関ジャニクロニクル/『crystal』歌詞の意味を考察・解釈

幻だと 諦めた
信じること 簡単じゃない
忘れた もう思い出せない
なんてね ほら 全部嘘だろ
僕らは旅人
暗闇をかき分け 地図を探す
何度も 躓き
それでも瞳をこらして
ひと筋の光 もとめて

流した涙の数だけ
強くなれる なんて知らない
だけどわかる ことはひとつ
立ち止まってなんてないと

震えないで  Crystal
誰が泣いた?
歩き出した日から
どれほどかな

隠した痕 痛みはない
眠れない夜 に 軋むだけ
誰も泣いて ないんていないのさ
なんてね ほら 全部嘘だろ
全部 嘘だろ

綺麗な 何かに憧れ
知らずに 傷つけていたり
だけどわかる 誰もがみな
愛され たいんだってこと

震えないで  Crystal
乱反射
ココロざらついたなら
走ればいいんだ

息切らしてみても
倒れても
いつか見た夢を
探してるよ

終わらない旅路よ
どうかいつか
透明な光へと

夢じゃないんだ Crystal
触れられる
強がりでもいいんだ
信じ抜いて

進みたいんだ Crystal
手を伸ばして
キミを抱いて行くよ
行くよ

見えるかい 瞬いた光(ライト)
幻じゃない
光 曲ガリ 強キ 輝キ 放チ 届キ 此処ヘ

僕らは 旅人


はじめに

『crystal』とは2019年2月25日にジャニーズオフィシャルサイトにて
24時間限定配信された楽曲です。
たった一日で動画再生回数20万以上という驚異的な人気を誇る一曲です。

TVドラマ『トレース〜科捜研の男〜』主題歌になっておりファン以外にも
ドラマ視聴者の人気も高いようです。
歌詞全体を見るとタイアップを強く意識したというよりはファン重視の内容
に感じました(流石ジャニーズ)

ドラマの題材や登場人物を主軸にした歌詞というよりはタイアップ意識しつ
つもファンが感情移入しやすい構成をメインに構成したと思われます。
「僕ら」が関ジャニメンバーであり「キミ」がファンというダイブしやすい
構成がアイドル要素の高さを露出している部分かと感じました。

今作『crystal』は関ジャニクロニクル(※以下関ジャニと表記)にとって42
枚目シングルとなり前作「ここに」から半年経ってからのリリースとなってい
ます。

通常版に加えて初回限定盤ではMusic Clip & Making & ソロアングル & マル
チアングルが楽しめます。

加えて多謝台湾盤では初の海外演出となる台湾ライブドキュメント映像、加え
てイケメン自己紹介 in Taipei(全2パターン)を収録しておりファンサービス
充実の要素を秘めています。

それではさっそく気になる歌詞の考察を始めていきましょう。

タイトル『crystal』とは

『crystal』とは「結晶」「水晶」を表す言葉です。
歌詞中にも「光」「乱反射」「透明」という言葉に
言及しており「結晶」「水晶」に関連性を持たせて
歌詞構成がなされているように思います。

また筆者個人の解釈ですが関ジャニの過去作品の中で
「渇いた花」という楽曲があるのをご存じかと思いま
す。

その曲の歌詞には泣く、また涙を意味する「cry」が使用されてお
り悲しい題材を扱っています。

今作にも「泣いた」「涙」の2つのフレーズが使用されておりタイ
トルにもそれを重ねた言葉遊びのように感じられました。
あくまでも個人的解釈などで正否の範疇ではありません。

この点からわかるように今作で伝えたいのは順風満帆の主人公とい
うより悲しみを背負いながらそれを苦悶の内に乗り越えていく様を
描いたように感じます。


『crystal』歌詞の意味

綺麗な愛という宝の地図

幻だと 諦めた
信じること 簡単じゃない
忘れた もう思い出せない
なんてね ほら 全部嘘だろ
僕らは旅人
暗闇をかき分け 地図を探す
何度も 躓き
それでも瞳をこらして
ひと筋の光 もとめて

主人公は過去に経験したさまざまな辛い経験から
人を信じることや愛することを諦めてしまったよ
うです。

以前の純粋さは顔を隠し今では懐疑心が姿を現し
昔のように人を信じることや愛することが簡単で
はなくなっているようです。

それでも色々な場所を転々としあらゆる人々と出
会って信じることができる人、愛することができ
る人を探し続けています。
まさに主人公は綺麗な愛を求めて彷徨う旅人です。

冷え切った暗闇のような世界の中で愛を探す作業
は時折、暗中模索のように感じられたでしょう。
全部嘘だと一蹴して探すのをやめてしまえば、ど
れほど楽に思えたでしょう。

この冒頭の部分の歌詞はドラマ主人公ともリンク
すると思います。

科捜研法医研究員・真野礼二(錦戸)が、「真実のか
けら」を隠ぺいという暗闇の中で見つけようとして
亡くなった被害者の思いや無念を明らかする姿を連
想することができるでしょう。

どれだけの難題で真実が見えなくても、「一筋の光」
のような手掛かりを見つけようと「瞳をこらす」主人
公をドラマで何度も確認することができますからね。


必ずしも比例しない涙と強さ

流した涙の数だけ
強くなれる なんて知らない
だけどわかる ことはひとつ
立ち止まってなんてないと

この部分の歌詞を読んだ瞬間かの名曲「TOMORROW」が
頭の中で流れた方は筆者だけではないはずです(信じたい)
辛い経験からすべての人が教訓を学ぶわけではないことを
述べているのだと思います。

この部分から主人公の謙虚さと弱い部分を理解する客観的
思考の持ち主であることが読み取れます。

そして続く歌詞の「立ち止まってなんてない」というフレ
ーズから前向きで積極的な思考も持ち合わせていることも
把握できると思います。

crystal=愛、信じる、希望

震えないで  Crystal
誰が泣いた?
歩き出した日から
どれほどかな

綺麗な 何かに憧れ
知らずに 傷つけていたり
だけどわかる 誰もがみな
愛され たいんだってこと

「震えないで」とは綺麗なものだと信じて
いたものが「揺らぐ」または「ブレる」こと
を描写しているように思えます。

そうした辛い経験をした主人公自身が震えて
しまう様子を表現しているようにも思えます。

前述でも取り上げましたがcryという意味を包
含しているという仮定で考察すると主人公は人
目のつかない場所では涙したことでしょう。

主人公が若かりし頃に魅了された綺麗なものは
人を愛したい愛されたい、信じたい信じられた
いといったものだと推察できます。

それは主人公だけでなく世界中のみんなが共通
事項としてもっていることなのだと自覚してい
ようです。


crystalの表情と性質

震えないで  Crystal
乱反射
ココロざらついたなら
走ればいいんだ

終わらない旅路よ
どうかいつか
透明な光へと

夢じゃないんだ Crystal
触れられる
強がりでもいいんだ
信じ抜いて

進みたいんだ Crystal
手を伸ばして
キミを抱いて行くよ
行くよ

綺麗な物を複合的に描写する「Crystal」は
さまざまな表情や性質を持っています。
その一つが光の屈折による「乱反射」です。

愛や信じるといったものには綺麗な面もあれ
ば汚いと思える面もあったのでしょう。
そうした両面を見た主人公の心はざらついて
いったのでしょう。

そんな中でも自分の終わらないように思える
長きに渡る人生の中で「透明な光」純粋で混
じりっけのない愛に出会えることを切望して
いることが読み取れますね。

それが夢ではないこと、そして「触れられる」
つまり手の届く距離にあると固く信じています。

「進みたいんだ」という強い願いは主人公が愛
や人を信じるという面で努力をしていきたいと
いう心情を明らかにしているフレーズのように
感じます。

通常、宝石も七色に光るプリズムを放ちそれに
人は魅了されていきます。
主人公も多種多様な光のすべてを甘受して愛に
魅力を感じる日がくるのでしょうか。

彼が歩き続け願い続けるのを断念しなければ、
愛の痕跡(トレース)を拾い集め目的の愛、
つまり「綺麗な愛」に到達することができる
に違いありません。

まとめ

孤独に苛まれながらも本当の愛を求めて彷徨う
主人公を忠実に描いた歌詞のように思いました。

多くの人が「これが愛なのかな」と自問自答しな
がら自分なりの「綺麗な愛」を探しているのだと
考えると奥深い歌詞ですね。

信じていたものや綺麗なものの裏側が見えてしま
ったときのショックやインパクトは計り知れない
ものがありますね。

例えば初めて行ったディズニーランドで控室のミ
ッキーからおじさん出てきた幻滅感のような(汗)

多くのファンが愛についての実態や性質について
考え直すきっかけを与えるような歌詞でしたね。

これからの関ジャニの活動と次回作にも期待しま
た注目していきたいと思います。





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