あいみょん『君はロックを聴かない』歌詞の意味・解釈と考察

 

少し寂しそうな君に こんな歌を聞かせよう
手を叩く合図 雑なサプライズ
僕なりの精一杯

誇りまみれ ドーナツ版には
あの日の夢が躍る
真面目に針を落とす
息を止めすぎたぜ
さあ腰を下ろしてよ

フツフツとなりだす青春の音
乾いたメロディで踊ろうよ

君はロックなんか聴かないと思いながら
少しでも僕に近づいてほしくて
ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
恋を乗り超えてきた

僕の心臓のBPMは 190になったぞ
君は気付くのかい? なぜ今笑うんだい?
嘘みたいに泳ぐ目

ダラダラと流れる青春の音
乾いたメロディは止まないぜ

君はロックなんか聴かないと思いながら
あと少し僕に近づいてほしくて
ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
恋に焦がれてきたんだ

君はロックなんか聴かないこと知っているけど
恋人のように寄り添ってほしくて
ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
まだ胸が痛いんだ

君はロックなんか聴かないと思いながら
少しでも僕に近づいてほしくて
ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
恋を乗り超えてきた

2017年8月に発表された、3枚目のシングルに収録されています。
思わず胸がきゅんと苦しくなって、青春の匂いがよみがえってくるような、そんな楽曲です。

今回は、そんな胸がときめくこと間違いなしの『君はロックを聴かない』の意味解釈をしていきますよ!


タイトル『君はロックを聴かない』の意味

今まで何度も僕を助けてくれたロックを君は興味がない。
興味がないことは知っているんだけど、それでも僕について知ってほしい。
そんな僕の淡い、そして少し自己中心的な恋心がタイトルから読み取れます。

恋は盲目と言いますが、恋をしているとき自分はこんな人間なんだと伝えたくなりませんか?
関心がないと分かっているのに聴かせてしまう僕。
なんだかあの頃の自分を思い出して、気恥ずかしくなってしまいます(笑)

『君はロックを聴かない』のテーマ

あいみょんさんは『君はロックを聴かない』について、次のようにコメントしています。

「あの頃」の青春や「今」の青春、少し懐かしいようなくすぐったいような青春の音や匂い、思い出を歌った曲です。
大切にしたのは歌詞にもある”青春の音”。誰もが、好きな子が自分の好きなロックを聴いていてハッとしたり、好きな人が聴いているロックを好きになったりと、それぞれの”青春の音”があると思うんです。この曲も、聴く人それぞれの”青春の音”に想いを重ねながら聴いてもらえたらうれしいなと思いつつ歌いました。

(引用元:https://e-talentbank.co.jp/interview/40539/、https://music.hikaritv.net/music/music_static/m_aimyon_170825/data/index.html)

それぞれ確かに生きてきた青春の日々。
思い通りにいかなかったこと、好きな子と過ごす嬉しさや恥ずかしさ。

この曲は、そんなあの頃の匂いや彩を思い出させてくれるようです。


『君はロックを聴かない』の歌詞中の登場人物

彼女のことが気になっている僕。
「恋人のように寄り添ってほしくて」という歌詞から、まだ付き合っていないことが分かりますね。

彼女に僕のことをもっと知ってほしい、できれば恋人になりたい。
そんな想いを抱いている僕と彼女について歌われています。

『君はロックを聴かない』歌詞の意味

僕の好きなロックで励ましたい

少し寂しそうな君に こんな歌を聴かせよう
手を叩く合図 雑なサプライズ
僕なりの精一杯

埃まみれ ドーナツ盤には あの日の夢が踊る
真面目に針を落とす 息を止め過ぎたぜ
さあ腰を下ろしてよ

元気が無さそうに見える彼女。
気になっている子がそんな状態の時、どうにかして元気づけたい!と思いますよね。
そこで僕は、音楽を流します。


「埃まみれ ドーナツ盤」とは、レコードのことですね。
きっと今までずっとしまったままだったのでしょう。
僕の思い出がつまった大好きな音楽。
彼女は気に入ってくれるだろうか。
そんな想いを胸に、ドキドキしながら針を落とします。

フツフツと鳴り出す青春の音
乾いたメロディで踊ろうよ

君はロックなんか聴かないと思いながら
少しでも僕に近づいてほしくて
ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
恋を乗り越えてきた

ゆっくりと沸き立つように響く僕の大好きな曲。
この曲で酸いも甘いも噛み分けてきたのでしょう。
青春時代の大切な思い出がつまったこの曲で、彼女の心を癒してほしい、そして出来ることならこの曲を好きになってほしい。
そんな僕の気持ちが伝わってきます。

恋心がばれてしまいそうな僕

僕の心臓のBPMは 190になったぞ
君は気付くのかい? なぜ今笑うんだい?
嘘みたいに泳ぐ目

「BPM」とは曲のテンポのことです。
BPM190の曲といえば、RADWINPSの『全然前世』です。
とても速いテンポですよね。

君が隣にいることでドキドキが止まらない僕。
もしかしたら、そんな僕に気付いたのかもしれません。
くすりと笑う彼女に、ばれた!?と焦る僕の様子が目に浮かびます。

ゆっくりと流れる「青春の音」

ダラダラと流れる青春の音
乾いたメロディは止まないぜ

君はロックなんか聴かないと思いながら
あと少し僕に近づいてほしくて
ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
恋に焦がれてきたんだ

「ダラダラと流れる」という歌詞が青春をよく表しています。
キラキラした時間だけではなく、なんでもない日常も全てひっくるめて青春でした。
流れ続ける音楽は、あの日のときめきを思い出させながら、まだ青春は終わっていないことを指しているようです。


僕のことを好きになってほしい

君がロックなんか聴かないこと知ってるけど
恋人のように寄り添ってほしくて
ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
また胸が痛いんだ

君はロックなんか聴かないと思いながら
少しでも僕に近づいてほしくて
ロックなんか聴かないと思うけれども
僕はこんな歌であんな歌で
恋を乗り越えてきた

興味がないと分かっていても、「少しでも僕に近付いてほしくて」、大好きな曲を聴かせる僕。
あー、分かるなあ…と共感されることも多いのではないでしょうか。
もちろん好きな子の気持ちは知りたいけれど、僕についても知ってほしい。
恋は時にエゴイスティックですね。
この曲は、誰もが持っている青春のときめきを思い出させてくれます。


まとめ

なんだかノスタルジーを感じてしまうような楽曲ですよね。
サビのメロディが印象的で、ついつい口ずさみたくなってしまいます。

そういえば、青春してたっけな…とあの頃を思い出して懐かしくなって下さいね。



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