乃木坂46 『4番目の光』歌詞の意味を考察・解釈

遠くから憧れていた
その清楚で凛々しい先輩の姿
坂道のあの高校と
同じ制服を着たい その夢がかなった


鏡に自分をうつして クルリと一周回った
エンブレムに相応しい 未来汚さぬように
頑張るしかない


4番目の光を 探しに行こう
どこかにきっとあるだろう
私たちの世代だけの その輝き
新しい色になる


制服に袖を通して
胸に込み上げてくる万感の思い
坂道を今すれ違う
卒業生が優しく 「頑張れ」と微笑む


自分に何が出来るのか 不安と期待が膨らんで
夜明け前に目が覚めてしまう
私らしく全力で走ろう


4番目の光に なれますように
真っ直ぐ道を進むだけ
いつの日か次の世代に 繋ぐために
暗闇を切り抜け


もし雨が降ってぬかるんでも
しっかり歩いていく やがては地面も乾く
雨雲の隙間を差し込む 光たちよ この坂道登れ


こんなに素敵な場所にいられたことを
誇りに思えるように輝こう


4番目の光を 探しに行こう
どこかにきっとあるだろう
私たちの世代だけの その輝き
新しい色になる


光は愛

はじめに

『4番目の光』とは2019年5月21日にネット上で公開された楽曲です。
同年5月29日リリース23rd Single「Sing Out!」に収録されており遂にMVが
公開されることになりました。
動画再生回数は投稿初日から30万を超える人気であり注目のナンバーです。

4期生による自分たちの威信を賭けた作品であることを歌詞全体から読み取るこ
とができます。
今までも数多くの舞台やイベントで光輝いてきた4期生ですが、今後どのような
切り口で一層輝けるかを模索し変革していくかが伝わってくるかのようです。

気になる今作のセンターを担当したのは遠藤さくらさんです。
MVでも桜がたくさん用いられており名前的にも実力的にもピッタリと言えるで
しょう。
MV監督を務めるのはCMディレクターの月田茂さんです。

ロケ地となったのは茨城県にある「旧上岡小学校」です。
国登録有形文化財であり明治44年建築という歴史を感じさせる学校ですね。

この学校は平成26年4月から放送されたNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」
や平成23年4月から放送されたNHK朝の連続テレビ小説「おひさま」のロケ地
としても知られておりたいへん有名な場所です。

そんな有名な場所でのMV撮影となりましたが、撮影中の現場は終始緊張感に包
まれていたようです。
撮影予定時間を1時間オーバーしての力作となりました。

MVの内容は学校で制服姿のメンバーが可憐にまた清楚なイメージを保ちつつ踊
るという内容です。
校舎や校庭での歌とダンス、中でも注目したいのは賀喜遥香さんによって黒板に
描き出される今作メンバー11人の似顔絵です(上手&可愛いので必見)

そんなたくさんの時間と労力をかけて生まれたMVと歌詞を合わせて考察を始め
ていくことにしましょう。

タイトル『4番目の光』とは

タイトルにナンバーが入っている時点で多くのファンは気づかれて
いると思います(実際にかなり噂になっていますから)

「4番目」とは自分たち「4期生」のことを指して用いられています。
そして「光」とは乃木坂46として「活躍し注目され光輝く」ことを
描写しているように筆者は感じました。

タイトルにメンバーの意気込みを込める風潮が見られたのは3期生の
「三番目の風」からでしょう。
まさに自分たち3期生が新風巻き起こすという強い意志を感じる作品
となりました。

これとは対照的に4期生は「やや控えめ」な印象を歌詞やMVから感じ
ました。

具体的に述べると3期生が「自分たちが革命を起こす」というオフェン
シブな姿勢を見せるのに対し4期生は「先輩たちに憧れて」というディ
フェンシブな面があるといった感覚です。

どちらも優れた思想であり、新たな良いものを創作する点やすでに良い
ものを守り抜いていくことの大切さを伝えているのだと思います。

『4番目の光』歌詞の意味

憧れと責任感

遠くから憧れていた
その清楚で凛々しい先輩の姿
坂道のあの高校と
同じ制服を着たい その夢がかなった

鏡に自分をうつして クルリと一周回った
エンブレムに相応しい 未来汚さぬように
頑張るしかない

4期生たちは2つのものを併せ持つことを決意していました。
それは「憧れ」と「責任感」です。

その点が歌詞冒頭での高校入学を控えた生徒の気持ちで表現
されています。

遠くで眺め憧れることしかできなかった先輩と同じ学校とい
う環境下に身を置くことが出来る喜びを噛みしめています。
同時に名門校のエンブレムにふさわしく行動しなければとい
う責任感も胸に抱いているのです。

4期生も初めから4期生だったわけではありませんね。
オーディションから長きに渡る道のりを経て辿り着いた今の
ポジションです。

初代から3期生までの先輩たちの背中に憧れ乃木坂の世界に
足を踏み入れたのです。
彼女たちが抱く責任感は私たちの想像を超えるプレッシャー
を与えているに違いありませんね。

歌詞では生徒が鏡の前で一周回った様子が描かれています。
これは「自分の身なりや行動」を描写しており普段の私生活
も含めて自分を律するという厳しさを感じるフレーズです。
辛いこともあるかと思いますが頑張って欲しいですね。

未だ見ぬ「光」に手を伸ばして

4番目の光を 探しに行こう
どこかにきっとあるだろう
私たちの世代だけの その輝き
新しい色になる

制服に袖を通して
胸に込み上げてくる万感の思い
坂道を今すれ違う
卒業生が優しく 「頑張れ」と微笑む

前述では4期生がやや控えめであること、すでに良いものを
守り抜くスタイルであると記載しました。
確かに筆者が受けた印象をそのまま綴ったのですが、歌詞か
らはそれだけではないことも理解できます。

「探しに行く」というフレーズからは「自ら進んで行動する
進取の気性」を見て取ることができます。
さらに「私たちだけの世代」という線引きは「先輩たちには
なかった要素」を醸し出していくことを示しています。

「新しい色」とは自分たちだけの「特色」を示しているのだ
と解釈できます。
この特色もやはり「すでに良いものを大切にしながらも新た
なユニットイメージも提出していく」ということでしょう。

「万感の思い」とは「心に湧き上がってくるさまざまな思い」
のことを指します。

乃木坂の制服、またコスチュームに袖を通す度に憧れや責任
感、満足感などがメンバー一人一人の心を満たしていくこと
でしょう。

そして歌詞の坂道に該当する事務所の通路や楽屋またステー
ジですれ違う先輩からの「頑張れ」のエールに励まされた様
子も描かれていますね。

これは本当に彼女たちの支えになっている部分だと思います。
勿論ファンからの熱い声援は芸能活動を継続していく上で必
須条件と言えるでしょう。
車で例証するなら動くために必要なエンジンやアクセルです。

対照的に先輩たちからのエールはブレーキに例えられるかも
しれません。
なぜかと言うと、何かの問題を長期的に抱えると人は「現在
の活動を辞めることを考える」からです。

そんな時に誰かのエールは「辞める、あきらめる」という思
考を思いとどまらせるブレーキのような働きをします。
勿論ファンの応援にもこの側面があるわけですが、同じ活動
や環境下に身を置くメンバーにしかできない点もありますね。

次世代への架け橋

4番目の光に なれますように
真っ直ぐ道を進むだけ
いつの日か次の世代に 繋ぐために
暗闇を切り抜け

最後に注目したい点は4期生が次世代のメンバー
たちを気遣っているという点です。

すでに多くのイベントや舞台をこなし注目されて
いる4期生です。
自分たちのことだけでも手一杯になっても仕方の
ないことです。

それでも次世代への関心を高く保っています。
親が子供のことを考えて相続財産を残そうとする
ように4期生は5期生のために良い評判や基盤を据
えようと懸命に今を生きるのです。

彼女たちの一途な気遣いは雨が地に浸透するかの
ように一滴漏らさず次世代のメンバーの心に届く
のだと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。
MVを初めて視聴した時には「少し笑顔のシーンが少ないな」
という印象を筆者は持ちました。

それでも考察を通して「責任感」や「次世代に大切なものを
伝えていく意志」を感じ理解することができたと思います。

自然界の摂理の一つ「光」と「闇」の関係を思い出すことが
あります。
光があれば闇また影ができるというのは人間関係にも通じる
点があると思いました。

陰は目立たないが光を引き立てる役目を果たす、光は影の力
を借りて目立つことができます。

目立つ方が利点が多いと感じますが、それだけ責任とすべて
の生活が明らかになってしまうという事実もあります。

少々、小難しい話になってしまいましたが要点は「注目と引
き換えに多くの犠牲が伴う」ということです。
時間や労力そしてプライベートまでもを捧げてファンを喜ば
せたいという彼女たちの意気込みを感じます。

乃木坂46の今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと
思います。
そしてつたない考察に毎回、目を通して下さる皆さんに心か
らの感謝をお伝え致します。

有難うございました。

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