片寄涼太『Possible』歌詞の意味を考察・解釈

ふとした瞬間に
あの日を思い出してる
何かを言いかけた
君の背中を見つめた
あれから時が過ぎて
ソツなくこなす毎日を
違うと思うたびに
君を探してる

今までの関係が変わるとしても
いつまでも これからも
It’s possible
だから気持ちを聞かせてよ Baby

気付けば Lonely
感じるのに 目をそらしてばかり
長い夜に
重ねる気持ち いますぐ会いたいよ

To the sun’s up
To the to the sun’s up
今はまだすれ違っていても
To the sun’s up
To the to the sun’s up
この夜を越えたいよ

自分の気持ちさえ
疑っては押さえ込んで
本当のことなんて
自分にしかわからない
うだつ上がらない 自分自身に苛立ち
下手でも構わない そうわかっているのに
寂しさ込めたこの歌を
下手なりに君に届けよう

今までの関係などはいらないよ
これからの未来も
It’s possible
新しい扉を開けよう Baby

気付けば Heartbeat
聞こえるのに ごまかしてきたけど
明ける朝に
向かう気持ち 今すぐ会いたいよ

To the sun’s up
To the to the sun’s up
今はまだすれ違っていても
To the sun’s up
To the to the sun’s up
この夜を越えたいよ

少しのケガしたって なにも変わらない
少し素直になって いいだろう
To the sun’s up
To the to the sun’s up
今までは待つばかりだったけれど
To the sun’s up
To the to the sun’s up
ふたりなら Yeah

気付けば Lonely
感じたのに 今は君のもとへ
焦る気持ち
抱えて走る 今すぐ会いたいよ
To the sun’s up
To the to the sun’s up
今はまだすれ違っていても
To the sun’s up
To the to the sun’s up
この夜を越えられる

歌詞考察の前に

『Possible』とは GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーである片寄涼太さんの作品です。

初のソロ名義としてリリースされる同曲はドラマ「貴族誕生-PRINCE OF LEGEND-」&映画「貴族降臨-PRINCE OF LEGEND-」主題歌として制作されました。

2020年1月7日に配信され人気を集めているナンバーです。

今作はm-floのTaku Takahashiさんとシンガーソングライターの向井太一さんによる共作となっています。

曲調は昔のシティポップを感じさせるとても大人た仕上がりになっており、転調も多く何度聴いても飽きない構成になっています。
今作を聴きながらハイウェイを車で走って夜明けを眺めたいと思いました。

さて歌い手の片寄涼太さんからのコメントが寄せられていましたのでご紹介したいと思います。

今回PRINCE OF LEGENDシリーズの新章の主題歌を歌わせて頂きました。

前回のシリーズではメインのキャラクターとなる朱雀奏を演じさせて頂きましたが、今回は歌での存在感を感じて頂けたらと思っています。

前シリーズから主題歌や各チームのテーマソングを手がけてくださっているm-floの☆TakuTakahashiさんにサウンドプロデュースをして頂いた「Possible」という楽曲は、いま流行りのシティポップの要素が盛り込まれたとてもお洒落な一曲になっています。

歌詞とトップラインは☆Takuさんが声をかけて下さったシンガーソングライターの向井太一さんに制作して頂きました。

自分も向井さんの楽曲やアルバムを趣味的にとても自然に聴かせて頂いていたので、このようなカタチでご一緒させて頂ける事に驚くと同時に、とても嬉しかったです。

作品に少しでも華を添えられる楽曲になっていたらなと思います。

作品と合わせて楽曲も是非気に入ってやってください。

https://m.tribe-m.jp/Cts/discography/katayose/single/possible/index

コメントにもあるように流行りのシティポップ要素を含んだ作品となっています。

片寄涼太さんもおっしゃっているようにとても「お洒落」な楽曲だと筆者も感じております。

それではさっそく気になるタイトルと歌詞の考察を始めていきたいと思います。

タイトル『Possible』とは

タイトルである『Possible』には「可能、有り得る、起こり得る」などの意味があります。

歌詞全体を考慮すると1人の男性主人公がある女性に好意を寄せているところをイメージできます。

彼は女性との関係を深めたいと願っていますが、そうすることに幾らかの躊躇いを感じているようです。

当初いろいろな要素を考え、彼女とより親しい関係になることを「不可能、有り得ない」と感じて奇跡も「起こり得ない」と考えていたのでしょう。

しかし歌詞の随所にはタイトル『Possible』が用いられており、2人がより親しくなり新たな未来を見つめることが「可能、有り得る」と考えていることを理解できます。

そして奇跡とも思えるそのようなことが確かに「起こり得る」と主人公が確信している点を見て取ることができます。
タイトルはそうした点を包含しているのだと筆者は解釈しました。

『Possible』歌詞の意味

口に出せなかった言葉

ふとした瞬間に
あの日を思い出してる
何かを言いかけた
君の背中を見つめた
あれから時が過ぎて
ソツなくこなす毎日を
違うと思うたびに
君を探してる

今回の考察では1人の男性主人公を主軸に進めていきたいと思います。

彼には好きな女性がいました。
歌詞冒頭の内容から2人は時折、会って話す仲なのでしょう。

何度かそうしたやり取りを繰り返しているうちに男性は女性との関係を深めたいと考えたようです。

「何かを言いかけた 君の背中を見つめた」には2つの意味があると思いました。

1つは「男性が彼女との別れ際に自分の気持ちを告げようと思い立ったが言えず、彼女の背中を呆然と見つめていた」という意味です。

もう1つは「女性が彼に引き留めて欲しかったあるいは想いを伝えて欲しかったとの願いが背中に表れているように彼には見えた」という意味です。

どちらとも取れますが後の文脈を見てみると彼主体で物語が進んでいるので、1つめの意味をメインに考えていきたいと思います。

彼は「好きだ」と彼女に言いかけましたが勇気が出せず黙って彼女を見送ってしまったのでしょう。

やるせない気持ちを抱いたその時のことを回想しているようです。

続く「ソツなくこなす毎日」とは彼が彼女を忘れようと日常生活をそれなりに送っている様子を伝えています。

しかし「違う」と感じた彼は再び彼女を探しにつまり「求めて」いきます。

リスクを超えた本心

今までの関係が変わるとしても
いつまでも これからも
It’s possible
だから気持ちを聞かせてよ Baby

ここでは彼が行動を起こす上でのリスクについて述べられています。

彼は彼女に自分の気持ちを伝えること、同時に彼女の気持ちも聞くことを決意します。

しかしそうした行動は現在の2人の「友人」としての関係を変えてしまうリスクがあります。

彼が「好きだ」と伝えて彼女が「わたしは好きじゃない」となった場合にその後の関係が気まずくなることが予想されるからです。

そうしたリスクを背負うことも考えた上で彼は「It’s possible」つまり告白は「可能、できる」と確信を込めて述べています。

彼は告白後の彼女の返答がとても気になっています。
リスクを超えた彼の本心が彼を本気にさせ彼女のもとへと駆り立てるのです。

会えない時間、数えて

気付けば Lonely
感じるのに 目をそらしてばかり
長い夜に
重ねる気持ち いますぐ会いたいよ

ここでは彼の複雑な心境が綴られています。

彼女との再会を夢見て出来るだけ積極的な思いを持とうと懸命に励んでいるのでしょう。
しかし夜になり1人で過ごすときには「Lonely」つまり「寂しさ」を感じます。

その「寂しさ」から「目をそらす」とは彼が彼女によってもたらされる寂しさであるということを受け入れ難く感じているのだと解釈できます。

彼女を思う夜はいつも決まって「長く」感じ「いますぐ会いたい」と願ってしまいます。
この部分は恋愛において会えない時間が自分の本当の気持ちを知る機会になるという点を伝えているようです。

太陽が昇るまで

To the sun’s up
To the to the sun’s up
今はまだすれ違っていても
To the sun’s up
To the to the sun’s up
この夜を越えたいよ

「To the sun’s up To the to the sun’s up」という部分は「太陽が、また陽が昇るまで」という意味です。

彼が文字通りの太陽、また希望の比喩として述べているように感じます。

前述の「長い夜」に彼は恋煩いを感じ苦しんでいました。
ですから「太陽が昇る」とはそうした状況が変わることを意味しています。

上記は「日の目を見る」という「状況や境遇の変化」を意味することわざも連想させます。

ですから彼が状況の変化を望んでいること、そして変化が見られるまで決して諦めないことを理解できます。

「この夜」つまり「前に進まないように見える状況」を越えたいと願っているのです。

迷いの過去を捨てて

今までの関係などはいらないよ
これからの未来も
It’s possible
新しい扉を開けよう Baby

この部分で主人公は自分が感じていた気持ちの迷いや葛藤を完全に払拭しています。

前述では「今までの関係が変わる」ことをリスクとして見ていました。
それでもここでは「今までの関係などはいらないよ」とはっきり断言しています。

彼の決意が以前より強まったことを理解できます。
「これからの未来」とは彼が彼女に「告白した後」を示唆するのだと思います。
そのように考えた上で「It’s possible」に注目すると「告白後も2人のより親密な関係は十分有り得る」と彼が思っていると解釈できます。

彼の彼女に向けられた熱い想いと未来への希望はそれまで自身を苦しめていた過去と長い夜を同時に切り裂いていったに違いありません。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
片思いの苦悩や自分自身の中で沸き起こる葛藤がリアルに表現された歌詞だったと思います。

恋愛ものの歌詞でよく見かけますが「長い夜」という表現は本当に適切だと筆者も感じます。
眠れなかったり他のことに集中できなかったりととにかく長く感じますよね(汗)

あとは歌詞のなかほどにあった主人公の気持ちの迷いも感情移入できる部分の1つではないでしょうか。

確かに彼女を好きだったはずなのに「本当に彼女を好きなのだろうか」「単に寂しさを紛らわせたいだけではないだろうか」など気持ちの迷いを感じることもあるでしょう。

こうした時期を乗り越えて好きな人と交際に達する、茨の道とまでは言いませんがなかなか恋愛はたいへんですね(筆者よ夢を抱け)

片寄涼太さんの甘い声がメロディーに寄り添ってとても魅力的でしたね。
彼のようなイケメンが自分のためにここまで苦悩しながら想いを伝えようとしている、そんな視点で考えたら女性ファンはたまらないでしょうね。

片寄涼太さんの今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと思います。
素敵な作品をありがとうございました。

2 件のコメント

  • 元彼女が、好きでよく聞いていました。
    別れてからしっかりと聞いて泣いてしまいました。
    こんな気持ちだったのか?
    と考えてしまいました。

    私は、気がつかなかったから
    噛み締めてしまう。

    • 匿名さんコメント有難うございます。
      好きな人が聴いていた楽曲の歌詞って印象に残りますよね。
      そして環境が変わってから聴くと今まで気づかなかった部分が
      見えてくることありますね(涙)
      筆者も歌詞からたくさんの教訓を学び噛み締めている日々です。。

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