日向坂46 『Cage』歌詞の意味を考察・解釈

「世界から空が無くなってしまえばいいと思った」
「そうしたら僕はもうあの空を駆け巡る鳥たちを羨むことはないんだ」
「空を飛んだってしょうがない」
「僕は鳥籠の中でいつもより大きな声で泣いた」

まぶた閉じてしまえば 見えなくなるって
分かってはいるけど勇気が無かった
天井のシミ眺めていると 何かしら意味あるように
思えてしまう1人の真夜中

どうせ醒めるならばどんな素晴らしい
幻夢だって見たくないんだ
現実に戻るのがきっと怖くなるから
それならいっそ寝返りを繰り返して
どうにか諦めたほうがいい
ベッドからもう起きようか

どうして頑張らなきゃいけないんだ?

Wow… 自由はどこにある?
そうだいつだって目の前にあるんだ
もう何も邪魔するもの無い 好きなことやればいい
自分が勝手に縛られて
古い常識の外へ出ないだけ
存在などしてない 想像のCage
Wow Wow Wow…

もしも鳥籠の窓 開けてしまったら
逃げ出した鳥はどこへと飛んでいく
空の向こうに行きたい場所 叶えたい願いや夢が
あると言うならそれもいいけど

僕が作り上げたただの思い込みを
信じていただけなのかな
ここを出られないなんて被害者意識だった
見えない籠に閉じ込められているほうが
都合が良かったんだろう
カーテンをまた閉めようか

日差しが昨日よりも眩しかった

Wow… 世界は広いんだ
きっとまだ知らない何かがあるはず
そう探してみる価値はあるよ ここから飛び出そう
誰にも僕を止められない
強い風が遠くから吹くように
自分を試したくて 壊されたCage

人は皆 そこから動かないけど
誰も何も束縛していないんだ
傷つく可能性 不安だけで諦めている
籠の鳥よ

Wow… どこかに飛びたいよ
だってほら背中に翼があることに
気付いてしまったんだ
ここにいてじっとしていたほうが
安全だって言われたって羽ばたいてみたい

Wow… 今すぐ 自由はどこにある?
そうだいつだって目の前にあるんだ
もう何も邪魔するもの無い 好きなことやればいい
自分が勝手に縛られて
古い常識の外へ出ないだけ
存在などしてない 想像のCage 
Wow Wow Wow…

はじめに

『Cage』とは2019年7月4日にネット上で公開された楽曲です。
同年7月17日リリース 日向坂46 2nd Single「ドレミソラシド」に収録された
楽曲です。

今作は東村芽依さん金村美玖さん河田陽菜さん丹生明里さんの4人によるユニッ
ト曲となっています。

MVでは彼女たちが鳥かごの中に囚われているシーンからスタートします。
終盤では無数の羽根を撒き散らしながらエモーショナルなダンスを披露してい
ました。

MVの監督は塩田悠地が担当されました。
可憐に踊る4人を一層美しく引き立てる演出をふんだんに盛り込んでいました。
彼の高い映像技術には目を見張るものがありましたね。

曲調はアップテンポで曲進行と共に広がりを見せるスケール感のある曲です。
それはまるで鳥かごの中の鳥が解放され大空に羽ばたく様子を表現しているか
のようです。

それではさっそく気になる歌詞の考察を始めていくことにしましょう。

タイトル『Cage』とは

『Cage(ケージ)』とは「鳥かご」を意味する英単語です。
MVでも4人のメンバーが鳥かごに囚われており自由を奪われていました。

歌詞を考慮すると存在しない自分で作りあげた「限界」もタイトルに含まれる
のだと筆者は考えました。

世界に羽ばたくのを阻んだり自由を束縛するケージを彼女たちはどのように克服
していくのでしょうか。

続く考察から考えてみましょう。

『Cage』歌詞の意味

夢と可能性を捨ててしまえば

「世界から空が無くなってしまえばいいと思った」
「そうしたら僕はもうあの空を駆け巡る鳥たちを羨むことはないんだ」
「空を飛んだってしょうがない」
「僕は鳥籠の中でいつもより大きな声で泣いた」

今作ではメンバー4人を主人公として考察を進めていきます。

歌詞冒頭では鳥かごに閉じ込められているように感じている彼女たちの
気持ちが綴られています。

「空」つまり「夢や可能性」が世界からなくなってしまえば楽だと彼女
たちは考えました。
そうすれば夢や可能性を掴む人たちがいなくなって気が楽になると思って
います。

「空を飛んだってしょうがない」つまり夢や可能性を追いかけたって仕方
ない、そんな本心でない一言を鳥かごの中で彼女たちは吐き捨てました。
しかし同時に目にいっぱいの涙が頬を伝うのでした。

すべてに目を瞑って

まぶた閉じてしまえば 見えなくなるって
分かってはいるけど勇気が無かった
天井のシミ眺めていると 何かしら意味あるように
思えてしまう1人の真夜中

彼女たちは叶えられない夢や信じられない自分の可能性などに
目を閉じてしまいます。
それでもすぐに目を開いてしまうのは「すべてのものを諦める」
というのはとても恐ろしく不安な気持ちになるからでした。

それはまるで自分には価値がない、生きている意味がないと思え
るほどに辛かったのです。

精神が不安定な時は「天井のシミ」のような小さなものでさえ、
意味がある確かなものだと信じたくなるようです。
特に真夜中に一人で考え事をするとあれこれ考えが浮かんできま
す。

自身が作り出した「限界」のケージ

Wow… 自由はどこにある?
そうだいつだって目の前にあるんだ
もう何も邪魔するもの無い 好きなことやればいい
自分が勝手に縛られて
古い常識の外へ出ないだけ
存在などしてない 想像のCage
Wow Wow Wow…

彼女たちは自分たちが何かに囚われているように感じて
いました。
自分たちには一切の自由がない、夢を追うことも可能性
に賭けることもできないと考えていました。

しかし実際にはそんなことはないと悟ったのです。
自由はいつでも「目前」にあったのです。
問題はそれに手を伸ばして掴む努力を払うかどうかです。

気がつけば自分たちが古い常識に囚われていたことにも
気がつきます。
常識外の行動は他者の反感を買うからです。
募る恐れが彼女たちの夢への挑戦を阻んでいきます。

彼女たちだけではなく、多くの人が自分たちの想像のケー
ジの中でもがいて苦しんでいるのかもしれません。

向上心―ケージ崩壊

Wow… 世界は広いんだ
きっとまだ知らない何かがあるはず
そう探してみる価値はあるよ ここから飛び出そう
誰にも僕を止められない
強い風が遠くから吹くように
自分を試したくて 壊されたCage

彼女たちはあれこれ考えるのを止めます。
また常識や固定概念、また自分たちで作り上げた
限界のケージを破壊します。

ケージを破壊したものとはなんでしょうか。
それは「知らない何かを求める探求心」あるいは
価値を見出し新たな場所へと飛び出す向上心なの
でしょう。

自分を試すという終わりなき旅路を追い風が後押
ししていきました。

壊れたケージを後にして彼女たちは4羽の鳥のよう
に並んで自由に大空へと羽ばたいていきました。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
自分はなにかに囚われているから行動できない、
そんな気持ちになったこと一度はあるのではな
いでしょうか。

筆者もあれこれ悩み過ぎて行動できないときが
あるのですが、考えてもどうしようもないこと
で世の中溢れていると思います。

今作の歌詞では自分で行動し向上心を持って夢
に羽ばたく大切さを伝えてくれていましたね。

日向坂46の素敵な作品に魅了されました。
またメンバー4人の華麗なダンスと透き通るよう
な歌声にも感謝します。

今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと
思います。

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