back number『瞬き』幸せとは、目を開けても目を閉じても見えないもの

出典:http://backnumber.info/discography/detail/49/

幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘をさせることだ
何のために生きていくのか
答えなんてなくていいよ
会いたい人と必要なものを
少し守れたから
背伸びもへりくだりもせずに
僕のそのままで
愛しい気持ちを歌えたなら
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘をさせることだ
瞬きもせずに目を凝らしても
見つかる類のものじゃない
だからそばにいて欲しいんだ
夢のために生きられた人
逸れた道が正解だった人
誰かのために費やした人
自分を生きた人
誰にもなれなかったけど
ただ今日も僕を必要だと
思ってくれたから
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘をさせることだ
また弱さを見つけて戸惑う僕に
でもそれができるだろうか
目を閉じて見つけた場所で
幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘をさせることだ
そしていつの間にか
僕の方から守られてしまうことだ
いつもそばに
いつも君がいて欲しいんだ
目を開けても
目を閉じても

はじめに

back numberさんの楽曲『瞬き』は、2017年12月20日に発売されたシングル曲です。

『瞬き』は佐藤健さんと土屋太鳳さんがダブル主演を務めた映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」主題歌として起用されました。

冬が近づくと聴きたくなる、ドラマチックなサウンドのback numberさんらしいバラードナンバーとなっています。

「幸せとは」という歌い出しが印象的な『瞬き』の歌詞世界を考察していこうと思います。

タイトル『瞬き』の意味

「瞬き」は「まばたき」と読み、まぶたを閉じてすぐに開けることです。

瞬きもせずに目を凝らしても
見つかる類のものじゃない
だからそばにいて欲しいんだ

1番の「幸せとは」から始まるサビの次のフレーズに、タイトルの『瞬き』が綴られています。

「幸せとは」「瞬きもせずに目を凝らしても 見つかる類のものじゃない」

そして、「だからそばにいて欲しいんだ」

大切な人と一緒にいる時間、大切な人を守れることが「幸せ」だとしたら、それは目で見えるものではありません。

『瞬き』はほんの一瞬のことで、その一瞬のために、「幸せ」を見落としているわけではなく、大切な人がそばにいることが全て「幸せ」なのだということを伝えるために、このようなタイトルになったのではないでしょうか。

『瞬き』歌詞の意味

「幸せとは」大切な人を守ることだ

幸せとは
星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった
雨に傘をさせることだ

「幸せとは」ではじまるサビのフレーズは、『瞬き』中に4回出てきます。

繰り返されるたびに意味合いが強くなり、深く胸に刺さります。

「幸せとは」「大切な人に降りかかった 雨に傘をさせることだ」

ここでの「雨」の捉え方が人それぞれあるでしょう。

大切な人を守ってあげたいという、強い男性の気持ちのあらわれに、女性ならばうっとりしてしまうような歌詞です。

生きる意味はなくていい

何のために生きていくのか
答えなんてなくていいよ
会いたい人と必要なものを
少し守れたから
背伸びもへりくだりもせずに
僕のそのままで
愛しい気持ちを歌えたなら

「幸せとは」のサビに続き、「何のために生きていくのか」

映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」は、佐藤健さんが演じる尚志が、原因不明の病に倒れ、意識不明になった婚約者を支え続ける実話を元にした作品です。

「幸せとは」「命とは」と、重いテーマが並ぶ内容。

しかし、back numberさんの歌詞は、内容とリンクしていながらも、分かりやすい言葉で綴られています。

「何のために生きていくのか 答えなんてなくていいよ」

「僕のそのままで 愛しい気持ちを歌えたなら」

そのままの自分の気持ちを大切にし、大切な人と過ごす時間を、1日1日を生きていく。

大切な人を守れれば、恰好つける必要はない。

哀愁漂う歌声に、男らしい意志が描かれた歌詞が苦しい。

僕に、大切な人が守れるか

夢のために生きられた人
逸れた道が正解だった人
誰かのために費やした人
自分を生きた人
誰にもなれなかったけど
ただ今日も僕を必要だと
思ってくれたから

それぞれの人の生き方が表現されている言葉。

一言では表せない人生でも、ただ一人、生きていくために必要だと感じた人がいる。

それだけで、その人も、必要だと思われた人も、生きている意味を感じるのでしょう。

また弱さを見つけて戸惑う僕に
でもそれができるだろうか
目を閉じて見つけた場所で

冒頭から「幸せとは」を力強く歌っていましたが、ここで少し「弱さ」が見えます。

「幸せとは 大切な人に降りかかった 雨に傘をさせることだ」

「でもそれができるだろうか」

不安な心を感じながら、次の歌詞が続きます。

「僕」も「君」に守られている

そしていつの間にか
僕の方から守られてしまうことだ
いつもそばに
いつも君がいて欲しいんだ
目を開けても
目を閉じても

「僕の」「弱さ」を感じたら気が付いたこと。

それは、大切な人を守っていたはずなのに、「いつの間にか 僕の方から守られてしまうこと」
だから、「いつもそばに」「「いつも君がいて欲しいんだ」

最後は、もう一度『瞬き』をして、確かめるように「目を開けても 目を閉じても」。

『瞬き』というタイトルを意識して最後まで耳を傾けると、とても美しい終わり方であると気が付くはずです。

まとめ

back numberさん『瞬き』の歌詞を考察してみると、男性だったら大切な人を守りたいという想いが強くなるでしょうし、女性なら、こんな男性に守られたいと思うような美しい歌詞でした。

『瞬き』の歌詞は、難しい言葉が使われておらず、ストレートな歌詞に共感を得られます。

今年もback numberさんの季節が来たと思わせる『瞬き』、歌い続けてほしい1曲です。

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