Kis-My-Ft2『Everybody Go』歌詞の意味を考察・解釈

この時代のチャンピオンさぁ 掴めNo.1

3 2 1 GO
カモン カモン カモン Everybody Go!

上がってGO GO! 超盛ってPEACE PEACE!
慣れあい じゃれあい 気分上々!
ヤバイ時代なの? どの変がSOSO!
愛を語れば気分はgood job!

俺達の情熱で 明日を飾りにいこうぜ
ノリにのっかってGO Everyday
3 2 1 GO

この時代のチャンピオンさぁ 掴めNo.1
ため息よ歓声に変われ!! オオー
気まぐれに 過ぎていく 今しかない時間を
さぁカモンカモンカモン Everybody Go!

How about you?調子どう? このまま今夜どう?
肩までかかる髪をなびかして
ヤバイ、ギミックで ぶっ飛んだモーション
マジ熱いから始まる衝動

誤解されやすいけど 俺達もバカじゃないんだよ
力いっぱい生きてるだけ
3 2 1 GO

この時代のチャンピオンさぁ 掴めNo.1
いつもハートは燃えたままさ オオー
笑い声 風船に 詰め込んで飛ばそう
さぁカモン カモン カモン Everybody Go!

俯いたってさ 何も変わらない
高く空を見上げて

この時代はチャンピオンを 待っているのさ
もしかしたら君かもしれない オオー
この時代のチャンピオンさぁ 掴めNo.1
ため息よ歓声に変われ!! オオー
悩んだり 怒ったり 泣いちゃったりしながら
さぁカモンカモンカモン Everybody Go!
Everybody Go!

歌詞考察の前に

人気アイドルグループであるKis-My-Ft2が歌う『Everybody Go』は2011年8月10日にリリースされました。

リリースに関しては同年6月24日を予定していましたが、 東日本大震災の影響で延期となりました。

延期された期間に同曲の歌詞や曲調は「日本に光を灯し希望を与える」ものになるようアレンジされました。
上記は今回の考察でも考慮したい点です。

また同曲はTBS系金曜ドラマ『美男ですね』主題歌になっています。
ドラマと相まって話題性と人気に富んだナンバーとして認知されました。

考察を始める前に同曲を歌うグループの紹介をしたいと思います。

Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)】 とは ジャニーズ事務所所属の日本の男性アイドルグループです。

グループ名は各メンバーの頭文字1つずつを取って構成されています。

~メンバー~

(Ki)北山宏光 (きたやま ひろみつ)
(s) 千賀健永 (せんが けんと)
(M) 宮田俊哉 (みやた としや)
(y) 横尾渉 (よこお わたる)
(F) 藤ヶ谷太輔 (ふじがや たいすけ)
(t) 玉森裕太 (たまもり ゆうた)
(2) 二階堂高嗣 (にかいどう たかし)

2004年4月に結成されたKis-My-Ft.(キスマイフット)が前身となるユニットであり「A.B.C.Jr.」との合体やその後のメンバーの脱退を経て現行ユニットとなっています。

2013年4月より放映されている『キスマイBUSAIKU!?』また現在の『キスマイ超BUSAIKU!?』は多くのファンの支持を集めた番組です。

筆者も含め大勢の人たちが「アイドルに浴びせられるストレートで辛辣な罵声コメント」には驚嘆したことでしょう(そもそもジャニーズにブサイクが斬新)

そうしたジャニーズとして不遇と言える環境下で培われた辛抱や人間臭さが人気の秘密なのかもしれませんね(顔も十分カッコイイけどなあ)

そんな彼らが歌う今作の歌詞はどのような内容なのでしょうか。
さっそく気になるタイトルや歌詞の考察を始めていくことにしましょう。

タイトル『Everybody Go』とは

タイトルは「Everybody goes」つまり「誰もが行く」を意味する英熟語からきています。

音楽において正確な文法や表現より「歌いやすさ」が優先されることがあります。
ですから「goes」の「es」が省略されたと解釈できます。

また「go」になることで「すべての人が行くのだ」という命令形になります。
こうして考えると前に進もうとの意思の強さや決意がいっそう強まるように感じます。

また歌詞中では「No.1」また「チャンピョン」になることが目標として掲げられています。
そうした目標を達成するために「すべての人は前進するべき」というメッセージ性もタイトルには包含されているのでしょう。

『Everybody Go』歌詞の意味

頂点を目指して

この時代のチャンピオンさぁ 掴めNo.1

歌詞冒頭では「目標を掲げて生きる」ことを促しているようです。

具体的に言えば、いま自分が生きている時代でベストを尽くし何かの分野で頂点に登り詰めることが含まれるでしょう。
また自分を磨きあげ人間性の面で誰にも負けないという意味にも感じられます。

「掴め」という表現から、目標を達成するためには「自ら手を伸ばし行動する必要がある」ことを示唆していると読み取れます。

テンションの重要性

上がってGO GO! 超盛ってPEACE PEACE!
慣れあい じゃれあい 気分上々!
ヤバイ時代なの? どの変がSOSO!
愛を語れば気分はgood job!

今作は全体的にハイテンションな曲調となっています。
さらにここの部分の歌詞は特にその点が色濃く出ている部分です。

「上がってGO GO!」は後のSOSO!と韻を踏んでる部分ですが、テンションを高めようとしているのが伝わってきます。

テンションを高く保つことはとても重要です。
続く部分にある「PEACE」という用語と関連があり「平和」「争いのない状態」とテンションとが密接に関連しているような構成です。

確かに陽気で常に笑っている人が、争いに巻き込まれることは少ないかもしれません。

「慣れあい じゃれあい」ということばは他者との交流をイメージさせます。
自分を孤立させる人が増える中で、他者との繋がりの重要性を浮き彫りにさせた歌詞だと感じました。

特に前述で述べた震災や多くの日常生活における問題に対処する上で、他者との交流は必要不可欠と言えるでしょう。

さらに「愛を語れば」というフレーズは恋愛における愛ではなく、自然に示される家族愛や友情関係における愛を指すのだと解釈しました。

昨今、愛のない事件や考え方・見方がニュースなどでも報道されています。
愛が冷える世の中で、愛について語ろうと努めるのはとても理にかなっていると筆者は感じました。

情熱が明日の首飾り

俺達の情熱で 明日を飾りにいこうぜ
ノリにのっかってGO Everyday
3 2 1 GO

柄にもなく鼻つまみたくなるような見出しをつけてしまいました(笑)

Kis-My-Ft2に合ったフレーズチョイスだと個人的に感じてにやけていました。

「俺達の情熱で明日を飾りにいこうぜ」

、、、キスブサなら6位くらいの台詞でありバッドコメントで画面が埋め尽くされているところを想像してしまいました(笑)

しかし「情熱」はいつの時代も多くの人の原動力となってきました。
情熱がなければ「明日」への希望や確信は生まれないでしょう。

胸を痛める出来事がたくさん起きる時代ですが、Kis-My-Ft2のメンバーが先陣を切って「明日」を「情熱」で輝かそうと努力しているのを歌詞から感じます。

溜め息を歓声に

この時代のチャンピオンさぁ 掴めNo.1
ため息よ歓声に変われ!! オオー
気まぐれに 過ぎていく 今しかない時間を
さぁカモンカモンカモン Everybody Go!

ここでは悪いものを良いものに変えること、時間を無駄にしないことが歌われています。

ここで用いられている「ため息」はうっとりする時につくような種類のものではありません。
悪いことが身に置き、悩みながら吐き出される種類のものです。

しかし歌詞ではそれを「歓声」に変えようと奮闘している様子が描かれています。

「歓声」は大きな声を出して歓ぶ様子を意味する用語です。
これは物事を積極的に捉えること、ピンチをチャンスに変えようとする姿勢も伝えています。

さらにこの点は続く歌詞の「気まぐれに 過ぎていく 今しかない時間」という点に関連付けています。

「ため息」をついて塞ぎ込んでいるとあっという間に時間は経過してしまいます。
ですから同じ時間の使い方として、積極的に行動して時間を有意義に用いるよう促している歌詞だと理解しました。

そんなことは誰でもわかっていますし、実際行動しようともがいている人たちはたくさんいます。

ですからメンバーたちは「さぁカモンカモンカモン Everybody Go!」と優しく手を差し伸べて、一緒に頑張ろうと呼びかけているのです。

メンバーとファンが、各々の目標を達成するために確かな1歩を踏み出しているところを容易に想像することができます。

その足取りはすべての人に、強く勇ましく逞しく映るに違いありません。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
普段はお笑い要素満載のグループですが、今作はかなり真面目に(怒られるわ)
色々な分野に焦点を合わせて歌っていると感じました。

少々硬く考察してしまったと反省していますが、楽曲や背景を調べていく過程でそのようになっていきました。

何も考えなければ「目立とうよ、騒ごうよ、楽しもうよ」のお気楽ソングに聞こえます。

それでも「震災」や「日常の困難」を織り交ぜて考察すると、難しい状況下でもそれぞれが「高い目標を掲げながら生きることができる」というメッセージ性を感じられます。

実際に筆者はボランティアで被災地に赴いたとき、現地の人たちが誰にも負けない意志の強さを持って生きようとしているのを目にしました。

「大丈夫ですか」と聞けば「それほど心配するようなことはないですよ」と返され言葉を失いました。

その人たちは多くのものを失ってから短い期間しか経っていない間に「今」を生きることだけに焦点を合わせていたのです。

悲しみが癒えたわけでも家が完全に修復されたわけでもありませんでしたが、その姿は筆者の目に雄々しく映りました。

今作は紅白でも歌われます。
どのようなパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

紅白リハーサル終了後の動画では「独特の雰囲気」があったことや「緊張感」について話されていました。

今から楽しみですね。

素敵な作品をありがとうございました。

コメントを残す