あいみょん『マリーゴールド』歌詞の意味・解釈と考察

風の強さがちょっと
心を揺さぶりすぎて
真面目に見つめた
君が恋しい

でんぐり返しの日々
可哀想なふりをして
だらけてみたけど
希望の光は

目の前でずっと輝いている
幸せだ

麦わらの帽子の君が
揺れたマリーゴールドに似てる
あれは空がまだ青い夏のこと
懐かしいと笑えたあの日の恋

「もう離れないで」と
泣きそうな目で見つめる君を
雲のような優しさでそっとぎゅっと
抱きしめて 抱きしめて 離さない

本当の気持ち全部
吐き出せるほど強くはない
でも不思議なくらいに
絶望は見えない

目の奥にずっと写るシルエット
大好きさ

柔らかな肌を寄せあい
少し冷たい空気を2人
かみしめて歩く今日という日に
何と名前をつけようかなんて話して

ああ アイラブユーの言葉じゃ
足りないからとキスして
雲がまだ2人の影を残すから
いつまでも いつまでも このまま

遥か遠い場所にいても
繋がっていたいなあ
2人の想いが
同じでありますように

麦わらの帽子の君が
揺れたマリーゴールドに似てる
あれは空がまだ青い夏のこと
懐かしいと笑えたあの日の恋

「もう離れないで」と
泣きそうな目で見つめる君を
雲のような優しさでそっとぎゅっと
抱きしめて離さない

ああ アイラブユーの言葉じゃ
足りないからとキスして
雲がまだ2人の影を残すから
いつまでも いつまでも このまま

離さない
いつまでも いつまでも 離さない

あいみょん『マリーゴールド』の概要

今回は人気アーティストであるあいみょんさん『マリーゴールド』について簡潔に考察・解釈をしていきます。

曲調や歌詞、ミュージックビデオやジャケット写真などすべてにおいてノスタルジーな雰囲気を感じるこの曲ですが、今回は歌詞の登場人物の関係性にスポットを当てて考察していきます。

音楽としての雰囲気

サウンドは「君はロックを聞かない」と少し似ている気がします。
エレキギターとアコースティックギターの音のバランスが聞いていて心地いいです。
この曲はどこかノスタルジックで、切なさを感じます。
そして、壮大な雰囲気があります。

『マリーゴールド』の意味とは

タイトルの「マリーゴールド」とは 花の名前です。

花言葉は「嫉妬」「絶望」「別れの悲しみ」などマイナスな言葉から「生命の輝き」「変わらぬ愛」「濃厚な愛情」「生きる」といったポジティブな言葉まで幅広い意味の花言葉があります。

『マリーゴールド』のテーマ

この曲では「僕」や「私」などの一人称が登場しません。
ですが「君」という二人称が登場します。

歌詞を理解しやすくするために一人の主人公を立てて考えていきましょう。

次の歌詞に注目すると主人公と君は恋仲であることが伺えます。

・君が恋しい
・大好きさ
・アイラブユーの言葉じゃ足りないからとキスして

さらに「あの日の恋」というフレーズが登場するので、過去の恋の話なのかもしれません。
過去の恋というと「別れたから過去の恋になった」とも言えますが、恋愛を経て結婚してから回想したことにより「過去の恋」になったという捉え方もできます。

今回の考察のポイント

今回は「別れたから過去の恋になった」のようにバッドエンドパターンと「結婚して過去の恋となった」ハッピーエンドパターンの2つの視点で考察していきます!

パターン1「別れたから過去の恋になった」

「別れたから過去の恋になった」という意味で歌詞を考察していくと、だんだん「死別」のイメージが強くなってきました。

ここで、気になったフレーズを挙げます。

本当の気持ち全部 吐き出せるほど強くはない
でも不思議なくらいに絶望は見えない

ここでは「絶望は見えない」「本当の気持ち」ではないと解釈できます。
そしてこのフレーズでは、マリーゴールドの花言葉である「絶望」という言葉が登場します。
もうひとつ花言葉で「別れの悲しみ」というものがあるので、単純に花言葉を踏まえて歌詞を見ると絶望するほどの別れだったようにも捉えられます。
これが恋人の死なのではないかと思います。

続く歌詞の

「目の奥にずっと写るシルエット 大好きさ」
「遥か遠い場所にいても繋がっていたいなあ」

これらのフレーズは、天国にいる恋人に対する思いなのかもしれません。

パターン2「結婚して過去の恋となった」

「希望の光は目の前でずっと輝いている 幸せだ」

このフレーズにおける「幸せ」は、晴れ姿の恋人を見て感じたものだと思います。

「アイラブユーの言葉じゃ足りないからキスして」

これは結婚式の誓いのキスなのではないでしょうか。

「もう離れないで」と泣きそうな目で見つめる君を離さない
いつまでも いつまでも 離さない

こちらも「ずっと一緒にいたい」という誓いのようなものだと感じられます。

まとめ

今回は曲に出てくる登場人物の関係性にスポットを当ててみました。

死別して過去の恋となった「死んでしまった恋人への思い」と結婚して過去の恋になった「結婚前夜のふたり」の二通りの考察をしました。

『マリーゴールド』は「マリーゴールド」の花言葉が持つ色々な意味や含みを持っている楽曲だと思います。

あいみょんさんの楽曲の多くは、視点によっていろいろな解釈ができますね。
注目するフレーズによっても異なった世界観が広がるに違いありません。

是非みなさんもいろいろな視点で考察してみてください!

16 件のコメント

  • すごい!マリーゴールドほんとにいい曲ですよね。歌詞の意味を知ってから曲をもう一度聴くとまた感じ方が変わります!この解釈の仕方ありだと思いました!

    • チョコレートさん感想有難うございます。
      考察は音楽のスパイスですね!
      歌詞と向き合い、意味や背景が見えてくると
      聴いた時の感じ方が変わりますよね!

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

  • 恋人がこの歌を歌っていたので、もっとこの歌が好きになりましたー

    • ゆりまるさんコメント有難うございます。
      好きな人が歌うと好きになる現象ありますよね!(激しく同意)

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

    • ゆりまるさん簡潔な感想ありがとうございます。
      おっしゃる通りすごくいい歌ですね!

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

  • マリーゴールドは曲が流れた瞬間もう歌ちゃいます……
    あいみょんさんは何日マリーゴールドつくるのに時間がかかったのですか?
    今度いろんな地域に来てください歌聞きたいです
    癒やされます……嬉しいし……できれば
    わたしはプレゼントという曲が大大好きです
    🥰🥰🥰

    • 水泳さんコメント有難うございます。
      涙なくしては聴けない曲ですね。。
      曲自体は「満月の夜なら」より先にできており、去年の9月にはできてた
      なんてコメントがありましたね(具体的な日数はわかりません)
      いつか水泳さんおられる地域でプレゼントを歌ってくれる日がくることを
      筆者も願っています。

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

    • 頑張るさん簡潔なコメント有難うございます。
      自然と涙溢れる名曲ですね。。
      応援メッセージ感謝します!

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

  • この曲が良くあいみょんの他の曲も聴きました。歌詞の内容考えると死を描く歌詞が多くあります。
    簡単に死を描写して悲しむようなものではないです。
    ホラーのような死。
    結婚式前夜は美化して本質からの逃避。
    でもこの曲が多くの人が引き込まれた理由でしょうね。
    恋人との死別のような雰囲気もその一因だと思います。

    私もこの曲の良さと歌詞に涙しました。
    その為何回も聴きました。

    そして
    簡単な死別の歌詞ではないと感じるようになりました。

    私の解釈は、

    心中殺人 絞殺

    アルバム名 瞬間的シックスセンス
    幸せだの歌詞を曲で「し」と「あわせだ」を離している。死を合わせる。
    夏は他界を描く事が多い。

    詳細に解説は避けます。

    お気に召さらなければ削除してください。

    • シックスセンスさんコメント有難うございます。
      とてもイメージし易く多角面から歌詞を見据えた
      考察に魅力を感じました。
      あるインタビューであいみょんさんは「愛し合ってる
      2人が昔を懐かしんでるような、現在進行形のラブソン
      グとしてこの曲を書いたこと、だけど、聴く人によって
      は恋人と死別したことを想像したりするみたい」と語って
      いました。
      ですからそのように感じるのは自然だと思います。

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

  • 私は卒業を機に遠距離恋愛になる恋を男性目線から歌った曲だと解釈しました。

    風の強くなる春に心が揺れ動くけど、でんぐり返しのように繰り返す日々を、だらけながら過ごしていても、目の前には希望の光である彼女がいるから幸せだなぁ。
    夏の日のマリーゴールドが彼女の姿に似てたなぁ。
    夏にはまだ、楽しいだけの恋だったと懐かしいなあ。

    彼女から、(卒業後に遠距離になるから別れを別れを提案したけど)もう離れないでと涙ぐまれて、優しく抱きしめたぜ!
    本当は離れたくないっていいたいけど、言えない。
    でも彼女となら遠距離でもうまくいくと思うから絶望はない。
    だって離れてても目を閉じればシルエット浮かぶから。
    少し寒い卒業後の別れの日(新しいスタートを2人で歩み出す日)に何て名前を付けようかなんて話したりして

    あとは歌詞のままなので割愛します。

    • ぽこにゃんさん(パトさんも同じかな)コメント有難うございます。
      たくさんコメントがきていましたが同様の内容でしたのでこちらに
      まとめて返信させて頂きますね。

      卒業を機に遠距離恋愛になる恋、そして男性目線という解釈を紹介して
      くださり感謝します。
      確かにあいみょんさんも女性がかぶっていた麦藁帽子がマリーゴールドに
      見えたといっていましたね。

      ご紹介頂いた説明から男性の本心を語れない複雑な心境を理解できました。
      別れの日になんて名前をつけようか思案しているのもとてもリアルでした。

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

  • 僕もちょっとこの歌詞を分析したくなってこのブログにたどり着きました。

    色んな解釈ができると思いますし、敢えて多様な解釈にとれるように書かれているのかもしれません。
    が、個人的には遠距離恋愛の曲のように見えますね。

    「懐かしいと笑えたあの日の恋」とあることから、
    お互い両思いになって付き合い出してからもう数年は経過しているのでしょう。
    その時の初々しい思い出を回想しているように見えます。

    それからお互い環境が変わり、これまでのような関係が難しくなってしまった。

    「もう離れないで」という歌詞が、女性的な言葉に見えますが、
    いずれにせよ一度は関係が疎遠になっていることが分かります。

    「目の奥にずっと映るシルエット」「はるか遠い場所にいても繋がっていたいなあ」
    あたりからもやはり普段は近い場所にいないことを匂わせます。

    そして「本当の気持ち全部~不思議なくらい絶望は見えない」
    のところが紐解く鍵になるように思います。
    お互い両思いでありながら遠距離であるということは、それぞれが夢や目標があり一緒にいれないのではないかと思います。
    でもその夢や目標と、会いたいという気持ちを正々堂々と伝える強さはない。
    でも自分の選んだ道に対して悔いはない、と思っているのではないでしょうか。

    • トムさんコメント有難うございます。

      この楽曲に対する愛を感じるコメントでした。

      遠距離恋愛の線もあるかと思います。
      考察を読んで、登場人物たちの複雑な心境が伝わって
      きました。

      気持ちを伝える難しさや選択への確信が浮き彫りに
      なった気がします。

      これからもSugar&Salt Musicを宜しく
      お願いします!

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