青山テルマ『In This Place〜2人のキズナ』歌詞の意味・解釈と考察

私は私の未来へ
歩き出すよ 今から
どんな壁にぶつかっても
立ち上がるよ 何度も

そっと 思い出してる
君がくれた言葉
側にいなくても きっと
一人じゃないよね

夢に 向かうの
君が 居るから

君に出会えて本当よかった
強くなれた ありがとう
分かち合う幸せ
一つ一つ 君が
教えてくれたんだ
守るモノが出来た

ほら手を伸ばしても
君はここに居ないけど
君と同じ空の下
一人じゃないよね

君が 居るから
遠くても 大丈夫

離れていても
繋がってるよ 二人のキズナ
守り抜くよ
約束だから
行けるところまで
新しい場所へ

夢に 向かうの
君が 居るから 大丈夫

はじめに

青山テルマさんの、『In This Place〜2人のキズナ』は、ディズニー映画「シュガーラッシュ オンライン」のエンドソングとしてリリースされました。

心地良いディスコ風の音楽を聴くと、青山テルマさんのポップな印象と重なり、「シュガーラッシュ オンライン」を観たくなりますね。

映画「シュガーラッシュ オンライン」は、ゲームのキャラクターが活躍するストーリーです。

主人公は、天才レーサーでプリンセスのヴァネロペ。

そして、彼女の親友は、悪役キャラクターですが優しい心のラルフです。

歌詞は、青山テルマさんが日本語アレンジをしたそうで、映画の主人公ヴァネロペの性格が出ているような印象です。

しかし、それだけではなく誰もが共感できるハッピーな内容に綴られているようにも感じられます。

『In This Place〜2人のキズナ』歌詞の意味

どんな壁にぶつかっても「大丈夫」

私は私の未来へ
歩き出すよ 今から
どんな壁にぶつかっても
立ち上がるよ 何度も

決意の表れ、芯の強さのようなものを感じる冒頭の歌詞です。

自分に自信を持ち、自分を信じて、前へ、前へ、未来へと向かっていきます。

「歩き出す」と綴られていることで、勢いに任せて進むのではなく、ゆっくり、じっくりと、様々なことを経験しながら、進んでいくイメージです。

どんな試練が待ち受けていようとも、辛いことがあっても、乗り越えて行く強さが感じ取れます。

ヴァネロペは、どんな困難にも立ち向かい、アイデアを出して考え、戦い、進んでいく少女です。

なんでもやってみないとわからない、挑戦を続ける少女ヴァネロペをイメージさせる歌詞は、聴き手にも勇気を与えるような、頑張ろうと奮い立たせるような気持ちにさせられます。

そっと 思い出してる
君がくれた言葉
側にいなくても きっと
一人じゃないよね

辛く、苦しく、厳しい状況が訪れたとき、思い出すのは「君がくれた言葉」。

ここイメージできるのは、ヴァネロペの親友である男性、ラルフです。

ラルフは、ヴァネロペとともに様々な困難に立ち向かってきました。

そんな親友の言葉には、勇気付けられたことがいくつもあったでしょう。

映画の世界だけではなく、私たちにも共感のできることです。

困っているとき、傷ついているときに助けられた誰かからの言葉は、誰しもあるのではないでしょうか。

たとえ、ずっと側にいるわけではないけれど、心の中でいつも助けれているような存在があれば、一人でいても孤独ではないですよね。

ラルフとヴァネロペも、普段は別のゲームの世界にいますが、一緒に戦ったり、ともに過ごした時間を思い出し、お互いに心の助けとなっているのです。

夢に 向かうの
君が 居るから

とてもシンプルな歌詞の中に、強い思いがグッと感じられるサビです。

心の中にずっと、信頼している、勇気付けてくれる存在があるから、立ち向かっていけます。

自分を信じ、やりたいこと、夢に向かって行くのです。

Aメロ、Bメロで歌われていた歌詞の内容が凝縮され、気持ちの良いリズムに乗って、ずっとふわふわと聴いていたくなるようなサビですね。

ヴァネロペの夢は、果てがなく、好奇心が旺盛で、見ているこちらはラルフのような感情になりドキドキしてしまうものですが、ヴァネロペの強さは、ラルフの存在によるところがとても大きいのでしょう。

君に出会えて本当よかった
強くなれた ありがとう
分かち合う幸せ
一つ一つ 君が
教えてくれたんだ
守るモノが出来た

君がここに居なくても「大丈夫」

2番の歌詞は、より、一人だけど孤独ではないことを強調しているような内容になっています。

まずは、心の中でずっと寄り添ってくれている「君」への感謝が綴られています。

「君」に出会えていなかったら、今の強い気持ちを持つことはできなかったでしょう。

自分に自信が持てなかったり、このまま進んで大丈夫なのかなと疑問になったり、答えを出すのは自分自身以外の何物でもありませんが、確かに自信を持って答えを導いてくれるのは、「君」の言葉や存在があってのことなのです。

そして、「守るモノが出来た」と綴られています。

「モノ」がカタカナで表記されており、それは物質出会ったり、大切な人であったり、もしかしたら形も姿もない、「気持ち」なのかもしれません。

このフレーズも、誰もが共感でき、それぞれ自分の守りたいもの、大切にしているものを連想させます。

ほら手を伸ばしても
君はここに居ないけど
君と同じ空の下
一人じゃないよね

「ほら」と、誰が見ても側には誰もいないことを強調しています。

大切な人は、近くに姿として感じられなくても、どこか遠くにいたとしても近くにいるように感じられるのは、この大きの空の下、どこかに「君」の存在が感じられるからなのです。

側に姿がなくても、空を見上げれば、「君」は何をしているのかな、などと、いつでも「君」を思い出して、また励まされます。

すぐに会うことができなくても、もう会えなくても、思い出が助けてくれるのです。

同時に、次はいつ会うことができるかな、会えたら何を話そうかな、と、未来への想像を楽しむこともできるかもしれませんね。

君が 居るから
遠くても 大丈夫

「君が 居るから」は1番のサビにも綴られていました。

『In This Place〜2人のキズナ』というタイトルの、「In This Place」は、直訳すると「この場所で」という意味です。

「この場所」というのは、現在いるとことでも、実在する場所でもないのかもしれません。

「2人のキズナ」は、近くにいなくても、遠くにいたとしても、どこにいても、感じているはずです。

「この場所」は、心の中や、思い出の中、そういった自分の中の大切な記憶の場所なのではないでしょうか。

「君が 居るから」は、『In This Place〜2人のキズナ』の歌詞の中で、重要なキーワイドなのです。

二人のキズナがあれば「大丈夫」

離れていても
繋がってるよ 二人のキズナ
守り抜くよ
約束だから
行けるところまで
新しい場所へ

大サビからラストにかけてのフレーズは、好奇心旺盛なヴァネロペが、親友の助言に逆らい、勢いで駆け抜けて行くようなイメージでしょうか。

親友がいることで勇気ずいた心は、自分に自信をもち、なんでもうまく行くような、そんな強い気持ちにさせられているはずです。

どんなことが起きても、「2人のキズナ」があれば大丈夫、乗り越えていける気がします。

自分が「君」から助けられたように、「君」が困難に向かうことになったら、「守り抜くよ」。

信頼できる「君」にも、自分を信じてほしい、「約束だから」と綴られています。

怖がらずに、「行けるところまで」、先を恐れずに、「新しい場所へ」、チャレンジしようよという、とてもポジティブな内容です。

夢に 向かうの
君が 居るから 大丈夫

最後のサビは、1番のサビが繰り返され、「大丈夫」と幸せな余韻で終わりを迎えます。

この最後の「大丈夫」には、今までの歌詞が全て凝縮され、全てを受け入れられているような、とても安心感があります。

ポイントは、「大丈夫」に2つの意味が感じられることです。

どんな壁にぶつかっても、君がいるから「大丈夫」、側にいなくても、一人じゃないから「大丈夫」。

自分が「君」に支えてもらっている、自分への「大丈夫」。

そして、君が困っていたら、守り抜くから「大丈夫」と、「君」へ向けての「大丈夫」。

「君」へ向けての「大丈夫」。

2つの意味が感じられることで、誰もが聴いてハッピーになれる『In This Place〜2人のキズナ』の歌詞です。

まとめ

公開された『In This Place〜2人のキズナ』のMVでは、青山テルマさんが次に次にお笑いネタにチャレンジする内容となっています。

「大丈夫」と繰り返し歌われるフレーズながら、ゴムパッチンや顔洗濯バサミなど、痛々しい表情をしている青山テルマさん。

ラストの「大丈夫」では、顔ストッキングまでも披露しており、映像と音楽のギャップが激しく感じられるMVです。

辛い試練にも笑顔で何度も挑戦している姿が、歌詞の内容と合っているのかもしれませんね。

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