欅坂46『二人セゾン』歌詞の意味・考察と解説

二人セゾン
二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン
二人セゾン
秋冬で去って行く
一緒に過ごした季節よ
後悔はしてないか?
二人セゾン

道端咲いてる雑草にも
名前があるなんて忘れてた
気づかれず踏まれても
悲鳴を上げない存在

誰かと話すのが面倒で
目を伏せて聴こえない振りしてた
君は突然
僕のイアホン外した

What did you say now?

太陽が戻って来るまでに
大切な人ときっと出会える
見過ごしちゃもったいない
愛を拒否しないで

君はセゾン
君はセゾン
僕の前に現れて
君はセゾン
君はセゾン
日常を輝かせる
昨日と違った景色よ
生きるとは変わること
君はセゾン
HA-

街を吹き抜ける風の中
何かの香りがしてたのに
振り返る余裕とか
興味もなかった

自分の半径1m
見えないバリア張った別世界
そんな僕を
連れ出してくれたんだ

What made you do that?

一瞬の光が重なって
折々の色が四季を作る
そのどれが欠けたって
永遠は生まれない

二人セゾン
二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン
二人セゾン
秋冬で去って行く
儚く切ない月日よ
忘れないで

花のない桜を見上げて
満開の日を想ったことはあったか?
想像しなきゃ
夢は見られない
心の窓

春夏秋冬 生まれ変われると
別れ際 君に教えられた

君はセゾン
君はセゾン
僕の前に現れて
君はセゾン
君はセゾン
日常を輝かせる

二人セゾン
二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン
二人セゾン
秋冬で去って行く
初めて感じたときめき
思い出はカレンダー
二人セゾン
HA-

僕もセゾン

はじめに

2016年に発表された欅坂46の3枚目のシングル『二人セゾン』。

切なさを感じさせるメロディ、『二人セゾン』という一見よく意味が分からない
けれど印象に残るキャッチーなタイトルで大きな話題となりました。

本曲のセンターを務めた平手友梨奈が披露したソロダンスも注目を浴びた『二人セゾン』。

果たしてその歌詞はどのような内容なのでしょうか。

歌詞考察

二人で過ごす春夏秋冬

二人セゾン
二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン
二人セゾン
秋冬で去って行く
一緒に過ごした季節よ
後悔はしてないか?
二人セゾン

頭サビです。

曲のタイトルでもある『二人セゾン』というフレーズが計5回繰り返されるこのパート。

その語感も合わせて非常に印象に残ります。
一体『二人セゾン』とはどういう意味なのでしょうか?

そもそも「セゾン」とはフランス語で季節という意味です。
直訳すると『二人セゾン』は二人の季節という意味になります。

加えて「春夏で恋をして」「秋冬で去っていく」と、春夏秋冬を通じて始まり、
終わった恋の描写がされています。

このことから『二人セゾン』とは「春夏秋冬を通じて始まり終わった主人公と恋人の恋」
を意味しているのではないかと考えられます。

無感情だったあの頃

道端咲いてる雑草にも
名前があるなんて忘れてた
気づかれず踏まれても
悲鳴を上げない存在

誰かと話すのが面倒で
目を伏せて聴こえない振りしてた
君は突然
僕のイアホン外した

What did you say now?

太陽が戻って来るまでに
大切な人ときっと出会える
見過ごしちゃもったいない
愛を拒否しないで

一番Aメロ〜Bメロです。

「道端咲いてる雑草にも 名前があるなんて忘れた」「気づかず踏まれても悲鳴を上げない存在」と、自分にとって価値のないものには徹底的に関心を示さない主人公の姿が描かれます。

しかし、これは過去の姿。

「君は突然 僕のイアホン外した」と、恋人が自分の世界に入ってきたことが描写されます。

続いて「太陽が戻ってくるまでに 大切な人ときっと出会える」と、
夜に恋人に会えることを心待ちにしている事が描かれます。

これらから恋人の存在によって、主人公が良い意味で感情的になったことが分かります。

恋人の存在こそが季節

君はセゾン
君はセゾン
僕の前に現れて
君はセゾン
君はセゾン
日常を輝かせる
昨日と違った景色よ
生きるとは変わること
君はセゾン
HA-

一番サビです。

頭サビの「二人セゾン」という歌詞に対してここでは
「君はセゾン」という歌詞が5回繰り返されます。

直訳すると「君は季節」。

それ以外の歌詞で「僕の前に現れて」「日常を輝かせる」とあることから
恋人がいることによって充実した毎日を送れていることが分かります。
加えて恋人に出会うまで主人公は無感情な人間でした。

これらから「君はセゾン」とは「君は四季のようにさまざまな素晴らしい
感情をもたらしてくれる存在」という意味であると結論づけられるのではないでしょうか。

同じ「セゾン」でも「二人セゾン」と「君はセゾン」で
意味が異なるというのは非常に興味深いですね。

無感情だったあの頃②

街を吹き抜ける風の中
何かの香りがしてたのに
振り返る余裕とか
興味もなかった

自分の半径1m
見えないバリア張った別世界
そんな僕を
連れ出してくれたんだ

What made you do that?

一瞬の光が重なって
折々の色が四季を作る
そのどれが欠けたって
永遠は生まれない

二番Aメロ〜Bメロです。

基本的な構成は一番Aメロ〜Bメロと同様です。

「街を吹き抜ける風の中 何かの香りがしてたのに」「振り返る余裕とか 興味もなかった」と、
まず無感情だった頃の主人公の姿が描かれます。

そして「自分の半径1m 見えないバリアを張った別世界」「そんな僕を連れ出してくれたんだ」と、そんな主人公を変えてくれた恋人の姿が描写されるのです。

頭サビで、既に恋人とは別れていることが明らかになっているため、
当時のさまざまなことを思い出して、噛みしめているようにも読めます。

恋人のおかげで知れたこととは

二人セゾン
二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン
二人セゾン
秋冬で去って行く
儚く切ない月日よ
忘れないで

花のない桜を見上げて
満開の日を想ったことはあったか?
想像しなきゃ
夢は見られない
心の窓

春夏秋冬 生まれ変われると
別れ際 君に教えられた

君はセゾン
君はセゾン
僕の前に現れて
君はセゾン
君はセゾン
日常を輝かせる

二人セゾン
二人セゾン
春夏で恋をして
二人セゾン
二人セゾン
秋冬で去って行く
初めて感じたときめき
思い出はカレンダー
二人セゾン
HA-

僕もセゾン

二番サビ〜Cメロ〜大サビです。

サビの歌詞は基本的にこれまでと同様なので、ここではCメロに着目しましょう。

「花のない桜を見上げて 満開の日を思ったことはあったか?」
「想像しなきゃ夢は見られない 心の窓」と、想像力を働かせることの大事さが綴られています。

これは主人公がかつて何事にも無関心であったことを考えると大きな成長と言えるでしょう。

そして「春夏秋冬生まれ変わると 別れ際 君に教えられた」と、
そのように変われたのは恋人のおかげであることが描かれます。

しかし、せっかく想像力豊かな人間になれたのに恋人はもういないのです。

『二人セゾン』の最後の歌詞である「僕もセゾン」にはそんな主人公の
寂しさが表れていると言えます。

さまざまな感情を感じるようになり、それ故に恋人がいないことの寂しさを
痛感し、途方にくれる主人公の姿が目に浮かぶようです。

終わりに

2016年に発売された欅坂の3枚目のシングル『二人セゾン』。

その内容は恋人と過ごした日々とその経験から得られたものをセゾン、つまり季節に
なぞらえて歌ったものでした。

考察したように、一番と二番で「セゾン」の意味を変えて描写しているのも特徴的です。

ぜひその「セゾン」の使われ方の変化に着目して聞いてみてください。

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