milet『us』歌詞の意味を考察・解釈

好きだと言ってしまえば 何かが変わるかな
約束なんていらないから 抱きしめてよ
I want you

Don’t let me go 1秒先もわからない
遠くても 近くにいても怖いの why?
So cast a spell on me
目覚めても解けない魔法 (It’s your magic)
教えて この話の続きを now

このキスでどうか終わりにしないで 今だけは
全部嘘でもあなたに触れていたい
I want you now

好きだと言ってしまえば 何かが変わるかな
約束なんていらないから 抱きしめてよ
好きだと言ってしまえれば 世界は変わるかな
あなたとだからどこへでも わかってるでしょ
I want you 想いを伝えたら
I want you 消えてしまうかな
Will you stay?

It’s not enough どんな言葉選んでも
(You feel the same?)
あなたの前じゃもう何も役に立たないの

間違いだらけ直さないでいて 今だけは
あなたがいなきゃ私でいられない
I want you now

好きだと言ってしまえば 何かが変わるかな
この線を越えてしまえば 戻れないんだよ
好きだと言ってしまえれば 世界は変わるかな
あなたとだからどこへでも わかってるでしょ
I want you

Just let it out
It’s you I’m dreaming of
あなたが知らない私を 残さず見ててほしいの
Will you, will you, will you stay with me?

「好き」なんて言葉一つで 二人は変わるかな
この線を越えてしまえば 戻れないんだよ
好きだと言ってしまえれば 世界は変わるかな
あなたとだからどこへでも わかってるでしょ
I want you 想いを伝えたら
I want you 消えてしまうかな

はじめに

『us』とは2019年7月24日にネット上で公開された楽曲です。
同年8月21日 miletさん 3rd EP としてリリースされました。
また日本テレビ系水曜ドラマ『偽装不倫』主題歌ともなっており爆発的な人気
を誇っています。

どれほど人気かと言うと動画公開から1か月が経過した現在で、動画再生回数
はなんと900万を超えているのです!!
miletさんの人気とドラマ人気が掛け合わさり伝説級の数字を叩き出している
ようです。

曲調もmiletさんらしい高音でのびのびとしたアッパーチューンとなっていまし
た。
力強さの中に彼女の優しさが垣間見れ、非常に贅沢な歌声を聴くことができま
す。

さて今作タイアップドラマについても少し触れてみましょう。

偽装不倫』(ぎそうふりん)は、東村アキコ氏による日本のWeb漫画です。
2017年11月より「XOY」で連載していましたが、2018年11月から「LINEマン
ガ」に移籍しました。

そして2019年7月10日に日本テレビ系の「水曜ドラマ」でテレビドラマ化が決
定したのです。

あらすじは以下の通りです。

主人公:濱鐘子は30歳で独身。周りからは「パラサイトシングル」や「婚活疲れ
した派遣社員」など不名誉なレッテルが貼られる始末。20代後半からの婚活も成
就せず、自分はモテない女だと自覚するようになってしまう。「おひとり様」生
活がしっくりくるようになり、1年間の派遣社員生活を終え、婚活に別れを告げ
るために韓国1人旅をしようと計画する。 そんな中、1人旅をするために乗り込
んだ飛行機の中でジョバンヒに出会い、自分は「既婚者」だと言い様のない嘘を
吐いてしまう。ホテルに送ってもらう帰りジョバンヒに「僕と不倫しません
か?」と偽装不倫が始まる。

タイトルが衝撃的ですが内容はやんわりとした緩いものとなっています。
しかしながら大人の事情と複雑な恋愛模様がしっかり歌詞の中で反映されている
点に注目できます。
歌詞はかなりドラマを意識して寄せられていると判断できます。

ドラマ主人公の濱鐘子を主軸に考察を進めて行く形になると思います。
それではさっそく気になる歌詞の考察を始めていくことにしましょう。

タイトル『us』とは

英語「us(アス)」は「私たち」を意味する語です。
用法としては「私たちと一緒に来ませんか」「私たちは~」のような
例が挙げられます。

これは偽装不倫のきっかけとなったジョバンヒの「僕と不倫しませんか?」
という誘いを連想するタイトルです。
そして一人で生活していた主人公の濱鐘子が「私たち」という2人になった
こと、つまり生活が一変したことを印象付けるタイトルのように感じます。

「I」だった濱鐘子が「us」となってジョバンヒと過ごす日々は一体どうな
るのでしょうか。

『us』歌詞の意味

「また」より「今」

好きだと言ってしまえば 何かが変わるかな
約束なんていらないから 抱きしめてよ
I want you

前述でも記載しましたが今回の考察ではドラマ主人公の
濱鐘子を主軸に進めていきたいと思います。

30歳独身の彼女は一人の生活にそれなりに満足していました。
しかし周囲からのキツイ駄目だしをきっかけに韓国に旅行に
出かけます。
そこでジョバンヒに出会ってしまうのでした。

ジョバンヒとの会話に戸惑う濱鐘子はとっさに「既婚者」であ
るという嘘を彼につきます。
それで怯むと思っていた彼女の予想とは裏腹に、彼は「偽装不
倫」を彼女に持ちかけるのでした。

彼女は当初、彼に好意や興味がありませんでした。
しかし時間の経過と共に胸の高鳴りを感じていき好意を持つよ
うになっていったのです。

二人のあまりにもふざけた恋は次第に本物の恋へと発展してい
ったのです。

「好きだと言ってしまえば 何かが変わるかな」という部分は
濱鐘子の人生観や恋愛観に関して変化が生じるかという疑問な
のでしょう。

恋愛経験のない彼女は「約束なんていらないから 抱きしめて
よ I want you」
という真っ直ぐで一途な気持ちを秘めていま
した。

いつかわからない「また」を期待するより、味わったことのない
最高の「いま」を彼女は大事にしたかったのです。
例えそれがリスクしかない関係であったとしても。。

嘘の幻影を抱きしめて

Don’t let me go 1秒先もわからない
遠くても 近くにいても怖いの why?
So cast a spell on me
目覚めても解けない魔法 (It’s your magic)
教えて この話の続きを now
このキスでどうか終わりにしないで 今だけは
全部嘘でもあなたに触れていたい
I want you now

突然始まったジョバンヒとの恋に濱鐘子はただただ戸惑います。
この先の展開に関しては「1秒先もわからない」でいるのです。
しかし彼女が彼を好きになっているのは間違いありません。

これが夢であったとしても「目覚めても解けない魔法」をかけ
て欲しいと願うほどに今が幸せだったのです。

そしてここでの歌詞では彼女が彼にハマってしまっていること
が伺えるフレーズがあります。
それは「このキスでどうか終わりにしないで 今だけは」 とい
う部分は彼との関係が深まっていることを示しています。

「今だけ」と限定的な表現を用いているのはジョバンヒに結婚
相手がいることを念頭に置いているからでしょう。
彼女もこの冗談半分で始まった恋愛が永続するとは思っていな
いことがここから把握できます。

ですから相手がいつしか幻影のように消えて、すべてが嘘のよ
うに思える日が来ることを知っていました。
それでも彼女は彼を愛していたいのでした。

境界線のその先

「好き」なんて言葉一つで 二人は変わるかな
この線を越えてしまえば 戻れないんだよ
好きだと言ってしまえれば 世界は変わるかな
あなたとだからどこへでも わかってるでしょ
I want you 想いを伝えたら
I want you 消えてしまうかな

愛し合う二人は考えます。
秘密と嘘を抱える二人が「好き」なんて言葉一つで
幸せになれるだろうかと疑問に思うのです。

ドラマの回が進むとジョバンヒの交際相手が登場し
たりと非常に厄介で複雑な展開になっていきます。

それを踏まえた上で二人は愛し合うのをやめません。
初めはお互い理解していた「境界線」を今では跨ぐ
ことまで視野にいれています。

「あなたとだからどこへでも わかってるでしょ」
という言葉が確信犯です。

「I want you 消えてしまうかな」    
この言葉が彼女の後ろめたさを表現するには十分過ぎる
フレーズです。

「このままずっと愛して」
本心を言えないまま二人は間違いだらけの恋愛の沼に溺
れていくのでした。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
順当で純粋な恋愛ドラマではないことは序盤で把握したと
思います。

日本では3組に1組が離婚しているという嘆かわしい現状が
あります。
夫婦の愛が冷えているのは言うまでもありません。

そうした背景から今回の題材に興味を持つ人が増えているの
かと考えるとなんだか物悲しくなってくるものです。

「恋は盲目」と昔から言われていますが、一度相手を強烈に
好きなると周りが見えなくなりますね。
今回の主人公の場合も同様で「数多くの間違い」が視野に入
らなくなっていました。

終盤に関しては目に映っているものの目を瞑ったような行動
と考え方をしています。

今作とドラマを観察してやはり一人の人との正しい純愛が良
いなという実感が湧きました。
もちろん色々な意見があるかと思います。

miletさんの歌声に関してはストレートに敬意を表したいと思
います。
大人びた衣装に身を包みながらの華麗なダンスにも魅了されま
した。

今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと思います。

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