HoneyWorks『生意気ハニー』歌詞の意味を考察・解釈

真面目な恋の物語
本気のゲームじゃない好き
イジワルな出会いは二人の心を揺らした

ツンとして釣れないトゲトゲなお嬢さん
不器用な性格 たまらなく守りたい

「好きか嫌いかって聞かれたら、多分好き…」
君の精一杯の声
脈ありで舞い上がる

「でも友達からね初めてだから…」
同じなんだ実は
この気持ちは初めて

今日からの恋は特別
本気のゲームじゃない好き
焦らずにいきましょう
ゆっくり時間をかけて
Ah 君がいたから変われたんだよ

「もし自信持てたら告白は私から」
君らしさが可愛い
待ってるよいつまでも

「目移りする癖に」
空見上げ目をそらす
生意気なその口に愛してると言わせてやる

眠る前のLINE毎日になる
アルバムは増えてく
宝物になってく

毎日君に恋してる
本気の諦めない好き
僕だけが知ってる
可愛いもの好きなとこ
Ah 君がいるから笑えるんだよ

人目が気になるからって待ち合わせになる
僕は君を自慢したいんだよ

イジワルな言葉が僕の心を揺らす
階段の上から聞こえた「好きすぎてやばい」

二人ほら特別
本気のゲームじゃない好き
焦らずにいきましょう
ゆっくり時間をかけて
Ah 君は自慢の生意気ハニー

はじめに

『生意気ハニー』とは2019年5月24日にネット上で公開された楽曲です。
HoneyWorks大人気シリーズである告白実行委員会~恋愛シリーズ~最新作
が遂に登場です。

前作「ハートの主張」「イジワルな出会い」待望の続編となっています。
上記は2作とも動画再生回数1,500万回再生を記録した超人気シリーズです。

今作では2作で登場したシバケン×アリサが完全メインとなっています。
恋愛シリーズ初めての方もいると思いますので前作を少し振り返ってみまし
ょう。

「ハートの主張」では主人公のアリサがいじめられっ子を庇い自分がいじめ
の対象になってしまいます。
それを見ていたシバケンは同じクラスまたアリサと幼馴染の虎太朗に見守っ
てやるよう頼みます。

虎太朗はアリサの支えになり、アリサも握手をしてそれに感謝しました。
とてもいい感じの二人でしたが友情どまりで終わってしまいました。

そして虎太朗に本当の自分を見せない点をシバケンに指摘されます。
彼女はハッとし本当の自分を見透かしているようなシバケンに興味を持ち初
めました。

変わって「イジワルな出会い」ではシバケンが複数の女性を相手にするチャ
ラ男であることが観察されます。
アリサもその点には気づいており彼の軽率な言動や行動に呆れ果てます。

それでもシバケンはアリサの不器用な性格、そして自分を易々とは受け入れ
ない貞潔さに惹かれていきます。
そして「結構、好きだ」とアリサに告白し彼女に想いを伝えました。
アリサは彼の告白に返事を返しませんでした。

ここで物語は終わっていました。
筆者も含め「え?虎太朗は?シバケンとくっつくの??」という疑問の声が
動画コメント欄やネットでは見られ騒がれていました。

今作で衝撃の結末が明らかになります。
アリササイドで描かれるMVと歌詞に注目していきましょう。

タイトル『生意気ハニー』とは

「生意気ハニー」とはシバケンから見た彼女の印象です。
彼の口説きに素直に応じない部分や自分の気持ちを隠して表面的に
振る舞う部分が「生意気」に思えるのでしょう。

そしてハニーとはアリサを指すのですがハニーワークスともかけて
いると思います。
過去MVでは雑誌の表紙にハニーと表記されたりさまざまな箇所で
使用されている単語です。

生意気な彼女をシバケンはどのように攻略するのでしょうか。

『生意気ハニー』歌詞の意味

開幕―真面目な恋の物語

真面目な恋の物語
本気のゲームじゃない好き
イジワルな出会いは二人の心を揺らした

ツンとして釣れないトゲトゲなお嬢さん
不器用な性格 たまらなく守りたい

「真面目」という語がシバケンには似合いません。
それでも前作「イジワルな出会い」の最後のシーンでは
シバケンが交際していた彼女たちとの関係を切っている
ところが見られました。

アリサにはまた声をかけて遊んでいると誤解されますが
その後のシバケンの行動を見て関係を絶って一途になっ
たことを悟ったのでしょう。
ここにシバケンの真面目さが垣間見れます。

「ゲーム」とあるのは以前のシバケンの恋愛観を表現し
ていると筆者は考えました。
一度に何人の女の子と付き合えるか挑戦するというゲー
ム感覚、遊びの恋愛をしていたのでしょう。

しかし彼の恋愛観を破壊する出会いがありました。
アリサから自分自身が指摘した点「本当の自分を偽って
いる」ことを指摘されたのです。

彼にとって唯一本当の自分に気づいてくれた人物が彼女
だったのです。
それまでの交際相手は自分と同じ感覚、つまり容姿など
の外面的な部分にだけ注目していました。

彼は自分なりの手段で気遣いますがことごとく彼女はそ
れらを拒否します。
トゲトゲした彼女の性格は彼にとって薔薇のトゲのよう
であり彼女という花を一層際立たせていると感じました。

友達からお願いします

「好きか嫌いかって聞かれたら、多分好き…」
君の精一杯の声
脈ありで舞い上がる

「でも友達からね初めてだから…」
同じなんだ実は
この気持ちは初めて

MVでは夜の屋上で歌詞の会話がなされていきます。
シバケンがアリサに「俺のこと好き?」と尋ねたの
だと思われます。

それに対するアリサの返答は「好きか嫌いかって聞
かれたら、多分好き…」と控えめに返答しました。

この返答に脈ありと感じたシバケンは舞い上がりま
す。
「俺好かれてたんだ。よかった」と笑顔で答えます。

雰囲気に負けて勢いで交際が始まりそうだと感じた
アリサは「でも友達からね初めてだから…」と焦って
釘を刺します。

「初めて」という言葉に共通点を見出したシバケンは
自分の「初めて味わった気持ち」について言及し彼女
との共通の土台を築きます。

そして彼女が「ハートの主張」で虎太朗にやってみせ
た「友情の証」の握手を彼はやってみせました。
彼女は存外、勢いに任せて身勝手に振る舞わない彼の
慎重振りに心動かされたことでしょう。

そして不作法で遊び人の印象のシバケンから「友達か
らお願いします」という謙虚なセリフに彼女の恋愛メ
ーターは振り切って暴発してしまいました。

本心と皮肉のミックスジュース

「もし自信持てたら告白は私から」
君らしさが可愛い
待ってるよいつまでも

「目移りする癖に」
空見上げ目をそらす
生意気なその口に愛してると言わせてやる

夜もふけてシバケンはアリサを家まで送ることを
願いでます。
思い立った彼女は「もし自信持てたら告白は私か
ら」と彼に告げます。

シバケンは「もし自身持てたら」という部分に注
目し、確信や根拠のない行動を決して取らない点
が実に彼女らしいと思ったことでしょう。

そして彼女の負けず嫌いな点、つまり一方的に告
白されたことに釈然しない性格も見て取ります。
そのすべてが愛しくて彼は彼女を守りたくなりま
した。

自分の気持ちは変わらないことをアリサに告げた
シバケンでしたが、ここで彼女は皮肉で返します。
すぐ他の女子に目移りする癖に触れています。

彼は彼女の本心と皮肉を同時に飲み込みましたが
それはとても甘く感じたのでしょう。

そして素直に本心のみを語らない生意気な口から
自分の一番聞きたい「愛してる」を言わせること
を決意します。

真逆の世界

イジワルな言葉が僕の心を揺らす
階段の上から聞こえた「好きすぎてやばい」

MVラストでは「イジワルな出会い」の神社での
シバケンとアリサの立ち位置が逆になっています。

立ち位置だけでなくアリサのシバケンへの気持ち
も反対になっていました。

以前はシバケンを恋愛対象には入れていませんで
したが、今では対象になっています。

そして彼女の本心が神社の階段最後部から勢いよ
く放たれるのでした。

「好きすぎてやばい」

この一言には彼の容姿、彼の優しく気遣いに溢れ
た性格などすべてが包含されているのでしょう。

この言葉で理性が消失したシバケンは階段を駆け
上がりアリサをそっと抱きしめます。
終いにはキスまでせがみますが、それは調子に乗
り過ぎと彼女に拒否されていました。

それでもラストには二人仲良く手を繋いで歩くシ
ーンが観察されています。

二人はゆっくりお互いの友情を愛情に変えていく
に違いありません。
「イジワル」と「生意気」のタッグがここに成立
しました。

まとめ

「シバケンとかあー!!」

発狂してすみませんでした。
前作からシバケンファンが続出していたので多くの方に
とって望ましい結末になったのだと思います。

恋愛シリーズでは「ギャップ」が必ず演出されているよ
うに感じます。
やはり恋愛において「ギャップ」は最大の武器になるの
でしょうか。

「ツンデレ」もその最たる例かもしれません。
強そうに見える子が泣く、しっかりものがうっかりミス
などこういった面に人は弱いんでしょうか(筆者も弱い)

今作から素直もいいけどちょっぴり「生意気」な面も利
点になると感じました(人によるか)

また気になっていた物語に終止符が打たれた点も良かっ
た思います。
シバケン×アリサ、いつまでも幸せに!

いつもながら渇いた心を潤してくれるHoneyWorksにも
感謝したいと思います。
有難うございました。
次回作と今後の活動にも期待し注目しています。

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