THE BOOM『風になりたい』歌詞の意味・解釈と考察

THE BOOMの『風になりたい』とても良い曲ですね!

この曲は元々94年発売のTHE BOOMのアルバム「極東サンバ」に収録されたものなのですが、その後多くのCMやテレビ番組で使用され、多くの世代に愛される一曲になりました。

今夏も菅田将輝さんと中条あやみさんの出演しているCMで使用されて話題になっているこの曲の歌詞を、今回は考察しようと思います!

 『風になりたい』の意味・テーマ


『風になりたい』の歌詞の考察

大きな帆を立てて あなたの手を引いて

荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい

「社会の荒波」という言葉があるように、社会を海に例えることは昔から多くありました。この曲も同じ比喩が使われています。

思い人と一緒に荒波のような社会に負けずにいこうということですね。

ただこの曲で注目して欲しいのはやはり

風になりたい

というところです!

「社会」⇨「海」

と例えるなら

「人々」⇨「船」や「船員」

となりそうですが、この曲では「」で例えています。

このことを踏まえつつ、次の部分を見てみましょう。

天国じゃなくても 楽園じゃなくても

あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい

先ほどと同様に「天国」でも「楽園」でもないとあるので、社会を肯定的に考えていないことがわかります。思い人に出会えたことだけが唯一の救いだったようですね。

そしてここでも「風になりたい」と歌っています。

」は実体がなく、どこにでもいけるイメージがある反面、どこか儚さを感じませんか。「天国」という言葉も直接的ではないですが、その儚さを助長しています。

何ひとついいこと なかったこの町に

沈みゆく太陽 追い越してみたい

ここでも社会に対して消極的な表現をしています。

しかし「沈みゆく太陽」というマイナスなイメージを、「追い越す」というプラスのイメージで塗りかえたい気持ちが表れています。

「太陽」を「追い越す」というのはどこへでもいける「風」ならではの表現ですね!

生まれてきたことを 幸せに感じる

かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい

ここで初めて前向きな表現が出てきました!

やはり思い人とともに生きることが何よりも幸せなんですね!

何ひとついいこと なかったこの町に

涙ふらす雲を つきぬけてみたい

天国じゃなくても 楽園じゃなくても

あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい

天国じゃなくても 楽園じゃなくても

あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい

まとめ



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