DECO*27『ポジティブ・パレード』歌詞の意味を考察・解釈

へーい、がんがん涙流すじゃない?
それで平気なフリは普通じゃない
言いたいことあるのに 抱え込んだもやもやはどこに

ねえいつか急に溢れて
「ごめんもうダメ助けて」
って想像したくもない 聞きたくないじゃない

だからそうなる前に頼っちゃえよ

叶えたい夢を胸にギュッと詰めて
したいことだらけでやってみせて
「僕ら止まれない」
これはいい感じですか?やっぱりダメでしょうか?

終わらない夜は 星と踊って話そう
ツラいときも光はずっと側に
「僕ら止まれない」
君も大丈夫になる ピッタリ笑顔になるから

まだまだこれじゃ足りないや 
言いたい言葉間違えないように

「無理は禁止します」 「僕はここにいます」
明日に凹まされぬように また笑い合えたら

だから「どうなるか」とかしまっちゃえよ

叶えたい夢を胸にギュッと詰めて
したいことだらけでやってみせて
「僕ら止まれない」
これはいい感じですか?やっぱりダメでしょうか?

終わらない夜は 星と踊って話そう
ツラいときも光はずっと側に
「僕ら止まれない」
君も大丈夫になる ピッタリ笑顔になる

間違ってなんていないのに
誰かが「違う」って言うんなら
君を否定しちゃうすべてを 僕は肯定なんかしないから

抱き締めたついででもいいから 不安も僕に流してよ
恥ずかしいって言うけれど それは僕も一緒なんだよ

似合ってないとか笑うなよ
君に会ったことへの答えだ
頼ってくれ 頼ってくれ どうか

叶えたい夢を胸にギュッと詰めて
したいことだらけでやってみせて
「僕ら止まれない」
これはいい感じですか?やっぱりダメでしょうか?

終わらない夜は 星と踊って話そう
ツラいときも光はずっと側に
「僕ら止まれない」
君も大丈夫になる ピッタリ笑顔になる

「僕ら止まれない」
君も大丈夫になる ピッタリ笑顔になるから

今回は人気ボカロPであるDECO*27さんの楽曲『ポジティブ・パレード』を考察してみたいと思います。

筆者がこの楽曲から感じ取った点は以下の通りです。

・不安や迷いを抱えている人の背中を後押し

タイトルからもわかように歌詞全体がポジティブ全快の内容になっています。
一度聴けば自身の不安が和らぎ肩の荷が下りるような感覚に包まれるはずです。

今作のMVが2020年1月17日にネット上で公開されました。
コメント欄の中には前作『ネガティブ進化論』公開から27日後であることを発見した方がおられ DECO*27 さんと結びつけているのが興味深かったです。

動画再生回数は公開から僅か4日120万を超える大人気ナンバーとなりました。

また今作は「初音ミク×よみうりランド 出会い再び」テーマソングです。
よみうりランドの光輝くジュエルミネーションが舞台となり初音ミクが大暴れです。

見所はなんといっても「噴水ショー」でしょう(ぇ)
イベントのために特別に用意された初音ミクverおよび初音ミクの展示が会場を大いに奮い立たせること間違いなしです。

今回のテーマソングに関して次のようなコンセプトが紹介されていました。

元気のない人たちを同じ目線から励ますことをテーマに制作された、まるでジェットコースターのようにテンポにメリハリのある楽曲です。

https://www.yomiuriland.com/event/miku.html

前述でも取り上げましたが多くの人は不安や迷いを抱えながら生きています。
そのような人たちに歌詞とメロディーそして初音ミクが寄りそってくれるような作品になっているようです。

コメントに「ジェットコースター」とあるようにイントロではローテンポで進行しますが、突然ハイテンポへと変化していきます。
とても躍動感溢れる楽曲であり興奮を誘います。

MVイラストは前作『ゴーストルール』『愛言葉Ⅲ』などのイラストを担当された八三が手がけています。

初音ミクの頭飾りが星なのは イルミネーション をイメージしてのことでしょう。

そして制服のような装いは、公開時期が1月ということもあり今後の進路を決めるであろう学生をイメージしてのことだと考えました。
大事な時期に言葉にできない不安や迷いを抱えていることでしょう。

そして初音ミクの左目には小さな涙が浮かんでいます。
これは不安や迷いを感じて苦悩する人たちに感情移入したことによる涙なのだと筆者は解釈しました。
本当に寄り添おうとしているのがイラストからも伝わりますね。

それではさっそく気になるタイトルや歌詞の意味を考えていきましょう。

ポジティブ・パレードとは

タイトルの「ポジティブ」には「積極的」という意味があります。
パレード」「行列をととのえた はなやかな行進」を指します。

筆者が注目したいのはパレードです。
まずイベントにはたくさんの観客が押し寄せ行列になることが予想されます。
イベントが始まる前はすべての人が積極的な想いでいるとは言えないでしょう。

しかしイベントが始まりテーマソングが流れるとみんなの想いは1つになります。
気づけば積極的な想いを持つ人たちの行列になっていることでしょう。

別の考え方としては歌詞の随所に見られる積極的なワードです。
「大丈夫だよ」「無理しなくて良い」「一人じゃない」と感じさせてくれるワードが幾つも散りばめられているのです。

積極的な考えが行列のように重なり合い、聴く人の頭の中を行進するかのようです。

そのようにして前述のコメントにもあったように元気のない人が積極的になれることを意図したタイトルなのだと筆者は解釈しました。

『ポジティブ・パレード』歌詞の意味

無理や我慢やめよう

へーい、がんがん涙流すじゃない?
それで平気なフリは普通じゃない
言いたいことあるのに 抱え込んだもやもやはどこに

ねえいつか急に溢れて
「ごめんもうダメ助けて」
って想像したくもない 聞きたくないじゃない

だからそうなる前に頼っちゃえよ

歌詞冒頭では無理をすることや我慢をやめるよう勧めています。

一人の時にたくさん涙を流すのに人前では笑って平気なそぶりを見せる人について綴られています。
皆さんの周りにもそういうタイプの人がいるかもしれません。

そういう人に対し歌詞は「普通じゃない」ときっぱり述べています。
これには今の世の中に見られる「みんな大変なんだから歯を食いしばって頑張る」という考えを否定しているように見受けられます。

自分の中に溜め込んだもやもやの終着駅はどこかと尋ねられています。
一時的に我慢してもやり場の無い気持ちはずっと自分を傷つけるんだよと優しく教えているようにも感じます。

そうした気持ちが強くなり「ごめんもうダメ助けて」と言う頃には体力的・精神的にも限界に達してしまっていることでしょう。

そうした悲痛な叫びは聞きたくないし言わせたくないから溢れる前に今、吐き出そうと歌詞は促しています。

続く部分で「だから頼っちゃえよ」と歌詞は励ましています。

しかし難しいのが、頼れる先がない場合や頼るのは想像以上に難しいという点でしょう。

前述で進路決めを前にした学生について記述しましたね。
学生の頼れる身近な存在は家族また先生や友人かもしれません。
しかしいずれも頼れないと思ってしまう場合もあります。

ですから歌詞の「頼っちゃえよ」とは今作であったり初音ミクまたイベントを指して述べているのかもしれません。

方法や手段は問わず自分の気持ちを吐き出す環境を持つことはとても重要だと思います。
特に会場内は視覚的にも美しく感動の波が押し寄せることでしょう。
そして流れる楽曲は耳を心地よくし気持ちも晴れやかになるに違いありません。

止まれない

叶えたい夢を胸にギュッと詰めて
したいことだらけでやってみせて
「僕ら止まれない」
これはいい感じですか?やっぱりダメでしょうか?

終わらない夜は 星と踊って話そう
ツラいときも光はずっと側に
「僕ら止まれない」
君も大丈夫になる ピッタリ笑顔になるから

ここでは「夢」や「したいこと」というワードが登場します。
学生に限らず大人にも夢やしたいことがたくさんあります。
それでも現実問題として夢やしたいことを実現できなくて不安を抱えています。
また夢に向かって歩き出すことすら迷うこともあります。

そんな人たちに歌詞は「やってみせて」と願いを言い表しています。
そしてこのイベント中は想いの面で「止まれない」つまりやりたいことに対する願いや気持ちを加速させるよう訴えていると解釈できます。

「君も大丈夫になる」「ピッタリ笑顔になる」というフレーズは本当に心温まります。

不安や迷いを感じている人は誰かに認められたいあるいは背中を押して貰いたいと思っていることでしょう。
特に「大丈夫」という言葉はほっとする一言です。

迷いを捨てて一緒に行こう

「無理は禁止します」 「僕はここにいます」
明日に凹まされぬように また笑い合えたら

だから「どうなるか」とかしまっちゃえよ

この部分、筆者は DECO*27 さん自身の愛と優しさが一番溢れていると感じました。

自分のファンだけでなくイベントに来てくれた人、そして今作を聴く人すべてに「無理をして欲しくない」という気持ちが伝わってきます。
また「僕がここにいます」と言って1人で不安がらないようにと励ましています。

多くの人が学校や仕事、そして将来のことを考えて心配し不安になります。
それに対し歌詞は「どうなるか」をしまうよう勧めています。

事実として明日のことを幾ら思い煩っても良いことはありません。
心配に押しつぶされて夢に向かって前進できないことがあります。

ある書物でずっと心配する人はロッキングチェアでずっと揺れている人だという例えを見たことがあります。
確かに幾ら身体を前後に揺すっても前に進むことはできませんね。

ですから明日に対する「どうなるか」を時にはポケットにしまってしまうのも必要かもしれません。

イベント会場にはたくさんの光が煌くことでしょう。
それはイルミネーションだけでなくポジティブな考えを持つたくさんの人たちの輝く笑顔が会場を埋めているからです。

これからも今作がたくさんの人を笑顔にし、元気な人の行列を作っていきますように。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
何度聴いても心地よく元気になる不思議な作品でしたね。

毎年気合いが入ったイベントですが、今年は特に盛り上がりを見せることが予想されます。

最高のロケーションに最高の楽曲たちが用意されているのですから、気持ちが高揚しないわけないですね♪

DECO*27の今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと思います。
また残りのイベント企画が滞りなく行われることを願っています。

元気が出る素敵な作品をありがとうございました。

2 件のコメント

  • いつもわかりやすく考察ありがとうございます。歌詞にはこんな思いや意味が隠されているんだと考察を見てからDECO*27さんの歌を聞くとさらに歌を楽しむ事が出来ました。ありがとうございます。

    • EIriannさんコメント有難うございます。
      お褒めの言葉を頂き恐縮です。
      考察している途中でどんどん元気になっていく
      自分がいました。
      DECO*27さんがファンをどれだけ勇気づけたいかが
      よくわかる作品だと感じています♪

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

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