RADWIMPS『Light The Light 』歌詞の意味を考察・解釈

You might be scared きっと怖いだろう
But that’s your strength でもそれは君の強さだ
You must be tired 疲れているよね
Hold on a sec あともうひと踏ん張り

You feel disgraced? 裏切られた気持ちかな
And full of shame みじめな感情?
You’re half way there でも半分まできたよ
Until the light この闇を抜ける光まで

Lack of hope? 希望が見えない?
No way to cope? どうしていいかわからない?
Sorry to say 申し訳ないけど
I believe in you それでも僕は君を信じてる

That loneliness 君の中の孤独
Is all you have? それだけが支配している?
But you know what? でも知ってるかい
It’s not your fault 君のせいではないということを

Someday we will talk all night いつか僕らはひと晩中語り合うんだ
Of all that we’ve been through 共に必死にくぐり抜けたこの時のことを
No more tears no more sorrows そこには涙も 憂いもなく
Only your brightest smile あるのは君の弾ける笑い声だけ
Someday we will laugh all night いつか僕らはひと晩中笑い合うんだ
About our hardest times この何よりも大変だった時のことを
Until then we’ll hold our hands together, soft and tight それまで僕らは手を繋ぎあおう
Together we’ll move on 優しく、力強く 共に歩もう

Now wipe your tears さぁ 涙を拭いて
You don’t deserve 君にはふさわしくないよ
Will you show some smile? 笑ってくれないかい?
Oh please, for me 僕のわがままだけど、お願い

Don’t blame yourself 自分を責めちゃダメだよ
Don’t hate yourself 自分を嫌いになるのも
You can be rude 意地悪になってもいい
You can be mean 嫌なやつになってもいい

I know you will それでもまた必ず帰ってくるでしょ
Be back in a while いつも僕らがいたところに
To where we used to
Hang out a lot

I like who you are そのままの君が好きだ
I like who you are そのままの君が好きだ
I like who you are
I like who you are

Someday we will talk all night いつか僕らはひと晩中語り合うんだ
Of all that we’ve been through 共に必死になってくぐり抜けたこの時のことを
No more tears no more sorrows そこには涙も 憂いもなく
Only your brightest smile あるのは君の弾ける笑い声だけ
Someday we will laugh all night いつか僕らはひと晩中笑い合うんだ
About our hardest times この何よりも大変だった時のことを
Until then we’ll hold our hands together, soft and tight それまで僕らは手を繋ぎあおう
Together we’ll move on 優しく、力強く 共に歩もう

Someday we will talk all night
No more tears no more sorrows
Someday we will laugh all night
Until then we’ll hold our hands together, soft and tight

歌詞考察の前に

今回は人気ロックバンドであるRADWIMPSの楽曲である『Light The Light』を考察していきたいと思います。

筆者が今作から特に感じ取った点は以下の通りです。

・窮地に立たされた人々への慰めと励まし

上記の点について続く曲紹介と共にお話していきたいと思います。

『Light The Light』のMVが2020年3月20日にネット上で公開されました。
動画再生回数が深夜における公開にも関わらず数時間で10万を超えていたのには驚きましたね。

今作は次のような明確なコンセプトのもと制作されています。

世界的な流行をみせる新型コロナウィルスの流行にともない、多くの人が普段とは違う生活を強いられています。本来「被害者」であるはずの感染者は、いつのまにか「加害者」へと見られ方を変え窮屈な想いをしながら日々を生活しています。どこに感染者がいるか分からない、自分が感染しているかもしれないという恐怖が伝播し、それは地域単位、国単位の差別的な偏見をも助長させます。社会機能の麻痺や混乱が来る恐れから、あらゆる歪みも生じてきています。マスク、生活用品の買い占め、特定の人種への心ない言葉、飲食店や公共施設などへの立ち入り拒否。ウィルスよりも恐ろしいのは人間の恐怖心や憎悪、冷酷さなのかもしれません。こんな時こそ冷静な判断、情報収集、そして手を取り合う心が必要なのではと強く感じます。
今回、中国でお世話になっている方々から「中国で不安な生活を送る人たちを励ます曲を作ってはもらえませんか」と提案を受けました。ぜひ力になれるのならばと、急いで楽曲の制作に入りました。そして今回完成にこぎつけることができ、無料で中国国内の皆さんへ配信することを決めました。
曲を作りながら、これは中国の方に向けたものであると同時に日本、そして世界中でウィルスの脅威と闘うすべての人に向けた曲だと感じました。順次他の国・地域でも聴けるような態勢を整えようと思います。
音楽にできることはとても小さいです。でも時にその小ささに救われることもあるのではと、僕は思っています。歌詞の中でも書きました。この事態が無事終息し、無傷ではなくとも平穏な日々が戻ってきた時には「あの時は本当どうなるかと思ったね」と笑いながら皆大事な家族や友と話ができたらいいなと心から願っています。その時まで、皆で頑張り抜きたいです。

洋次郎

https://radwimps.jp/wimps_repo/post_10844/

上記より新型コロナウイルスの影響に苦悩するすべての人々に捧げられた歌であることを理解できます。

公式サイトでは上記コメントが日本語、中国語、英語にて表記されていました。
洋次郎さんのグローバルな面にはいつも驚嘆させられます。

MVの内容や曲調にも注目してみましょう。

宇宙に広がる銀河と星々が視聴者を釘付けにすることでしょう。
広大な天体の素晴らしさは畏怖の念を起こさせ現在抱えている悩みを小さなものに思わせてくれそうです。

流れるメロディーはプラネタリウム観察時に流れる癒しのBGMのようでした。
聴いていると数分で眠りに落ちてしまうような心地よさが感じられます。
楽曲を聴いている間は煩いや不安から解放された気分になれます。

映像にはグラデーションが用いられたシーンがあります。
筆者はそのシーンに美しさと同時に負の要素を感じました。

特に1分9秒あたりはウイルスのような色と形に見えました。
今回の出来事を印象付ける映像は新型コロナウイルスの脅威を忘れないようにするためでもあるのだと解釈しました。

洋次郎さんのツイッター でも「明日は本来のツアー初日、京セラドーム1日目のはずでした。悔しいな。この悔しさを忘れずにいる、絶対」と述べられていました。
ファンも悔しさを隠し切れずにいます。

その悔しい気持ちや不安を抱くすべての人々に捧げられた歌の歌詞に注目していきたいと思います。

タイトル『Light The Light 』とは

タイトルは「光を当てる」という意味だと思われます。
限られた翻訳と正確な用例がないので直訳するしかありません。

しかし「光を当てる」という意味は歌詞全体やコンセプトと合致します。
なぜなら「光を当てる」という日本語には何かに注目するあるいは着目するという意味があるからです。

前述のコメントを思い出すと、今作は中国の方に向けたものであると同時に日本、そして世界中でウィルスの脅威と闘うすべての人に注目した曲です。

そして現在起きている新型コロナウイルスや人々の間に見られる種々の問題に着目しています。

同時に暗い気持ちになっている人々の心に光を当てる、つまり希望を抱かせるという意味もタイトルに包含されていると解釈しました。

『Light The Light 』歌詞の意味

恐怖は強者の証

You might be scared きっと怖いだろう
But that’s your strength でもそれは君の強さだ
You must be tired 疲れているよね
Hold on a sec あともうひと踏ん張り

歌詞冒頭では興味深い慰めが与えられています。

恐怖を感じている人に「君の強さだ」と述べています。
なぜ「怖い」という感情を抱いている人が強いと言えるのでしょうか。

恐怖のメカニズムに関するレポートを見ると「恐怖」は思わしくない事態からの脱却でありそのような事態を好転させる手段とされていました。

ですから「怖い」と感じている人は現在の困難に立ち向かおうとする強い人というわけです。
斬新な観点での慰めだと理解できます。

それでもずっと強くいれる人間などいないことも続く歌詞は認めています。
「疲れているよね」というフレーズは病気や偏見、メディアの誤報などで気がめいっている人々への温かな感情移入でしょう。

「あともうひと踏ん張り」と言われるだけでなかなか収束しない病気や不安な気持ちに一筋の光が差し込みます。

裏切られた気持ちに光あれ

You feel disgraced? 裏切られた気持ちかな
And full of shame みじめな感情?
You’re half way there でも半分まできたよ
Until the light この闇を抜ける光まで

ここでは「裏切られた気持ち」という強い表現が用いられています。
それはどんな気持ちなのでしょうか。

新型コロナウイルス拡大が要因となり各地でライブ中止の発表がなされました。
ファンやアーティストはライブをずっと前から待ち望んでいました。
ですから中止の発表は双方の期待を裏切る形となったのでしょう。

責任の追及が各地でなされる中、誰もが「病気のせい」であることを認識してやるせない気持ちを抱いています。

そうした現状に対し歌詞は「でも半分まできたよ」と事態を前向きに捉えています。

世界に立ち込める暗雲と人々の裏切られた気持ちにRADWIMPSの歌が光となって照らします。

人が持つ力を信じて

Lack of hope? 希望が見えない?
No way to cope? どうしていいかわからない?
Sorry to say 申し訳ないけど
I believe in you それでも僕は君を信じてる

ここでは人間ひとりひとりが持つ力を信じてると綴られています。

人はこれまで病気で命を落としてきました。
しかし新型の病気が発生するたびに新薬を発見して抗ってきたのも事実です。

困難が立ちはだかればそれを人は乗り越えて力をつけていきます。
そんな人にある底力を洋次郎さんは信じてるのだと解釈しました。

そしてライブが中止になって思うように活動できなくても世界中のファンが自分についてきてくれることも信じているのでしょう。

ありのまま―本心に立ち返る

Don’t blame yourself 自分を責めちゃダメだよ
Don’t hate yourself 自分を嫌いになるのも
You can be rude 意地悪になってもいい
You can be mean 嫌なやつになってもいい

I know you will それでもまた必ず帰ってくるでしょ
Be back in a while いつも僕らがいたところに
To where we used to
Hang out a lot

I like who you are そのままの君が好きだ
I like who you are そのままの君が好きだ
I like who you are

ここでも興味深いフレーズがならんでいます。
特に「意地悪になってもいい」「嫌なやつになってもいい」とはどういう意味なのでしょうか。

筆者が考えるに新型コロナウイルスの影響で「買い占め」や「偏見」の問題が相次いだ点が考慮されていると思います。

よくないとわかっていてもそうした行動に出てしまう人たちは自分でも「意地悪」また「嫌なやつ」になっているという自覚があるかもしれません。

自分の身を守るため他人を犠牲にしたり受け入れなかったりすることも含まれるでしょう。

そのように仮定すると続く部分の「それでもまた必ず帰ってくる」とは、上記の人々が本心を取り戻し、もとの利他的な気持ちに戻るという解釈ができます。

続く部分で「そのままの君が好きだ」と綴られており、誰かや何かを意識し過ぎて本来の自分を見失わないように願われています。

この点からも洋次郎さんの優しい気遣いや配慮が感じられます。

星々の光

Someday we will talk all night いつか僕らはひと晩中語り合うんだ
Of all that we’ve been through 共に必死になってくぐり抜けたこの時のことを
No more tears no more sorrows そこには涙も 憂いもなく
Only your brightest smile あるのは君の弾ける笑い声だけ
Someday we will laugh all night いつか僕らはひと晩中笑い合うんだ
About our hardest times この何よりも大変だった時のことを
Until then we’ll hold our hands together, soft and tight それまで僕らは手を繋ぎあおう
Together we’ll move on 優しく、力強く 共に歩もう

この部分は 洋次郎さんの コメントでも一部述べられていましたね。
困難な状況をいつの日か笑い話に変えられることを綴っています。

MVの最初は姿を現さなかった洋次郎さんが、2分9秒から登場し自由に踊り歌っていました。
これはライブ中止などの時期を経て自由にライブ開催できるようになる時期が来ることを描写していると解釈しました。

その日が一刻も早く訪れることを筆者も願っています。
そして今作が憂いに沈むすべての人の光となり、星座のように心を繋いでいくことを切望します。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
世界中の人々の絆を強める歌詞でしたね。

多くの人が自分の今日を考える中で誰かの今日や将来を考えれる人は魅力的ですね。
筆者もそうなりたいです。

夜に浮かぶ星空を見るたびに今作の美しいMVを思い出してしまいますね。
癒しと希望が溢れる映像に魅了されました。

RADWIMPS のボランティアスピリッツとグローバルな発想に感激しました。
美しく教訓的な作品をありがとうございました。

2 件のコメント

  • 今回コロナウイルスに関連した内容だと思うのですが、歌詞を見てると私の人生にも重ねてしまうところがありました。
    絆って大切なんだな。

    「そのままの君が好きだ」に凄く共感が持てました。
    誰かや何かを意識しすぎて本来の自分を見失わないように…の筆者さんの思いが伝わってきました。

    コロナウイルスが早く終息してくれることを願います。

    • つぶつぶさんコメント有難うございます。
      ご自身の人生と重ねられた点、興味深かったです。
      コロナウイルスに捕らわれずに幅広い分野に焦点が合っている
      歌詞だと思います。

      絆も大切ですね!
      現状を見て人々が我を忘れているように思えたので記載させて
      頂きました。
      筆者自身も留意していたいと思います。

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

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