AKB48『サステナブル』歌詞の意味を考察・解釈

「海の季節は終わってしまった」って
君を一度も誘えなった
忙しいって聞いてたから
悪いかなって躊躇した

僕のスマホに残ってた写真
微笑む去年の水着の二人
恋が盛り上がってる時は
気づかないことがある

あれっきり(あれっきり) これっきり(これっきり)
そんなの悲しすぎるじゃない?
どんなことあったとしても 僕は変わらない
あれっきり(あれっきり) 会ってない(会ってない)
このまま忘れられるものか
そう 本当の気持ちだから ずっと好きでいさせて

「君に会うにも理由が要るよね」って
そんな動作を寂しく思う
「僕の考えすぎだ」って
笑われるだろうか?

好きで居たい{好きで居たい} 側で居たい(側で居たい)
君への想いは永遠だ
時がそう 過ぎ去ったって 陽はもう沈まない
好きで居たい{好きで居たい} また会いたい(また会いたい)
一度も忘れた日はない
今の僕に出来ることは 好きで居続けること

自分たちを客観的に
振り返っちゃダメなんだ
どんな風に思われてもいい
もう一度 もう一度 君を誘いたい

あれっきり(あれっきり) これっきり(これっきり)
そんなの悲しすぎるじゃない?
どんなことあったとしても 僕は変わらない
あれっきり(あれっきり) 会ってない(会ってない)
このまま忘れられるものか
そう 本当の気持ちだから ずっと好きでいさせて

好きで居たい
これからもずっと

はじめに

『サステナブル』とは2019年8月21日にネット上で公開された楽曲です。
同年9月18日にリリースされる今作は半年ぶりの新ナンバーとなります。
ファン待望の今作は今や大注目となりネット・メディアでも話題沸騰です。
動画再生回数は公開から僅か2日で80万をマークし驚異的伸びを見せています。

白と緑と青のコントラストが今年の夏を彩るダンスシーンを作り出してました。
北海道の圧倒的大自然を風のように駆け抜けるドローン空撮&オールロケMVと
なっていました。

本楽曲は、作曲家に井上ヨシマサ氏(41stシングル「ハロウィン・ナイト」
2015年8月以来の表題曲担当)が担当されました。
またMV監督にはAKB48のMVを数多く手掛けてきた高橋栄樹監督が選ばれてい
ます。

今作のメンバーは下記の通りです。

石田千穂、岡田奈々、岡部 麟、小栗有以、柏木由紀、倉野尾成美、坂口渚沙、
白間美瑠、須田亜香里、瀧野由美子、田中美久、本間日陽、松井珠理奈、向井地
美音、武藤十夢、村山彩希、矢作萌夏、横山由依、吉田朱里(※さんを省略)

MVの内容を少しご紹介したいと思います。

綺麗な草原やお花畑を舞台にメンバーが可憐に踊り歌っていました。
MV終盤には過去作品である「言い訳Maybe」「恋するフォーチュンクッキー」
などがさり気無く紹介されています。
是非MVの細部まで注目して視聴して下さい。

また結成から13年経過したAKB48の歴史を振り返る作品となっていました。
MV構成は2006年(デビュー)、2009年(大ブレイク前夜)、2013年(恋チュ
ンブーム)、2018年(変革の年)、2019年(現在)、そして未来の2028年と6
つの年代に分かれています。

それぞれの年代で流行した機器やアイテムが登場しているのでその部分もお見逃
しなく。

曲調に関してはAKB本来の持つ元気と快活さをイメージしたアッパーチューンと
なっていました。
ミドルテンポで進行していくメロディとMVの映像構成が非常にマッチしており
一度聴けば耳に残り、歌詞も受け入れやすいものに仕上がっていました。

そして今作でセンターを務める矢作萌夏さんからのコメントが寄せられていたの
でご紹介します。

矢作萌夏さん コメント

激エモな内容が詰まったMVです。
このMVを通してAKB48の歴史をみなさんに思い出していただいて「あっエモいなぁー」って思っていただけたら、嬉しいです。
ドラマシーンではデビューシングルの「会いたかった」の時代を演じさせて

いただいたのですが、画角やシチュエーションなども「会いたかった」に寄せていて、撮影してくださるスタッフさん側でも、「前田(敦子)さんを意識して撮っているんだろうなぁ」と思いましたし、私自身も意識してしまいました。
自転車のシーンだったり、制服でジャラジャラのケータイ持ってたり、本当に”高橋栄樹さんワールド”全開で王道なとってもかわいいMVでした。
センターに立たせていただきますが、まだまだ未熟な私なので、このシングルでの活動を通して成長できればと思います。

まさに「原点回帰」と言わんばかりの要素がたくさん詰まった今作であること
を理解することができましたね。
矢作萌夏さんのやる気全開、そして作品愛を感じることもできましたね。

それではさっそく気になる歌詞の意味を考察していくことにしましょう。

タイトル『サステナブル』とは

『サステナブル(Sustainable)』とは、本来は「維持できる」「耐えうる」「持ちこたえられる」を意味する形容詞です。

地球環境の保全や維持に関しても用いられる用語となっています。
そして今作は「維持」と「保全」がポイントになっていると理解できます。

歌詞全体は二人の男女の関係が変わらず強いものであるかどうかを問う形式
になっています。
そして二人の関係がいつまでも良いものでいられたらと願いが込められてい
ます。

つまり関係の「維持」と「保全」という部分がここでリンクしてくるのです。
タイトルにはそのような意味合いがあるのだと解釈するのは妥当でしょう。

『サステナブル』歌詞の意味

順調な時に気づかないこと

「海の季節は終わってしまった」って
君を一度も誘えなった
忙しいって聞いてたから
悪いかなって躊躇した

僕のスマホに残ってた写真
微笑む去年の水着の二人
恋が盛り上がってる時は
気づかないことがある

今回の考察では一人の男性主人公を主軸に進めていきます。

彼には交際している彼女がいます。
彼はそんな彼女との出逢いを回想し現在と比較しています。

去年は二人で海に行き恋が盛り上がっていることを確信で
きていました。
そして難しいことをあれこれと考えることもなく恋愛に集
中できていたのです。

しかし今ではどうでしょうか。
「遠慮」や「消極的」な気持ちが頭の中で渦巻いて離れま
せん。
代わりに大好きな彼女が離れて行くような気がします。

恋が順調な時には気づかないことがたくさんあるのです。
彼はそのことを実感し気に病んでいるようです。

終わることの意味を知る

あれっきり(あれっきり) これっきり(これっきり)
そんなの悲しすぎるじゃない?
どんなことあったとしても 僕は変わらない
あれっきり(あれっきり) 会ってない(会ってない)
このまま忘れられるものか
そう 本当の気持ちだから ずっと好きでいさせて

恋が順調な時にはお互い「永遠」を感じるものです。
しかし逢えない日がずっと続くと「あれっきり」また
「これっきり」という不安な気持ちに苛まれる時が
あります。

二人の関係が「終わる」ことを一瞬考えただけで、彼
は悲嘆し負の気持ちに埋もれてしまいそうになります。

そして自分の中である決意を固めていきました。
「僕は変わらない」と強い決意をして、大好きな彼女
を忘れないこと、そして好きでいることを約束したの
です。

上記がきまぐれで遊びではないこと、そう「本気の気持
ち」であることを証明するため彼は行動に出ます。

思うこと以上―側に居る

好きで居たい{好きで居たい} 側で居たい(側で居たい)
君への想いは永遠だ
時がそう 過ぎ去ったって 陽はもう沈まない
好きで居たい{好きで居たい} また会いたい(また会いたい)
一度も忘れた日はない
今の僕に出来ることは 好きで居続けること

彼は彼女に好きの気持ちを伝えたいと思うようになりました。
しかし歌詞にもあったように忙しい彼女にはなかなか逢えません。
それでも彼は強い覚悟と願いがあるので諦めません。

好きでいること以上に「好きで居たい」つまり彼女の側に居たい
のです。
「時が過ぎ去る」つまりどれだけ時間をかけても逢いたいという
願いが込められているのです。

この願いは彼が一方的に抱く願いです。
それでも誠実で一途なこの輝く願いが彼女の心に届くのは時間の
問題でしょう。
太陽が昇る時、それは誰の目にも止まるからです。。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はMVと切り離して考えました。
それでも共通するのはAKB48と歌詞中の男女の関係が
今も変わらず守られているという点です。

男女の交際期間は数年かもしれませんが、AKB48の13
年の歩みは非常に思い出深く厚みある歴史です。
1日1日を大事に紡いで出来上がった13年なのです。

MVや歌詞からその点が大いに強調されていました。

そしてなにより教訓的なのは、順調な時こそ背中に気を
つけるという点です。
自分の考えの面で死角になって気づかない点を考える良
い機会になったと思います。

「自分にとって大切な人を本当に大切にしているだろうか」
これはとても重要な黙想であり何度も考えなければならない
自問でしょう。

AKB48の今後の活動と次回作に期待し注目していきたいと
思います。
原点を感じさせる懐かしいナンバーに感謝しこれからも応援
しています。

素敵な作品を有難うございました。

2 件のコメント

  • 歌詞中の僕は、聞き手によっては自分であったり、またAKB48自身であったりとアップテンポな曲調に強い歌詞の存在だと思います。
    また、冒頭で海をイメージさせた後の水着の二人は叙情的であり、すぐさま、あれっきり・これっきりと次のシーンを連想させる展開に鳥肌。

    AKBからファンへの強いメッセージソングであり、ファンにとってはAKB48が好きで良かったとおもわせる幸せな一曲に涙しました(笑)

    • +Tさん感想有難うございます。
      「僕」について多角面から述べて下さり勉強になりました。
      展開の変化とAKB48への強い思い入れを述べて下さり重ねて
      感謝します。

      これからもSSMを宜しくお願いします!

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