Radio Darlings『メロンソーダ』歌詞の意味を考察・解釈

あっという間に想像してたより ずっと春は早く過ぎる
きっとまたすぐに暑くなって 次は肩をすぼめて マフラーを巻くんだ

(谷口鮪)

最初はそう とっつきにくくってさ 卒業してから仲良くなった
メロンソーダがビールになって ハンバーガーはハンバーガーのまま

(藤原聡)

ああこういうの 何て言うんだっけ(橋本絵莉子)

ねえ今日も 少し不安だよ(aiko)
だったら見える糸 君に巻いてあげる(aiko&谷口鮪)
電話の向こうでラジオが 「ベイベーダーリン」(aiko)
繰り返す日々にもらった(橋本絵莉子)
プレゼントは君だ ある日突然(aiko&橋本絵莉子)
心に灯る想い(橋本絵莉子)

洋服についたシミで思い出した 情けない嘘の話(上白石萌歌)
戻れないあの唇は恥ずかしいし 胸の裏側 少しくすぐるんだ(KAN&秦基博)
大きく手を振った後もまた すぐに逢いたくなるから
他愛もない事は いつかのとてつもない 幸せの積み重ね(はっとり)
一人で泣いたりしないでね(上白石萌歌)

朝起きて割れた前髪 どこへ行くんだよ戻っておいでと(aiko)
ひねった蛇口が鳴いたよ 「ベイベーダーリン」(橋本絵莉子)
繰り返し始まる続きを この手で作るの つまずいて転んでも 桜は綺麗だよ(上白石萌歌)

特別な春の日差し(aiko)
さようならも 愛しているのよ(橋本絵莉子)
今頃君は目を覚ましているかな(藤原聡)
おやすみとおはようが重なる(aiko)

ねえ今日も 少し不安だよ(上白石萌歌)
だったら見える糸 君に巻いてあげる(藤原聡)
電話の向こうでラジオが 「ベイベーダーリン」(橋本絵莉子)
繰り返す日々にもらった プレゼントは君だ ある日突然 心に灯る想い(aiko)


はじめに

『メロンソーダ』とは2019年4月24日にネット上で公開された楽曲です。
FM802 × TSUTAYAが送る人気ナンバーがこの春に登場しました。
大阪No.1ミュージックステーション「FM802」キャンペーンソングとな
っており今や大注目となっています。

動画再生回数も2週間経った現在で90万を超えミリオンに王手をかけてい
る状態です。
人気の秘密は作詞作曲を手掛けたaiko他、FM802とゆかりのあるアーティ
スト陣たちにあると考えられます。

ここで今作を歌い上げるアーティストのラインナップをご紹介します。

・aiko
・上白石萌歌
・谷口鮪(KANA-BOON)
・橋本絵莉子(チャットモンチー済)
・はっとり(マカロニえんぴつ)
・藤原聡(Official髭男dism)

・Chorus:KAN&秦 基博

以上の方たちが美声を披露して下さっています。

またクラップ参加としてFM802 DJ’sの方たちも今作を盛り上げて
下さいます。

それではさっそく人気ナンバーの歌詞の考察を始めていくことにし
ましょう。

タイトル『メロンソーダ』とは

説明の必要があるかはわかりませんが「メロンソーダ」とは
炭酸飲料で炭酸水に緑色の着色料を混ぜた飲み物を指します。

「レモンスカッシュ」と並ぶ老舗の喫茶店の定番メニューで
もありましたが、近年ではさほど見なくなった飲み物という
印象を受けています。

筆者の感覚ではメロンソーダが飲みたければ「ドリンクバー」
を利用する以外、なかなか手段がないように思いました。
ファンタ・メロンソーダ味やPOPメロンソーダの登場により
少し身近になったような気がします。

メロンソーダをスーパーやコンビニで売りにくい理由がネット
上で物議を醸し出しているのをご存じでしょうか。

理由として多いのが「緑色系色素は乾燥に絶えず分解が早い」
「子供に緑の着色料の飲み物を与えたくない」という親の意見
を尊重している理由が挙げられていました(コーラは?)

とまあメロンソーダのうんちくが少し長くなりましたが、よう
は「メロンソーダ」=「懐かしい」「青春時代」という印象を
歌詞から受け取ることができます。

そして歌詞全体から炭酸のような「はじける恋愛と刺激的な感
情」を歌っていることを理解することができます。


『メロンソーダ』歌詞の意味

季節と人の成長はめまぐるしい

あっという間に想像してたより ずっと春は早く過ぎる
きっとまたすぐに暑くなって 次は肩をすぼめて マフラーを巻くんだ
(谷口鮪)

最初はそう とっつきにくくってさ 卒業してから仲良くなった
メロンソーダがビールになって ハンバーガーはハンバーガーのまま
(藤原聡)

ああこういうの 何て言うんだっけ(橋本絵莉子)

今作では二人の男女を主軸にして考察を進めていきます。
歌詞冒頭で二人は季節の移り変わりの速さについての感想を
述べています。

春は桜の花の寿命のように早く、夏は流れる汗のように過ぎ
去り、そして防寒具で身を覆う冬が来るのです。

二人して季節のめまぐるしさを回想しながら歩いています。

話題は変わりお互いの出逢った頃の話になります。
お互いの第一印象は「とっつきにくい」でした。
気安く話しかけれる感じではなかったようですね。

仲良くなる頃には卒業でしたから時間をかけてお互いを知
るよう努力したのでしょう。

「メロンソーダがビールになって」とは学生時代に喫茶店
で飲んでいたメロンソーダが大人になった今ではビールに
変わっているという現状を表現しているようです。

「ハンバーガーはハンバーガーのまま」とは大人になって
も子供の頃好きだったものは変わらないという点を述べて
いるのかもしれません。

また子供のままの部分がお互い存在するということを描写
しているとも解釈できます。
二人は昔を回想して「ああ、こういうのなんだっけ」と適
切な表現を頭の中で探しています。


日々から与えられるもの

ねえ今日も 少し不安だよ(aiko)
だったら見える糸 君に巻いてあげる(aiko&谷口鮪)
電話の向こうでラジオが 「ベイベーダーリン」(aiko)
繰り返す日々にもらった(橋本絵莉子)
プレゼントは君だ ある日突然(aiko&橋本絵莉子)
心に灯る想い(橋本絵莉子)

ここで出てくる「君」が女性を指すのでしょう。
「今日も少し不安だよ」と述べているのが彼女
の方だと理解できます。

彼は「見える糸」を彼女に巻いてあげます。
これは「赤い糸」かもしれませんし「マフラー」
を巻いて気持ちを伝えたのかもしれません。

彼が彼女を知ろうと繰り返した日々の結果、彼女
と仲良くなることができました。
彼にとってそれはかけがえのないプレゼントのよ
うに感じたことでしょう。

別れと同時に再会を願う

洋服についたシミで思い出した 情けない嘘の話(上白石萌歌)
戻れないあの唇は恥ずかしいし 胸の裏側 少しくすぐるんだ(KAN&秦基博)
大きく手を振った後もまた すぐに逢いたくなるから
他愛もない事は いつかのとてつもない 幸せの積み重ね(はっとり)
一人で泣いたりしないでね(上白石萌歌)

「洋服についたシミで思い出した話」とはなんでしょう。
嘘の話とありますから作り話のことでしょう。
例えば、「このシャツについた赤いシミ、さっき刺されて
ついた血なんだよ(本当はケチャップ」という感じです。

彼は彼女にたわいのない冗談を言っていたのかもしれませ
んね。

「戻れないあの唇」とは二人がキスした時の想いでに言及
しているのだと思います。
思い出すと胸の裏側が少しくすぐられる感覚、つまり疼く
ことからも裏付けられています。

いつでも二人が大きく手を振り別れる時には同時に「また
逢いたい」とすぐさま願ってしまうのでした。
再会を切望する二人の想いの強さが良く表現されていると
思います。

二人はたくさんの回想を楽しみながら歩いていきます。
お互い出会う前は変わり映えのない生活を送っていたこと
でしょう。

それでも二人が出会って卒業まで重ねてきた日々はメロン
色のように色濃い(色恋?)ものでありソーダのようには
じけて刺激的なものであったに違いありません。

楽しい時間は炭酸の泡のようにシュワシュワと消えていき
また二人が出会うと姿を現すのでした。

まとめ

いかがだったでしょうか。
筆者はメロンソーダへの欲求が高まってきました(笑)
近所のサイゼリアに急ぎたいと思います。

余談はさておき好きな人とゆっくり歩きながらお互い
のこれまでを回想するのは幸せなことですね。

aikoさんがあえて「メロンソーダ」で懐かしさを表現
した点には流石の一言です。
またアーティスト人のクリアで存在感のある美声も堪
能することができましたね。

これからもFM802そしてTSUTAYAが盛大に活動なさ
ることとaikoさん含むRadio Darlingsの皆さんのご活
躍に期待し注目していきたいと思います。

懐かしさとはじけるナイスナンバーに感謝します。