ハセガワダイスケ『裏切り者のレクイエム』歌詞の意味を考察・解釈

神の運命(さだめ)にさえ
叛旗を翻す…Gangster
 
畏れという 感情を
掻き消す魂(Rage) 神(悪魔)に背くと 誓った日から
 
報復とは 終末か?
未来を乞う
生き方を捨てて 挑む者Stay Gold
 
そうさ 目には目を…
裏切り者には レクイエムを…Wow
 
絶望が手招く
世界に立ち向かう
Don’t care 慈悲などいらないさ
身体滅びる時
祈りも消え果てる?Hell No
始まりのGolden Wind
 
失うもの何もない
火が付く魂(soul) 戻る道さえも 焼き尽くしたさ
 
支配という 安息に
溺れたまま
時貪るより 革命起こせ
 
誇り高き
裏切り者には レクイエムを…Wow
 
怒り胸を叩き
鼓動 叫ぶままに
Don’t care 真実へと向かう
何かを得た者が
真の勝者なのか?Hell No
裁くのはGolden Wind
 
絶望が手招く
世界に立ち向かう
Don’t care 慈悲などいらないさ
身体滅びる時
祈りも消え果てる?Hell No
始まりのGolden Wind

はじめに

『裏切り者のレクイエム』 とは2019年3月26日にネット上で公開された
楽曲です。
大人気アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第五部」主題歌となっています。
アニメ事態、その人気たるや計り知れないものがあります。

動画再生回数は一か月経たずして90万を優に超え、ミリオンに王手をかけ
ています。
再生回数はアニメが進むごとに伸びを見せ未だ留まるところを知りません。

動画コメント欄のジョジョならではの盛り上がり方も必見です。
ジョジョ名台詞に乗せて今作への感想を伝えるファンが後を絶ちません。

歌い手のハセガワダイスケさんは過去にジョジョの奇妙な冒険 第四部の
主題歌も担当されています。
独特の低音ハスキーボイスは一度ハマったら最後、二度と抜け出せない魅
力に包まれますね。

今作の曲調は序盤の導入部分を静寂を印象付けるようにボリュームを絞っ
てあります。
24秒のイントロが終わるや否や攻撃開始と言わんばかりにバイオリンによ
る盛り上がりをみせます。

曲進行は過去作品であるジョジョ 第一部のオープニングに似ています。
筆者が思うにこの曲進行がジョジョにおいて鉄板になってきているように
感じます。

それではさっそく気になる歌詞の考察へ進んでいきましょう。

タイトル『裏切り者のレクイエム』 とは

タイトルは今回タイアップとなっているアニメに関係しています。
「裏切り者」とはアニメ主人公ジョルノ・ジョバーナとその仲間
たちが自分たちが所属するマフィア組織を裏切ることを指します。

「レクイエム」とはラテン語で「安息」を意味する言葉です。
「鎮魂歌」を表す場合が多く死者のために歌われるようです。

組織を裏切ったジョルノたちはボスとその手先から命を狙われます。
実際に仲間の内の何人かはその戦闘によって命を落とします。
彼らへの慰め、また定められたものに抗う意志を今作から感じます。

『裏切り者のレクイエム』歌詞の意味

定めに抗う者達

神の運命(さだめ)にさえ
叛旗を翻す…Gangster
 
畏れという 感情を
掻き消す魂(Rage) 神(悪魔)に背くと 誓った日から

ジョルノたちは当初、神が定めた運命のようなもの
に逆らって生きるように感じていました。
自分たちは金持ちに生まれなかった、円満な家庭で
育たなかったなどそれらは決まっているようでした。

街には麻薬を売るマフィアがおり警察はマフィアから
賄賂を受け取り悪は正義より強いようにも感じていま
した。

しかしジョルノはあるとき自身でこの街を救う手立て
を考えつきます。
自らマフィアに入団し力と地位を手にしたところでボ
スに近づき倒そうというのです。

それはまさに「運命に叛旗を翻す」行為でした。
仲間の中には僅かながらその行為の正当性を疑う者も
いました。

しかしジョルノと仲間の大部分は組織に逆らうことを
畏れません。
歌詞冒頭で神の運命に逆らっていたと感じていた彼ら
でしたが少しずつその考えは変化していきます。

ボスと組織に逆らうと決めたその日から、自分たちは
神に背くのではなく悪魔のような存在に背くのだとい
う考えになっていたようです。

終末に何を望むか

報復とは 終末か?
未来を乞う
生き方を捨てて 挑む者Stay Gold
 
そうさ 目には目を…
裏切り者には レクイエムを…Wow

ジョルノたちはボスとその手先が街の人に与えて
きた悪い影響に対して「報復」しようと考えてい
ました。

歌詞では報復が「終末か?」と疑問の形で綴られ
ています。

自分たちの目的にはかなりのリスクが伴うので、
それを実行すれば人生が終わるという意味なのか
もしれません。

彼らは終末に何を望むのでしょうか。
自分たちの命、街の平和、報復でしょうか。
あるいはそのすべてなのかもしれません。

「目には目を」とあるのでマフィアが用いてきた
手段で、そしてそのやり方で彼らは戦っていくの
でした。

吹き荒れる黄金の旋風

絶望が手招く
世界に立ち向かう
Don’t care 慈悲などいらないさ
身体滅びる時
祈りも消え果てる?Hell No
始まりのGolden Wind

ジョルノたちは多くの敵たちに遭遇し戦います。
その状況は歌詞にあるように「絶望が手招く」
ような状況下でした。

街全体をマフィアが牛耳っていたため彼らは「
世界に立ち向かう」ように思えたことでしょう。

彼らに「慈悲」は無用の長物でした。
この世界でそんなものは1リラの価値もありませ
んでした。
祈りさえも聞かれないように感じます。

しかし彼らの胸にはいつでも気高き覚悟と夢が
渦巻いていました。
そうした状態を保っていられるのは、いつぞや
自分を駆り立てた「黄金の旋風」でした。

「始まりのGolden Wind」として表現されてい
ますね。
アニメサブタイトルともなっています。

この目に見えない風が自分の中で吹き荒れるう
ちは諦めることは決してないのです。

真実を見定める黄金

怒り胸を叩き
鼓動 叫ぶままに
Don’t care 真実へと向かう
何かを得た者が
真の勝者なのか?Hell No
裁くのはGolden Wind

ここからの部分ではだいぶネタバレを含みますので
観覧されたくない方はご遠慮願います。

ボスと対峙するジョルノは失った仲間の分まで怒り
を抱きます。
そして彼はボスに「真実についての定義」を問いか
けます。

そして彼の持つスタンドという能力の名前にはゴー
ルドがつけられています。
自身の黄金を意味するその能力が悪の偽りを暴き、
自分が真実であることを証明するのです。

ボスの持つ強力なスタンドが真実か、ジョルノの
黄金のような煌めきを放つスタンドが真実なのか
はアニメ最終部分をご覧ください。

まとめ

今回の考察は完全にタイアップを意識したものだったので
アニメを見てからこの記事を読まれることをお勧めします。

ジョジョ主題歌は決まって闘魂注入みたいなフレーズが用
いられ、特に男性ファンを熱くさせるようですね。
勿論、女性ファンもたくさんいらっしゃいます。

今回のジョジョ 第五部の舞台はイタリアとなっています。
原作の影響を受けイタリア旅行に行ったファンも相当いる
みたいですよ。

漫画を片手にそれぞれのページに描かれた場所を探しにい
く旅も面白そうですね。

ハセガワダイスケさんの熱唱にも元気づけられました。
ジョジョファンを納得させるだけの奥深くそしてキャラク
ターやスタンド能力に忠実な歌詞だったと感じました。

今後の次回作と活動に期待し注目していきたいと思います。
それでは皆さん、、

「アリーヴェ・デルチ!(さよならだ)」

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