鏡音リン・レン『劣等上等』歌詞の意味・解釈と考察

 

はじめに

2018年7月13日に投稿されたギガさんの『劣等上等』。

ボーカロイド、鏡音リン・レンの特徴が生かされたこの楽曲は、ボーカロイドの文化祭、マジカルミライ 鏡音リン・レン10th Anniversaryテーマソング。

音楽的な要素が詰まったギガさんの楽曲は、鏡音リン・レン、(特にレン?)愛が溢れています。

では、『劣等上等』をEKUが考察いたします。

劣等上等 BRING IT ON
列島上々 不眠日本
子供騙しのマセマティカ
バレてんだってそんなのって
プライドがないや
ご立派 警鐘 気取りで
高みの見物ばかりじゃつまんねぇ
ほらもっと 間違って上等
退屈に手をかけて
ママ、やっぱあたしは
こんなところじゃ終われない
ぬるくて気が触れそう
ごっこ遊びも芝居もさよなら
ずっとこのままなんてさぁ
いられないよ
ダッダッダ あたし大人になる
酸いも甘いも噛み分けて今
パッパッパ 変わる時代
悪いことばかりじゃないでしょう
過去も、罪も、罰も、すべて
素手で、愛で、生き抜いてやり返すわ
yeah,挑発 あたし達はno doubt
緑のアイツにばっか構ってんね
さぁburn up いつになったら貰える合格
赤ペンいれてよどこがダメなんですか
酒女金XXXX やっちゃってコンプラ
チルってaiight…冗談じゃんブラックジョーク
中指立てたくなるような事情
ありすぎて指が足りねぇからhands up
and what’s up 最低?
もともとだろ bring it on
「まあまあ」なんか要らない
欲しがります死ぬまでは
伸びた背丈 育った街に投げキス
見せ場はこっから 覚悟しとけよ
ダッダッダ 僕ら大人になる
カウンター狙い 最低な日々に
眈々とかます一撃
誰も読めない先 まだあいこでしょ
バグも、ロスも、ズレも、すべて
素手で、生きて!生き抜いて覆すよ
くだらないことばっかが譲れない
わかるか?あたしの美学
この馬鹿正直な拳ひとつが切り札
がなる劣等 一抜けよさらば!
こんなもんじゃない
ダッダッダ あたし大人になる
酸いも甘いも噛み分けて今
燦々 交わるミライ
もう子供じゃないのわかるでしょ
時代 機会 待ってくれない
素手で、捨て身で、生き抜いて上等だわ
愛ある時代
それでは皆様お先に Bye,Guys!

タイトル『劣等上等』の意味・テーマ

音楽ゲームにしたら楽しそうなこの楽曲。
MVで元気に踊るキャラクター鏡音リン・レン。
2007年に発売され、2017年12月に10周年を迎えました。
キャラクター設定は、14歳の男女。
リンが女の子で、レンが男の子。
ニコニコ動画への投稿時のギガさんのコメントがこちら。

リンレン10周年おめでとうパチパチ (/*^o^)/*

引用元:http://www.nicovideo.jp/watch/sm33510542

『劣等上等』は、ギガさんが、鏡音リン・レンへ送る楽曲。

他人より劣っている部分があっても、それがどうした!

お年頃の10代、ちょっと悪いくらいがかっこいい。

やりたい放題、何も怖くない、ケンカ腰で世間に食いついていくフレッシュさが、キャラクターにとっても合っていますね!

言葉がテンポよく詰め込まれた歌詞には、鏡音リン・レンのキャラクターをイメージした
10代の反抗期がテーマとして見えてきます。

『劣等上等』歌詞の意味

喧嘩上等

劣等上等 BRING IT ON
列島上々 不眠日本

子供騙しのマセマティカ
バレてんだってそんなのって
プライドがないや

ご立派 警鐘 気取りで
高みの見物ばかりじゃつまんねぇ
ほらもっと 間違って上等
退屈に手をかけて

冒頭から挑発。

「列島上々 不眠日本」

見事に韻を踏んでいますね。

リンのパート

「マセマティカ」とは何ぞや?と思った方。

「マセマティカ」は計算システムのことだそうです。

子供騙しのシステムはバレてますよって。

大人や社会への反抗心を歌っていることが歌詞から読み取れます。

レンのパート

上から目線で威張ってるんじゃないよ!と読み取れます。

「ほらもっと 間違って上等」

ぶっきらぼうな言葉ですが、普段の生活の固い縛りをほどいてくれるような歌詞。

自立

ママ、やっぱあたしは
こんなところじゃ終われない
ぬるくて気が触れそう
ごっこ遊びも芝居もさよなら
ずっとこのままなんてさぁ
いられないよ

「ママ」と具体的に相手が出てきました。

両親の言う事ばかりをきいているのはもうおしまい。

14歳の生活を考えてみると、朝早く起きて、部活の朝練、学校、部活、帰宅して宿題、受験勉強・・・などなど。

毎日同じことの繰り返し。

自分のやりたいことが見つかったら、それに向かっていきたい。

自由にしたい、という思いが溢れていますね。

子供じゃない

ダッダッダ あたし大人になる
酸いも甘いも噛み分けて今
パッパッパ 変わる時代
悪いことばかりじゃないでしょう
過去も、罪も、罰も、すべて
素手で、愛で、生き抜いてやり返すわ

リン・レンの掛け合いがかっこいいサビ。

「大人になる」と宣言するのはリン。

「酸いも甘いも」リンは恋に一直線でしょうか。

「変わる時代」と歌うのはレン。

やりたいことがあることを感じさせます。

掛け合い部分はなんとも体育会系!

「素手で」「生き抜いてやり返す」

この勢いが若さですね!

緑のアイツ?

yeah,挑発 あたし達はno doubt
緑のアイツにばっか構ってんね
さぁburn up いつになったら貰える合格
赤ペンいれてよどこがダメなんですか
酒女金XXXX やっちゃってコンプラ
チルってaiight…冗談じゃんブラックジョーク

中指立てたくなるような事情
ありすぎて指が足りねぇからhands up
and what’s up 最低?
もともとだろ bring it on

かっこいいDJラップバトル!

「no doubt」は「多分」という意味です。

気になったのは「緑のアイツ」

緑色?「アイツ」は人物?

となると、リンレンに近い存在は「初音ミク」?

「burn up」は「ぶっ飛ばす」という意味。

「いつになったら貰える合格」

ここで、まだ自分たちは認められていないと読み取れます。

やはり、「緑のアイツ」は世間的にもダントツの知名度を誇る「初音ミク」のことなのでしょうか。

実は、MV中で「緑のアイツ」の文字が出る部分の後ろに、ツインテールの人影が!!

鏡音リン・レン10周年、「初音ミク」のように世間的に認められるようにぶっ飛ばしていくよ!という勢いが感じられます。

ギガさん愛が詰まった歌詞になっていますね。

「コンプラ」は「コンプライアンス」の略。

「チルってる」は「まったりしてる」。

「aiight」はスペルミスかな?と思ったのですが、続く歌詞で「ブラックジョーク」。

「all right」のスラング。

曲調も、歌詞も、ブラックミュージック風。

「チルってる」も、もとは英語の「chill out」「落ち着く」から来た言葉なのだそう。

言葉の選び方のセンスが光っていますよね。

「中指立てたくなるような事情」

大人は、子供とか、若い者には頭ごなしに言ってきますからね。

イライラすることもたくさんあるのでしょう。

中指は右手と左手、1本ずつしかないので、当然足りないですね。

足りないから「hands up」手をあげろ!

反抗期、何かと悪い言葉も使いたい年頃ですね。

まだまだ行ける!

「まあまあ」なんか要らない
欲しがります死ぬまでは
伸びた背丈 育った街に投げキス
見せ場はこっから 覚悟しとけよ

1番の歌詞では「ママ」だった歌詞が、2番も同じ響きを持ってきています。

「まあまあ」ではダメ。

白黒はっきりしたい。

身体はどんどん大人になり、もっと広い世界へ羽ばたいていく。

狙うは勝ち

ダッダッダ 僕ら大人になる
カウンター狙い 最低な日々に
眈々とかます一撃
誰も読めない先 まだあいこでしょ
バグも、ロスも、ズレも、すべて
素手で、生きて!生き抜いて覆すよ

2番のサビも挑発的。

1番のサビは「あたし大人になる」でしたが、2番のサビは「僕ら」。

2人で日々、納得できない日々と戦っているのですね。

「まだあいこ」

負けてはいません。

これから2人で勝ちに行く!そんな歌詞ですね。

自分に正直に進む

くだらないことばっかが譲れない
わかるか?あたしの美学
この馬鹿正直な拳ひとつが切り札
がなる劣等 一抜けよさらば!

なんでも良いわけじゃない。
「あたしの美学」譲れない何か。
力強く拳をあげて、大声で劣等を。
さぁ、もっと先へ!!

ついてこい!

ダッダッダ あたし大人になる
酸いも甘いも噛み分けて今
燦々 交わるミライ
もう子供じゃないのわかるでしょ
時代 機会 待ってくれない
素手で、捨て身で、生き抜いて上等だわ
愛ある時代
それでは皆様お先に Bye,Guys!

ラストのサビはこれからを盛り上げていくリン・レン。

僕等は上を目指すから、君たちも乗り遅れるな!と時代をリードしていく様子に思えます。

最後までかっこいい、楽曲はもちろん、ビートにあったMVの作り方も秀逸です。

まとめ

ギガさんの、鏡音リン・レン愛の溢れる『劣等上等』。

10代の反抗期を、男女の掛け合いでかっこよく歌った楽曲。

MVもとてもキャラクターが活きていて、どんどん2人のペースに巻き込まれていくよう。

「緑のアイツ」も探してみてください!

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