チャットモンチー『たったさっきから3000年までの話』歌詞の意味・解釈と考察

チャットモンチーの『たったさっきから3000年までの話』とてもいい曲ですよね!

しかし歌詞の意味まで読み解いてる人は少ないと思います。

今回も私、砂糖塩味が『たったさっきから3000年までの話』の歌詞の意味を解釈してみたいと思います!

 

チャットモンチー『たったさっきから3000年までの話』の意味・テーマ

タイトルだけみると色々なことが想像できますね。

ポイントは「たったさっきから」と「3000年」という相対する言葉を繋ぎ合わせている点です。

普通ならば「たったさっきから」ときたら次に来るのは、短い時間の単位だと考えますよね??

そこがチャットモンチーさんの『たったさっきから3000年までの話』の面白いところです!意識しながら、私の解釈を読んでいただけたら嬉しいです!

チャットモンチー『たったさっきから3000年までの話』歌詞の意味

コントラストとしての登場人物

あなたがかなりおじいさんになる頃

どんな日本なのでしょう

ドラえもんのお気に入りの道具が

ダイソーに並んでたりするのでしょうか

まず、登場人物として「あなた」と語り手である「私」が出てきます。

全体を考察していくとわかるのですが、「時間の流れ」と「変わらないこと」を強調するためにこの二人を題材にしている、と考えられます。

強調比較対象としての役割です。

ドラえもんは22世紀からきた猫型ロボットという設定ですから、西暦3000年を想像している内容であると推測できます。

未来には期待していないけど、幸せであれと願う

あいも変わらず地震大国で

北朝鮮とアメリカの狭間で

揺れているでしょうか

あなたは座り慣れた椅子で

そんなニュースを見てる

だけど眠る前にはふっと笑えるような

そんな思い出に囲まれているでしょうか

現在が西暦2018年ですから、西暦3000年は約80年後です。

80年でどれだけのことが変わっているのかはわかりませんが、“あいも変わらず”“座り慣れた椅子で”といった表現から感じられるのは「きっとあまり変わっていないんだろうな」という皮肉めいたニュアンスです。

そんなあまり期待をしていない未来だとしても、後半の二行、

“だけど眠る前にはふっと笑えるような そんな思い出に囲まれているでしょうか

と言っているように平和な世界であって欲しいという願いを読み取ることができます。

変わることもある

私がかなりおばあさんになる頃

どんな気持ちなんだろう

クールなあの人の隣で

ボケたボケてないと騒いでるかな

ここでは時間の流れを強調するために「私」が登場します。

今は若くクールな男性に憧れを抱いていますが、時が経てば“ボケたボケてないと騒いでいる”未来を想像しています。

 変わらないで欲しいこと

あいも変わらず優柔不断で

今とさっきの狭間で

揺れているのでしょう

あの人は座り慣れた椅子で

そんな私を見てる

たったさっきから3000年までの話

たったさっきから3000年までの話

ここでも“あいも変わらず”という歌詞が使われていますね。

時間が経っても変わらないことの象徴として、二番では「そんな私」が使われています。自分自身に対して、あい変わらず優柔不断であると言っています。

そして長い月日を重ねた今でも、ずっと変わらず私を見てる、ということでしょうか。

仮にチャットモンチーのボーカル橋本絵莉子さんが「私」だったとして、現在30代ですから西暦3000年だと120歳くらいになりますね。実際にそこまで生きているということは難しいでしょうが、3000年と表現することによって「重ねた月日の長さ」を強調していると思われます。

「どれだけ時間がたったとしても、日本と私たちってあんまり変わっていないんだろうな。だけど、眠る前にふっと笑えるような小さな幸せがあったり、あなたが変わらずそばで私を見ていてくれる未来だったら嬉しいな。」

そんな世界観を描きたかったのかもしれませんね。

最後に

今回も非常に楽しく考察をさせていただきました!

もしかしたらチャットモンチーさんは、普段私たちが感じている時間の流れよりもっと大きな視点から自分たちと日本を客観視して、この作品を描いたのかもしれませんね!

宇宙の歴史が約137億年とすれば2018年〜3000年なんてあっという間に過ぎてしまいます。本当に大きな視点で見れば「変わらない」でしょうし「たったさっきから3000年」というのも納得の表現です!

そんな短い人生で些細な幸せを願う歌、それがチャットモンチーさんの『たったさっきから3000年までの話』ではないでしょうか!

読んでいただきありがとうございます!



この記事をシェアする!