降らし
何度も何のdも
君を流して

晴れと雨は
等しくあるものだと
信じ込んで

虹はおろか
おひさまも
遠のいて
いきましたとさ

色付いたアネモネ
綺麗だ
僕は駄目駄目だったけど
今も枯れずに今日も愛している
花は違うけれど

さあ
アネモネ
歩むよ
僕は駄目駄目だったけど
いつか水だけじゃなく
君のおひさまに
なれるその日まで


思わず、ぎゅんっと胸が締め付けられるようなラブソング。
好きな人と別れてしまった時に、急に様々な思い出が蘇ってきて後悔にさいなまれる…なんて経験はだれにもありますよね。
しかし、その過去があるからこそ今があります。

失恋を大切な事のように思えてくる。
そんな曲、『アネモネ』を徹底解釈していきます!

タイトル『アネモネ』の意味


アネモネとはキンポウゲ科の多年生植物です。
花言葉は、「はかない恋」「恋の苦しみ」「見放された」と言われています。

また、アネモネは色によって花言葉が異なります。
MVでは白い文字で『アネモネ』と書かれていることから、白いアネモネの花言葉の意味もキーとなってきます。
その花言葉とは「期待」「希望」というように、先ほどとは打って変わってポジティブな意味があります。

この相反する花言葉は、恋愛における過去と未来を表している
ようですね。

『アネモネ』のテーマ


『アネモネ』についてsumikaのギターボーカルを担当する片岡健太は次のように語っています。

水を与えることよりも、太陽を待つ勇気を持つことの方が、余程難しい。

大切な人と出会って、別れて、知ることが出来たのは、
信じることを疑わないことでした。

(引用元:https://rockinon.com/news/detail/169936)


失恋は辛いだけではありません。
たくさん悩んだからこそ必ず自分の実になることがあります

別れが悲しくて悲しくてふさぎこんでいる方に、処方箋のように渡してあげたい
そんな楽曲ですね。

『アネモネ』歌詞の意味


彼女との思い出


色付いたアネモネ
綺麗だ
僕は駄目駄目だったけど
違う花でも今日も育てている
イヤになるくらい


ゆっくりとしたテンポでサビから始まります。

「はかない恋」「恋の苦しみ」といった花言葉を持つアネモネ。

このアネモネを別れてしまった彼女に例えています。

苦しめて離れてしまった彼女は今新しい恋をしているのでしょう。

そして僕にも新たに想う人がいるようです。

「私、こんなんじゃないからね」
「ふだんこんな事しないからね」
特別な事をしていたの?
今はもう聞き様もない

スニーカーの踵潰して
歩く僕に君は異唱え
「他の誰かににこんな事、くどくど言わないよ」


僕を大切だと思うから、僕に尽くし、時には叱ってくれた彼女。

世話好きな子だなーと思っていたのでしょうか。

僕が特別だから優しくしてくれるとは思わなかったようです。


ここでの「雑草」は”彼女への後悔”でしょうか。

ああすればよかった、なんてことが自然に湧き上がってしまうのでしょう。

それに対して「咲かせたい花」とは”彼女”のことですね。

彼女を苦しませ、2人は離れてしまいました。

過去から学んだこと


色付いたアネモネ
綺麗だ
僕は駄目駄目だったけど
今も枯れずに今日も愛している
花は違うけれど

アネモネ
歩むよ
僕は駄目駄目だったけど
いつか水だけじゃなく
君のおひさまに
なれるその日まで


今、僕はその過去を受け止めて、今違う女の子を想っています。

「駄目駄目な」過去があったからこそ。

今度はちゃんと愛せるように。

「水」を与えるように優しさだけで接することは簡単ですが、
「おひさま」のように、僕がいるだけで心が安らぐような、そんな存在になることは難しいですよね。

僕は別れた彼女から「おひさま」が大切だと学びました。

重要なのは「水をあげる」ことではない


ドライヤーを使う事なく
扇風機の前に寝転ぶ
僕の髪をタオルで撫で
乾かす気もないね

散々なものね
気にかけなくても
こんなに咲くんだね
根腐れするほど
水を余している


彼女と付き合っていた頃の思い出です。

「乾かしてよー!」なんて笑う僕の顔が目に浮かびます。


しかし、時間が経つにつれ段々とその習慣が無くなってしまいました。
僕は彼女へ愛情たくさん注いでいましたが、彼女にとってそれは重荷と感じるようになってしまったようです。

色付いたアネモネ
綺麗だ
僕は駄目駄目だったけど
今も枯れずに今日も愛している
花は違うけれど

アネモネ
探すよ
僕はあべこべだったけど
乾き潤す正しいその循環を
過不足ないように


彼女を愛しているのに、その愛情が空回りしてしまい結果別れてしまった。

そんな「あべこべ」で悲しい過去があるからこそ、次に進めます。

何が悪かったのか。どうすればよかったのか。

それを考えることによって、少しずつですが前へと進むことができます。

寄り添うことが大切


あの時
僕は
虹を架けてみたくて
雨降らし
何度も何のdも
君を流して

晴れと雨は
等しくあるものだと
信じ込んで

虹はおろか
おひさまも
遠のいて
いきましたとさ


彼女とすれ違っていた頃。
何度も何度も喧嘩をして、それでもその喧嘩は
もっと仲良くなるためのきっかけになると思い込んでいた僕。
しかし、傷つき過ぎた彼女は僕の元を去っていってしまったのです。

色付いたアネモネ
綺麗だ
僕は駄目駄目だったけど
今も枯れずに今日も愛している
花は違うけれど

さあ
アネモネ
歩むよ
僕は駄目駄目だったけど
いつか水だけじゃなく
君のおひさまに
なれるその日まで


そんな経験をしてきた僕だからこそ、分かることがあります。
愛情を与え続けるという、一方的な愛し方では駄目だということ。
お互いついてちゃんと話し合い、時には相手を信じて待つことができるそんな人になるべきだということ。
過去を胸に抱えながら、僕は前に歩き続けます。

まとめ


ゆっくりしたメロディーが耳に心地よいこの曲。

今回初タッグを組む田村昌大監督が、sumikaの詞の世界観を「想いが交差する男女の過去と現在」として映像化したという。
(引用元:https://rockinon.com/news/detail/169936)


この言葉の通り、MVでは僕と彼女がすれ違うシーンが何度か出てきます。
私たちは様々なすれ違いを経験して今を生きているのかもしれませんね。

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