Bad Ass Templ『Bad Ass Temple Funky Sounds』歌詞の意味を考察・解釈

Listen My Song 掴むこのCrazy Game
守りゆくこりゃ俺たちのスーペス
見てみな ほら悪くないMy Face
KickするMy RapはJust Like This

Listen My Song掴むこのCrazy Game
やめとけってな火傷するぜ
1度きいたら忘れないMyフレーズ
KickするMy RapはJust Like This

Just Like This…

Yes Yes Y’All
Hey Yo!覚えとけ拙僧
Evil Monkと申す
かき乱すBad Ass Temple
血相変えて仕掛けるぜプレイボール
迷走しかかった茶番バトル波乱
強欲なバカも僧の名でバラす
かざすマイク説法で解放
It’s Real感化するMind

Law and TheoryじゃなくMoney
そうだろ?陳腐な正義はFunny
過去は過去でもDo Not Forget
その分きっちり取り返そうぜ
ナゴヤから吹く風この熱を
ノーガード打ち合いで制すベスト
DEFな俺がHeaven and Hellだ
鉄の絆でこいつらとPayBack

我14th moon 取り付く島もないか
我こそがライバル ナゴヤをガイダンス
オワリなきBattleはBattleに非ず
それで満足じゃ井の中の蛙
何がえ?何があ?何がえっ!?
何があってもあっても屈しない
打たれ弱いが心は折れん
我の言葉に酔いしれ 乗れ!

Listen My Song 掴むこのCrazy Game
Listen My Song 掴むこのGame
Listen My Song…

Listen My Song掴むこのCrazy Game
守りゆくこりゃ俺たちのスーペス
見てみな ほら悪くないMy Face
KickするMy RapはJust Like This

Listen My Song 掴むこのCrazy Game
やめとけってな火傷するぜ
1度きいたら忘れないMyフレーズ
KickするMy RapはJust Like This

ハッハッハッハッハッハ
拙僧らがBad Ass Templeだ
覚えとけ

いいぞ、正々堂々戦おうぞ

おう、よろしく!

歌詞考察の前に

『Bad Ass Temple Funky Sounds』とは2019年11月18日にネット上で公開された楽曲です。
新ディビジョン名古屋『Bad Ass Templ』のチーム曲であり人気を集めています。

動画再生回数は公開から僅か2日で100万を超え人気急上昇ランク4位に輝いています。
名古屋を地元とするファンを中心に大勢の人たちの支持を得ているようです。

今作の作詞・作曲は、かの有名なnobodyknows+(ノーバディーノウズ)を発足およびメンバーであるDJ MITSUさんが手掛けました。

ご存じの方もいらっしゃると思いますが、彼は名古屋出身です。
歌詞にも地元思いがふんだんに込められており制作にも気合いが入ったことでしょう。

今作を初めて聴いた時「DJ MITSUさんぽいな」と感じたかもしれません。
nobodyknows+の代表曲とも言える「ココロオドル」の曲調とテンポに似ている部分もありますね。

さてMVの内容に触れていきたいと思います。

大阪ディビジョン同様、名古屋の名所や象徴づけるものがたくさん登場します。
今回は観光地お勧めスポット紹介記事ではないので全部を扱うことはしません(笑)

最初に映し出される道路は名古屋高速、トンネルは有名所で考えると東山トンネルと考えるのが妥当かもしれません。

銀色の球体が強烈な印象を与える「名古屋市科学館」(世界最大プラネタリウムあり)、無数に店が立ち並ぶ大須商店街、名古屋城オアシス21など名所が続いていきます。

筆者も毎月何度か名古屋に足を運んでいた時期があるので懐かしんで映像を見ていました。

名所以外にも名古屋を印象づける徳川家康の家紋、758でナゴヤなど面白要素が散りばめられていましたね。

大阪ディビジョン同様「ここが俺らの縄張りだ」と言わんばかりの主張の強い映像でした。

続く部分からタイトルの意味やリリックの意味について考えていきます。

タイトル『Bad Ass Temple Funky Sounds』とは

まず「Bad Ass Templ」は名古屋ディビジョンのチーム名です。

「Bad Ass」はスラングで「超かっこいい(イカス)」という意味があります。
「Templ」「寺」を意味します。
ですから「超かっこいい寺」という意味になります。

何故ここまで寺を推しているかというと、恐らく愛知県に寺院が多いからだと筆者は考えます(確か日本一多いはず)

「Bad Ass Templ」のリーダー波羅夷 空却(はらい くうこう)僧侶であり職業にちなんだラップを展開していきます。

「funky」は文脈によってさまざまな意味がありますが「イカした、かっこいい」といったBad Assに類似した意味にもなります。

「Funky Sounds」「イカしたまたはかっこいい音」となります。
そんな彼らの音とリリックに注目していきましょう。

『Bad Ass Temple Funky Sounds』歌詞の意味

名古屋の刺客

Listen My Song 掴むこのCrazy Game
守りゆくこりゃ俺たちのスーペス
見てみな ほら悪くないMy Face
KickするMy RapはJust Like This

Listen My Song掴むこのCrazy Game
やめとけってな火傷するぜ
1度きいたら忘れないMyフレーズ
KickするMy RapはJust Like This

最初に名古屋ディビジョン『Bad Ass Templ』のメンバー紹介を簡単にしていきたいと思います。

波羅夷 空却(はらい くうこう) CV:葉山翔太
四十物 十四(あいもの じゅうし)CV:榊原優希
天国 獄   (あまぐに ひとや)  CV:竹内栄治

強烈なインパクトを与える名前がつけられていますね。
3人の性格や個性はバラバラでありラップスタイルも勿論違います。

リリック冒頭では彼らの存在感と挑戦的な姿勢が表現されています。
またリリックの随所に名古屋弁が用いられている点もチェックです。

「守りゆくこりゃ」のこりゃ(こうりゃとも)も名古屋弁の1つです。
標準語の「これは」に該当します。

名古屋エリアという「スペース」を他ディビジョンから守り抜くという意気込みが綴られています。

「やめとけってな火傷するぜ 1度きいたら忘れないMyフレーズ」という表現から、彼らのラップはまさに劫火であり聴く者を焼く、もしくは脳裏に焼き付けるほどの威力があると述べているようです。

僧侶という名の悪

Yes Yes Y’All
Hey Yo!覚えとけ拙僧
Evil Monkと申す
かき乱すBad Ass Temple
血相変えて仕掛けるぜプレイボール
迷走しかかった茶番バトル波乱
強欲なバカも僧の名でバラす
かざすマイク説法で解放
It’s Real感化するMind

まず初めにラップをかますのはリーダーの波羅夷です。
佇むその姿と口調は僧侶あるまじきものです。
彼の異名「Evil Monk」(悪い、また邪悪な僧侶)が示す通りに振る舞います。

「拙僧(せっそう)」とは僧が自分をへりくだって言うときの一人称です。
後の「血相」と韻が踏まれており他ディビジョンに戦いを仕掛けることを宣言します(へりくだってない 汗)

さらに「茶番」「波乱」「バカ」「バラ(す)」「かざ(す)」が掛かっています。

また直接的にではありませんが「波乱」「解放」を節の近くに置くことで、彼の名前である(はらい くうこう)を連想させていると考えられます。

彼は説法ラップで聴く者すべてを説き伏せることを望んでいるようです。

味方にすれば天国、敵にまわせば地獄

Law and TheoryじゃなくMoney
そうだろ?陳腐な正義はFunny
過去は過去でもDo Not Forget
その分きっちり取り返そうぜ
ナゴヤから吹く風この熱を
ノーガード打ち合いで制すベスト
DEFな俺がHeaven and Hellだ
鉄の絆でこいつらとPayBack

低音ハスキーな声でラップを響かせるのは天国です。

リリックには彼の職業とそれに基づくポリシーが表れています。
彼は弁護士であり「金を積まれれば」大抵の仕事を請け負います。

ですから「Law and TheoryじゃなくMoney」とは「法や理論」ではなく重要なのは「金」だという点を示唆しています。

しかしそんな彼にもイジメ問題を無償で扱い被害者に寄り添うという倫理観が存在します。

「Money」「Funny」が掛かっていますね。
「Funny」「おかしい、こっけい」という意味があります。

文脈でそれは「陳腐な正義」に対して用いられていますから、彼は力のない正義は無力でありなんの役にも立たないという思考の持ち主であると理解できます。

そして「過去」のことに対して「Do Not Forget」つまり忘れるなと述べていますから、借りは返す主義であることも理解できます。

この点は彼の座右の銘でもある「月に手を伸ばせ たとえ届かなくても」にも関連していますね。

「DEF」とは「いかした、かっこいい」などを表現したスラングです。
「Heaven and Hell」は彼の異名であると同時に彼の名前「天国 獄」を指し示しています。

味方には「鉄の絆」を意識する彼ですが、敵には熱風灼熱地獄のようなラップをお見舞いします。

不屈のナルシスト

我14th moon 取り付く島もないか
我こそがライバル ナゴヤをガイダンス
オワリなきBattleはBattleに非ず
それで満足じゃ井の中の蛙
何がえ?何があ?何がえっ!?
何があってもあっても屈しない
打たれ弱いが心は折れん
我の言葉に酔いしれ 乗れ!

最後に軽快&超速なラップをかますのは四十物です。
「14th moon」とは彼の異名であり名前である「十四」も連想させます。

筆者が考えるに異名は、毎回14回目の満月がスーパームーンとなる現象にちなんだ由来であると推測しています。

つまり「自分は稀にみる逸材」であると自負しているかのようです。

「取り付く島もない」とは「まったく相手にしない様子」を表現した言葉です。
彼は自意識が非常に高いため他者に関心をもたないことがわかります。

例外として過去に窮地から救ってくれた天国だけは尊敬しています。
人でないのであればブタのぬいぐるみ「アマンダ」を大切にしています。
映像でもたびたびブタが登場していました。

そして今回最も浮いたフレーズで気になった箇所が次の部分です。

「何がえ?何があ?何がえっ!?」

筆者は大阪ディビジョン「どついたれ本舗」の躑躅森(つつじもり)を意識していると解釈しました(自身ない 汗)

「あゝオオサカdreamin’ night」で躑躅森は「え、あ」と戸惑いを見せていました。

ラップバトルにおいて相手の弱みやダサいところを突くのは常套手段ですから、可能性はゼロではないはずです。

チーム内の立ち位置も彼と似ていますし(髪も 笑)同族嫌悪なのかもしれません。

「非ず」「蛙」が掛かっていますね。
「弱い」「酔い」「折れ(ん)「乗れ」も掛かっています。

「何があってもあっても屈しない」は彼の座右の銘です。

泣き虫ではありますが、諦めることは決してない心の強さを持っています。
それはまさに、満ち欠けはするものの決してなくならない月のようです。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
足早ではありますが、長くならない程度に名所や韻、キャラについての説明をさせていただきました。

所々、痒いところに手が届かないような説明、もしくは未熟な点があると思います。
是非、温かい目で見てあげてください(汗)

3人の個性溢れるラップと名古屋観光を同時に楽しめる映像でした(笑)
とりわけ印象に残ったのが3人とも自信満々であり我が道を行くという点でしょう。

輝くシャチホコのようにラップ囁く勝ち誇った彼らの表情がMVでも観察できましたね。

名古屋ドームも和やかなムードもありませんでしたが、名古屋市科学館の球体のようなぎらついた闘志を全身に感じることもできました。

今後の彼らの激震にも注目していきたいと思います。
ここまで読んでくださった皆様に感謝します。

ありがとうございました。



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