FANTASTICS from EXILE TRIBE 『FANTASTIC 9』歌詞の意味を考察・解釈

相変わらず僕らは
足りない物だらけで
君の存在がそれを 埋めてくれてます

こうやって毎日を
頑張っていれるのは
いつも優しい笑顔の 君のおかげです

聞こえてるかな この歌声が
届いてるかな 君への愛しさが

lalala…
やがてピンクに染まる空が
今日という日を 幸せに 終わらせる

長い旅だと知っているから
1mmでもいい
明日を前に進んでいくんだ

悲しいことなんて
起こらなきゃいいのにな
だけど現実は時に
脆く残酷で

もっともっと僕らは強くなりたい
例えば君の 夢さえ
叶えられるくらい
離れ離れでも 解けたりしない
絆があるんだ 君には伝えよう

lalala…
やがてピンクに染まる空は
夜に包まれ 新しい朝になる

lalala…
1つと動いてる限り
僕らは絶対に君と
一緒にテープを切るんだ

ちぐはぐで 小さな (nine star)
繋がって いつか煌く星座になる

lalala…
やがてピンクに染まる空が
今日という日を 幸せに 終わらせる

lalala…
長い旅だと知ってるから
1mmでもいい
明日を前に進んでいくんだ

歌詞考察の前に

人気アイドルグループ FANTASTICS from EXILE TRIBE が歌う『FANTASTIC 9』MVが2020年2月10日にネット上で公開されました。
同年2月12日リリースの 1stアルバム『FANTASTIC 9』表題曲となっています。
動画再生回数は深夜公開にも関わらず初日で2万回以上再生されていました。

今作はメンバーにとってもファンにとってもたいへん意義深い内容となっています。

歌詞やMVから元メンバーであった中尾翔太さんのことを想って歌われていることを理解できます。

2018年7月6日に胃がんとの戦いの末に22歳という若さで亡くなりました。
当時、筆者にとっても衝撃的過ぎるニュースであり胸を抉られる思いでした。

それでも暗い一面ではなくメンバーが彼を大切に思うと同時に1歩でも前に進もうとする姿勢が歌詞には収められています。

今回のMVでメンバーが円形になるシーンがありましたが明らかに1人分空いているのを観察できました。
タイトルと合わせて FANTASTIC があくまで9人であるというメッセージ性を感じることができます。

ポジショニングを検討するにあたり8人で綺麗な円を描くこともできたと思います。
あえてそうしなかったのは「この穴は彼以外では埋められない」というメンバーの気持ちの表れだと実感しました。

空や大自然を見つめるメンバーたちがどこか物悲しさを感じながらも明日を見つめている描写がとても考え深かったです。

それではさっそく気になるタイトルと歌詞を考察していきましょう。

タイトル『FANTASTIC 9』とは

説明するまでもないと思います。
前述でも述べたように「9人で FANTASTICS from EXILE TRIBE なんだ」という意味がタイトルには込められていると解釈できます。

その点が歌詞の随所で強調されていますので出来る限り拾い集めていきたいと思います。

『FANTASTIC 9』歌詞の意味

感謝の歌

相変わらず僕らは
足りない物だらけで
君の存在がそれを 埋めてくれてます

こうやって毎日を
頑張っていれるのは
いつも優しい笑顔の 君のおかげです

聞こえてるかな この歌声が
届いてるかな 君への愛しさが

歌詞冒頭は 中尾翔太さんおよびファンに向けて歌われていると理解できます。

メンバーは自分達が「まだまだ足りない物だらけ」であると認めています。
それを埋めてくれるのが「君の存在」だと歌っています。
「君」には 中尾翔太さん、大勢のファンが該当するでしょう。

メンバーは彼にしかない魅力と実力を感じてきました。
これまでの活動を通じて誰よりもその点を認めていたに違いありません。
ファンもメンバー9人をこれまでずっと家族のように支えてきました。
太くて大きな絆を感じる部分です。

メンバーは彼とファンの笑顔と優しさに感謝の言葉を綴っています。
それはいつまでも薄れることのない大切な宝のようなものでした。

感謝の歌が大空へと響き渡ります。
メンバーは彼にこの感謝の歌が届いてくれることを切望しています。

ピンク色の空

lalala…
やがてピンクに染まる空が
今日という日を 幸せに 終わらせる

歌詞中に何度も登場する表現に「ピンクに染まる空」があります。
これはあるライブを念頭においているのだと考えられます。

2019年11月21日に神奈川・パシフィコ横浜 国立大ホールで行われた 全国ホールツアー「FANTASTICS SOUND DRAMA 2019 FANTASTIC NINE」のファイナル公演です。

公演の締めくくりには中尾翔太さん への思いを込めた「Turn Back Time」が歌われました。
観客が腕に付けた自動制御型ライトがピンク色に染められたこと、またピンク色のテープが場内に発射された様子が歌詞とリンクします。

彼のメンバーカラーであるピンクを見るたびにメンバーたちは自分達の日々が幸せになるのを実感しています。

彼を思い出すたびに悲しくなるとは表現されていない点に前向きさを感じます。

悲嘆を乗り越える強さ願って

悲しいことなんて
起こらなきゃいいのにな
だけど現実は時に
脆く残酷で

もっともっと僕らは強くなりたい
例えば君の 夢さえ
叶えられるくらい
離れ離れでも 解けたりしない
絆があるんだ 君には伝えよう

前述の前向きなフレーズに続きメンバーの素直な気持ちが綴られています。

同じ活動を共にしてきた彼が亡くなることを誰も望んでいません。
そんな悲しいことがなければ良かったと本音を吐露しています。
それでも現実問題として起こり得ることだと必死に言い聞かせているような歌詞のようです。

そうした事実を踏まえて自分たちは悲嘆を乗り越える強さが欲しいと歌詞では綴られています。

メンバーは彼の分まで夢を叶えたいと願っています。
これに強さが求められるのはなぜでしょうか。

筆者が思うに今までずっと「9人で同じ夢を叶える」ことしか考えてこなかったからだと思います。

今回のMVも8人でパファーマンスされこれから「8人で頑張らなければ」なりません。

頭では理解できていても気持ちがついていかないのが現状なのかもしれません。
それでもメンバーは彼に永続する絆があることを伝えたいと述べています。

こうした点から今作が気持ちの面でずっと9人であることを忘れないための歌、とも表現できるでしょう。

切なくも力強い前進

lalala…
長い旅だと知ってるから
1mmでもいい
明日を前に進んでいくんだ

ここでは「長い旅」という表現が登場します。

これはメンバーが彼を失ったことへの悲しみを乗り越えるのに長い時間がかかるという意味だと理解しました。

どれだけ今日を嘆いても明日がやってきます。
それは受け入れずらい明日かもしれません。

それでもメンバーは8人という明日を受け入れるために前に進んでいきます。
「1mm」という前進とは言い難い1歩でもメンバーは無駄ではないと思っています。

そしてメンバーだけでなくファン1人1人もこの事実を受け止めて一緒に前進して行こうとの呼びかけにも思えます。

これからもメンバーと彼とファンを繋ぐピンクのテープが絆となり関係するすべての人たちに温かな幸せを運ぶに違いありません。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
彼のカラーであるピンクの表現が今作に使用されたことで動画コメント欄には涙を流しながら感動のコメントが寄せられていました。

メンバーの深い気遣いと彼への感謝が1フレーズごとにひしひしと伝わってきましたね。

全体の表現から亡くなった彼を忘れるではなく「思い出として大切にしまっておく」という印象を受けました。

そして FANTASTICS from EXILE TRIBE として活動する限り同じ夢を彼と共に見ていくという願いも実感できました。

胸を熱くさせる超大作であると筆者も言わざるを得ません。

どこまでも無限に響き渡るような歌声と力強いダンスパフォーマンスが大変魅力的でした。

FANTASTICS from EXILE TRIBEの今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと思います。

感謝と絆の強さを感じる感動的な作品をありがとうございました。

4 件のコメント

  • 「悲しいことなんて起こらなきゃいいのにな」
    ホントこの歌詞のとうりだと誰もが思ってしまうと思います。それでも現実を受け止め、しっかり前を見つめている8人はホントに凄いなと感じました!!!
    これからも翔太君はみんなの中で生き続けます💙💚💛💜❤💗💖
    みんなの思い絶対彼に届いているよ(o^^o)

    • み-こさんコメント有難うございます。

      おっしゃるようにそのフレーズが胸に刺さりますね。。
      背負ってるものの大きさと悲しみの大きさを考えると
      メンタルかなりきてるのかなと心配です。
      それでも前を見つめているのは本当に凄いですね!
      み-こさんのファン愛伝わりました(涙)

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

    • KTRさんのコメントに涙しました。。

      ありがとうございます!!

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