ヒプノシスマイク『Alternative Rap Battle』歌詞の意味を考察・解釈

Yo yo yo
Play the gameだぜ
Back again, yo
固唾を呑みな
起こすぜフェノミナン
阿(おもね)んな
メンバー
下げんな縦フェーダー(Let’s go)
叫ぶスピーカーで
ブクロをBig up


この国家(くに)は今一度
洗濯しかないぜ
円卓の騎士が起死回生の為に凱旋
いかんせん邪魔ばっか嫌になるぜパイセン(Let’s go)
謳えアンセム
山田一郎が参戦

ナチュラルハイでイキったクソガキが
いっちょ前にマッチョな事言ってまちゅねぇ?
アティチュードは血も凍る
0゜F(ゼロ·ファーレンハイト)
我に返っても既にToo late
Mother Father Sister Brother 俺さまはGod Father
言霊ぶつけるぜ まざまざと
バイオハザード級の災いた まだやるか

ハート型の光線をコンセントレート
チョコで包む洋酒入り怖~いダイナマイト!
inner zoneに入り交じり愛憎を倍増させる
メッ!する対象広くユニセックス

乱数の事グルグルと何回考えちゃう?
Love感情生産する脳内マニファクチャー
飴玉が甘いなんてダメだ決めつけちゃ?
特別なレクチャーはぐちゃぐちゃにチャーミングだよ?

それは理にかなうクリニカルなスキル
クリティカルな状況 狼須しパントマイム
などは堅く禁ず
だが進む淡々とTime
万全とは何か
問われているAll time

壊れている人体
涙目の患者(クランケ)
ブランケットに包(くる)む
腐乱する痛ましい
フランス·ルイ17世の幼気(いたいけ)な魂
神よ全ての子供たちにMercy

騒乱動乱ヒプノシスマイク
群雄割拠 Alternative Battle
illなビート奇越しなDJ
バチバチの捨て鉢 ぶちこんでくライム

エキシビションじゃない歴史上のBattle
格式容赦ない異次元の魔法
欲張りだぜ東西南北
分捕るまでぶっ放すぜ罵倒

奪い奪われても恨んでる暇はねえ

Are you game for more ?
Do you want more?

無人のリムジンに火をつけて木っ端微産
バチバチに燃えてるぜ俺は風神雷神
阿叶の呼吸でRollin’ Rollin’
何かに取り憑かれたゴロツキ
冗談抜きで火気厳禁の
ごぼう抜きのスキルは
物好きくらいじゃ到達できん(Let’s go)
殺す気でかかって来るが良いが
ウチの一兄の出る幕も無いようだ

はいはいはい
ウザい余罪つかムカつく重過失
蛇足だぜ その無駄すぎるライム
もはや罪(クライム)
初動で動員する押韻
そうさ機動捜査隊のスタンス
減相もない!
元も子もない
もっともな言い分なんてない
ニューナンプの銃弾に代わる
ニューロンを蹂躙するマイク
公務執行妨害だぜ
頭部ぶっとぶがいい

明治大正昭和平成令和
厭世的時代考証
真似し青年は
永遠なるパラダイムからも抗えるポエジー
物狂で不器用な文豪のイメージ
流刑地から一等地まで
伝播して蔓延るこの活字のステージ
弁は立つ
衒学趣味
無知蒙味 no mind
エクリチュール
高慢な鼻を抉り取る


バトルもある意味接客業務
せっかくだし盛り上げとくゲーム
ウェイとが言っときゃ良いとか無え? (ウェイ! )
大都会生きるエンターテイメント
延滞料金は不要だぜメンズ?
弁解無用さツケにしてやんせ?
顔は殴らんよライムでもそう
ただしアンタのメンツはぐちゃぐちゃてでしょ?

Run & Gun ヒブノシスマイク
蛮勇韻力 Alternative Rap
Dopeなビート繋ぎなDJ
たちまち奪うガチ ぶちこんで詰める!

one for the treble two for the bass
痛いガキ死すともフローは死せず
韻の攻防は因果応報
分捕るまでぶっ放すぜ罵倒

奪い等われても恨んでる暇はねえ

Are you game for more?
Do you want more ?

三郎の出番
何喋ろう?
とりま愚弄
しとく
マイクロフォン
ワーカホリックなリックで奪う
不道徳なFlow肝所得
フォトショして書き換えてく
ブクロの青写真(ブループリント)
Bring on Bring on
キンコンカンコン
義務教育をお前に施してやろうか
You know what?
有能な僕の助言さ
まずはブログの法律の授業だ

ようそろ!
さあようこそ!
お前の不安要素の
戦場の霧
小官がメイソン理鶯
弁証法により勝利を
導く道理を
一字一句
お前に軍事指南進ぜよう
心理的シンドローム
伴う心底
死んでも死にきれんほど
擦り切れるだろう前頭葉
前途多難だなジェントルマン
ああ残念 当面は火力演習の的となる


おいおいおいgo humble
おいあんちゃん go gamble
丁半も知らん唐変木
チンチロならションベンだぜ
マジ勘弁 テンション下げ
まず1勝
次は本気で来いよ
Once again
今日の賭場はラップゲーム
ショバ代を払っとけ
Dead or Alive
降りんならとっとと払えよ
ZionだろうがBabylonだろうが
財を成そうが滅びようが
要は賭け(Bet)だろうが


死に敵う救済なんて
シニカルな冗談
商談相手にいつだって
媚び諂ってshit damn
疾患寸前ぐらいなら
失敗なんてノーカン
儲かっても無いけど
まだ食えてるならいっか
一回や二回じゃ覚えらんない
ルーティンワーク
雨天決行する結構なハードワーク
営業トークで隠された封印解く
日本刀のごとく突き刺す深く深く深く

騒乱動し ヒブシスマイク
群雄割拠 Alternative Battle
illなビート奇越しなDJ
バチパチの捨て鉢 ぶちこんでくライム


エキシビションじゃない歴史上のBattle
格式容赦ない異次元の魔法
引張りだせ東西南北
分捕るまでぶっ放すせ罵倒

Run & Gun ヒプノシスマイク
蛮勇韻力 Altemative Rap
Dopeなビート繋ぎなDJ
たちまち奪うガチ ぶちこんで詰める!


one for the treble two for the bass
痛いガキ死すともフローは死せず
韻の攻防は因果応報
分捕るまでぶっ放すぜ黒倒

奪い等われても恨んでる暇はねえ
Are you game for more?
Do you want more?

はじめに

『Alternative Rap Battle』とは2019年9月4日にネット上で公開された楽曲で
す。
大人気 ヒプノシスマイク Division All Stars が新たなラップバトルを繰り広げ
ていきます。

そのバトルを待ちわびていた多くのファンたちが声援を送っています。
動画再生回数は公開から僅か2日で120万に達し、コメント欄はなんと10,000以上
の熱い応援メッセージで埋め尽くされてしまいました。

動画再生回数は急上昇ランキングに食い込み、コメント数も今月で最多の部類に
入ると思います。

すでに歌詞が膨大ですので内容をコンパクトにまとめて紹介したいと思います。
ヒプノシスマイクについて初見さんもいらっしゃると思いますが、詳細は本考察
記事では省略します。
以前のヒプノシスマイク考察記事には詳細が載っていますのでご覧ください。

さて今作は前作の闘いよりも白熱しています。
その理由は歌詞がよりアグレッシブ&デンジャーな感じに仕上がっているからで
す。

歌詞には丸みがほとんどなくエッジの効いたものがメインとなっています。
毎度のように安定したクールなビートにどんな歌詞が乗せられているのでしょう
か。
さっそく気になる歌詞の考察を始めていくことにしましょう。

タイトル『Alternative Rap Battle』とは

まず『Alternative』ですが「交互の、またかわるがわる」を意味する英単語で
す。
まさにMVでは交互にラップバトルが繰り広げられていました。
彼らは殴り合いで勝敗を決めません。

物語の根幹を成す部分ですが、ヒプノシスマイクを使いあくまでもラップでバト
ルすることをポリシーとしているわけです。
人によって多少理念が異なる場合もありますが基本的にそのスタイルです。

『Alternative Rap Battle』歌詞の意味

変幻自在のフロウ&ライム

Yo yo yo
Play the gameだぜ

下げんな縦フェーダー(Let’s go)
叫ぶスピーカーで
ブクロをBig up

イントロからド派手に激しいスクラッチ&重厚ビートが繰り出されます。

闘いの火蓋を切って落としたのは山田一郎です。
「縦フェーダー」は音のボリュームを管理する部分です。
ここから自分たちの歌と言い分を決して控えないことをアピールしています。
彼の主要な目的は変わらず「池袋」ディビジョン拡大なのです。

アティチュードは血も凍る
0゜F(ゼロ·ファーレンハイト)

続くラッパーは碧棺左馬刻です。
なにやら難しい横文字を2つ並べているようで、彼のこれまでのリリックチョイ
スからみても斬新だと言えます。

「アティチュード」とは態度や姿勢の事です。
彼の強気で自信に満ちた態度と姿勢が周囲のライバルを氷つかせるのでしょう。

0゜F(ゼロ·ファーレンハイト) とは「華氏(かし)」のことで、ドイツの物理学
者ガブリエル・ファーレンハイトが1724年に提唱した温度です。カ氏度は他の温
度と同様「度」の単位がつけられ、他の温度による値と区別するためにファーレ
ンハイトの頭文字を取って“°F”と書き表される。

上記はいづれも彼の絶対零度な態度と姿勢が周囲を黙らせるということを示唆し
ています。

乱数の事グルグルと何回考えちゃう?
Love感情生産する脳内マニファクチャー
飴玉が甘いなんてダメだ決めつけちゃ?

お次はリリックを見ればすぐ検討がついてしまう飴村乱数の登場です。
語尾の「ちゃう、ちゃ」や飴玉などが彼の個性を存分に表現しています。
「乱数」とはゲーム内で用いられるシステムのことです。
プレイヤー側からはこの数値を正確に把握することは大抵困難です。

ですから「考えてもわからないことをいつまで考えるのか」という点を
彼は述べたいわけです。

「マニファクチャー」とは「製造業における形態の一つ」を指します。
脳内とは愛情や恋愛感情を生み出す工場なのだという意味でしょう。
同時に彼は「飴玉が甘い」という固定概念を持つことを嫌っているよう
です(飴大好きなのにね)

だが進む淡々とTime
万全とは何か
問われているAll time

甘く軽快なラッパーのあとには重低音ラッパー神宮寺寂雷の登場です。
彼は「時間経過と完全性」について言及しています。
つべこべ言っても時間は淡々と流れていくこと、そして限られた時間の
中で「万全」つまり完全性に近づく方法を模索しているようです。

冗談抜きで火気厳禁の
ごぼう抜きのスキルは
物好きくらいじゃ到達できん(Let’s go)

ウチの一兄の出る幕も無いようだ

自信満々のリリックをかますのは山田二郎です。
彼は自分のラップスキルが熱意ある他者を圧倒するものであると
アピールしています。
ただなんとなくでラップをかじった物好きをあざ笑っています。

リリックの最後には兄想いの一文が加えられていますね。

蛇足だぜ その無駄すぎるライム
もはや罪(クライム)

「はいはい」と山田二郎に割って入ったのは入間銃兎です。
彼とそれまでのラッパーたちのライム(韻を踏む)を全否定します。
無駄が多すぎてもはや罪レベルというレッテルを張っていきます。
今回も彼の職業柄が出ているリリックでした。

明治大正昭和平成令和
厭世的時代考証

エクリチュール
高慢な鼻を抉り取る

「和」を感じさせるリリックを歌うのは夢野幻太郎です。
彼は和服を好み書物を愛しています。
しかしそれは学ぶことで願望を蓄えることであり、意味
を見出すためではないのです(詳細は公式にて)

すべての時代に彼は興味があり考察を重ねてきました。
「エクリチュール」とは「書くこと、書き方」を意味するフランス語
です。

たくさん学んで知識があるからこそ、世間知らずな「高慢な鼻」を見
ると抉り取りたくなるのでしょう。

バトルもある意味接客業務
せっかくだし盛り上げとくゲーム

顔は殴らんよライムでもそう
ただしアンタのメンツはぐちゃぐちゃてでしょ?

職業柄とポリシーが滲みだすリリックを歌うのは伊弉冉一二三です。
彼はホストで今回のバトルも接客業の延長線にあると考えています。
勝ち負けの中で「盛り上げ要素」も重視していることが理解できます。

彼は冒頭で記載したようにあくまでもライムで他者に勝つというポリ
シーを持っています。
しかし、しっかりとラッパーとしての面子は潰していくスタイルです。

義務教育をお前に施してやろうか
まずはブログの法律の授業だ

さてお次は山田三郎の出番です。
兄二人が喋った後に何を話そうかと思案する余裕があります。
とりあえず自分たちのエリアである池袋ディビジョンのしきたりを
次の相手に教えることにします、、、が。

弁証法により勝利を
導く道理を
一字一句
お前に軍事指南進ぜよう

山田三郎が教えを説こうとしたのは危険なラッパー毒島メイソン理鶯でした。
彼は返しとばかりに山田三郎に自分の通りを教えてやると詰め寄ります。
二人の火花散る睨み合いが容易に予想できますね。

今日の賭場はラップゲーム

要は賭け(Bet)だろうが

個性溢れる独特のリリックが有栖川帝統のものであることを伝えています。
彼は生粋のギャンブラーであり有り金全部、時には命さえ賭ける男です。
今回のラップバトルもギャンブルの延長線上にあると考えています。
要点は命がけでライム&フロウをぶつけ合うことを望んでいるのです。

ルーティンワーク
雨天決行する結構なハードワーク
営業トークで隠された封印解く

最後を飾るのは暗がりの中でひっそりと現れた営業マン観音坂独歩です。
彼は日々の仕事の習慣や重労働の中で、相手の秘密を知る技術を習得した
ようです。
それを強みにラップバトルを制していこうと志しているのを把握できます。

消極的な彼が今回積極的なリリックを歌っているのは親友一二三の影響が
いくらかあると筆者は考えました。

熱きバトルの轟音が今もそしてこれからも鳴り止むことはありません。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
リリック部分が多すぎるためいつも異なるレイアウトになって
いまいました。

しかし趣旨のはっきりしたこのラップバトルに、多くの見出し
や能書きは必要ないとラッパー達から言われそうだったのでやめ
ました(笑)

今作でまた推しの相手に変動が生じたり推しが増えたりするかも
しれませんね。

ヒプノシスマイク Division All Starsの今後の活動と次回作に期待
し注目していきたいと思います。 

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