乃木坂46 『~Do my best~じゃ意味はない』歌詞の意味を考察・解釈

声なんか出したくないよ
自分だけの問題だ


どう思っているのか
どうしようとしているのか
僕は心の中で呟いていた


Do Do Do Do my best
Do my best Do my best 何回も
Do Do Do Do my best
Do my best 呪文のように


全力やってみてるけど
できるかわからないだろ
Excuse 初めから逃げるのか
そうだ 僕なりに頑張っているけど
自信はないんだ
Excuse 言い訳に聞こえるか


ベストを尽くすってことが
それだけなら誰でも言えるさ
結果出さなきゃ意味無い


頑張っていなかった
踏ん張ってよくやった
YES そんなの慰めだ
YES そんなの負け犬だ


No best tries
It’s for sure
Yes, I can do it!


どう思われようと
誰に何を言われようと
僕は自分の力
信じたいんだ


Do Do Do Do my best
Do my best Do my best いつだって
Do Do Do Do my best
Do my best 唱えてるよ


火事場の馬鹿力を出せ
思いもよらないくらい
Energy どこからか湧いてくる
これが自分でも想像
出来なかった 潜在能力だ
Energy きっと眠っている


“Try”以前以上の
奇跡をください


諦めちゃっているような感じ
無理してみたんじゃ同じさ
ちゃんと やらなきゃしょうがない
ちゃんと やったら上手くいく

はじめに

『~Do my best~じゃ意味はない』とは2019年8月22日にネット上で公開された楽
曲です。
同年9月4日リリース 24th Single「夜明けまで強がらなくてもいい」 に収録されて
います。

動画再生回数は一週間で70万近くまで伸び同じ頃に公開された『図書室の君へ』と
横並びになっています。

さてMVに内容と裏話を少し紹介したいと思います。

今作MVは7月中旬に東京都内のスタジオで撮影されました。

晴・曇・雨・雪などの天候の変化や、人間の気持ちの変化を関連付けた作品
となっています。

スタジオ内で実際に雨や雪を降らせた事で、フォーメーションの立ち位置によっては
濡れるメンバーと濡れないメンバーがいました。
現場ではそれぞれが「助からない」「無事だった」など安全確認をしながら撮影して
いたというエピソードもあるようです。

同時期に公開された『図書室の君へ』では「メガネダンス」が披露されました。
今作では「傘ダンス」が披露されどちらも流行の対象になりそうです。

今作の曲調にはどのように仕上がっているのでしょうか。
イントロから中盤までをハミングが支え歯切れ良いテンポで進行していきます。
加速する気持ちや「もっと」と欲する感情を的確にメロディで表現しています。

それではさっそく気になる歌詞の意味を考察していきましょう。


タイトル『~Do my best~じゃ意味はない』とは

『Do my best』とは「私はベストを尽くした」という意味の英熟語です。
最近ではこの英熟語の持つ意味合いが少しずつ変わっていっているようです。
例として「I’ll do my best.」とは「私は頑張ります」「私はベストを尽くします」
ではなく、「できるかどうか保証はないけどやります」という曖昧な返答です。

今作のタイトルもその点を意識しているのかもしれないと考えました。

「できるかどうかわからない」という弱々しい意志では「意味がない」という
考えをタイトルは強く訴えています。
また「ベストを尽くせばいい」という考えを捨て去っている点にも注目です。
これはアイドルソングではたいへん斬新な発想です。

「結果」よりも努力などの「過程」を大事にする楽曲が多い中で、夢の実現や
目標の達成を意識しているからです。
ハングリー精神旺盛な歌詞の全体を続く部分で詳しく考察していきます。

『~Do my best~じゃ意味はない』歌詞の意味

自分を奮い立たせていた呪文

声なんか出したくないよ
自分だけの問題だ
どう思っているのか
どうしようとしているのか
僕は心の中で呟いていた
Do Do Do Do my best
Do my best Do my best 何回も
Do Do Do Do my best
Do my best 呪文のように

今回の考察では一人の男性主人公を主軸に進めていきたいと思います。
彼は自分の悩みや目標について他人に話したりはしないタイプです。
「声なんか出したくないよ」とは彼が自分の考えを話したり、弱音を
吐いたりはしないという強い意志を表現しています。

ですから彼は自分の目標や辛いことに関してある呪文を心の中だけで
唱えます。

「Do my best」つまり「ベストを尽くす」という言葉を繰り返して、
自分の中で決意を固めようとしています。
しかし前述でも考えたように「できる保証はないけど」という不安の
気持ちも持っています。
 
彼の決意にはまだどこか不安定で確信に欠ける弱い部分があるようで
す。


「結果」という頂きに到達するまで

全力やってみてるけど
できるかわからないだろ
Excuse 初めから逃げるのか
そうだ 僕なりに頑張っているけど
自信はないんだ
Excuse 言い訳に聞こえるか


ベストを尽くすってことが
それだけなら誰でも言えるさ
結果出さなきゃ意味無い
頑張っていなかった
踏ん張ってよくやった
YES そんなの慰めだ
YES そんなの負け犬だ

彼は一人で目標を掲げて突き進みますが、段々と弱さを露呈していきます。
「やれるかどうかわからない」「僕なりに頑張っているけど」こうした弱々しい
感情が「ベストを尽くす」という決意を支えていました。
土台の弱い建物が嵐で揺れるように彼の心も動揺し始めました。

続く歌詞で「よくやった」という言葉すら皮肉に捉えられています。
ここではその言葉を「純粋な褒め言葉」としてでなく「自分を甘やかす
言葉」として取り上げています。

日常よく耳にする「ベストを尽くす」という言葉が、まるで「やれるこ
とはもう何もない」という言葉に聞こえてきますね。
自分の限界を理解することは大切ですが、自分の成長や可能性を阻む仕
方で限界を設けるのは勿体ない行為なのかもしれません。

この部分の歌詞では自分の夢の達成という「結果」に到達することを最
重要として綴っています。
もっと平易な言葉で表現するなら「夢を諦めるな」ということでしょう。

眠る潜在能力―呼び起こすは挑戦意欲

火事場の馬鹿力を出せ
思いもよらないくらい
Energy どこからか湧いてくる
これが自分でも想像
出来なかった 潜在能力だ
Energy きっと眠っている
“Try”以前以上の
奇跡をください

ここでは日常で発揮することのない力について言及されています。
自分でも気づかない「可能性」「センス」「限界超えた能力」を
「潜在能力」という言葉でまとめています。

潜在能力は地中深く眠っている宝のようです。
それを掘り起こすのは「try」つまり挑戦意欲です。

夢に向かって挑戦する、また障害や困難を乗り越えようと挑戦する
ときに「潜在能力」は当人を手助けするのです。

MVでは天候が忙しく変わっていました。
これは主人公に降りかかる障害や試練を描写しているのだと
考えました。
また目まぐるしく変わる生活環境の変化を示唆するのかもしれません。

いずれにせよ主人公はこの夢を目指す戦いから逃げません。
夢を両目でしっかりと見つめ前進していきます。
「挑戦する前に見た奇跡、それ以上の奇跡」を期待しながら。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
努力したり頑張ったという言葉で自分を甘やかしては
いけないのだと歌詞全体は訴えていましたね。

少々厳しい内容に感じた人もいますが、励ましを超える
激励と言った感じでしょうか。
たまには刺激的で目が覚めるような喝も人間には必要か
と筆者は思いました。

夢への到達を諦めてしまう人はたくさんいるでしょう。
それでも今作が夢を諦めた人にもう一度頑張る力を与え
ることを願っています。

乃木坂46の見事な歌声とパフォーマンスにも魅了されま
した。
ずぶ濡れになった方たち、身体を張って下さりありがと
うございました(笑)

今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと思いま
す。

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