乃木坂46 『時々 思い出してください』歌詞の意味を考察・解釈

時々、私を思い出してください 
一緒に過ごしたあの日々 
笑ったり泣いたり 振り向けば青春 

どんな言葉で伝えようか 決心してから迷いました 
どうしてサヨナラ選んだのか 正直なその気持ち 
出来ることならばいつまでも ここにいたいって思ってました 
きっと誰もがそう願う 私たちの夢の場所

守らなきゃ行けない何かは 
次の世代へと繋げばいいと気づきました

時々、私を思い出してください 
一緒に過ごしたあの日々 
笑ったり泣いたり 振り向けば青春 
もう何も 後悔はない 
私の背中を押してください 

昔の自分を見てるような あとからやってきた後輩達 

不安と期待が入り交じった 表情が懐かしい 
あなた達ならば大丈夫 任せられるって確信して 
私もずっといつまでも 遠くで見守っています 

どんなことも全力でやること 
どうかそれだけは貫き通してくださいね 

いつかはあなたも わかる日がくるでしょう 
どんなにここが好きだったこと 
悔しさも辛さも 今は宝物 
これからはもう1人きり 自分の人生を楽しみながら 

外に出てから歩く道 その道みんなも続くでしょう 
だから地図にもなるように 私らしく頑張ります 

時々、私を思い出してください 
一緒に過ごしたあの日々 
笑ったり泣いたり 振り向けば青春 
もう何も後悔はない 
今まで本当にありがとう

私の背中を押してください


はじめに

『時々 思い出してください』とは2019年8月13日にネット上で公開された
楽曲です。
同年9月4日リリースされる 24th Single「夜明けまで強がらなくてもいい」に
収録されています。

動画再生回数は公開から数時間で30万を超え大人気ナンバーとなっています。
人気の秘密はなんでしょうか。

今作は桜井玲香さんの乃木坂人生8年を振り返った思い出のナンバーです。
卒業を間近に控えた彼女の膨大なメモリーを巧みに仕上げたのは頃安祐良氏で
す。

今作の見どころでは桜井玲香さんのデビューからリーダーとして、そして今ま
で実際に着用してきた衣装も数多く登場しているところにあります。
ファンは一目見れば「あの時の衣装だ!」と連呼すること間違いなしです。
MVの隅々まで創意工夫がなされていますのでお見逃しなく。

曲調はしっとりしたローテンポバラードで一途な思いを表現していました。
これまでの活動をゆっくり回想するにはもってこいのメロディ―ラインですね。
それではさっそく気になる歌詞の考察を始めていくことにしましょう。

タイトル『時々 思い出してください』とは

これまでメンバーのリーダーとして活躍してきた桜井玲香さん。
卒業しても自分のことを「時々 思い出して欲しい」との願いがタイトルに
直接込められています。

卒業が次のステップへの成長、目標達成であったとしても「忘れられる」こと
は誰にとっても怖いことです。
ファンのそして一緒に活動してきたメンバーに覚えていて欲しいとの一途な願い
を全身に感じることができます。

「時々」とあるのは自分のことばかり気になって、それぞれの活動を邪魔したく
はないとの気遣いも表れているなと筆者は個人的に感じました。


『時々 思い出してください』歌詞の意味

思い出してください―あの日々を

時々、私を思い出してください 
一緒に過ごしたあの日々 
笑ったり泣いたり 振り向けば青春 

歌詞冒頭では桜井玲香さんの本音と回想が綴られています。
「時々、私を思い出してください」
この言葉を述べるときはどんな心境なのでしょうか。

これまでの乃木坂46としての音楽活動が走馬灯のように駆
け巡ります。
デビュー当時からずっと練習しステージに立ってきた仲間の
顔がポツリポツリと浮かんできます。

ライブが成功したときは笑い合って、猛練習や叱られたとき
など辛いときには泣いたり、そんな日々を彼女は回想してい
たのでしょうか。

そのすべてはどれも彼女の青春の素敵な1ページとなりました。


「尽くす」のではなく「託す」

どんな言葉で伝えようか 決心してから迷いました 
どうしてサヨナラ選んだのか 正直なその気持ち 
出来ることならばいつまでも ここにいたいって思ってました 
きっと誰もがそう願う 私たちの夢の場所
守らなきゃ行けない何かは 
次の世代へと繋げばいいと気づきました

彼女はずっとメンバーにどんな別れの言葉を切り出そうかと
悩んでいました。
あっさり述べるかしみじみ語るか、そのどちらが相応しい言
葉になるのか長い時間考えたことでしょう。

そして「これだ」と決めた瞬間「いや待てよ」と迷ったり。
気持ちが海の波に煽られるかのように不安定でした。

彼女は自分の胸に手を当てて本心と向き合うことにしたの
でしょう。
そう、自分は本来であればこの乃木坂46にずっと居たいは
ずなのです。

それでも、その願いよりも強い願いは自分が乃木坂46に留
まり続けユニットに「尽くす」ことではないのだと悟りま
した。
自分がいつまでもリーダーをしていてはいけないのです。

次の世代へと引き継ぐ、つまり「託す」ことを彼女は決心
したようです。
それはメンバーを本当の意味で信頼することにもなりまし
た。

全力を貫き通す大切さ

昔の自分を見てるような あとからやってきた後輩達 
不安と期待が入り交じった 表情が懐かしい 
あなた達ならば大丈夫 任せられるって確信して 
私もずっといつまでも 遠くで見守っています 
どんなことも全力でやること 
どうかそれだけは貫き通してくださいね 

彼女はこれまで後輩達をずっと迎え入れ観察してきました。
昔の自分と重なる後輩達は実の妹のように感じられたことでしょう。
これまで良く世話し叱咤激励してきたに違いありません。
その彼女が後輩達を信頼し確信して大丈夫と述べています。

そして「遠くで見守る」という表現が卒業後もユニットを気にかけて
いることを伝えています。
そして彼女の最後の願いは後輩達が「全力を貫き通して」物事に取り
組むということでした。

彼女の切なる願いは届くのでしょうか。
すでにメンバー全員は彼女の気持ちを受け止めているに違いありません。


後悔はないが不安は残る

もう何も後悔はない 
今まで本当にありがとう
私の背中を押してください

ここで彼女は「もう何も後悔はない」と断言しています。
すべてを乃木坂46でやりきり気持ちの整理もついたので
しょう。

感謝の言葉もしっかりメンバーへ向けられています。

しかし彼女の心の中の不安が全くなくなったのでしょうか。
そうではないことが続くフレーズから明らかになっています。

「私の背中を押してください」

そうです、一人で活動していく不安と大好きなホームである
乃木坂46を去ることへの不安は残っているのです。

一人では完全に拭えないこの気持ちをみんなの力で乗り越え
たいと思っています。

卒業までには彼女の背中を無数の手が支えてくれるに違いあ
りません。
メンバーが、ファンが、そして家族が背中をそっと押すのです。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
「時々 思い出してください」このフレーズが
頭から離れなくなってしまいました(笑)
なんか普通なんですけど哀愁漂うような一言ですね。

8年間活動してきた環境が変わる経験とはどんなもの
なのでしょうか。
皆さんだったらどんな日々を回想しますか。
そして思い出して欲しい人がいるでしょうか。

さまざまなことを考えさせられる奥深い歌詞でした。
そして純粋に卒業を控えた桜井玲香さんの背中を押し
たくなりますね。

桜井玲香さん、素敵な歌声とこれまでのメモリーを有
難うございました。
そしてソロ活動も頑張って下さい。