IA『DAYBREAK FRONTLINE』Orangestarさんが歌詞に込めた思いとは?


はじめに

作詞・作曲はOrangestarさん。

2016年12月3日に投稿された楽曲です。

使用ボーカロイドは透明感あるロングヘアが特徴の音楽芸術家で俳優、特技はダンスという設定のIA。

今回は、『DAYBREAK FRONTLINE 』を歌詞から考察していきます。

 

「眠れないんだ」
風もなく茹だりそうな夜に
君の声が耳元で揺らいだ
感傷に浸ってばっか
何も変わらない
笑えない日々を
抜け出そうぜ
君を連れ飛び出した
風が通り過ぎた
闇と混ざり合った
君の笑い声が
小さく藍の空に響いて
そんなんで生きていけんのか
もう戻れないぜ?
なんて揺らぎそうな想いは
アクセルへ
このまま地平線を
追い越してやるんだ
最前線飛ばせ僕たちは
星もない夜
ただ東を目指して行く
13秒先もわかんなくたって
精一杯僕を生きていく
何も後悔なんてないさ
前を向け
止まらないさ
きっと光の待つ方へ
暗闇に落ちた
先の見えないような道も
辿り着いたら
闇なんてなかった
きっと僕は僕を
信じ切っちゃいないから
いっそあの向こうへ
未だ見ぬ夜明けを
信じ歩いた
追い抜いた 走った
期待した 転んだ
迷った わかんなくなった
でもjust feel alive
fear or light
まだ僕らは歩いていく
こんなんじゃいつまで経っても
何処にも行けやしないさ
なんて拭えない想いもアクセルへ
どうせ止まれるはずないさ
夜に腐っていたって僕たちは
間違いなく明日に向かっていく
最前線飛ばせ僕たちは
白みだした星空
胸を鳴らしている
眠らないよう
上がるミュージックと
ぬるくなった水だけ持っていく
無駄なものは何もないさ
前を向け
その方がきっと笑えるさって
最前線飛ばせ僕たちは
昇る太陽
その光を目指していく
幸せって今はわかんなくたって
精一杯僕を生きていく
何も後悔なんてないさ
前を向け
終わらないさ
一生僕らは生きて征け

タイトル『DAYBREAK FRONTLINE』の意味・テーマ

「DAYBREAK」は「夜明け」、「FRONTLINE」は「最前線」。

歌詞中から、暗い気持ちを乗り越え、明るい未来へアクセル全開で突っ走っていく内容が読み取れます。

1番の歌詞は、「君」を連れ出して夜を駆け抜けるイメージ。

2番からは「君」出てこないのですが、暗い気持ちを払拭し、前へ前へ駆け抜けていく心情が描かれています。

どんなに暗い夜でも、必ず夜は明ける、全力で向かえば、明るい未来が待っているはずだというメッセージが感じ取れる楽曲です。


『DAYBREAK FRONTLINE』歌詞の意味

2人だけの世界へ

「眠れないんだ」
風もなく茹だりそうな夜に
君の声が耳元で揺らいだ
感傷に浸ってばっか
何も変わらない
笑えない日々を
抜け出そうぜ
君を連れ飛び出した
風が通り過ぎた
闇と混ざり合った
君の笑い声が
小さく藍の空に響いて
そんなんで生きていけんのか
もう戻れないぜ?
なんて揺らぎそうな想いは
アクセルへ
このまま地平線を
追い越してやるんだ

IAの声質にぴったりなダンサブルな曲調アレンジ。

「眠れないんだ」というセリフから始まる冒頭。

続く「風もなく茹だりそうな夜」は、夏の夜を表しているのでしょうか。

近くにいるのは「君」。

退屈な日々を、「君」と一緒に抜け出す。

MVの静止画は、軽トラの荷台に乗る女性。

主人公が「君」を連れ出して行く場面でしょうか。

「藍の空」

あたりは闇に包まれ、2人でどこまで行ったのでしょう。

窮屈な世界を抜け出して、2人だけの世界へと駆け抜けていくさわやかさが感じられます。

今を精一杯生きていく

最前線飛ばせ僕たちは
星もない夜
ただ東を目指して行く
13秒先もわかんなくたって
精一杯僕を生きていく
何も後悔なんてないさ
前を向け
止まらないさ
きっと光の待つ方へ

「最前線」

タイトルの「FRONTLINE」。

2人で夜を超えて、明るい未来、最前線へ。

「13秒先」という具体的な数字は、一瞬のようにも思えます。

今、この一瞬を「精一杯」全力で「生きていく」ことを表現しているのですね。

2人でいれば何も怖くない。

そんな勢いが感じられる気持ちの良いサビです。

恐怖を感じるなら、「僕」はまだ生きている

暗闇に落ちた
先の見えないような道も
辿り着いたら
闇なんてなかった
きっと僕は僕を
信じ切っちゃいないから
いっそあの向こうへ
未だ見ぬ夜明けを
信じ歩いた
追い抜いた 走った
期待した 転んだ
迷った わかんなくなった
でもjust feel alive
fear or light
まだ僕らは歩いていく
こんなんじゃいつまで経っても
何処にも行けやしないさ
なんて拭えない想いもアクセルへ
どうせ止まれるはずないさ

2番の歌詞には「君」がでてきません。

「僕」の過去の心情が描かれているように思えます。

先の見えないような生活をしてきたけれど、暗い未来ではなかった。

「僕は僕を信じ切っちゃいない」

「僕」が、「僕」の想像以上にまだやれることを、期待をもっていることを感じさせます。

追い抜き、追い越され、生きてきた日常。

「just feel alive」は「まさに生きている感じがする」

「fear or light」は「恐怖か輝きか」

恐怖感がぬぐえないなら、どこにも行けない。

アクセル全開で、突っ走っていく。

どこか劣等感を感じる、ネガティブさを感じつつも、その壁を乗り越えようとする、心地よい風が感じられるような歌詞。


夜明け最前線へ

夜に腐っていたって僕たちは
間違いなく明日に向かっていく
最前線飛ばせ僕たちは
白みだした星空
胸を鳴らしている
眠らないよう
上がるミュージックと
ぬるくなった水だけ持っていく
無駄なものは何もないさ
前を向け
その方がきっと笑えるさって
最前線飛ばせ僕たちは
昇る太陽
その光を目指していく
幸せって今はわかんなくたって
精一杯僕を生きていく
何も後悔なんてないさ
前を向け
終わらないさ
一生僕らは生きて征け

「夜に腐っていたって僕たちは 間違いなく明日に向かっていく」

夜明けが見えてくるような言葉。

夜は暗い気持ちになりがちですが、夜を乗り越えたら、新しい明日が来る。

未来で笑うために。

夜を駆け抜けるため、「眠らないよう 上がるミュージックと ぬるくなった水だけ持っていく」。

「ぬるくなった水」。は感情のことだと読み取れます。

ネガティブな感情も、時間が忘れさせてくれる。

「無駄なものは何もないさ」

過去に起きたことへの感情は、きっと未来で笑うための必要な材料になるはず。

そして、「昇る太陽」。

夜明けはやってきます。

まとめ

歌詞から、Orangestarさんが何を伝えようとしたのか。

それは、「今」をアクセル全開で「生きてみよう」というメッセージだと思います。

社会で生きていく中で、自分自身に劣等感を感じても、それを材料に次はうまくやれる。

「無駄なものは何もないさ」と、どんな失敗でも明るい未来に変えていける気持ちを、いつも持っていたいですね。



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