乃木坂46 『しあわせの保護色』歌詞の意味を考察・解釈

探し物は どこにあるのだろう
いつの日にか 置き忘れたもの

Ah 胸の奥 何度も問い掛けてきた
思い出のその中に あるかもしれない

涙が頬に溢れて 見えなかったけど
この温もりは もしかしたら

しあわせはいつだって 近くにあるんだ
保護色のようなもの 気づいてないだけ
I found it, will be good
I found it, I know well
I found it, in my heart
やっと見つけた

慌ただしい 日々に流されてた
些細なことが 大事なことだった
そう空の色 風が運ぶ花の香
風景も感情も 永遠じゃないんだ

サヨナラ言ってしまったら 消えてしまうような
夢の続きは ほらすぐそこ

しあわせは少しずつ 見えてくるものさ
変わらない毎日に 紛れていたんだ
I found it, will be good
I found it, I know well
I found it, in my heart
こんなところに

僕に出来ることは
君にヒントを出すこと (しあわせとは)
簡単な見つけ方
悲しくなった時は 思い出してほしい

しあわせはいつだって 近くにあるんだ
保護色のようなもの 気づいてないだけ
I found it, will be good
I found it, I know well
I found it, in my heart
やっと見つけた

歌詞考察の前に

今回は人気アイドルユニットである乃木坂46の楽曲 『しあわせの保護色』を考察していきたいと思います。

今作から筆者が特に感じ取った点は以下の通りです。

・身近にある幸せの存在

上記の点をあげた理由を続く曲紹介と共にお話していきます。

『しあわせの保護色』 MVが2020年3月5日にネット上で公開されました。
動画再生回数は公開から僅か1週間で300万を超える大人気ナンバーとなりました。

それもそのはず、今作は卒業を控えた白石麻衣さんを乃木坂46として見送る内容となっているからでしょう。

MVは山梨県のスタジオで2日間に渡り撮影されました。
調査によるとアイメッセ山梨での撮影であり前作「Sing Out!」と同じ撮影現場のようです。

MVの監督は前作「孤独兄弟」「シンクロニシティ」 の映像ディレクターでもある 池田一真氏です。

乃木坂46の1期生から4期生までが出演し感動的なパフォーマンスが繰り広げられていきます。
白石麻衣さんに花束を手渡すシーンでは涙を抑え切れなかったメンバーが大勢いたとのこと。。

白石麻衣さんの涙を堪える表情がそのまま切り取られて映像に収めているようです。
推しファンの胸に迫る大切な作品に仕上がっていました。

前述でも記載しましたが今作に対して筆者は「身近にある幸せの存在」をメインに考察していこうと思っています。

考察の中で白石麻衣さんに言及しますが、メインは日常に見られる身近な幸せに焦点を当てて考えていきます。

というのも白石麻衣さんをメインにこれまでの歴史を振り返る素晴らしい考察がすでに動画サイトコメント欄に存在するからです(パンナコッタ・フーゴのように Nanaさん 僕は敬意を表するッ!)

ということでさっそく気になるタイトルや歌詞の考察を始めていきましょう。

タイトル『しあわせの保護色』とは

タイトルにある「保護色」とは 外敵から身を守るため、あるいは獲物を待ち伏せるため、周囲から目立たなくする体色や模様のことです。

上記の性質を幸せの性質と重ねていることを理解できます。
白石麻衣さんの「しあわせに対する見方」が歌詞全体で表現されていました。

彼女は長年、乃木坂46と一体となっている間、つまり同化している間に「しあわせ」が見えにくく感じていたのでしょう。
しかし卒業を控えて改めて、自分が新たな機会を待つ間、さまざまな外的要因から守られてきたことやメンバーから支えられてきたことを実感したのだと思います。

タイトルにはメンバーへの愛や感謝が含まれていると解釈しました。

『しあわせの保護色』歌詞の意味

しあわせの探求

探し物は どこにあるのだろう
いつの日にか 置き忘れたもの

Ah 胸の奥 何度も問い掛けてきた
思い出のその中に あるかもしれない

歌詞冒頭では「探し物」について言及されています。
歌詞全体やタイトルからそれは「しあわせ」だと理解できます。

「いつの日にか 置き忘れた」とは気づかないうちにしあわせの実感や認識が薄らいでいったという意味でしょう。

私たちも日常生活で感じているはずのしあわせを当たり前のものとして処理している部分があるかもしれません。

白石麻衣さんも「ずっとこのメンバーで歌い踊れる」と思ってきたことでしょう。
次の舞台や作品が決まればまたいつものメンバーでいつものようにと。。

それでも今作が自身の出演最後となるのを痛感し、しあわせについて考え直したのだと思います。
彼女はこれまでの9年間を振り返りながらしあわせの形を描きなおしたのかもしれません。

温もり―しあわせのヒント

涙が頬に溢れて 見えなかったけど
この温もりは もしかしたら

ここではしあわせを探求する人がヒントを得ている様子が綴られています。

ヒントとなったのは「温もり」です。

人によってしあわせとするものはさまざまですね。
例えば豊かさや地位、あるいは物事が望むように運んでいる状態をしあわせと定義する人もいます。

この歌詞では温もりがしあわせに繋がっています。
卒業が間近に迫る白石麻衣さんは、メンバーとの別れに涙します。
しかし悲しみの中に確かに存在する温もりを感じたのでしょう。

しあわせ―手の届く場所に

しあわせはいつだって 近くにあるんだ
保護色のようなもの 気づいてないだけ
I found it, will be good
I found it, I know well
I found it, in my heart
やっと見つけた

ここでは探求していた しあわせ が身近にあることに言及しています。
しあわせが周囲に同化して気づきにくい存在であることを「保護色」に例えています。

英語の部分からしあわせを見つけた人が「喜び、しあわせの在り処を確かに知っていること、そして心の中で感じている」ことを理解できます。

白石麻衣さんが今作と合わせて歌った「じゃあね。」にもメンバーやファンへの感謝が溢れていました。

これまでの活動1つ1つ、そしてメンバーやファンと交わした言葉1つ1つを拾い上げ黙想したことでしょう。
そうすることで自分の心の中で「しあわせ」の形や色が鮮明になっていったに違いありません。

有限ゆえに

慌ただしい 日々に流されてた
些細なことが 大事なことだった
そう空の色 風が運ぶ花の香
風景も感情も 永遠じゃないんだ

ここでは人が「しあわせ」と感じる理由が綴られています。

歌詞では人が慌しい日々に流され、しあわせを忘れてしまうことに注目させています。

続く部分ではその小さなしあわせが「自然界に見られるごく普通の景色」のようなものであると綴られています。

それらは「永遠じゃないんだ」と述べすべてのものが有限である、だからこそ人はしあわせに感じるという点が強調されているようです。

「失ってしまう」「二度と手に入らない」という気持ちが人に「尊さ」や「優しい感情」を引き起こさせることもあるでしょう。

慌しい日々の中でも時間を取り、感謝やしあわせの対象を探してみるのはとても大切なことであると実感します。

しあわせの見つけ方

僕に出来ることは
君にヒントを出すこと (しあわせとは)
簡単な見つけ方
悲しくなった時は 思い出してほしい

ここでは悲しくなった時にしあわせを見つける方法が綴られています。

これは卒業する 白石麻衣さんとメンバー双方の視点で考えることができると思います。

新たな夢に向かう 白石麻衣さん 、またエースの穴を埋めるメンバーたちは共に不安を抱えながら活動していきます。
それぞれ違った観点での悲しみを経験することでしょう。

ここまでの歌詞でしあわせを特徴づけるワード「近くにある」「少しずつ」「些細」が登場してきました。

ある人はしあわせを感じなくなると上記に反して次のように感じるかもしれません。

・しあわせは遠い夢の先にある

多くを成し遂げた者がしあわせになる

重大なことがしあわせに結びつく

そう感じている人たちに対するしあわせの見つけ方が歌詞の中で示されていたと筆者は解釈しました。

今作が卒業する 白石麻衣さんと見送るメンバーやファンに、そしてしあわせを今でも探求し見つけることができていないすべての人の心に到達することを願っています。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
忘れかけていたしあわせの性質と見つけ方がわかりやすく示されていたと思います。

またメンバーに対する 白石麻衣さんの感謝の気持ちや愛、そしてメンバー側の熱い気持ちも感じることができる歌詞でした。

保護色の例証は「しあわせに気づきにくい」という消極的な面だけでなく「周囲から守られてきた」という積極的な面も浮き彫りにしていましたね。
考え抜かれたタイトル設定だと感じます。

白石麻衣さんの新たな活動と乃木坂46の今後の活動に期待し注目していきたいと思います。

感動的な素晴らしい作品をありがとうございました。

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