EXILE TAKAHIRO『ON THE WAY ~愛の光~』歌詞の意味を考察・解釈

すぐそばで あなたを感じられる 夏は過ぎて
僕の手を 握り返した手は 震えていた

笑っていて 泣かないでいて
あの場所で また会う日まで

さよなら

眠れずに 何か探すように 口ずさんだ
思い出を 胸にしまい込んだら 振り向かずに

いつの日か この歌を 
あの場所で 奏でる日まで

手を振ろう

目の前に広がる 愛の光 忘れないよ
笑っていて 泣かないでいて

約束を果たせる日まで

さよなら

歌詞考察の前に

『ON THE WAY ~愛の光~』のMVが2019年11月24日に公開されました。
EXILEのTAKAHIROさんが送る新ナンバーのMVを、深夜0時にも関わらず1万人近い人たちが視聴していました。

「EXILE TRIBE FAMILY FAN CLUB EVENT “TAKAHIRO 道の駅 2017-2018″」「EXILE TRIBE FAMILY FAN CLUB EVENT “TAKAHIRO 道の駅2019″」の両ツアーにより全県制覇となる最終日は「沖縄コンベンションセンター劇場」公演です。

その最終公演に合わせた記念すべき楽曲となっています。

歌詞全体を考慮するとファンへのアンサーソングであると考えられます。
歌詞の随所にイベント中に感じたファンへの感謝や愛が散りばめられています。

すでに公式サイトではジャケットおよびミュージックカードのデザインや仕様が公開されています。

TAKAHIROさんの笑顔や黙想にふける姿を載せた考え深いデザインになっていました。

さて今回のMVはどのような構成になっているのでしょうか。

TAKAHIROさんが年季の入った扉を開けるとそこには薄暗い一室が広がっていました。
カーテンを開けると陽の光が差し込み周囲を眩く照らします。

明るくなった部屋でTAKAHIROさんと5人のバンドメンバーが歌唱・演奏を開始します。

今回のバンドメンバーは “TAKAHIRO 道の駅 2019″ツアー全28公演を一緒に回っています。

ですから今作はイベントにリアルタイムで関わっている人たちだけの、生の感情や体験だけで創作されていると言えます。

バンドメンバーは以下の通りです。

・木島靖夫さん(ギター)
・瀧元風喜さん(ベース)
・小林岳五郎さん(キーボード)
・神田リョウさん(ドラム)
・庵原良司さん(フルート)

それぞれが個性豊かで味わい深い音色を奏でています。
それらすべてが至高の共鳴を生み出しており聴く人の耳に贅沢を与えます。

イントロはアコースティックギターから始まりローテンポバラードで仕上がっています。

そこからタム、フルート、ウィンドチャイム、ベースと音が徐々に加えられていく技法にも感動を覚えました。

筆者はイベント中、会場を回る度に積み重なる思い出の数々を表現したのだと解釈しました。

この感動的なメロディーにどんな歌詞が寄り添っているのでしょうか。
さっそく気になる歌詞を考察していくことにしましょう。

タイトル『ON THE WAY ~愛の光~』とは

タイトルの『ON THE WAY』には「途中」また「もうすぐ到着する」という意味合いがあります。

イベント終了までに制作されている点を考えると「ソロツアー全県制覇の途中」を指しているのだと筆者は解釈しました。

そして愛の光とはTAKAHIROさんに向けられるファンのペンライトの事だと解釈しました。

ライブが行われる前は当然会場は真っ暗です。
そしてTAKAHIROさんの心境としても、メンバーでツアーを行うときとは比較にならないほど不安を抱えたことでしょう。

先行き見えない不安な気持ちもあったでしょう。
そんな彼の目の前に支えるファンの手に持つペンライトが彼に勇気や希望、ファン愛など温かなものを伝えたに違いありません。

ですから今回はイベント終了までの道のりと、それまで支えてくれたファンへの感謝という2面を強調しているのだと考えられます。

『ON THE WAY ~愛の光~』歌詞の意味

一期一会ではない絆

すぐそばで あなたを感じられる 夏は過ぎて
僕の手を 握り返した手は 震えていた

笑っていて 泣かないでいて
あの場所で また会う日まで

さよなら

歌詞冒頭ではTAKAHIROさんとファンの感情のやり取りが表現されているように思います。

ステージで彼の近くにいられるファンはごく僅かでしょう。
前列の数少ない人たちが物理的な距離で言えば近いと言えます。

それでもライブが始まれば距離なんて関係なくなるものです。
アーティストとファンは言葉に出来ない一体感とグルーヴに包まれます。

全員が彼を側に感じることができます。
当然、彼も「あなた(ファン)をすぐそばで感じて」います。

彼が直接ファンと握手を交わしたこともあるでしょう。
歌詞の「手」が自分とファンの「絆」「繋がり」を表現しているのかもしれません。

いずれにせよファン側は「震えていた」という表現があります。
「また会えるのかな」「これで最後かな」「ライブが終わったら遠くへ行ってしまう」など色々な不安を抱え震えるのでしょう。

それでも彼は「また会う日まで」約束しています。
再会の日まで泣かずに笑顔でいて欲しいとファン思いのフレーズを綴っています。

忘れず、振り向かず

眠れずに 何か探すように 口ずさんだ
思い出を 胸にしまい込んだら 振り向かずに

この部分では彼が眠れない様子を表しています。
ジャケットの真面目な顔で考え込んでいる表情がこの部分とリンクするのかもしれません。

眠れない時の心理状態は以下の点が考えられます。

・興奮している
・不安を抱えている

どちらも当てはまると思います。
ライブが終わる度にアーティストはその日の出来栄えを自己評価します。
アーティストのコメントの多くから満点をつける人はほとんどいません。

やりきれなかった点、伝えきれなかった思いが床について蘇ったのでしょうか。
「これとあれと」と何かを探すかのようにして口ずさみ、忘れないようにした可能性もあります。

またライブ終了後は興奮状態が続き、躍動感やハイライトが全身から離れません。

その気持ちを抑えきれない状態を表現しているのかもしれません。

いずれにせよ、彼は思い出をいつまでも回想しません。
彼を待つ次の会場、そこで彼を待つ大勢のファンがいるからです。

歌詞でも「振り向かず」とあるように全県制覇するまでは、気持ちの区切りをつけているのでしょう。

これは今日まで行ってきたライブとファンとのやりとりを忘れるのとは違います。

彼はアーティストでありスターでありアイドルでもあります。
ファンの前では公平さを保ち、同じだけの愛を注がなければならない存在です。

そのために気持ちの区切りはどうしても欠かせないのでしょう。

目前に広がる愛の光

目の前に広がる 愛の光 忘れないよ
笑っていて 泣かないでいて

ここの歌詞はファンへの感謝が一番色濃く伝えられている部分だと思いました。

ライブ会場ではファン一人一人の顔をはっきり見ることはできません。
それでもファンが持つペンライトが暗い会場でも存在感を放ちます。

その光の数がファン愛の数なのです。
彼はその光景を目にした時、どのような感情だったのでしょうか。

「感謝、感謝、感謝」

ライブの最後にも彼の歌唱と同じくらいの力いっぱい発せられた感謝のことばは
印象的です。

そしてファンに向けられた愛を伝えるメッセージも。

彼が果たす「約束」それは全県制覇なのでしょう。
さらには歌詞でファンと交わした再会の約束でもあるのでしょう。

こうした約束が成就し、信頼が生まれ、絆が生まれ、多くのファン愛が光となって彼を包んだのだと感じます。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
考察しながら感極まって泣きそうになりました。。

ペンライト1つとっても考えさせられますね。
お祭りで買う場合、綺麗だなとか振り回して終わりですよね(寿命短い)

それでもライブだと「愛してます!」「応援してます!」みたいな意気込みになるというかなんというか(胸が熱い、苦し)

筆者もバンドを組んでライブもしましたが、ソロツアーは経験ありません。
どれだけのプレッシャーの中で笑顔で歌ってパフォーマンスするのでしょうか。

そんなたいへんな中で歌詞で最も強調されていたのがファンへの感謝と気遣いでしたね。

TAKAHIROさん、一足先に、、イベントお疲れさまでした!
安眠できるかわかりませんが、とにかくゆっくり休んで下さいね(笑)

素敵な作品をありがとうございました。

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