三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE『White Wings』歌詞の意味を考察・解釈

White wings for you
君の抱えてた 悲しみはもう僕の 想像を遥かに超え
どんな言葉を選び 慰められるのか わからなくてつらいよ
全然青くない 青春を過ごし泣いてた 君へと逢いに行けたらいいのに
迷わず心ごと つかんで引き寄せて 時を駆け抜けるのに

あの日に流せずに閉じ込めた 涙全部 僕が受け止める
君の明日は僕の明日になって ずっと愛したい White wings for you
あきれるほどに汚れた石を磨き ダイアモンドは煌めいて生まれる
未来は君にとって 過去より遥かに 永く美しい 僕にはわかるんだ

死んでしまいたいと 思ったことがある 目を逸らしながら言った
そんな君が今では しっかり僕の手を 握ってるね 離さない
悪戯に人を 傷つけてしまうのが 簡単なこんな時代だからこそ
自分を信じよう だれかを信じよう 君に羽根をあげよう

世界はいつだって変わってく そう僕らも 変わらなきゃいけない
同じ場所うずくまり待ち続けても 何も変わらない White wings for you
アスファルトの亀裂から咲いた花は 逞(たくま)しすぎて健気で思わず
その根を包みながら 広い大地へと 移し替えたい 君にもわかるだろう?

まっすぐに僕を見て 「好きです」と微笑んだ 君の声
ずっと忘れないよ 胸の一番奥 深く届いた声

あの日に流せずに閉じ込めた 涙全部 僕が受け止める
君の明日は僕の明日になって ずっと愛したい White wings for you
あきれるほどに汚れた石を磨き ダイアモンドは煌めいて生まれる
未来は君にとって 過去より遥かに 永く美しい 僕にはわかるんだ
White wings for you…
White wings for you…

歌詞考察の前に

大人気ユニット 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEより『White Wings』のMVが2019年11月28日にネット上で公開されました。
同年12月11日リリース 『冬空 / White Wings』に収録されています。

動画再生回数は公開から3日で50万を超える人気振りを見せています。

今作は「包み込む様な優しい言葉と感情の暖かさ」が感じられるラブ・バラードに仕上がっています。

同時公開された「冬空」MVとリンクし一連のストーリーに仕上がっています。

まずは「第一章」となる「冬空」の考察をご覧ください。

三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE『冬空』歌詞の意味を考察・解釈

2019.11.29

MVには壮大なスケール観にマッチした存在であり、2人への祝福も込めて、三代目メンバー直々のオファーから、EXILE AKIRAさんと 林 志玲(リン・チーリン)さんが出演しています。

二人の紡ぐ愛と感情表現を作品全体から観察することができます。
演技を超えたリアルがそこにはあり、息を飲むシーンが畳み掛けていきます。

さて今作の曲調とMVの構成に触れてみたいと思います。

イントロのピアノソロと響き渡るハミングがこれからの期待感を高めていきます。

冒頭でも記載しましたが、冬空とは対照的な「包み込む様な優しい言葉と感情の暖かさ」を感じることができます。

さてMVですが、内容を見てみると「第二章」とありますが「第一章」続きというよりは、視点が変わったという感じでした。

「冬空」とは対照的であり歌詞は男性視点、映像は女性メインという構成です。

それぞれの感情が交錯している様子を見事に表現していました。

今回は「冬空」の考察で扱えなかった「レストラン」について考えてみたいと思います。

MV冒頭でもありましたがレストランの名前はタイトルと同じ『White Wings』 です(2つの対となる香水とも同じ名前)

そこは2人が「再会」するための場所と言われていました。

MVでは過去編が扱われており、そこでは赤い衣装を身に纏った女性が男性を連れてレストランを見せるシーンがありました。
ここから彼女がオープンさせたのだと解釈できます。

別のシーンでは男性が彼女の手を離し去っていくところが映し出されていました。

ここから店をオープンしてから彼がなんらかの理由で彼女のもとを去ったのだと考えられます。

続くシーンで彼女が店を1人で切り盛りしていたことからもそれがわかります。

しかしラストのシーンではレストランで再開を果たす2人、そして現代でも対となる香水を手にした2人が映し出されていました。

このシーンから「時空を超えた愛」が2人を結び合わせたという演出であると理解できます。

現代での再会の場所もレストランだったことから、過去においてもそこは忘れられない2人の思い出の場所であったことがわかります。

今回の考察では悲しみではなく喜びを多めにクローズアップしていきたいと思います。

それではさっそく気になる歌詞の考察を始めていきたいと思います。

タイトル『White Wings』とは

冒頭でも触れましたが2人の思い出の場所であるレストラン、そしてお互いが持つ香水の名前であると理解できます。

さらに男性が持つ翼の形をしたシルバーもタイトルをイメージさせます。

また最後がハッピーエンドであることから、再会を願う人が翼を使ったかのようにして時空を超えたという描写なのかもしれません。

レストラン、香水、翼も再会を果たすためにすべて必要なものだったと解釈できます。

『White Wings』歌詞の意味

想像を超えた悲嘆

White wings for you
君の抱えてた 悲しみはもう僕の 想像を遥かに超え
どんな言葉を選び 慰められるのか わからなくてつらいよ
全然青くない 青春を過ごし泣いてた 君へと逢いに行けたらいいのに
迷わず心ごと つかんで引き寄せて 時を駆け抜けるのに

歌詞冒頭ではタイトルが用いられています。

歌詞は男性視点で綴られており、女性の悲しみを知り嘆いています。
男性は彼女の抱えている悲しみの大きさに驚愕し、どうしてよいかわからなくなったようです。

「時を駆け抜けるのに」という表現からフレーズ全体は男性と女性が別々の時代にいることを強調しています。

恐らく第一章で彼女と異空間で出会ったとき「彼女の会えない悲しみ」を理解したものと思われます。

それでも永遠を形にできないまま彼は苦悩の日々を送ってきたのでしょう。

願いを翼に変えて

あの日に流せずに閉じ込めた 涙全部 僕が受け止める
君の明日は僕の明日になって ずっと愛したい White wings for you
あきれるほどに汚れた石を磨き ダイアモンドは煌めいて生まれる
未来は君にとって 過去より遥かに 永く美しい 僕にはわかるんだ

前作「冬空」でも彼女は悲しみの涙が流れないように瞼をずっと閉じて辛抱していました。

その点を「あの日に流せずに閉じ込めた涙」と表現しています。
男性は彼女が自分のいない間、ずっと辛抱してきたことを知り2度とそうさせないと決心します。

自分がすべてを受け止めることを約束し再会の願いを強めます。
「君の明日は僕の明日」というフレーズから、それぞれの空間で別々の明日を見るのはもう終わりにしたいという願いを見ることができます。

続く部分にはダイアモンドの例証があります。

ダイアモンドは美しく「永遠」と結びついています。
同じように彼女の未来はこれから美しく永遠に輝くと述べています。

それは彼女の過去、全然青くない青春とは比較にならないほど幸せ輝く日々なのです。

「僕にはわかるんだ」という確信のこもったフレーズは、彼が彼女の未来を上記のようにするという点を示唆しているようです。

この点から男性がリードして女性の未来を明るくしていくという教訓も学べます。

傷つくのではなく築く

死んでしまいたいと 思ったことがある 目を逸らしながら言った
そんな君が今では しっかり僕の手を 握ってるね 離さない
悪戯に人を 傷つけてしまうのが 簡単なこんな時代だからこそ
自分を信じよう だれかを信じよう 君に羽根をあげよう

ここでは過去の回想と彼女が強く変化していった様子が綴られています。

以前、彼女は彼の前で「死んでしまいたい」と思ったことがあると打ち明けたようです。

彼は彼女を守ってあげたいと心の底から思ったことでしょう。
しかし異空間で出会った彼女は「涙をこらえる」ことのできる強さを持っていました。

彼は自分だけが支えるのではなく、彼女からも支えられると悟ります。
そして支えることが「信じる」ことと結び付けられています。

信じることが「傷つける」こととも対比されています。
傷つけることが人間関係の破壊を意味するのであれば、信頼は人間関係を築いていくということを歌詞から読み取ることができます。

第一章の段階では彼が「自分が弱い彼女を守らなければ」と考え彼女は「強い彼に守ってもらわなければ」という思いを持っていたのでしょう。

しかしある局面で彼は「自分には彼女を守れない」と感じ、彼女は「彼に守ってもらえなかった」と感じて気持ちは離れていったのかもしれません。

それでも今の2人は共に守り合い支え合い信じ合える強い関係を築いています。

良い変化を遂げていく

世界はいつだって変わってく そう僕らも 変わらなきゃいけない
同じ場所うずくまり待ち続けても 何も変わらない White wings for you
アスファルトの亀裂から咲いた花は 逞(たくま)しすぎて健気で思わず
その根を包みながら 広い大地へと 移し替えたい 君にもわかるだろう?

ここでは良い意味での変化を遂げていく必要があることが述べられています。

恋愛の歌詞では「不変の愛」や「変わらない2人の関係」が強調されます。
しかしここでは「僕らも変わらなきゃいけない」と述べられています。

それは前の見出しで述べたようにお互いへの考え方やスタンスなどが含まれるかもしれません。

お互いをもっと信じること1人で頑張っていた分野を2人で頑張っていくことも含まれるでしょう。

「同じ場所にうずくまり待ち続ける」という部分はMVで翼のネックレスを握りしめながらうずくまる男性のシーンから理解できます。

翼が「自由」を暗示しているのなら、自由になるのをただ待っていてはいけないというメッセージを伝えていたのでしょう。

続く部分では「アスファルトの亀裂から咲いた花」が例証として用いられています。

これは辛い状況を長い間、辛抱していた彼女を念頭においた例証です。
彼はいつまでも水気の少ない劣悪な環境に彼女が留まることを望みません。

そこから優しく彼女という花を自由と幸せの大地に移し替えたいと願いました。

その願いは現代で再開した彼の表情からも理解できます。
第一章でピンときていない表情を浮かべていた彼とは違い、彼女を幸せにするという確信のこもった表情をしていました。

切なさも悲しみも時空でさえも超えて再会した2人の愛はとても強く情熱的なものであったに違いありません。

レストランを築くということは2人の幸せを築いていくことを、香水はそれによって自由と幸せ香る生活が待っていることを示唆していたのだと筆者は感じました。

2人の背中には誰にも見えない自由の翼がはえていたのかもしれません。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
第二章ではお互いが積極的な見方を持てるようになり、互いへの信頼を強めていく様子が観察できました。

最後にハッピーエンドを迎えることができ筆者もほっとしております。
第一章でもしかすると男性は命を、、という考察をしていましたが、彼はどこか遠くへ行ってしまったという考えがしっくりくるような気がしました。

どちらか一方が守るのではなくそれぞれが支え合うという見方もとても良かったと感じました。
なんだかこの点は結婚生活のアドバイスのようにも思えました(笑)

MVの随所に2人への祝福を感じるシーンが挿入されていましたね。
本当に微笑ましいラストであり感動しました。

また三代目メンバーの華麗なダンスパフォーマンスや優しい気遣いを感じる歌声にも魅了されました。

今後の活動と次回作にも期待し注目していきたいと思います。

素敵な作品をありがとうございました。

2 件のコメント

  • 第2章としてこの歌があるのを知りもっと見入ってしまいました。
    こんなに彼の事を愛していたのに、居なくなってしまって、顔も声も感触も分からなくて寂しくて、喪失感で。
    それを見て、彼もこの歌詞のように思っているのかなとまた涙しました。
    途中、世界は変わると言う部分から、とても現実を受け入れられない自分に当てはまって辛く感じましたが、彼が背中を押してくれているという風にも感じました。言葉というものは本当に未知ですね。不思議です。こんなにもリンクするのは。
    筆者さんの解説にも心打たれました。今までよりずっと支え合い愛し合い信じ合うことが出来ると私には感じました。彼もそう思ってくれてるといいな。

    • Sさんコメント有難うございます。
      胸を打つ経験や感情を伝えて下さり嬉しかったです!
      2人の思いが交錯しているようにも思えますが、それ
      でも最後に思いが1つになっていますよね♪
      言葉は本当に未知ですね。
      それでも考えれば考えるだけ広がる道にも思えます。
      これからも考察を通して一緒に音楽ライフを歩んで
      いきましょう!

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