砂糖塩味の「楽曲考察・解釈記」

楽曲の歌詞やMVから意味の解釈・考察をしていきます

『SNOBBISM』歌詞の意味・解釈と考察

フォロワー7000人ありがとうございます!!
作者の意図や訴えを知ること、考えることでその音色は何通りにも変化します。
しかしながら多くの方々はメロディーと歌声ばかりに耳が向き、「作曲された意図」を考えていません。
私はそんな方々の代わりに楽曲の解釈・考察をして、新たな音楽の楽しみ方を提供したいと考えています。
「楽曲考察」の文化を一緒に築き上げて行きたいです。

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Neruさんの『SNOBBISM』めちゃくちゃ良い曲ですけど、、、

この歌詞どんな意味?と思ってる方も多いと思います!そこで、私、砂糖塩味が簡潔に『SNOBBISM』の解釈をしてみようと思います!!あくまで自己解釈ですが、解釈を考えると一段良い曲に聞こえますよ??

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タイトル『snobbism』の意味

スノビズムの意味は

教養人を気取り、周囲を見下す思想

となります

 

『SNOBBISM』のテーマ

現実を生きるものと、それを嘲笑う者

 

終始、今日の社会問題や風潮が、風刺的視点で描かれています

しかし、一方でそれを常に楽しく傍観する「悪魔

 

このように、社会には2パターンの人がいると訴えたいのではないでしょうか?

 

登場人物

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悪魔

本当の悪魔ではなく、教養人をきどり、周囲を見下す存在の象徴として悪魔の姿にしているのでしょう

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たまご

周囲を笑う悪魔を、さらに上から笑う存在。悪魔のまわりで笑う姿からも想像できますね

 

タイトルの「snobbism」通り、

「両者とも周囲を見下す性格」をしています

 

具体的考察

現代風刺

あれこれ吐いてばら撒かないと寝られやしない 
やり切れない血反吐をたんとぶちまけないと釈然としない 
一生そうして 心臓を投げ合って せせら笑うのが 
この街の異様なモラリティーなんだ
ここではSNSについて書かれています
SNSで自分のストレスや苦労を不特定多数にばら撒く異様な世界、そんな自分の重要なこと(心臓)を公開し合って、笑い合う異様な世界を示唆しています
 
セルフィーこそが全てなのと言う少女に 
気まぐれな同情だとかサブカルチャーが着弾する 
生憎の予報ですが本日、東京一体の空には 
警報級の悪巧みが降る様です
*セルフィー = 自撮り
自撮り写真に賛成か、反対か。。。
メインカルチャー系かサブカルチャー系か。。。
 
このように、多くの主義主張は分断し、コミュニティ間はさらに排他的になっていく
 
白昼堂々 駅のホームでは沢山もの 
現実感が彼の背中を線路内へ蹴落としてる 
人一人の命がエンタメのように さも折り込みチラシみたいに 
消しカスとなって浪費コンテンツの犠牲となる
そして、上記のような現実感が多くの人を自殺へと追い込んでいる
 
その都度、「人身事故」としてSNSやメディアで取りあげられ、
人に命がまるでエンタメのように取り上げられます
 
このような、メディアを「浪費コンテンツ」と批判しています
 

世の中に抗おう

さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ 
インプレッション次第でミサイルをぶっ放して 
さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ 
正当性なんて後でテープでくっつけろ
 ここでの喧嘩とは、世の中の腐りきった現実に抗うという意味でしょう
 
 
 「〜しようぜ」という形から、悪魔が一般人に呼びかけていることがわかります
この呼びかけは、ラスサビにも登場します
 

現代風刺2

明日、世界が終わるだなんて法螺話に 
そうだったらいいなと逆に願ってる希死念慮*の時代 
何不自由ない これ以上もないくらいの 豪勢な今世に 
僕等は見えない何かを欲していた 
 *希死念慮=死にたいと思うこと
 
ここでは現代のくだらない欲求について書かれています
 
腐りきった現実に行きているから「死にたい」と願う
満ち足りた生活をしているため、言語化できない何かを欲する
 
昨今よく言われる「承認欲求」などもこの類でしょう
人間の「欲」という形態が変化しているのです
 
何千回何万回 馬鹿の一つ覚えのように 後悔をすんのが 
この街の面白いところなんだ
 私たちはいつの時代も後悔ばかりを残しています
それは満ち足りた生活でも全く同じで、それが「バカの一つ覚え」のようだと、、、
 
一体どうして 未来図ってマニュアル本には 
最重要な術の導線設計がなされてないんだよ 
だから人は野蛮な凶器を振るうし それは至極当然の道理 
バグ塗れの人類のデバッグはいつ終わる
*未来図というマニュアル本 = みんなが進むべき進路
*動線設計 = 事象と事象とを繋ぐ間の部分
 
日本で言えば、大学へ行き、就職をし、という当たり前のようにレール(マニュアル)だけ渡される。しかし、途中の経過内容(動線)は何一つ決められていない
 
だから人間はどんな野蛮なこともしてしまう
 
このバグ(現代社会)はいつ訂正されるんだ!
 

世の中に抗おう

さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ 
センセーションなんかを爆弾でぶち込んで 
さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ 
一切合切をかなぐり捨てて行こうぜ
 センセーション = 世の中で注目される事件
かなぐり捨てる = 全てを捨てる
 
こちらは先ほどと同じですね
 
失うもんはもう無いさ 愛される身分でもないな 
終生に及んで致し方ない防衛線 
幼さとかいう小銃を ただあくまで誇示する僕等 
硝煙を燻した騒擾なんか 滑稽なショー同然だ 
一生、ブラフを威すがいいさ

ここまで、酷い現実。君らはもう失うものすらありません

 

防衛戦」とは、それ以上踏み込まれつと負けてしまう戦線のこと

しかし、もう失うものすらないのにそんな防衛線は意味を持ちません

 

幼さという小銃」とは、身分が低いことを武器にすること

しかし、そんな武器を誇示してもただただ滑稽です

 

そして、悪魔は他人事のように、

「一生ブラフ(はったり)にすがればいいさ」と促す

 
そのままお山の大将やったらいいさ
お山の大将とは、狭い範囲の中で自分が一番だと得意になっている人のこと
 
つまりここでは、「本当に優れている訳ではないが優越感に浸ってればいいさ」と言っています
 
 
 ここで1つ。
snobbism=教養人を気取り、周囲を見下す思想
 
つまり、上記にあげたブラフ」も「優越感」もsnobbismの一種と捉えることができます!
 
バラックの集落で被害者面して馬鹿騒ぎしようぜ 
空っぽの分際で馬鹿騒ぎしようぜ 馬鹿騒ぎしようぜ

バラック=軍隊の宿 

 

バラックで被害者面とは、戦に敗北したということ

加えて、空っぽの分際。

 

これらは、地位の低さを示しています

 

地位が低いにも関わらず、「馬鹿騒ぎ」しよう

現実に悲観するのではなく、「馬鹿騒ぎ」しよう

 

地位や身分が低くてもブラフをかまして優越感に浸ろう!

それが「SNOBBISM」

 

つまり、最終的にはneruさんが言いたかったことは、

「この社会の地位に捉われず、周囲を見下した者勝ち」というsnobbism精神に乗っ取る訴えだったのでしょう!!

 

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 最後に

Neru節が聞いてて最高の一曲です。

 

しかし、最近のボカロ曲は現代風刺が非常に多いですね!

Neruさんのこの曲は解釈的にも「い〜やい〜や」とすこし関連がありそうな気がしますのでわかり次第追記します!