まふまふ『女の子になりたい』歌詞の意味を考察・解釈

ねえ 女の子になりたい
お願いいいですか?

チョコレートの森をくぐる
オレンジかぼちゃの馬車に
乗せられて 連れられて
ミルク色のお城

みんなきっと憧れている
童話の中のヒロイン
いつか見た 夢に見た
ガラスのハイヒール

ナイショの気持ち ホントの気持ち
ちょっと話しちゃおう
ワンツースリー 魔法をかけて
新しいボクになりたいのです お願い!

やっぱりボクも可愛くなりたいな
あの子みたく可愛くなりたいな
フリルドレスを召しませ
世界でひとりのシンデレラ

ちっちゃなユウキとおっきなハジメテ
きっと怖くなって震えちゃうけど
女の子になりたい!
お願いいいですか?
可愛くなっていいですか?

大人になれど下がらない
可笑しな声のトーンと
何しても 何しても
うまくいかない今日だ

ならば!
束の間でも夢の中に
ボクを見つけてみようかな
少しだけ 少しだけ
変われる気がする

ドキドキして ドキドキして
眠れない夜
ワンツースリー 勇気を出せば
童話に続く入口はもうそこだよ

上目遣いで太陽が昇って
ウィンクのひとつで喧嘩が収まる
小さなリボン結んだら
世界もひとつに シンデレラ

花も照れて恥ずかしがるような
もう少し君をひとり占めできるような
女の子になりたい!
隣にいいですか?

当たり前のものどれもが
違って見えたんだ
ワンツースリー 魔法をかけて
新しいボクになりたいのです お願い!

やっぱりボクも可愛くなりたいな
あの子みたく可愛くなりたいな
小さく首を傾げたら
ボクも今だけはシンデレラ

大事な今日を隅っこに隠れて
自分のこともわかんなくなる前に
女の子になりたい!
お願いいいですか?
可愛くなっていいですか?

ナイショだよ

はじめに

『女の子になりたい』とは2019年10月19日にネット上で公開された楽曲です。
同年10月16日にリリースされたアルバム「神楽色アーティファクト」に収録され
ています。
動画再生回数は本日公開から数時間で20万を超える人気ぶりを見せています。

まふまふさんの誕生日に公開された衝撃のMVにファンも驚きを隠せません。
中には「すでに可愛い」「女の子じゃなかったの?」という声も多く見られまし
た(笑)

確かにカッコいいと可愛いの二刀流のまふまふさんなので気持ちはわかります。
筆者も本人に直接心境をお聞きしたいところです(汗)
彼自身も「誕生日にとんでもない曲を投稿してしまった」と少々後悔を匂わせる
コメントを残していました(twitterでは配信時テンションが高かったとも)

しかし続く部分では「また1年 強く生きていこう」との決意を述べています。
これはもしかすると「女の子になる」というような衝撃的な事が自分の身に起き
たとしても強く生きていくという意味なのかもしれませんね。

さてMVの曲調と内容について触れてみたいと思います。

前作までクールに決め込んだ作品が続いていたのですが、タイトルに沿ってアニ
ソンのような音使いで進行していきます。
まるで少女が軽快にスキップするような軽快で楽しい曲調となっていました。

特筆すべきは普段決して聴くことの出来ない「女の子の声(いつも以上に!)」
「男の子のクールボイス」のギミックでしょう。
一度で二度美味しいとはまさに今作のことだと筆者は思いました。
上記に深い意味はありません(笑)

最初はまふまふさんの斬新な歌い方に注目してしまったのですが、二回目はバッ
クグラウンドのメロディーが気になってしかたなくなりました。
さながらミュージカルのような音に耳がもっていかれくすぐられました。
歌と音、その両面において完成度の高さを全身に感じました(いつもだけど)

それではさっそく気になる歌詞の考察を始めていくことにしましょう。

タイトル『女の子になりたい』とは

なりたいんです。。
きっとまふまふさんがなりたいんですよ。
誕生日が嬉しくって、舞い上がって、前作で「ぬこ」になれなかったから(笑)

筆者は彼が女装に目覚めたとは考えませんでした。
彼は以前から可愛いもの新鮮な感覚が好きなので、そういう意味でタイトル設
定したのかなと考えました。

「女の子」は確かに可愛らしいですし、男の子が女の子になるほど新鮮な感覚は
ないと思います(漫画の世界のみ)
口にすれば周囲から「えー!」みたいな反応になるのですが、誰しも似たような
好奇心を少なからず持っているのかもしれません。

『女の子になりたい』歌詞の意味

彼のお願い

ねえ 女の子になりたい
お願いいいですか?

今回はまふまふさんを主軸に考察を進めていきたいと思います。

彼は歌詞冒頭で一つの願いを口にしています。
「女の子になりたい」
誰に願いを伝えているのでしょうか。
MV見ると魔法使いだと考えられます(可愛いキャラでしたね)

彼はどうしてこの願いを叶えたいのでしょうか。

夢見る女の子

チョコレートの森をくぐる
オレンジかぼちゃの馬車に
乗せられて 連れられて
ミルク色のお城
みんなきっと憧れている
童話の中のヒロイン
いつか見た 夢に見た
ガラスのハイヒール

ここでは彼のなりたい女の子像が列挙されています。

チョコレートの森
オレンジかぼちゃの馬車
ミルク色のお城
ガラスのハイヒール

まさに童話のヒロインを夢見ていたのです。

確かに子供の頃を思い返してみると、演劇などで王子より
王女の方が煌びやかで目立っているんですよね。
男の子は「強い」以外の要素を省くと以外に地味なイメージ
が定着しているかもしれません。

彼もどちらかというと煌びやかで可愛らしいものに憧れたの
かもしれません。
ですから冒頭の願いを一度でいいから叶えてみたいと思った
のでしょう。

秘密にしている本心

ナイショの気持ち ホントの気持ち
ちょっと話しちゃおう
ワンツースリー 魔法をかけて
新しいボクになりたいのです お願い!

ここでは彼の気持ちが吐露されています。
「女の子になりたい」という気持ちを内緒にしたい、しかし
本心では誰かに打ち明けて実際に願いを叶えたいと思って
いるようです。

二つの気持ちが心の中で戦い、勝者はホントの気持ちでした。
前述で願いを伝えた魔法使いに頼んで女の子にしてもらいます。
(MVのまふまふさん違和感なし!)

ときめき実りある人生

やっぱりボクも可愛くなりたいな
あの子みたく可愛くなりたいな
フリルドレスを召しませ
世界でひとりのシンデレラ

見出しは昔の某恋愛ゲームタイトルにかけたものです(マニアック)
昔感じていた女の子への憧れを魔法によってカタチにした(夢の中で)彼は
とても満足げな様子でした。

MVでは赤を基調とした衣装に身を包み髪はロングストレートへと大変身です。
見た目も気分もシンデレラになった彼は思い残すことはなかったでしょうね。

コンプレックスが生み出した願い?

大人になれど下がらない
可笑しな声のトーンと
何しても 何しても
うまくいかない今日だ
ならば!
束の間でも夢の中に
ボクを見つけてみようかな
少しだけ 少しだけ
変われる気がする

これまで明るく夢に満ち溢れていた歌詞から一気に現実へと
引き戻されるような歌詞です。

歌詞前半では彼の声が大人になっても高いままであると語られ
ています。
「可笑しな」と表現していることから、今は楽しめていますが
小さいころは多少のコンプレックスだったのかもしれませんね。

ここでも幼少期を思い出してみると、声の高い子がバカにされ
低い子が大人びているとされていた記憶があります。
筆者も中学まで声が高かったので上記のような気持ちでいました。

「何しても 何しても」と繰り返されていることから、声を低く
するためのたゆみない努力がうかがえます。
どうしようもなくなった時に彼は、夢の中で女の子になって声の
違和感を失くすことを想像したかもしれません。

まふまふさんの声を何年か遡って聴いてみると、昔の曲ほど低く
最近の曲ほど高く歌っていると感じます。
なんらかの心境の変化があったのかもしれませんね。

女の子になったら何したい?

花も照れて恥ずかしがるような
もう少し君をひとり占めできるような
女の子になりたい!
隣にいいですか?

人生で一度は聞かれる質問かもしれません(そうじゃないかもしれません)
彼は女の子になったら「君」という男の子をひとり占めしたいと考えたのかも
しれません。
これだけ可愛ければ大抵の男の子いけると思います。

実際、彼の女の子寄りのメイクを見ても花も恥じらう乙女に見えるときがあり
ます。
彼の内緒でありながらも切なる願いが叶う日は来るのでしょうか。
もし実現したらまた違ったファン層が増えそうです(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか。
歌詞の考察しながら、まふまふさんの心境を考えました。
考えるたびに筆者の脳裏に浮かぶ黙想(たまに妄想)をかき消し
冷静に可能性を導き出していました(手汗)

人によって自分の気にするところは違うと思います。
そもそもまふまふさんが自身の声をコンプレックスとしているか
は定かではありません(あくまで筆者の仮定です)

筆者から見れば中広域から高音まで自由自在に出せる声帯を羨み
ます。
それでも当人が同じ感じ方をしているとは限りませんね。

愉快で乙女チックな発想の中に考えさせられる彼の一面を見た気が
しました。

今作がアルバムのちょうど真ん中あたりにリストインされているの
は、人生の途中で1回は考えてみたというニュアンスを伝えているの
ではないかと解釈しました。

今作は本当に斬新であり世界観に引き込まれました。
まふまふさんの今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと思います。
素敵な作品をありがとうございました。

4 件のコメント

  • この曲は、応援歌なのかなと思います。
    性同一性障害の方に向けて、自分の気持ちに正直になって、という応援メッセージなのかなと思いました。
    またそれは一例としてで、自分の本当の気持ちを押し殺しているすべての人に向けてのメッセージかもしれません。

    また まふまふさんは、実際 自分の声にコンプレックスを抱いているようです。
    デジャヴの曲を投稿したとき Twitterで
    「自分の低い声ってなよなよしてて、世に出すべきか悩むみたいなとこあるね」と呟いていました。
    昔 低い声で歌っていたのも、低い声に憧れていたからだと何かで言っていました。
    コンプレックスだって長所にしてしまおうよ、という事も言いたいのかもしません。

    • ひなさんコメントありがとうございます。
      性同一障害の線は非常に新鮮であり興味深かったです。
      少し直接的な考察であり視野が狭かったかもしれません(汗)
      筆者も昔、そのようなコメントを見ました。
      コンプレックスを抱えるすべての人にとって励みとなる
      楽曲ですよね。
      具体的なコメントも提供してくださり感謝します。

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

  • なるほどー!
    様々な解釈があって面白いですね!
    ていうか、あんなに可愛かったらほとんどの男の子がイチコロですよね(笑)

    • ゆりさんコメント有難うございます。
      考察していくと見方が広がって面白いですね♪
      おっしゃる通り、彼はこれからも可愛い路線で
      愛され続けるでしょう(カッコイイもあるから凄い)

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

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