砂糖塩味の「楽曲考察・解釈記」

楽曲の歌詞やMVから意味の解釈・考察をしていきます

米津玄師『Flowerwall』歌詞の意味・解釈と考察

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作者の意図や訴えを知ること、考えることでその音色は何通りにも変化します。
しかしながら多くの方々はメロディーと歌声ばかりに耳が向き、「作曲された意図」を考えていません。
私はそんな方々の代わりに楽曲の解釈・考察をして、新たな音楽の楽しみ方を提供したいと考えています。
「楽曲考察」の文化を一緒に築き上げて行きたいです。

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米津玄師さんの『Flowerwall』とてもいい曲ですよね!

しかし歌詞の意味まで読み解いてる人は少ないと思います。

そこで今回も私、砂糖塩味が『Flowerwall』の歌詞の意味を解釈してみたいと思います!

 米津玄師『Flowerwall』のテーマ

まるで心が一つになったかのように思えるほど、大切な人との出会い。

人生にはたくさんの壁が立ちはだかるけれど、二人が一緒にいれば乗り越えられるというポジティブなメッセージを込めた、純粋なラブソングであると私、砂糖塩味は解釈いたしました!

 

壁(wall)をポジティブなものの代表、花(flower)で装飾してるんですね!

さぁ、考察に入りましょう!

米津玄師『Flowerwall』の歌詞の意味

透明の血

あの日君に出会えたそのときから 透明の血が僕ら二人に通い

悲しみも優しさも 希望もまた絶望も 分け合えるようになった

 一見、何気ない「恋人同士の出会い」の歌詞にみえますが、、、「透明の血??」

なんのことを言っているんでしょうか。

 

おそらく、米津さんは「透明の血」という言葉に、

二人が出会ったその瞬間から、まるで心が一つになったかのように通じ合えた、という意味を込めたかったのではないかと思いました。

 

実際に別々の人間の血が、お互いの体に通うということはありえません。

ここでは、“透明の血が僕ら二人に通い”、と表現することで、二人の心が一つになっているということを表現したかったのではないでしょうか。

 

「これだけ通じ合えてるんだから、きっと同じ血が流れてるよね」と。

でも絶対に目には見えませんから「透明の血」と表現したのでしょう。

人生の短さ

知りたいことがいくつもあるというのに 僕らの時間はあまりに短く

あとどれほどだろうか 君と過ごす時間は 灯りが切れるのは

人生の長さ、みなさんはどんな風に捉えていますか?

「80年あるんだから長いよ」という人もいれば

「いやいや、人生なんてあっという間に終わってしまうのよ」という人もいるでしょう。

 

この歌詞パートから読み取れるのは、

「人生が短いと感じてしまうほど、二人の時間が幸せだ」ということ。

そして、二人がいつ訪れるかもわからないお別れの時を理解しながらも、今与えられている時間を大切に過ごしている背景が浮かんできます。

 

「永遠に続けばいいのに」そんな風に思っているのではないでしょうか?

 

君さえいれば

君のその声が 優しく響いた

こんな憂いも吹いて飛ばすように 

それでも「君」がいてくれるならば、そんな不安も吹き飛ばしてくれます。

フラワーウォール=運命

フラワーウォール 目の前に色とりどりの花でできた

壁が今立ちふさがる

僕らを拒むのか何かから守るためなのか

解らずに立ち竦んでいる

それを僕らは運命と呼びながら

いつまでも手をつないでいた

一番のサビです。「フラワーウォール」を直訳すると「花の壁」ですが、一体どんな意味が込められているのでしょうか?考えてみたいと思います。

 

歌詞をみると「フラワーウォール」が“色とりどりの花でできた壁”だということがわかります。そしてそれが二人の前に立ちふさがっていると。

 

さらに、“それを僕らは運命と呼びながら”とあります。

 

なるほど!ここまで来るとみえてきましたね!

つまり、「人生にはたくさんの試練が待ち受けている。でも、二人が手を取り合って力を合わせて行けば、どんな困難も乗り越えていける。」というポジティブなメッセージが込められています。

出会いは奇跡

このあまりに広い世界で僕たちは 意味もなく同じ場所に立っていたのに

僕の欠けたところと 君の欠けたところを 何故かお互いに持っていた

みなさんは世界の人口は何人かご存知ですか?

2018年5月11日現在、なんと約7,500,000,000人だそうです!

75億の人々が生きているこの世界で、二人が出会えたことは奇跡としか言えないんです。この莫大な数字を見ていただければわかりますが、それは選ぼうと思って選べるものではありません。

 

それを米津さんは“意味もなく同じ場所に立っていたのに”と表現したのですね。

出会うために生まれてきたのだろうか?

どうして僕らは 巡り会えたのか

その為だけに 生まれてきた様な

そんな広い世界でお互いを補い合えるような人に出会えたことが不思議だと言っています。まるで、出会うために生まれてきたようだと強調していますね。

離せないんだ

フラワーウォール 独りでは片付けられないものだろうと

君がいてくれたらほら

限りない絶望も答えが出せない問いも全部

ひとつずつ色づいていく

離せないんだ もしも手を離せば

二度と掴めないような気がして

一番のサビ同様、困難が訪れても二人が一緒なら乗り越えられるということをこの歌詞パートでは伝えています。

どんな絶望が訪れようと「君」がいれば大丈夫なのだと言っています。

そんな相手に出会えることというのは本当に奇跡ですよね!

だからこそ、“離せないんだ”と言っています。

Flowerwall

誰も知らない見たことのないものならば今 僕らで名前をつけよう

ここが地獄か天国か決めるのはそう 二人が選んだ道次第

 “誰も知らない見たことのないもの”

が何のことを言っているのかが、このパートのポイントですね!ヒントになりそうなのは、二行目の“ここ”という部分。

 

どうやら“誰も知らない見たことのないもの”=“ここ”のようですね。

二行目を言い換えてみると、

「〈誰も知らない見たことのないもの〉が地獄か天国か決めるのはそう 二人が選んだ道次第」ということになります。

 

ここである答えにたどりつきました!

もうわかっている方はたくさんいらっしゃるかもしれませんが、、、

 

そうなんです!

 

『Flowerwall』(“フラワーウォール”)

 

のことを言っていたんですね!

つまり、序盤の考察を合わせますと、、、

 

誰も知らない見たことのないもの=フラワーウォール=色とりどりの花でできた壁=運命

 

二人は「フラワーウォール」と名付けたそうです!

純粋なラブソング

フラワーウォール 目の前に色とりどりの花でできた

壁が今立ちふさがる

僕らを拒むのか何かから守るためなのか

解らずに立ち竦んでる

それでも嬉しいのさ 君と道に迷えることが

沢山を分け合えるのが

フラワーウォール 僕らは今二人で生きていくことを

やめられず笑いあうんだ

それを僕らは運命と呼びながら

いつまでも手をつないでいた

 

 「二人の人生に立ちふさがるたくさんの壁。それは僕らを拒むためなのか、守るためなのかはわからない。でも君と手をつないで生きていけるなら、それさえも嬉しいんだ。」

 

米津玄師さんの『Flowerwall』は、愛する人と共に歩む中で訪れるたくさんの壁を、君がいれば大丈夫とポジティブに捉えたラブソングでした。

 

最後に

最後まで歌詞を考察してみて気づいてしまいました!

ここまで純粋なラブソングなのに「愛」とか「好き」とか、そういった表現が一つも含まれていません。。。

 

それなのに、何故こんなにも想いが伝わって心がポカポカするのでしょうか。。。

米津玄師さん、すごすぎます。

 

次の考察も楽しみにしていてくださいね♪