ポルカドットスティングレイ『バケノカワ』歌詞の意味を考察・解釈

退屈は嫌い 2番目なんてヤダ
全部欲しい、見たい 同じなんて意味がない
死ぬまでに 君としてないことを
全部したい 半端なもんは意味がない

今夜、インターネットに載らない
本当の話をしよう
今、決戦前夜の気持ちで
化けの皮を脱ぎ捨てたい

瞬いたってもう1回
君じゃなくちゃって Stompin’ Stompin’
そんなもんだって Stop it Stop it
誰が決めたの?
はみだしちゃった君から
はみだしちゃったものが
そんなに邪魔なら捨てちゃえば?

退屈は嫌い 2番目なんてヤダ
全部欲しい、見たい 同じなんて意味がない

今夜は週刊誌も知らない
本当の話をしよう
明日になったら 全部忘れて
今の私はもう居ない

瞬いたってもう1回
君じゃなくちゃって Stompin’ Stompin’
そんなもんだって Stop it Stop it
誰になりたいの?
はみだしちゃった君から
はみだしちゃったものを
離したくないなら抱きしめて

退屈は嫌い 2番目なんてヤダ
退屈は嫌い 2番目なんてヤダ
退屈は嫌い 2番目なんてヤダ
退屈は嫌い 2番目なんてヤダ

瞬いてもう1回 こっちを向いてもう1回
瞬いてもう1回
瞬いてもう1回 こっちを向いてもう1回
瞬いてもう1回 君が笑って

瞬いたってもう1回
君じゃなくちゃって Stompin’ Stompin’
そんなもんだって Stop it Stop it
誰が決めたの?
これから君の姿が
どう変わったって Don’t care Don’t care
君はいつだってネオンで 煌めいてね

瞬いたってもう1回
君じゃなくちゃって Stompin’ Stompin’
そんなもんだって Stop it Stop it
誰になりたいの?
はみだしちゃった君から
はみだしちゃったものが
そんなに邪魔なら捨てちゃえば?

瞬いてもう1回 こっちを向いてもう1回
瞬いてもう1回
瞬いてもう1回 こっちを向いてもう1回
瞬いてもう1回 君が笑って

はじめに

『バケノカワ』とは2019年4月19日にネット上で公開された楽曲です。
専門学校 モード学園(東京・大阪・名古屋)2019年度CM「承認欲求」篇の楽
曲となりTVを通じて多くの方に認知された人気のナンバーとなっています。
動画再生回数は僅か1週間で50万を超えています。

今回イラストを担当したのはミステリアスな女の子のイラストで注目のイラスト
レーター・雪下まゆ さんです。
MV出演として毎回注目される芸人は「タイムマシーン3号」のお二人です。
彼らの漫才や剣と盾を持ち出して繰り広げられる熱いバトルも必見です。

さらに当初、彼らの漫才を退屈そうに眺めるポルカドットスティングレイのメン
バーたちですが、いきなり彼らを鼓舞したり演奏したりととても自由です。
遊び心満載の今作を考察しながらご一緒に楽しんでいきましょう。

タイトル『バケノカワ』とは

「化けの皮(バケノカワ)」とは真相・素性(すじょう)・秘密などを包み
かくしている外見のことです。
なぜこのようなタイトルがついたのでしょうか。

今回の専門学校 モード学園(東京・大阪・名古屋)2019年度CMのコンセ
プトと深い関係があるようです。
それは「承認欲求」です。
承認欲求とはSNSなどで他人からの「いいね」を期待するという欲求です。

また誰かから何かの分野で認められたいという気持ちを指して用いられます。
しかし今回CMが伝えたい点はその欲求に反するものです。
「いいねは、自分に、つけるもの。 はみ出しちゃった君からはみ出しちゃった
ものが、そんなに邪魔なら捨てちゃえば?」というものです。

バケノカワで繕った自分を必死に認めさせようとするのではなく、自分自身が
満足できる「本当の姿」を大事にしようとのメッセージ性をタイトルから読み
取れます。

『バケノカワ』歌詞の意味

特別を渇望するワガママな性

退屈は嫌い 2番目なんてヤダ
全部欲しい、見たい 同じなんて意味がない
死ぬまでに 君としてないことを
全部したい 半端なもんは意味がない

今作では一人の主人公を主体にして考察を進めて
いきたいと思います。

冒頭では主人公の性格や思考を理解することがで
きます。
退屈を嫌う点からはいつでも新しいものを求める
進取の気性があると考えられます。

また2番目を嫌う点から自分をいつも中心に考え
特別な存在でありたいと願っているようです。
「君」で表現されている人物は主人公の友人と
考えるのが的を射ているでしょう。

自分が死ぬ前に友人とまだしていない活動をして
置きたいと思っています。
この点から友人が親友クラスの仲であることもう
かがえますね。

ワガママとも言える主人公の性格は日常において
いつでも特別なものを渇望しているようです。

誰かのウケを狙った作り話はいらない

今夜、インターネットに載らない
本当の話をしよう
今、決戦前夜の気持ちで
化けの皮を脱ぎ捨てたい

ある夜、主人公と友人は自分自身が本当に良い
と思えるものを追及しようという気持ちに駆ら
れました。

インターネットに掲載されている情報は大抵の
場合、誰かのために書かれたものです。

そうではなく本当の自分とどこまで向き合える
か、決戦を迎える覚悟で挑戦しようと決意して
いるのです。

主人公は今まで一番であるために自分を着飾っ
たり流行りに合わせていた部分があったのかも
しれません。
しかし今宵を限りにそうしたことをやめます。

「化けの皮」を脱ぎ捨てて自分が自分に「いい
ね」と言える状態を切望しているのです。

デフォルト―誰かが定めたキャラ設定

瞬いたってもう1回
君じゃなくちゃって Stompin’ Stompin’
そんなもんだって Stop it Stop it
誰が決めたの?
はみだしちゃった君から
はみだしちゃったものが
そんなに邪魔なら捨てちゃえば?

「瞬いた」とは自分の行動や言動に誰かが驚きや
戸惑いを表したことを指すように思えました。

周囲と違っていることを指摘されたとしても、自
分が良いと思ったことなら「もう1回」挑戦という
意気込みを感じるフレーズですね。

「君じゃなくちゃ」とは周囲の人たちが「君」で
ある友人に向けて述べた台詞でしょう。
友人が、らしくない事をするのを留めようとした
のかもしれません。

「Stop」とあるように誰かからキャラ設定される
ことを意に介さないよう主人公は友人に訴えて、
そんな設定はデフォルトしてもとの自分に戻るよう
勧めているのです。

友人は周囲から勧められたものを邪魔なものだと感
じているようです。
友人を煩わせるその余分なものを主人公は捨てるよ
うにも提案しています。

この点から主人公だけは友人に素のままでいて欲し
いと心から願っているように感じます。

本物の君であるならば

これから君の姿が
どう変わったって Don’t care Don’t care
君はいつだってネオンで 煌めいてね

主人公の友人に対する最後の願いがこの部分で
はっきりと記されていますね。
「誰かの為ではなく自分のために変わっていく」
ならば自分は「気にしない」と思っています。

化けの皮を剥いだ友人は周囲の人たちからは白い
目で見られていたことでしょう。
それでも主人公にとってはネオンの煌めきを纏っ
ているように思えました。

流行りや周囲のリクエストに応えるレプリカな友
人より、ありのままの自分を追及しつ続ける本物
の友人を主人公は応援し続けるのでした。

主人公も友人に負けまいと本物の自分であり続け
るよう懸命に励みます。
夜の月や星々が霞んで見える程に、自分にいいね
をつけた二人は輝いていたに違いありません。。

まとめ

皆さんはSNSなどで自分に「いいね」をつけますか。
筆者はラインのTLに「いいね」をつける派です(笑)
誰もつけてくれないからという寂しい理由ではなく
今作と同じく自分が良いと思うからです。

自画自賛的な要素を含んでいますが、それでも自分
が納得するというのはとても大事なことではないか
と最近強く感じるのです。

周囲の高評価をいつでも期待できるわけではありま
せん。
そして自分を褒めてくれる人たちに恵まれている時
ばかりではないはずです。

自分を褒めることは自尊心を保つことにもなると思
います。
しかし過大また過小評価する必要はありませんね。
正しく自分を見つめることが重要だと思います。

今作ではそんな点も合わせて教訓的に学べたかなと
筆者は感じました。
アッパーチューンな曲に仕上がっていますが歌詞は
奥深くたいへん考えさせられました。

ポルカドットスティングレイの次回作と今後の活動
に期待し注目していきたいと思います。

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