sumika『フィクション』歌詞の意味・解釈と考察

sumikaの『フィクション』とても良い曲ですよね!

この曲は現在放送中のアニメ「ヲタクに恋は難しい」のオープニングテーマに使うため書き下ろされた曲です。このアニメは不器用なオタク同士の恋模様を描いた作品で、sumikaのボーカルである片岡さんは作曲の際に、原作であるマンガを読んで参考にしたそうです。

それでは考察していきましょう!

 

タイトル『フィクション』の意味

「フィクション」とは「虚構」、「創作」、「小説」といった意味があります。

片岡さんがインタビューで

ゼロから1になる作業が“フィクション”なんだって気付いたんです。準備も含め、そのフィクションの一切合切が“創作物”なんだなって。

と語っている通り、この曲における「フィクション」は「創作物」を意味しているようです。

『フィクション』の歌詞のテーマ

この曲のテーマは、「楽しみ」と「苦しみ

片岡さんはインタビューでこのようにもお話しされていました。

「幸せなものって実は近くにあるんじゃないかな」ってことに、改めて気付かせてもらいました。

この曲はそんな幸せに気づくまでを歌った曲になっています。

楽しみ」と「苦しみ」を深く対比付けることで、「幸せ」を表現しています。

それでは歌詞を紐解いていきましょう!

『フィクション』の歌詞の意味


楽しいことも苦しいことも!

さあ 今日も始めましょうか

昨日 挟んだ栞の続きから

楽あれば苦もあり

ストーリーは波の随に

この曲の歌詞は「物語」仕立てで日々のことを歌っています。

昨日やったところから今日が始まり、日々の楽しさや苦しさを語っています。

苦しいことがあっても前向きに!

深い海を抜け

空飛ぶ街に繰り出し

そこから降りれなくなり

脈絡のないような展開も

きっとオンリーなストーリー

前のパートに続いて

深い海は暗い場所なので「

空飛ぶ街はその反対で「

を表しています。

「降りれなくなる」という向こう見ずな出来事もポジティブに捉えているので、全体的に「」がメインになっていますね。

楽しい思い出を大事に!

高鳴る所には忘れず付箋を

時々くるマイナスな面に備えて

重宝して

高鳴る所に付箋をつけるというのは、楽しい思い出を忘れないようにすることです。

後にやってくる苦しい時にこの思い出を大事にしようと言っています。

この付箋の部分はこの曲の最後に繋がる重要な場面です!

でもこの忙しい人生はいつ終わるのだろう

ひらり ひらり

めくり めくる

ストーリー ストーリー

喜怒哀楽 忙しい

ひらり ひらり

めくり めくる

ストーリー ストーリー

忙しない ネバーエンディング

いつになれば終わるんだ

皆目、見当もつかない

お生憎、見当もつかない

人生は楽しいことと苦しいことの繰り返しで、いつ終わるかわからないと言っていますが、ネガティブな印象を受けませんか?

それが次のパートの歌詞に繋がっていくのです。

強くなっていく「苦」

さあ 今日も始めましょうか

栞挟んだページ 涙の跡

苦しくて思わず閉じた

理由は忘れずに

1番が「を歌っていたの対して2番は「」を歌っています。

思い出したくもない辛いこと

だけど忘れることが出来ない

という葛藤が読みとれます。

忙しさに流されてしまう日々

読み進める程

白紙のページが

お気に召すままに

起承転結をこしらえて

サビで度々歌われている「日々の忙しなさ」がこのパートを読み解くポイントかと思います。

辛いことがあって日々の物語が白紙になってしまっても、そんな思いとは裏腹に日々は忙しく進み続けていくのです。

苦しさのピークへ

ひらり ひらり

めくり めくる

ストーリー ストーリー

喜怒哀楽 忙しい

のらり くらり

巡り 巡る

ストーリー ストーリー

自己責任 険しい

ここで「自己責任」という現実的かつネガティブな言葉が出てきます。

今まで「物語」的に語ってきたこの歌でしたが、現実の「」の部分がそれを勝ってしまいました。

「物語」=「フィクション」

「現実」=「リアル」

に飲み込まれてしまったのです。

「楽」を思い出して!

破り捨てたい時は

もう一回

付箋の場所を読み返し

そこに在ったストーリー

彩るキャラは居ましたか

さぁ 思い出して

1番の解釈でお話しした通り、ここで付箋が再登場します!

先ほどのパートで「」がピークになった所で

しかった思い出」

の象徴である付箋の場所が救いの手を差しのべます。

「フィクション」の復活!

ひらり ひらり

めくり めくる

ストーリー ストーリー

喜怒哀楽 忙しい

ひらり ひらり

めくり めくる

ストーリー ストーリー

高鳴れば ネバーエンディング

今まで「忙しない」や「自己責任」と歌っていた部分に

高鳴る

というポジティブな言葉が出てきました。

先ほど「フィクション」が「リアル」に飲み込まれてしまった所から、「フィクション」が復活する兆しが感じられますね!

日々は続くけれど気持ちはポジティブ!!

いつになれば終わるんだ

皆目、見当もつかない

お生憎、見当はつけない

さぁ 今日も始めましょうか

1番のサビでの

「お生憎、見当もつかない

から

「お生憎、見当はつけない

というポジティブな歌詞に変わっています。

さらに冒頭と同じ歌詞で締めくくることで、付箋をつけていた

しかった頃の気持ち」

を無事に取り戻したことがわかりますね!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

皆さんも日々の人生に振り回されて辛い時期ってありますよね?

そんな時はこの曲を聞いて、楽しかった頃の気持ちを思い出してみることをおすすめします!!



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