欅坂46『ガラスを割れ!歌詞の意味・考察と解説』

OH OH OH OH OH…
HEY!HEY!
OH OH OH OH OH…
HEY!HEY!
OH OH OH OH OH…
HEY!HEY!
OH OH OH OH OH…
HEY!HEY!

川面(かわも)に映る自分の姿に
吠えなくなってしまった犬は
餌もらうために尻尾振って
飼い慣らされたんだろう (BOWWOW)
噛みつきたい気持ちを殺して
聞き分けいいふりをするなよ
上目遣いで媚びるために
生まれて来たのか? (HOUND DOG)

今あるしあわせにどうしてしがみつくんだ?
閉じ込められた見えない檻から抜け出せよ

Rock you!
目の前のガラスを割れ!
握りしめた拳で Oh!Oh!
やりたいこと やってみせろよ
おまえはもっと自由でいい 騒げ!
(OH OH OH OH OH…)
邪魔するもの ぶち壊せ!
夢見るなら愚かになれ
傷つかなくちゃ本物じゃないよ

他人(ひと)を見ても吠えないように
躾(しつ)けられた悲しい犬よ
鼻を鳴らしすり寄ったら
誰かに撫でられるか? (BOWWOW)
リードで繋がれなくても
どこへも走り出そうとしない
日和見(ひよりみ)主義のその群れに
紛れていいのか? (HOUND DOG)

すべて失っても手に入れたいものがある
がむしゃらになってどこまでも追い求めるだろう

Rock you!
抑圧のガラスを割れ!
怒り込めた拳で Oh!Oh!
風通しをよくしたいんだ
俺たちはもう犬じゃない 叫べ!
(OH OH OH OH OH…)
偉い奴らに怯(ひる)むなよ!
闘うなら孤独になれ
群れてるだけじゃ始まらないよ

目の前のガラスを割れ!
握りしめた拳で Oh!Oh!
やりたいこと やってみせろよ
おまえはもっと自由でいい 騒げ!
(OH OH OH OH OH…)
邪魔するもの ぶち壊せ!
夢見るなら愚かになれ
傷つかなくちゃ本物じゃないよ

想像のガラスを割れ!
思い込んでいるだけ Oh!Oh!
やる前からあきらめるなよ
おまえはもっとおまえらしく 生きろ!
(OH OH OH OH OH…)
愛の鎖引きちぎれよ
歯向かうなら背中向けるな
温もりなんかどうだっていい

吠えない犬は犬じゃないんだ


はじめに

2018年に発売された欅坂46の6枚目のシングル『ガラスを割れ!』。

強いメッセージ性のある歌詞とMVでMA-1に身を包み激しくダンスを踊る
欅坂46のメンバーが特徴的な楽曲です。

従来のアイドル像を打ち壊すかのようにMVではメンバーの顔はあまり映らず、
このことはファンの間でも大きく話題になりました。

このような特徴を持つ『ガラスを割れ!』ですが、果たして歌詞はどのような
内容なのでしょうか。

歌詞考察

安全のために自分を押し殺すな

OH OH OH OH OH…
HEY!HEY!
OH OH OH OH OH…
HEY!HEY!
OH OH OH OH OH…
HEY!HEY!
OH OH OH OH OH…
HEY!HEY!

川面(かわも)に映る自分の姿に
吠えなくなってしまった犬は
餌もらうために尻尾振って
飼い慣らされたんだろう (BOWWOW)
噛みつきたい気持ちを殺して
聞き分けいいふりをするなよ
上目遣いで媚びるために
生まれて来たのか? (HOUND DOG)

今あるしあわせにどうしてしがみつくんだ?
閉じ込められた見えない檻から抜け出せよ

一番Aメロ〜Bメロです。

「川面に映る自分の姿に 吠えなくなってしまった犬は
餌もらうために尻尾振って 飼い慣らされたんだろう」 と、
まず描かれるのは餌を貰うために大人しくなってしまった犬の姿です。

そして「噛みつきたい気持ちを殺して 聞き分け良いふりをするなよ」
「上目遣いで媚びるために生まれて来たのか?」という自分の安全のために
己の気持ちを押し殺してしまっている人々の姿が描かれます。

冒頭でされた犬の描写は、己の気持ちを押し殺してしまっている人々に
なぞらえた比喩表現だったということですね。


傷ついても自分のやりたいことをやれ

Rock you!
目の前のガラスを割れ!
握りしめた拳で Oh!Oh!
やりたいこと やってみせろよ
おまえはもっと自由でいい 騒げ!
(OH OH OH OH OH…)
邪魔するもの ぶち壊せ!
夢見るなら愚かになれ
傷つかなくちゃ本物じゃないよ

一番サビです。

『ガラスを割れ!』というタイトルが登場する歌詞が冒頭で綴られます。

「目の前のガラスを割れ!」
ここで言うガラスは己の気持ちを押し殺そうとする自分の姿でしょう。

続いて「やりたいこと やってみせろよ」「邪魔するもの ぶち壊せ!」と
扇情的なメッセージが記されます。

徹底的に己を押し殺す人々に行動を起こさせようとする歌詞ですね。

しかし、最後には「傷つかなくちゃ本物じゃないよ」と、やりたいことをやるためには
痛みが伴うのだというメッセージで締めくくられます。

ただ煽るだけではなく、現状を変えるために行動を起こした際に
どのようなことになるのか考えさせてくれる、深みのある歌詞だと言えます。

手に入れたいもののために

他人(ひと)を見ても吠えないように
躾(しつ)けられた悲しい犬よ
鼻を鳴らしすり寄ったら
誰かに撫でられるか? (BOWWOW)
リードで繋がれなくても
どこへも走り出そうとしない
日和見(ひよりみ)主義のその群れに
紛れていいのか? (HOUND DOG)

すべて失っても手に入れたいものがある
がむしゃらになってどこまでも追い求めるだろう

二番Aメロ〜Bメロです。

Aメロの構成は一番と同様です。

まず「他人を見ても吠えないように 躾けられた悲しい犬よ」
「鼻を鳴らし すり寄ったら 誰かに撫でられるか?」と従順な犬の描写がされます。

そして「日和見主義のその群れに紛れていいのか?」と、
従順な人々の描写がされるという構成です。

しかし、Bメロは「すべて失ってもに入れたいものがある」
「がむしゃらになってどこまでも追い求めるだろう」と、
自分の手に入れたいもののために、周囲の目は気にせず猛進する人の姿が描かれます。

Bメロに主語はありませんが、曲のタイトルが『ガラスを割れ!』という
人に訴えかけるものになっていることを考えると、
主語は大人しくなってしまっている人々だと考えられます。

つまり、ここで描かれるのは、自分のやりたいことをやる本来の人々の姿です。

「本当はこうありたいだろう?」と訴えかけるため、この歌詞が記されたと推察できます。


たとえ傷ついても大人しい犬なるな

Rock you!
抑圧のガラスを割れ!
怒り込めた拳で Oh!Oh!
風通しをよくしたいんだ
俺たちはもう犬じゃない 叫べ!
(OH OH OH OH OH…)
偉い奴らに怯(ひる)むなよ!
闘うなら孤独になれ
群れてるだけじゃ始まらないよ

目の前のガラスを割れ!
握りしめた拳で Oh!Oh!
やりたいこと やってみせろよ
おまえはもっと自由でいい 騒げ!
(OH OH OH OH OH…)
邪魔するもの ぶち壊せ!
夢見るなら愚かになれ
傷つかなくちゃ本物じゃないよ

想像のガラスを割れ!
思い込んでいるだけ Oh!Oh!
やる前からあきらめるなよ
おまえはもっとおまえらしく 生きろ!
(OH OH OH OH OH…)
愛の鎖引きちぎれよ
歯向かうなら背中向けるな
温もりなんかどうだっていい

吠えない犬は犬じゃないんだ

二番サビ〜大サビです。

一番サビで歌われた、「やりたいことをやるためには周囲と戦え!」
というメッセージが、より様々な表現で描写されます。

まず、一番では「目の前のガラス」という表現のみでしたが、
ここでは加えて「抑圧のガラス」「想像のガラス」と表現がより具体的になります。

これらは他者からの抑圧、自分での抑圧をそれぞれ表現しており、
そんな自分を押し殺しているものをすべて跳ね除けようと歌っています。

そして『ガラスを割れ!』は「吠えない犬は犬じゃないんだ」という
メッセージで締めくくられます。

最初から最後まで一貫して自分を抑え込もうとするものに立ち向かえと
歌われていることが非常に印象的です。

終わりに

今回は欅坂46の6枚目シングル『ガラスを割れ!』の歌詞考察を行いました。

その結果わかったのは自分を抑圧しているものを振り払って、自分らしく生きろという
メッセージが終始一貫して伝えられているということです。

『ガラスを割れ!』の歌詞にもありますが、ついつい日和見主義に陥ってしまい、
気づけば周りに流されてしまうということは良くあることです。

そんな自分を一喝するためにもぜひ歌詞をじっくり読みながら
『ガラスを割れ!』を聞いてみてください。

 



この記事をシェアする!