Little Glee Monster『STARTING OVER』歌詞の意味を考察・解釈

どれだけ目を凝らしても
ここからじゃあ 見えない未来がある(その理由はほら)
今というこの時が
輝きすぎて 眩しいせいね

どんなことにも 楽しさ見つけて
キラキラしてる その目が好きで
言わないけど いつか違う道へ
歩き出すこと 気づいてた

Hi! 馬鹿をしてた 愛しい日々を この目に(強く焼き付けたら)
サヨナラは言わない 歌おう 歌おう 歌おう
ちゃんとこの声が 届くように(この日々は)
思い出になんてしないから(無駄じゃない)
かならず会える その時は
今日みたいに 踊ろう 踊ろう 踊ろうよ 最高の笑顔で
You’re my shining light いつまでも そのままで(そのままで)
You’re my shining light いつまでも そのままで(そのままで)

背中合わせたままで
別々の明日へ歩き出そう(この地球はほら)
いつかまた会えるように丸いって
言い聞かせた

何があっても ずっと真っ直ぐに
夢を信じて 歩いていよう
曲がったり 後戻りしたら
会えなくなって しまうから

Hi! 馬鹿をしてた 愛しい日々を この手に(強く抱きしめたら)
サヨナラは言わない 歌おう 歌おう 歌おう
寂しいこの気持ち かき消して(笑っていて)
くじけてしまいそうな夜も(どんな時も)
忘れないでね その笑顔
そしていつか 踊ろう 踊ろう 踊ろうよ 再会を祝って
You’re my shining light いつまでも そのままで

君が力になって
君の力になってく
何も変わらない
そう いつまでも

Hi! 馬鹿をしてた 愛しい日々を この目に(強く焼き付けたら)
サヨナラは言わない 歌おう 歌おう 歌おう
ちゃんとこの声が 届くように(この日々は)
思い出になんてしないから(無駄じゃない)
かならず会える その時は
今日みたいに 踊ろう 踊ろう 踊ろうよ 最高の笑顔で
You’re my shining light いつまでも そのままで(そのままで)
You’re my shining light いつまでも そのままで(そのままで)

歌詞考察の前に

人気音楽グループ Little Glee Monster が歌う『STARTING OVER』MVが2020年2月6日にネット上で公開されました。
動画再生回数は公開初日から15万を超える人気ナンバーとなりました。

同曲は同年2月12日リリースの5thアルバム「BRIGHT NEW WORLD」収録曲でありテレビ朝日系金曜ナイトドラマ「女子高生の無駄づかい」主題歌となっています。

上記ドラマは、さいのたま女子高等学校(通称:さいじょ)に通う、個性派ぞろいの女子高生=JKたちが、女子高生活をただただ無駄に浪費する日常を描いた学園コメディーです。

漫画からアニメ化、そして今回ドラマ化され高い支持を得ており未だ人気は衰えません。

タイトルで詳しく記述しますが今作はドラマの内容やキャラクターたちに寄り添った歌詞だと実感します。

曲調はどのような構成になっているのでしょうか。
イントロは慎ましいアコギとピアノから始まります。
メンバーたちのどこまでも響き渡るような美声がメロディーに寄り添います。

ソロおよびハモリが一度聴いたら耳から離れずうっとりしてしまいます。

それではさっそく気になるタイトルや歌詞の意味を考察していきましょう。

タイトル『STARTING OVER』とは

『STARTING OVER』 は「原点回帰」を意味することばです。
「原点回帰」とは「物事の出発点に帰ること、基本に戻ること」という意味があります。

タイトルはドラマに登場するキャラたちと非情にマッチしています。
彼女たちは外面や言動また行動の面で全く飾り気がありません

歌詞では飾らずに生きることの素晴らしさや物事の本質に言及している面が見受けられます。

本当に感謝できることや本当に素晴らしいことに注目し、そうした事柄に帰るつまり振り返って考えています。

タイトルにはそのような意味が込められていると筆者は思いました。

またMVではタイトルに沿って Little Glee Monster がデビュー当初から用いてきた長回しのMV撮影が取り入れられています。
同時に撮影現場においてのメンバー生歌も挿入されておりハイクオリティーな仕上がりになっている点も見逃せません。

『STARTING OVER』歌詞の意味

日々の輝きに霞む未来

どれだけ目を凝らしても
ここからじゃあ 見えない未来がある(その理由はほら)
今というこの時が
輝きすぎて 眩しいせいね

今回は1人の女性主人公を主軸に考察を進めていきたいと思います。

歌詞冒頭では彼女が「今」という瞬間をいつも大切にしていることが綴られています。

彼女の毎日は充実しており目がくらむほどに輝いて見えたのでしょう。
それは「未来が見えなくなる」つまり先々を考えることができないくらい素晴らしかったに違いありません。

特に学生生活において毎日が充実している時は、将来をあれこれ考えたり不安がることはないかもしれません。

例え周囲の大人たちから見て「時間の無駄遣いをしている」と白い目で見られようとも彼女にとって毎日はかけがえのないものなのです。

瞳に映る探求

どんなことにも 楽しさ見つけて
キラキラしてる その目が好きで
言わないけど いつか違う道へ
歩き出すこと 気づいてた

彼女には毎日を楽しくしてくれる大切な友達がいたのでしょう。
後の部分では「君」と表現されている人物です。

彼女は友達の「キラキラしてる目」が好きです。
「どんなことにも」つまりあらゆる分野や状況においても「楽しさ」を見つけることができる魅力的な性格の持ち主のようです。

楽しさの探求に日々の時間を費やし夢中になる友達に彼女は元気づけられたことでしょう。

しかし彼女は友達が「いつか自分とは違う道へ楽しみを求めて進んで行く」ことにも気づいてしまいました。
応援したいという気持ちと切ない気持ちが半々になり複雑だったでしょう。

馬鹿な日々を愛した

Hi! 馬鹿をしてた 愛しい日々を この目に(強く焼き付けたら)
サヨナラは言わない 歌おう 歌おう 歌おう
ちゃんとこの声が 届くように(この日々は)
思い出になんてしないから(無駄じゃない)
かならず会える その時は
今日みたいに 踊ろう 踊ろう 踊ろうよ 最高の笑顔で
You’re my shining light いつまでも そのままで(そのままで)
You’re my shining light いつまでも そのままで(そのままで)

ここでは「馬鹿」というフレーズが登場します。
ドラマ主人公である「バカ」がイメージされた部分だと実感します。

彼女もそうですが作中の主人公も友達と馬鹿をやって過ごした日々を愛おしく思っていました。

この先、自分の進む道がどのようなものになろうと、また友達が別の道を進もうと馬鹿をやって過ごした日々を忘れないと誓っています。
「そんなこともあったね」と思い出にはしないとも言っています。

このフレーズから彼女が日々の過ごし方に後悔を微塵も感じていないこと、そしてこれからもこうした生き方を続けていくことを願っていることが読み取れます。

彼女は友達と「躍る」かのように今という一瞬を全身で楽しんでいます。
MVでもメンバーが踊って触れ合って無邪気に振る舞っている様子を観察することができました。

「いつまでも」という言葉が大人になってもまた状況が変わっても馬鹿をやっていた頃を忘れないという点を強調しています。
まさに人生の歩み方に関する原点回帰が示されています。

誰しも毎日の中で昔を振り返り、懐かしむことがあるかもしれません。
そんな時は主人公のように馬鹿をやっていたころの気持ちを取り戻すのも良いかもしれませんね。

再会を見据えて

背中合わせたままで
別々の明日へ歩き出そう(この地球はほら)
いつかまた会えるように丸いって
言い聞かせた

ここでは主人公と友達の別れと再会が綴られています。

大人になると必然的に進路や生き方が異なっていきます。
考え方や価値観も大きく変わってくるでしょう。

「背中合わせたままで」とは以前のようにお互い向き合うことはしないという意味なのでしょう。
これは仲たがいを表すのではなく「自分の目標に注視する」という意味なのだと解釈しました。

それぞれ別々の道に進む2人はもう二度と逢わないつもりなのでしょうか。
そうではないことが続く部分の例証から理解できます。

「地球が丸い」のは再会できるようにするためだと歌詞は綴っています。
非情にユニーク且つ積極的な例証だと感じました。

このようにそれぞれの目標に向かって一時的に別れるも、また再会するという様子が友情面での原点回帰を示唆しているのだと解釈しました。

人は支え合う

君が力になって
君の力になってく
何も変わらない
そう いつまでも

ここでは主人公と友達が共に支え合う様子が示されています。
余談ですが「人という漢字は人と人が支え合っている」という説は違うという話を聞きました(人間を真横から見た字のようですね)

しかし漢字の成り立ちはどうあれ人は人と触れ合い助け合ってきました。
主人公にとって友達の存在は間違いなく大きなものだったでしょう。

自分の毎日を輝けるものにし満足感を与えてきました。
そして彼女は自分も友達の力になっていくことを約束しています。
このように相互に強め合い支え合う関係はとても素晴らしいですね。

大人になっても進む道が違っても「何も変わらない」友情が築けたらどんなに幸せでしょう。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
歌詞からさまざまな面での原点回帰を見ることができました。

何気なく過ぎていく日々を大事に思ったり、大人になって思い返したりしている点がとても身近に感じました。

また進むべき道が違っても2人が変わらない思いを持っていれば再会でき、昔と変わらない友情を築けることも綴られていましたね。

筆者も状況や環境の変化に圧倒され時に挫折感を抱くときがあります。
そんな時は原点回帰して飾らない自分に戻ったり、昔に抱いていた純粋さのようなものを取り戻してみたいと実感しました。

今作が多くの人に勇気と希望を与えることを切望しています。
仲良く楽しそうに歌って踊るメンバーたちにも感謝します。
いつまでも眺めていられる終わることなき友情関係だと思います(美しい)

Little Glee Monsterの今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと思います。
素敵な作品をありがとうございました。

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