ナオト・インティライミ『花』

遥かかなた 今は遠くって
儚い夢の 悔しい道を一歩
いつかいつか 見返してやるんだって
振り向かせたいんだ 僕だけの花を咲かせたい

だんだん近づいて 案外そうでもなくて
全然うまくいってないと気づく
人に任せて 頼り切って油断してたら
痛い目にあった

万歳 手放しで lifetime楽しんで
exciteな日々を送りたいけど
何やってんだろって また自暴自棄
Down×3だな

遥かかなた 今は遠くって
儚い夢の 悔しい道を一歩
いつかいつか 見返してやるんだって
振り向かせたいんだ 僕だけの花を咲かせたい

大人になるってきっと 憧れだけじゃなくて
たくさん嫌なこともあるんだろうけど
そんな自分は滑稽?どうせジレンマさ
できそこないの嘆き

遥かかなた 今は遠くって
儚い夢の 悔しい道を一歩
いつかいつか 見返してやるんだって
振り向かせたいんだ 僕だけの花を咲かせたい

種まいて水やって 光を浴びて
芽が出て茎でて葉っぱつけて
いつの日か 蕾を見つけて
まだかまだかと「その時」を待つ
タラレバだっていいさ 素敵な未来を想像したらいい

遥かかなた 今は遠くって
儚い夢の 悔しい道を一歩
いつかいつか 見返してやるんだって
振り向かせたいんだ 僕だけの花を咲かせたい

はじめに

『花』とは2019年6月21日にネット上で公開された楽曲です。
“SHARP スマートフォンAQUOS フラグシップモデル「AQUOS R3」”TVCMソ
ングとして起用されました。
動画再生は現在30万回を超える人気のナンバーです。

動画コメント欄には下記のようなメッセージが寄せられていました。
うまく行かない日々の中でも「いつの日か、僕だけの花を咲かせたい」というポ
ジティブなメッセージを込めたアッパーチューン。

何をやっても裏目に出るときに聴きたい応援ソングですね。
きっと一度聴いた方は背中押される気分を味わえるはずです。

さてMVの内容について触れてみたいと思います。

今作MVでは10代のダンサー男女総勢58人がナオトさんと一緒に登場します。
その一体感とダイナミックなダンスは見る人に前進するための強い力を伝達する
かのようでした。

ロケ地は川沿いの滑走路で行われドローンを駆使しての撮影となりました。
ダンサーたちも1週間の猛特訓を終え、本番は日没ごろに撮影終了となりました。

撮影終了後にナオトさんとダンサー58人がハイタッチして喜びを共にしたそう
です。
ナオトさんは「みんなと一緒に作り上げて、こんなに完成が楽しみなMVはなか
なかない。本当にありがとうございました!」とコメントしていました。

そんな力作の気になる歌詞をさっそく考察していくことにしましょう。

タイトル『花』とは

『花』が音楽で用いられる場合、文字通りの花と比喩的な意味で
用いられる時があります。
今作では比喩的な意味での花が用いられていると解釈しました。

歌詞全体を考慮すると「自分なりの色、つまり個性」と「自分なり
の形、つまり在り方や生き方」です。

花に無限の色と形があるように人にも色々な個性と生き方がある
ということを伝えるタイトルなのだと筆者は感じました。

『花』歌詞の意味

断念した夢に向かって咲かせる一輪花

遥かかなた 今は遠くって
儚い夢の 悔しい道を一歩
いつかいつか 見返してやるんだって
振り向かせたいんだ 僕だけの花を咲かせたい

今回の考察では一人の主人公を主軸に進めていきたい
と思います。

主人公にはその昔に断念した夢があったようです。
そして一緒に夢を目指してきた仲間、もしくはライバル
もいたことを歌詞から読み取れます。

長い事、夢を追うのを諦めていたのでしょう。
「遥かかなた 今は遠く」という表現からその点が理解
できます。

悔しい道とは「自分には届かない」「届きそうで届かない」
という繊細な心情が関係しているのでしょう。
さらに過去に届かなかったライバルをいつか見返してやり
たいと考えるようにもなりました。

主人公は周囲をあっと驚かす存在になりたいと考え、自分
だけの魅力的な個性や生き方をしたいと願いました。

人任せな生き方に終止符を

だんだん近づいて 案外そうでもなくて
全然うまくいってないと気づく
人に任せて 頼り切って油断してたら
痛い目にあった

万歳 手放しで lifetime楽しんで
exciteな日々を送りたいけど
何やってんだろって また自暴自棄
Down×3だな

主人公は夢に向かって日々努力を重ねてきたようです。
ある時には夢に「だんだん近づいて」きたと実感し、
また別の時には「案外そうでもない」と感じ落胆しま
した。

こういうジレンマを経験して人は成長するのだと思います。

主人公は今までの人生を振り返り、自分は人に頼りきりで
あったことを認め反省します。

何も考えずに生きてきた人生は両手で万歳するほど万事う
まくいっていたように感じました。
それでも自暴自棄になりすべてを投げ出したくなる気持ち
にもなるのです。

人生とは波乱に満ちておりすべて、またいつでも順調とい
うことは決してないのです。

主人公は前述で自分だけの花、そうです一輪花になること
を決意しました。
ですから誰かに依存するような生き方に終止符を打ったの
です。

大人―理想と現実

大人になるってきっと 憧れだけじゃなくて
たくさん嫌なこともあるんだろうけど
そんな自分は滑稽?どうせジレンマさ
できそこないの嘆き

主人公は大人になる自分を想像しています。
「こんな大人になっていたい」と憧れもありますが
「面倒で辛い」嫌なこともたくさん想像してしまい
ます。

嫌なことを経験し挫折している自分は滑稽に見えた
かもしれません。
憧れと現実とのジレンマで主人公は未熟な嘆きを心
の中で叫びました。

素敵な将来を見据えて

種まいて水やって 光を浴びて
芽が出て茎でて葉っぱつけて
いつの日か 蕾を見つけて
まだかまだかと「その時」を待つ
タラレバだっていいさ 素敵な未来を想像したらいい

ここでは植物が花を咲かせるために必要な過程が
綴られています。

種をまいて水をやり光を浴びる、成長の最低条件
です。

同じように人もある環境が用意されそこから色々
な人の言葉や行動を見て影響を受け吸収します。

しかし光は「脚光」であったり「日の目を見る」
というような一定の条件が揃う必要があります。

すべての人が光を浴びれるわけではありません。

ですから主人公はいつか光を浴びて花を咲かす
日が来るまで懸命に生きることを決意します。

タラレバとは「こうしたら、こうなれば」と条
件が整うまで待つ態度のことまた考え方です。
本来言うだけでなにも行動しない人の思考を指
し悪い印象を与える言葉です。

それでもそうした理想は将来のためになると歌
詞では前向きに捉えています。
まさに応援ソングであり背中押すフレーズです。

いつか主人公が自分だけの花を咲かせ輝ける将
来を迎えることを筆者は心から願っています。
重ねて今を懸命に生きる人たちすべてに明るい
未来を。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
将来に不安を抱えふさぎ込んでしまうことは誰でも
ありますね。

諦めた夢の残像を追って悔しい気持ちになったり、
もう一度挑戦したいと思うかもしれません。

そんな時に今作を聴いてやる気を出してみるのも良
いのではないでしょうか。

MVでナオトさんと一心同体となったダンサーたちに
も魅力されました。
ダンサーたち一人一人にもそれぞれの夢があります。
そして夢を達成するための努力もあるのです。

それぞれが自分だけの花を咲かせて夢に向かって、
そして明るい将来を目指して邁進しています。

筆者も今作を通じて明るく前向きに夢を追いかけて
いきたいと感じました(自分の夢ってなんだっけ笑)

ナオトさんの今後の活動と次回作に期待し注目して
いきたいと思います。

コメントを残す