『SNOBBISM』歌詞の意味・解釈と考察

 

Neruさんの『SNOBBISM』めちゃくちゃ良い曲ですけど、、、

この歌詞どんな意味?と思ってる方も多いと思います!そこで、私、砂糖塩味が簡潔に『SNOBBISM』の解釈をしてみようと思います!!あくまで自己解釈ですが、解釈を考えると一段良い曲に聞こえますよ??

 

タイトル『snobbism』の意味

スノビズムの意味は

教養人を気取り、周囲を見下す思想

となります


『SNOBBISM』のテーマ

現実を生きるものと、それを嘲笑う者

終始、今日の社会問題や風潮が、風刺的視点で描かれています

しかし、一方でそれを常に楽しく傍観する「悪魔

このように、社会には2パターンの人がいると訴えたいのではないでしょうか?

登場人物

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悪魔

本当の悪魔ではなく、教養人をきどり、周囲を見下す存在の象徴として悪魔の姿にしているのでしょう

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たまご

周囲を笑う悪魔を、さらに上から笑う存在。悪魔のまわりで笑う姿からも想像できますね

タイトルの「snobbism」通り、

「両者とも周囲を見下す性格」をしています


具体的考察

現代風刺

あれこれ吐いてばら撒かないと寝られやしない
やり切れない血反吐をたんとぶちまけないと釈然としない
一生そうして 心臓を投げ合って せせら笑うのが
この街の異様なモラリティーなんだ
ここではSNSについて書かれています
SNSで自分のストレスや苦労を不特定多数にばら撒く異様な世界、そんな自分の重要なこと(心臓)を公開し合って、笑い合う異様な世界を示唆しています
セルフィーこそが全てなのと言う少女に
気まぐれな同情だとかサブカルチャーが着弾する
生憎の予報ですが本日、東京一体の空には
警報級の悪巧みが降る様です
*セルフィー = 自撮り
自撮り写真に賛成か、反対か。。。
メインカルチャー系かサブカルチャー系か。。。
このように、多くの主義主張は分断し、コミュニティ間はさらに排他的になっていく
白昼堂々 駅のホームでは沢山もの
現実感が彼の背中を線路内へ蹴落としてる
人一人の命がエンタメのように さも折り込みチラシみたいに
消しカスとなって浪費コンテンツの犠牲となる
そして、上記のような現実感が多くの人を自殺へと追い込んでいる
その都度、「人身事故」としてSNSやメディアで取りあげられ、
人に命がまるでエンタメのように取り上げられます
このような、メディアを「浪費コンテンツ」と批判しています

世の中に抗おう

さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ
インプレッション次第でミサイルをぶっ放して
さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ
正当性なんて後でテープでくっつけろ
 ここでの喧嘩とは、世の中の腐りきった現実に抗うという意味でしょう
 「〜しようぜ」という形から、悪魔が一般人に呼びかけていることがわかります
この呼びかけは、ラスサビにも登場します

現代風刺2

明日、世界が終わるだなんて法螺話に
そうだったらいいなと逆に願ってる希死念慮*の時代
何不自由ない これ以上もないくらいの 豪勢な今世に
僕等は見えない何かを欲していた
 *希死念慮=死にたいと思うこと
ここでは現代のくだらない欲求について書かれています
腐りきった現実に行きているから「死にたい」と願う
満ち足りた生活をしているため、言語化できない何かを欲する
昨今よく言われる「承認欲求」などもこの類でしょう
人間の「欲」という形態が変化しているのです
何千回何万回 馬鹿の一つ覚えのように 後悔をすんのが 
この街の面白いところなんだ
 私たちはいつの時代も後悔ばかりを残しています
それは満ち足りた生活でも全く同じで、それが「バカの一つ覚え」のようだと、、、
一体どうして 未来図ってマニュアル本には
最重要な術の導線設計がなされてないんだよ
だから人は野蛮な凶器を振るうし それは至極当然の道理
バグ塗れの人類のデバッグはいつ終わる
*未来図というマニュアル本 = みんなが進むべき進路
*動線設計 = 事象と事象とを繋ぐ間の部分
日本で言えば、大学へ行き、就職をし、という当たり前のようにレール(マニュアル)だけ渡される。しかし、途中の経過内容(動線)は何一つ決められていない
だから人間はどんな野蛮なこともしてしまう
このバグ(現代社会)はいつ訂正されるんだ!

世の中に抗おう

さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ
センセーションなんかを爆弾でぶち込んで
さあ、喧嘩しようぜ 喧嘩しようぜ
一切合切をかなぐり捨てて行こうぜ
 センセーション = 世の中で注目される事件
かなぐり捨てる = 全てを捨てる
こちらは先ほどと同じですね
失うもんはもう無いさ 愛される身分でもないな
終生に及んで致し方ない防衛線
幼さとかいう小銃を ただあくまで誇示する僕等
硝煙を燻した騒擾なんか 滑稽なショー同然だ
一生、ブラフを威すがいいさ

ここまで、酷い現実。君らはもう失うものすらありません

防衛戦」とは、それ以上踏み込まれつと負けてしまう戦線のこと

しかし、もう失うものすらないのにそんな防衛線は意味を持ちません

幼さという小銃」とは、身分が低いことを武器にすること

しかし、そんな武器を誇示してもただただ滑稽です

そして、悪魔は他人事のように、

「一生ブラフ(はったり)にすがればいいさ」と促す

そのままお山の大将やったらいいさ
お山の大将とは、狭い範囲の中で自分が一番だと得意になっている人のこと
つまりここでは、「本当に優れている訳ではないが優越感に浸ってればいいさ」と言っています
 ここで1つ。
snobbism=教養人を気取り、周囲を見下す思想
つまり、上記にあげたブラフ」も「優越感」もsnobbismの一種と捉えることができます!
バラックの集落で被害者面して馬鹿騒ぎしようぜ
空っぽの分際で馬鹿騒ぎしようぜ 馬鹿騒ぎしようぜ

バラック=軍隊の宿

バラックで被害者面とは、戦に敗北したということ

加えて、空っぽの分際。

これらは、地位の低さを示しています

地位が低いにも関わらず、「馬鹿騒ぎ」しよう

現実に悲観するのではなく、「馬鹿騒ぎ」しよう

地位や身分が低くてもブラフをかまして優越感に浸ろう!

それが「SNOBBISM」

つまり、最終的にはneruさんが言いたかったことは、

「この社会の地位に捉われず、周囲を見下した者勝ち」というsnobbism精神に乗っ取る訴えだったのでしょう!!

 最後に

Neru節が聞いてて最高の一曲です。

しかし、最近のボカロ曲は現代風刺が非常に多いですね!

Neruさんのこの曲は解釈的にも「い〜やい〜や」とすこし関連がありそうな気がしますのでわかり次第追記します!



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