AKB48『ジワるDAYS』歌詞の意味を考察・解釈

本当は今でもそばにいて欲しいよ
だけど君を引き止められない
見つめ合うほどに 切なくなるんだ
不意に思い出がジワるDAYS


まだ冷たい風の中で 桜の蕾を見つけた時
僕たちの別れの春が そこまで来たと知った

悲しみを乗り越えて
人は優しさのその意味に気付くんだ

君の瞳から涙が溢れたら
世界のどこにいたとしても
僕が全力で駆け付けてあげる
だから心配しなくたっていいんだよ
自分の夢をやっと見つけたんだろう
勇気を出して踏み出すんだ
君がいないのは寂しいけど
Someday いつの日か会おう
Love you, I say goodbye my dearest


駅へと続く坂道を 何度二人で歩いただろう
桜の花が散ったって 他人事でしかなかった

昨日とは違う虹を
見てみたいって思ってたんだろう

君が一人きり悩んでいたことを
随分前から分かってた
自分で答えを出さなくちゃダメだ
だから何も気づかぬふりしてた
新しい人生 決心したなら
僕は微笑んで見送ろう
あの日の出会いに悔いはない
Thank you 今日までありがとう


君が幸せになればいいって
分かってはいるのに
なぜだか 見慣れた 景色が 切なく 思えて
ジワジワにジワる
Yeah

君の瞳から涙が溢れたら
世界のどこにいたとしても
僕が全力で駆け付けてあげる
だから心配しなくたっていいんだよ
自分の夢をやっと見つけたんだろう
勇気を出して踏み出すんだ
君がいないのは寂しいけど
Someday いつの日か会おう
Love you, I say goodbye my dearest


はじめに

『ジワルDAYS』とは2019年2月25日にネット上で公開された楽曲です。
同年3月13日リリースのアルバムの一曲目に収録されています。
HKT48指原莉乃さんの卒業シングルとなっておりファンにとって大変注目
されている内容となっています。

動画再生回数は僅か一週間足らずで140万回を超え人望の厚さが数字に露呈
されていることが理解できますね。
今回、指原莉乃さんはAKB48最後のセンターとしも登場しMVでその活躍ぶり
を見せてくれます。

不祥事が騒がれた時期もありましたが現在ではバラエティなどでも愛されてい
る彼女の最後のセンターを多くの方が見守りたいとのコメントをたくさん見かけるようになりました。

それではさっそく涙の卒業を描いた感動の歌詞考察を始めていきましょう。

タイトル『ジワるDAYS』とは

「ジワる」とは若者ことばであり感動や笑いが「じわじわくる」の
略称として理解されています。
「DAYS」は複数形ですから「日々」を表しています。

上記2点を複合して考えると指原莉乃さんのこれまでの笑いあり涙あ
りの活動を振り返るとじわじわ来る、というニュアンスだと思います。
センターを務める前と後、AKB48からHKT48と幅広い活動をしていた
彼女の思い出のページは分厚い一冊の本になる程に多いことでしょう。


『ジワるDAYS』歌詞の意味

旅立つ君へ―別れの春

本当は今でもそばにいて欲しいよ
だけど君を引き止められない
見つめ合うほどに 切なくなるんだ
不意に思い出がジワるDAYS


まだ冷たい風の中で 桜の蕾を見つけた時
僕たちの別れの春が そこまで来たと知った

アイドルにとって「卒業」とはソロデビューして独り立ち
するということ、誰にとっても夢であり目標です。
頭では理解していますが目の前のお世話になった先輩を見
るとやはり「そばにいて」という気持ちが溢れるのです。

しかしその行為は夢に向かう先輩の足を引っ張ることを指
しメンバーは旅立つ先輩に手を降り笑顔で見送ることしか
できません。

指原莉乃さんは2007年にAKB48第二回研究生(5期生)に
合格し芸能プロダクション会社AKS所属タレントとなり、
現在まで活動を続けてこられました。

11年以上の芸能人生を振り返ると本当に色々なことがあった
のではないでしょうか。
思うように票が伸びず目標を達成できなかった苦しい時期、
またTVで注目され愛されてきた幸せな時期が思い出されます。

指原莉乃さん卒業に際し残されたメンバーの脳裏に不意にそう
した思い出が浮上しジワジワと感動を与えていったに違いあり
ませんね。

歌詞中にも登場しますが「春」は一期一会の時期とも言えます。
入学式や卒業式などもそうですが今回の場合、「別れの春」と
して侘しさを醸し出すようにして用いられています。


悲しみの向こう側にあるもの

悲しみを乗り越えて
人は優しさのその意味に気付くんだ

君の瞳から涙が溢れたら
世界のどこにいたとしても
僕が全力で駆け付けてあげる
だから心配しなくたっていいんだよ
自分の夢をやっと見つけたんだろう
勇気を出して踏み出すんだ
君がいないのは寂しいけど
Someday いつの日か会おう
Love you, I say goodbye my dearest

別れは辛く悲しいものですが悪いことばかりではありません。
別れを経験したからこそ、去って行った人の優しさに本当の
意味で気づき真の優しさを示せるようになるという良い面も
あることが歌詞中に示されています。

卒業した後は一人で活動する機会がたくさんあることでしょう。
泣きたいほど辛い状況にあっても以前のようにメンバーに相談
することも難しくなるでしょう。

それでも送り出すメンバーたちは「そんな時はすぐ駆けつけて励
ましに行くから」と背中押すような心強いメッセージを歌詞中で
表現しています。

一人で活動して人気が出る場合とみんなで活動して一人で人気を
集めていくことにはかなり差異が生まれそうですね。
特に集団行動を好む女性が一人で責任を担っていくということは
それだけで尊敬に値すると筆者は思いました。

英語の部分も考えますと「これっきり」というような別れの仕方
はせずにいつか必ず再会することを約束していますね。

「一緒にいたい」<「君の夢」

駅へと続く坂道を 何度二人で歩いただろう
桜の花が散ったって 他人事でしかなかった

昨日とは違う虹を
見てみたいって思ってたんだろう

君が一人きり悩んでいたことを
随分前から分かってた
自分で答えを出さなくちゃダメだ
だから何も気づかぬふりしてた
新しい人生 決心したなら
僕は微笑んで見送ろう
あの日の出会いに悔いはない
Thank you 今日までありがとう


「桜の花が散ったって 他人事でしかなかった」とは
なんと考えさせられるフレーズでしょう。
桜の花が散る季節には決まって世界のどこかで出会い
や別れがありました。

それでもメンバーは今いるみんなで変わらずずっと活動
していくと思っていましたから誰かの出会いや別れにつ
いて深く考えることはありませんでした。

「昨日とは違う虹を見てみたいって思ってたんだろ」と
は「まだ見ぬ輝き」を求めて独立を考えだしたという点
を描写しているのではないでしょうか。

メンバーの毎回変わる衣装も振付も七色の虹のように見
えたでしょう。しかしそうしたものとは違う輝きを求め
るようになった時、卒業を志すのかもしれませんね。

そしてそうした志しを持っていることをメンバー全員に
隠し通すことは不可能でしょう。
仲の良い友達には微妙な変化を気づかれてしまいます。

それでもそうした点に触れないのは自分の道を自分で
選び自分で歩んで行って欲しいからなのでしょう。
この考え方に本当の仲間、そして本当の友達を感じる
のは筆者だけではないと思います。

メンバーのだれも「ずっと一緒に活動できると思って
たのに」と不服を述べるものはいません。
出会ったことをそのように後悔することはないのです。

むしろ出会えたことに感謝しその感謝の気持ちと応援
の気持ちが心を占めているのです。

送別の時は旅立つ側と見守る側がリンクしているよう
に思えますね。
旅立つ側が笑顔になれば見守る側が笑顔になり反対に
涙すればもう一方も涙しますから。

この素晴らしい感動の日々はメンバーだけではなく長
年応援してきたファンにも感動や励ましを与えるに違
いありません。

別れを見る人すべてにとってジワる日となるでしょう。

まとめ

興醒めになったら申し訳ないのですが筆者は本考察を通じて
初めて「ジワる」ということばに出会い意味をしりました(笑)
「若者にはついていけないよ」と嘆いていた私に考察は色々な
ことばや流行りを教えてくれるので感謝しています(笑)

余談はさておき指原莉乃さんの笑顔と涙のお別れソングでしたが
皆さんはどんな心境でお聴きになっていたでしょうか。

彼女の11年以上の歴史に今後ソロとしての活動の歴史が書き加え
られ奥深いものになっていくのでしょう。

ハードスケジュールでお身体を壊されないよう元気に活動を続けて
頂ければと思います。
今後の活動とソロデビュー作に期待しつつ注目していきたいと思い
ます。









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