MONGOL800『小さな恋のうた』歌詞の意味・考察と解釈

 

言わずと知れたMONGOL800の代表曲『小さな恋のうた』。

シングルカットはされていないアルバムの中の1曲にもかかわらず、数々の著名アーティストがカバーし、カラオケの定番曲としても15年以上経った今もなお愛されています。

ストレートで疾走感のあるこの曲に、共感できる方も多いと思います。

この歌詞にはいったいどんな意味やストーリーが隠されているのでしょうか?今回は独自に解釈してみたいと思います!

タイトル『小さな恋のうた』の意味

恋をしたとき、それは自分の世界に恋い焦がれる相手の存在がが自分の世界に広がります。

むくむくと膨らむ抑えきれない恋。そんな恋は大きく広い世界に存在する小さな恋。

ちっぽけだけど確かに存在する大切なあなたへの恋心をうたっているのです。

『小さな恋のうた』のテーマ

「恋」を辞書で調べてみると、このような意味だそうです。

出典:デジタル大辞泉(小学館)

  1.  特定の人に強くひかれること。また、切ないまでに深く思いを寄せること。恋愛。「恋に落ちる」「恋に破れる」

  1.  土地・植物・季節などに思いを寄せること。

    1. 「明日香川川淀さらず立つ霧の思ひ過ぐべき―にあらなくに」〈・三二五〉

つまり、この曲のテーマは、「恋」。

強く思う相手へ向けた恋心。愛するあなたに届けたい強い気持ちがテーマです。

登場人物

この楽曲は、一貫して「僕」が「あなた」へ向けて歌っています。

近くにいる恋する相手への気持ちをどうにかして届けたいと「僕」は歌います。


具体的考察

「あなた」と出会った世界は

広い宇宙の数ある一つ 青い地球の広い世界で

小さな恋の思いは届く 小さな島のあなたのもとへ

小さな恋の舞台は、広い世界と比べると小さく存在する「僕」と「あなた」の世界です。それは小さい世界でどこにでも在り得る物語なのです。

恋する気持ちが「あなた」に届いたときに物語は始まります。

あなたと出会い 時は流れる 思いを込めた手紙もふえる

いつしか二人互いに響く 時に激しく 時に切なく

響くは遠く 遥か彼方へ やさしい歌は世界を変える

出会った二人はお互いに恋に落ち、仲を深めます。

二人の間に流れる世界。いろいろな表情をみせながら盛り上がります。

ひかれあう二人の恋はいつしか小さな二人の世界を大きく変えていく力になっていくのです。

届けたいこの思い

ほら あなたにとって大事な人ほど すぐそばにいるの

ただ あなたにだけ届いて欲しい 響け恋の歌

恋する「僕」の気持ちは二人の世界に鳴り響きます。

小さな二人の世界にだけ、恋する「あなた」だけを強く思っている「僕」の意思表示なのです。

恋はいつしか愛へ

あなたは気付く 二人は歩く暗い道でも 日々照らす月

握りしめた手 離すことなく 思いは強く 永遠誓う

永遠の淵 きっと僕は言う 思い変わらず同じ言葉を

それでも足りず 涙に変わり 喜びになり

言葉にならず ただ抱きしめる

先行きの見えない暗く見える未来でも、二人で歩んでいれば優しく光が差し込むことに気づきます。

「僕」と二人で未来を歩んでいきたいと思い始めるのです。

恋が永遠に続く愛に変わる瞬間です。

愛に変わる瞬間が「永遠の淵」なのです。

「僕」は愛に変わることの喜びに打ち震えます。

夢ならば覚めないで 夢ならば覚めないで

あなたと過ごした時 永遠の星となる

ここで「夢ならば覚めないで」という単語を2回も繰り返しています。

それほど今この瞬間が続いて欲しいと願います。

愛の喜びをかみしめながら恋い慕っていた大切な人とこれからもずっと歩いていくのです。

まとめ

圧倒的な人気・知名度を誇りながら、メディアに多く露出せず、曲についても多くを語らないMONGOL800。

特に『小さな恋のうた』についてはあまりエピソードなどは語られていません。

しかし、説明がないからこそこの曲のストレートな恋の喜びや大切な人への温かい愛のメッセージが刺さるのかもしれません。

本記事は多く紡がれる小さな恋の物語の一つとして解釈したにすぎないですが、この解釈がさらに曲を楽しめる一助となれば幸いです。



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