日向坂46 『キツネ』歌詞の意味を考察・解釈

Hey! Ho! Hey! Who are you?
キツネ キツネ キツネ キツネ

本当の私は見せられない
格好つけちゃってごめんなさい
見つめられないぐらい好きなのに
興味ないふりをしてる(キ・ツ・ネ)
恋なんか 星の数ほどしたし
おなかいっぱい(ガツガツ出来ないし)
涼しい顔で 他人事のように
あなたと話しましょう (Yeah! Hey!)
さあ愛とか微塵も感じさせないで

キツネ キツネ キツネ キツネ
女の子は化けてるんだ(いつだって)
純なハートバレたら
簡単に盗まれちゃうよ
男を騙してなんぼだ
お望み通りに化けるよ
キツネ キツネ キツネにつままれて
気づけない感じに(Hey!)

キツネ キツネ キツネ キツネ

どこかで誰かが嘘ついてる
そんなにめくじら立てないで
傷つかない程度に誰だって
帳尻合わせてるの(キ・ツ・ネ)
結婚は遠い先のことでも
現実になきゃね(遠回り出来ないし)
こんなところで心を許しちゃ
後々ツラいでしょ(Hey! Hey!)
夢なら夢だと気づかせないで

キツネ キツネ キツネ キツネ(Hey!)
タヌキだってどこかにいる
どうせ どうせ この世はみんな竹ヤブの中
キラキラと光る真実はどこかに隠してあるんだ
キツネ キツネ キツネの嫁入りは心の天気雨

みんなでコンコンコン 鳴き声聞こえるか
好きも好きじゃないも 本当か分からない
キツネがいっぱい
(おー コンコンコンコンコン)


キツネ キツネ キツネ キツネ
女の子は化けてるんだ(いつだって)
純なハートバレたら
簡単に盗まれちゃうよ
男を騙してなんぼだ
お望み通りに化けるよ
キツネ キツネ キツネにつままれて
気づけない感じに(Hey)

はじめに

『キツネ』とは2019年6月19日にネット上で公開された楽曲です。
同年7月17日リリース 日向坂46 2nd Single「ドレミソラシド」のカップリング
曲となっています。
動画再生回数も投稿から数時間で5万回を超え上々の滑り出しを見せています。

パステル系のブルーやピンクを取り入れた衣装が日向坂46のイメージを際立たせ
ていました。
前作「ドレミソラシド」同様メンバー全員参加でのMVとなりスケール感を感さ
せてくれます。

今作MVの監督は荒伊玖磨さんです。
パーティーを連想させる舞台設定がメンバーの無邪気さを引き出しています。
曲調の序盤と途中で入る掛け声が昔懐かしいテイストを醸し出している点にも
注目したいですね。

それではさっそく歌詞の意味を考察していきたいと思います。

タイトル『キツネ』とは

キツネが動物であるという説明で十分な気がします。
それに付随して昔話などに登場するキツネは「人をよく騙す」
という設定が見られます。

ことわざにも「狐につままれる」というものがあり突然の成り行きに
訳がわからず呆然としてしまう、という意味で知られていますね。

さらには「狐の嫁入り」つまり日が照りながら小雨が降る天気を指すこ
とばも存在するのです。

歌詞の中にもこれらのことばが用いられ女性の心情や素振りに照らし合
わせています。

『キツネ』歌詞の意味

本当の私は誰

Hey! Ho! Hey! Who are you?
キツネ キツネ キツネ キツネ

今回の考察では一人の女性を主人公として進めていきます。

歌詞冒頭では掛け声で盛り上げるのと同時に疑問形の英熟語が
用いられています。
これは主人公が普段盛り上がりを見せている点、そしてそれは
本心なのかと疑問視していることを表現しているようです。

そしてみんなの前で本心を隠す自分は「人を化かすキツネ」の
ようだと思ったのでしょう。

素直になれない天邪鬼

本当の私は見せられない
格好つけちゃってごめんなさい
見つめられないぐらい好きなのに
興味ないふりをしてる(キ・ツ・ネ)

彼女には気になっている異性がいるようです。
まともに見つめることすらできない程に魅了されて
いる反面、それを素直に認めることができません。
彼女は天邪鬼な性質を持ち合わせているようです。

彼の前で本当は甘えたり楽しそうにしたいのですが
どうしても強がってみせたり関心の無さを示し塩対
応です。

歌詞文脈を見ると彼女には多数の恋愛経験がありま
す。
ですから今までの恋愛経験で素を出して傷ついたこ
とがあったのかもしれません。

それで「キツネ」のように本心を隠した振る舞いで
距離を取る対応を心がけるようになったのだと推察
できます。

愛はキツネの変身を解く

涼しい顔で 他人事のように
あなたと話しましょう (Yeah! Hey!)
さあ愛とか微塵も感じさせないで
キツネ キツネ キツネ キツネ
女の子は化けてるんだ(いつだって)
純なハートバレたら
簡単に盗まれちゃうよ

ここで彼女がクールを装うのは好きな相手と親しくなって
それが恋から「愛」へと変化すると自分の本心が出てしま
うからです。

愛はキツネのような振る舞いをできなくさせる不思議な力
が働くようです。

ですから自分の好きな人が近づいてきても自分を本気にさ
せるようなことは言ったりされたりして欲しくないのです。
この点も過去に本気になった後に傷ついた彼女の心が癒え
てないこと示唆する部分かと思われます。

騙されるくらいなら

男を騙してなんぼだ
お望み通りに化けるよ
キツネ キツネ キツネにつままれて
気づけない感じに(Hey!)

彼女は過去の恋愛経験から男に騙されたことがあるようです。
ですから今の彼女は傷つかないために逆に男を騙すのです。
悪意があるというわけではなく、本心を見せないという意味
でそうします。

好きになった相手のリクエストには可能な範囲で応えます。
それでもそれが本心ではないことは相手に伏せておくのです。

リクエストに何でも応える彼女を見て相手は「あれ?こんな子
だったっけ?」とキツネにつままれたかのように反応するでし
ょう。
しかし彼女の本心ではないことにはずっと気づかないのです。

キツネ達の沈黙

タヌキだってどこかにいる
どうせ どうせ この世はみんな竹ヤブの中
キラキラと光る真実はどこかに隠してあるんだ
キツネ キツネ キツネの嫁入りは心の天気雨
みんなでコンコンコン 鳴き声聞こえるか
好きも好きじゃないも 本当か分からない
キツネがいっぱい
(おー コンコンコンコンコン)

お気づきの方もいらっしゃるでしょうが見出しは某有名映画タイトルを
捩ったものです(笑)
ここでは自分がキツネなら「タヌキ」つまりやり方は違えど人を騙すこ
とに変わらない人たちがいることを指摘しています。

彼女はこの世の中を「竹ヤブの中」に例えています。
人の本心が存在していても周囲からは見えないという点を描写しています。
人前でどれだけ良く演じて見せても本心が息を潜めているのです。

「みんなでコンコンコン」とは本心を隠して相手の望むことを話している人
たちを指しているのでしょう。

冷静になって考えてみると好き嫌いの正しい尺度も人によって違うので、正
確に図ることなど不可能なのかもしれません。

今日も彼女を含めキツネを演じる人たちの鳴き声が聞こえます。
時に上品に、甘えたりと立ち振る舞っています。
それでも笑顔の裏では本心が寂しく泣いていたのでした。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
女の子は男の子を騙すもの、ここまではっきり言われると
多少、身構えてしまいますね(汗)

それでも素直になれない部分、また気持ちのすべてを初め
から明かせないというのは誰にもあると思います。
騙すと聞くとイメージが悪いですが、誤魔化す、はぐらか
すという言葉に置き換えると納得する部分もあるでしょう。

男性側は素直になれない女性の気持ちを優しく包んであげ
れたら理想ですね。
キツネの部分である彼女を理解してはじめて本心を理解し
てあげれるような気もします。

非常に考えさせられる教訓的な歌詞だったと思います。
メンバー全員の息のぴたりと合ったダンスや可愛らしい歌
声も魅力的でした。

日向坂46の次回作と今後の活動に期待し注目していきたい
と思います。



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