藍井エイル『アイリス』歌詞の意味・解釈と考察

君が赤く燃える太陽ならば
僕は夜に咲く青い花
風に揺れて空を見上げては
朝の露に濡れる

手を伸ばして
届かなくて
そんな君が微笑んでる
僕もいつか
誰かを守る強さが欲しい

悲しみも弱さも全て
受け止めてきた胸に
ずっと見えない傷を残し
抱えてきたの?

背中越しの景色じゃなくて
君のその眩しさを
いつか隣で感じられたら
隠していた その傷を
少しでも癒せたならいいな
The iris to you.

幼い頃から 楽しいこと
探すのはすごく得意だった
今日も太陽が優しげに
何もかもを照らす

僕はいつも 真面目すぎて
君がいつも 笑うから
こんな日々が
ずっと続いたなら良いのにな

支えてくれたその腕に
甘えてみてもいいかな
胸の 青い花びらがそっと
散り始めた
どうして今になって全てが
愛しく思えるんだろう
かすむ 景色の先に見えた
泣き笑い
そんな風に
どうか笑わないで欲しいから
The iris to you.

本当はね いつだって
大切で 羨ましくて
ずっと側にいたいんだよ

悲しみも弱さも全て
受け止めてきた胸に
ずっと見えない傷を残し
抱えてきたの?

背中越しの景色じゃなくて
君のその眩しさを
いつもそばで感じてたから
いつかまた その傷を
少しでも癒せたならいいな
The iris to you.


藍井エイル「アイリス」を紐解く!

この曲はアニメ「ソード・アート・オンライン アリシゼーション」の
エンディングテーマに起用されました。
4つ打ちでリズミカルな曲に込められた思い、紐解こうと思います。

1番はアニメの内容に寄り添っている?

君が熱く燃える太陽ならば
僕は夜に咲く青い花

君と僕、という二人が出てきました。
アニメの主人公「キリト」と「ユージオ」のことを指している気がします。
キリトはとても強く、ユージオから見て憧れの存在だったのではないでしょうか。
そんなキリトを太陽に例え、自分(僕)は夜に咲く青い花
まだ未熟な自分を隠した表現でしょう

風に揺れて空を見上げれば
朝の露に濡れる

夜に咲いた花=僕が風に揺られて
空を見上げると、朝の露=もしかしたらば
ユージオの涙かもしれません。


真っ直ぐ、純粋

手を伸ばして
届かなくて
そんな君が微笑んでる
僕もいつか
誰かを守る強さが欲しい

ユージオが見ているキリトの姿に
手を伸ばしてもまだ届かなくて
それでも君(キリト)が微笑んでる、応援してくれているのでしょう。
自分もいつかは他人を守れるだけの
強さが欲しい、ストレートな歌詞です。

サビはもっとストレートな思い

悲しみも弱さも全て
受け止めてきた胸に
ずっと見えない傷を残し
抱えてきたの?

君と僕が見てきた悲しい出来事、
君(キリト)自身が弱くて何もできなかったことで
傷ついてきたことはユージオは知りません。
最初から強く見えていた君に対しての
心配する描写のように聞こえます

背中越しの景色じゃなくて
君のその眩しさを
いつか隣で感じられたら
隠していた その傷を
少しでも癒せたならいいな
The iris to you.

背中越しの景色とは

キリトの後ろにいて
戦えなかったことでしょう
キリトが見ている眩しさ=前に立って、困難にも立ち向かう
隣で感じる=後ろではなく共に歩み、痛みも傷も分かち合い
隠していた傷を少しでも癒したい
解釈のしようがないぐらいど直球です。

幼い頃から 楽しいこと
探すのはすごく得意だった
今日も太陽が優しげに
何もかもを照らす

作品の設定では幼い頃から同じ村で暮らしていたとなっています。
ユージオが楽しいことを探すことが得意だった、
1番のAメロでは太陽は君だったので
幼い頃から君が優しく照らす=導いてくれていたのです。

僕はいつも 真面目すぎて
君がいつも 笑うから
こんな日々が
ずっと続いたなら良いのにな

2番Aメロで幼い頃を思い返しているので
ここも幼少期を語られている気がしませんか。
真面目なユージオ、共にいるキリトが笑い
幸せそうな日常が続くことを願っている、回顧している
ここもまた直球です。


2番のサビの表現は?

支えてくれたその腕に
甘えてみてもいいかな
胸の 青い花びらがそっと
散り始めた

強くなりたくてもなりきれない自分の
弱音を吐露しているような。
青い花に例えた自分は
支えてくれてきた腕に甘えたい…
逆に自分を鼓舞しているのかもしれません。

どうして今になって全てが
愛しく思えるんだろう
かすむ 景色の先に見えた
泣き笑い
そんな風に
どうか笑わないで欲しいから
The iris to you.

笑っていた君との日常が
続くことを祈っていたのは幼い頃であって、
かすむ景色=朝の露の重みで花びらが散り始め
泣き笑い=泣いていることを隠しながら
笑っていた、君の顔はみたくない
そういった解釈にもできそうです。


アニメソングの2番って実は…

アーティストや作家によってそれぞれですが
テレビで放映されるのは大体90秒で
TVサイズなどとも言われますが
2番以降、実はアニメと関係ない、とまではいかなくても
少し作り手自身の思いを乗せたりしていることもあります。
この楽曲がそれに当てはまるかは人それぞれですが
アニメ(非現実)的でもあり、作家の思いも乗っている(現実的)
両方の側面がある描写があるのではないでしょうか。

本当はね いつだって
大切で 羨ましくて
ずっと側にいたいんだよ

執筆時点でのアニメ本編では
そのような描写はありませんが
まるで別れを惜しむような感情が溢れています。
この別れは意図するものなのかどうか。
ただ君が大切であるということは
よくわかりますね。

ラストサビに込められた決意

悲しみも弱さも全て
受け止めてきた胸に
ずっと見えない傷を残し
抱えてきたの?

背中越しの景色じゃなくて
君のその眩しさを
いつもそばで感じてたから
いつかまた その傷を
少しでも癒せたならいいな
The iris to you.

1番の繰り返しが挟まれます。
歌詞の繰り返しは印象つける為によく使われる手法です。
楽曲ではピアノメインでしっとりと歌い上げています。

サビラストに毎回歌われる「The iris to you」とは?

最初は作品名「アリシゼーション」や登場人物「アリス」をもじったものかと
考えましたが to you = あなたに がしっくりきませんでした。
歌詞もここまでストレートな部分が多かったので
純粋に花の名前なのでは?と思い調べてみたところいくつかのヒントがありました

アイリス=あやめの花


あやめの花言葉

  • メッセージ
  • 希望
  • 信頼
  • 友情
  • 知恵

調べて納得です
どれも君にあげたいものに当てはまりますね

曲を通してみると「希望」「友情」が一番つよく表れている

そんな楽曲だと感じました。



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