乃木坂46『帰り道は遠回りしたくなる』歌詞の意味・考察と解説

好きだった… この場所…

やめられない漫画を途中で閉じて
顔を上げて気づくように
居心地いい日向もいつの間にか
影になって黄昏る

君と会って
過ぎる時間忘れるくらい夢中で話した
僕の夢は
ここではないどこかへ

帰り道は 帰り道は
遠回りをしたくなるよ
どこを行けば どこに着くか?
過去の道なら迷うことがないから
弱虫(弱虫…)
新しい世界へ
今 行きたい 行きたい 行きたい 行きたい
強くなりたい

Oh!Oh!Oh! 好きだった… この場所…
Oh!Oh!Oh! 一歩目… 踏み出そう!

街灯りが寂しくふと感じるのは
見慣れた景色と違うから
いつもの高架線が見えなくなって
どこにいるかわからない

人は誰も
変わることに慣れていなくて昨日と同じように
今日も明日も ここにいたくなるんだ

知らない道 知らない道
あと何回 歩けるだろう
夢の方へ 愛の方へ
風は道を選んだりはしないよ
このまま(このまま…)
ONE WAYの標識
でも行くんだ 行くんだ 行くんだ 行くんだ
戻れなくても…

君と離れるのは悲しいけど
大事な別れだ
もっともっと広い世界
知らなきゃいけない
いつか(いつか)きっと(きっと)
違う道を選んだ意味
輝く未来のためと 互いにわかるだろう

風のように 風のように
思うままに生きてみよう
過去がどんな眩しくても
未来はもっと眩しいかもしれない

帰り道は 帰り道は
遠回りをしたくなるよ
どこを行けば どこに着くか?
過去の道なら迷うことがないから
弱虫(弱虫…)
新しい世界へ
今 行きたい 行きたい 行きたい 行きたい
強くなりたい

Oh!Oh!Oh! 好きだった… この場所…
Oh!Oh!Oh! 大切な… 思い出…
Oh!Oh!Oh! 好きだった… この場所…

はじめに

2018年に発売された乃木坂46の22枚目のシングル『帰り道は遠回りしたくなる』。
人気メンバー西野七瀬の卒業シングルであり、センターを務めています。

そんな背景もあってか、『帰り道は遠回りしたくなる』の歌詞は別れのことを
綴った内容となっています。

早速その内容を詳しく考察してまいります。

歌詞考察

気づけば過ぎゆく時間と心

好きだった… この場所…

やめられない漫画を途中で閉じて
顔を上げて気づくように
居心地いい日向もいつの間にか
影になって黄昏る

君と会って
過ぎる時間忘れるくらい夢中で話した
僕の夢は
ここではないどこかへ

一番Aメロ〜Bメロです。

このパートで描かれるのは主人公の心境の変化です。

「やめられない 漫画を途中で閉じて 顔を上げて気づくように」「居心地いい日向も
いつの間にか 影になって黄昏る」と、まず何かに夢中になっている内に
時間があっという間に過ぎてしまうという情景描写がされます。

そして「君と会って 過ぎる時間忘れるくらい夢中で話した」
「僕の夢は ここではないどこかへ」と、先程の情景描写のように、
大事な人と話している内に時間があっという間に過ぎ去ってしまうことが描かれます。

そうして夢のことを夢中で語っているうちに、自分の描く夢が変わっていることに気づくのです。

過ぎ去ったものは時間と心境であるということがここで分かります。

迷って、遠回りをして

帰り道は 帰り道は
遠回りをしたくなるよ
どこを行けば どこに着くか?
過去の道なら迷うことがないから
弱虫(弱虫…)
新しい世界へ
今 行きたい 行きたい 行きたい 行きたい
強くなりたい

Oh!Oh!Oh! 好きだった… この場所…
Oh!Oh!Oh! 一歩目… 踏み出そう!

一番サビです。

「帰り道は遠回りをしたくなるよ」「過去の道なら迷うことがないから」と、
悩み迷っている主人公の様が描かれます。

これは一番Aメロ〜Bメロで描かれた夢の変化によるものでしょう。
夢中で話せる夢が変わる、というのは誰しもが困惑するものです。

そんな自分を「弱虫」と卑下します。
しかし「新しい世界へ行きたい」「強くなりたい」と思いを新たにするのです。

見慣れた景色の変化に戸惑って

街灯りが寂しくふと感じるのは
見慣れた景色と違うから
いつもの高架線が見えなくなって
どこにいるかわからない

人は誰も
変わることに慣れていなくて昨日と同じように
今日も明日も ここにいたくなるんだ

二番Aメロ〜Bメロです。

「街灯りが寂しくふと感じるのは 見慣れた景色と違うから」
「いつもの高架線が見えなくなって」と、安心感を与えてくれる
普段の景色が変わってしまったことが描写されます。

そしてそれに対して「人は誰も変わることに慣れていなくて」
「今日も明日もここにいたくなるんだ」と、その変わってしまった
景色に対して戸惑いを覚えていることが綴られます。

自身の夢が変わっただけでなく、景色すらも変わってしまったのです。

自分の身の回りのものが全て変わってしまったということですね。
主人公の困惑は相当なものでしょう。

この環境下で主人公は正しい選択が出来るのでしょうか。

困惑の中で決意を強くして

知らない道 知らない道
あと何回 歩けるだろう
夢の方へ 愛の方へ
風は道を選んだりはしないよ
このまま(このまま…)
ONE WAYの標識
でも行くんだ 行くんだ 行くんだ 行くんだ
戻れなくても…

二番サビです。

さまざまな環境変化に戸惑う主人公。
「知らない道 あと何回歩けるだろう」と自分は新たな選択を行えるだろうかと
不安がっていることが分かります。

しかし、「風は道を選んだりしないよ」と流されるままでは
正しい選択が出来ないと自覚するのです。

そして「でも行くんだ行くんだ 行くんだ 行くんだ 戻れなくても…」とたとえ戻れなくても、
前に進むしかないと決意を新たにするのです。

パートの最後は一番サビと同様ですが、さまざまな環境変化によって、
その決意がより強固になっていることが分かります。

「戻れなくても…」と、もう安心はいらないという意味の歌詞がそのことを表現しています。

離別は寂しいけれど、前に進む

君と離れるのは悲しいけど
大事な別れだ
もっともっと広い世界
知らなきゃいけない
いつか(いつか)きっと(きっと)
違う道を選んだ意味
輝く未来のためと 互いにわかるだろう

風のように 風のように
思うままに生きてみよう
過去がどんな眩しくても
未来はもっと眩しいかもしれない

帰り道は 帰り道は
遠回りをしたくなるよ
どこを行けば どこに着くか?
過去の道なら迷うことがないから
弱虫(弱虫…)
新しい世界へ
今 行きたい 行きたい 行きたい 行きたい
強くなりたい

Oh!Oh!Oh! 好きだった… この場所…
Oh!Oh!Oh! 大切な… 思い出…
Oh!Oh!Oh! 好きだった… この場所…

大サビです。

環境変化に戸惑い、立ち止まっていた主人公ですが遂に前に進むことを決めます。

それが「君と離れるのは悲しいけど 大事な別れだ」
「風のように 思うままに生きてみよう」などの歌詞に凝縮されています。

また「いつか きっと 違う道を選んだ意味」「輝く未来のためと 互いにわかるだろう」
「過去はどんなに眩しくても 未来はもっと 眩しいかもしれない」と、
不安の中でも未来へと希望を持っていることが分かります。

今まで安心をもたらしてくれた景色や友人と別れ、希望を持って自分が望む未来へ。

『帰り道は遠回りしたくなる』はそんな決意を綴った曲なのです。

終わりに

今回は乃木坂46の22枚目のシングル『帰り道は遠回りをしたくなる』を特集いたしました。

その歌詞は自分の夢のために安心できる環境から旅立つ覚悟を綴った内容です。

冒頭で人気メンバーの西野七瀬の卒業シングル、と説明しましたがその他にも若月佑美、
能條愛未といった結成当時から活躍したメンバーも卒業を発表しています。

乃木坂46というグループ自体が節目を迎えていると言え、このような背景を知った上で
もう一度歌詞を読み込んでみると、より深く感動できるかもしれません。

また自身がそういった環境におかれている人であれば、この歌詞に共感しまた勇気づけられる
ことだと思いますので、ぜひ聞いてみて下さい。

コメントを残す