欅坂46『不協和音』歌詞の意味・考察と解説

僕はYesと言わない
首を縦に振らない
まわりの誰もが頷いたとしても
僕はYesと言わない
絶対 沈黙しない
最後の最後まで抵抗し続ける

叫びを押し殺す(Oh!Oh!Oh!)
見えない壁ができてた(Oh!Oh!)
ここで同調しなきゃ裏切り者か
仲間からも撃たれると思わなかった
Oh!Oh!

僕は嫌だ

不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!

君はYesと言うのか
軍門に下るのか
理不尽なこととわかっているだろう
君はYesと言うのか
プライドさえも捨てるか
反論することに何を怯えるんだ?

大きなその力で(Oh!Oh!Oh!)
ねじ伏せられた怒りよ(Oh!Oh!)
見て見ぬ振りしなきゃ仲間外れか
真実の声も届くって信じていたよ
Oh!Oh!

僕は嫌だ

不協和音で
既成概念を壊せ!
みんな揃って
同じ意見だけではおかしいだろう
意思を貫け!
ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺(あざむ)きたいなら
僕を抹殺してから行け!

ああ 調和だけじゃ危険だ
ああ まさか 自由はいけないことか
人はそれぞれバラバラだ
何か乱すことで気づく
もっと新しい世界

僕は嫌だ

不協和音で
既成概念を壊せ
みんな揃って
同じ意見だけではおかしいだろう
意思を貫け!
ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺(あざむ)きたいなら
僕を抹殺してから行け!

不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!

Discord Discord
Yeah!Discord


はじめに

2017年に発売された欅坂46の4枚目のシングル『不協和音』。

自身二度目の出場となった第68回NHK紅白歌合戦で披露された楽曲であり、
ファンの間と「アニラ」という愛称で親しまれる
2nd ANNIVERSARY LIVEの最後に歌われた人気曲です。

Youtubeで1億回再生を突破したデビューシングル『サイレントマジョリティー』
を彷彿とさせる世界観が話題となりましたが、果たしてその歌詞はどのようなものでしょうか。

歌詞考察

周囲の圧力に抵抗して

僕はYesと言わない
首を縦に振らない
まわりの誰もが頷いたとしても
僕はYesと言わない
絶対 沈黙しない
最後の最後まで抵抗し続ける

叫びを押し殺す(Oh!Oh!Oh!)
見えない壁ができてた(Oh!Oh!)
ここで同調しなきゃ裏切り者か
仲間からも撃たれると思わなかった
Oh!Oh!

一番Aメロ〜Bメロです。

「僕はYesとは言わない」「まわりの誰もが頷いたとしても」「最後の最後まで抵抗し続ける」と、周りの人々が賛成したとしても、自分がおかしいと思うなら
絶対に賛成しないという強い意志が描かれます。

そんな強い意志で抗い続ける主人公ですが、「ここで同調しなきゃ 裏切り者か」
「仲間から撃たれるとは思わなかった」と、仲間だと思っていた人物から
裏切りにあったことが綴られます。

周囲の誰が何と言おうと関係ない と強い決意を持っていた主人公ですが、
それでも仲間に裏切られるというのはショックが大きいはず。

だからこそ、一番Aメロ〜Bメロはその衝撃を歌詞にして締めくくられているのです。


思いを一言に凝縮して

僕は嫌だ

不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!

一番サビです。

『不協和音』は全体を通して周囲の同調圧力に抵抗する主人公の姿が描かれるのですが、
その姿が一言に凝縮された歌詞がここで綴られます。

それが「僕は嫌だ」という歌詞です。

シンプルなことこの上ない歌詞ですが、この歌詞を歌う平手友梨奈の
鬼気迫る姿も相まって、強烈な印象を受けます。

そして「嫌われたって 僕には僕の正義があるんだ」「一度妥協したら死んでも同然」と、
Aメロから続く周囲からの圧力に屈しないというのはメッセージ性が
さらに強まった歌詞が綴られます。

迷う君に告げる

君はYesと言うのか
軍門に下るのか
理不尽なこととわかっているだろう
君はYesと言うのか
プライドさえも捨てるか
反論することに何を怯えるんだ?

大きなその力で(Oh!Oh!Oh!)
ねじ伏せられた怒りよ(Oh!Oh!)
見て見ぬ振りしなきゃ仲間外れか
真実の声も届くって信じていたよ
Oh!Oh!

二番Aメロ〜Bメロです。

「君はYesと言うのか」と、周囲に同調しようとする人物に対して問いかけます。

一番の歌詞で仲間から次々に裏切られた描写があったことを考えると、
最後の仲間に対して語りかけている、という状況ではないでしょうか。

「軍門に下るのか」「プライドさえも捨てるか」と、矢継ぎ早に
多勢に回るかどうかで悩む相手に対して問いかけます。

しかし、「真実の声も届くって信じていたよ」という悲哀に満ちた歌詞から、
最後の仲間も自分から離れてってしまったことが分かります。

遂に完全に孤独になってしまった主人公。
ここから先どのように生きていくのでしょうか。
サビへと続きます。


たった一人でも考えは曲げない

僕は嫌だ

不協和音で
既成概念を壊せ!
みんな揃って
同じ意見だけではおかしいだろう
意思を貫け!
ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺(あざむ)きたいなら
僕を抹殺してから行け!

ああ 調和だけじゃ危険だ
ああ まさか 自由はいけないことか
人はそれぞれバラバラだ
何か乱すことで気づく
もっと新しい世界

僕は嫌だ

不協和音で
既成概念を壊せ
みんな揃って
同じ意見だけではおかしいだろう
意思を貫け!
ここで主張を曲げたら生きてる価値ない
欺(あざむ)きたいなら
僕を抹殺してから行け!

不協和音を
僕は恐れたりしない
嫌われたって
僕には僕の正義があるんだ
殴ればいいさ
一度妥協したら死んだも同然
支配したいなら
僕を倒してから行けよ!

Discord Discord
Yeah!Discord

二番サビ〜大サビです。

最後の仲間までにも裏切られ完全に孤立した主人公。

これまでの描写から意志が非常に強いことは明らかですが、
その意思を貫くことは出来るのでしょうか。

その答えは冒頭から明らかになります。

「僕は嫌だ」

やはり、そんな状況はおかしいというのです。

そして「既成概念を壊せ!」「意志を貫け!」と自身を鼓舞するように
大勢の意見が良しとされる環境に異を唱えます。

また「欺きたいなら 僕を抹殺してからいけ」という歌詞には
嘘をついて周りに合わさなければいけないなら、殺されてもかまわないという
命を賭して周囲へ抗おうとする主人公の姿が描かれます。

周りに合わせない生き方というのは非常に難しく、
そのために負うストレスや悲しみも尋常ではないでしょう。

しかし、それでもおかしいと思ったら立ち向かわなければいけないということを、
一人戦う主人公の姿から気づかせてくれます。


終わりに

周囲と合わせることへ抵抗する主人公の姿を描いた『不協和音』。

歌詞の中で最も特徴的なものはやはり「僕は嫌だ」という部分でしょう。

しかし、今回考察した通り、それ以外の歌詞もハッとさせられるような
強いメッセージ性を含んだものばかりです。

ぜひ一度歌詞を読み込んで聞いてみてください。



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