『ゴーストルール』歌詞の意味・解釈と考察

DECO*27さんの『ゴーストルール』めちゃくちゃ良い曲ですけど、、、

これまた歌詞内容が意味不明と思ってる方が多いと思います!そこで、私、佐糖塩見が簡潔に『ゴーストルール』の解釈をしてみようと思います!!

 

いきなり結論(ネタバレ)

砂糖塩味の自己解釈的考察は、

周りに害悪をばらまく存在が、メーデー(Mayday)つまり救難を求めるが、終始誰からも手を差し伸べられない

という、とてもとても悲しい曲なんです

最後に自分が何者なのかを悟りendという形がなんとももどかしくて佐糖塩見は好きです

タイトル「ゴーストルール」の意味

タイトルのごとく、ゴーストルールなんですが、問題はゴーストとは何かといことです。決して幽霊の類ではありません。作中に亡霊等が出ていますが全て比喩です

ゴーストとは

自他に対して害しかもたらさない、必要ない存在のこと

を総じて表現しています

具体的な考察

①ゴーストと「ゴーストルール」

まず、ゴースト(主人公)の性格が描かれている歌詞を抜き出します

どうだっていい言を 嘘って吐いて戻れない

今日だって叶わない 思ったように騙せない

NO だって言う筈が キョドって YES を声に出す

卑怯だって構わない 祈っておいてそれはない

「嘘つき」・「騙す」・「挙動不審」・「卑怯」

といった性格が浮かび上がります

次に、自分の性格を語ったあと、自分の考えが描かれています

この考えがゴーストルールなのです!!!

1、時効なんてやってこない 奪ったように奪われて

2、腐っている僕には 腐ったものが理解わからない

3、飾っていた饒舌が 墓穴を掘って焼ける

4、後悔の脆弱は 騙したほうが正義なの

といった感じで自分の考えを語っています

一つずつ考察していきます

ルール1

「ゴーストに時効はやってこない。奪ったように見えて奪われている」

基本的に周囲に害をもたらすということは、何かを奪うことと繋がります

略奪はモノですし、騙すは心を奪い、嘘をつけば結果的に相手から時間も資金も奪えます

しかし、奪ったように思っていても実は自分から何かを奪われている

端的に表すと「信用」でしょう

理由は後ほど。

ルール2

「腐っている者には腐ったものが理解わからない」

腐っている自分は腐ったものとそうでないものとの区別がつかない

つまり、善悪の区別がつかない

ルール3

「饒舌者は墓穴を掘る」

いくら余裕を着飾ったところで、必ず墓穴を掘る

教訓的意味合いを兼ねています

ルール4

「騙したほうが正義」

後悔からくる脆弱性は、騙された方が悪で騙した方が善という関係性のもと成り立っている

つまり、騙した方も騙された方も「後悔」をするが、立場的には騙した方が上ということ

 ②ゴーストのメーデー

おいでココまで 捨てい

「隠して仕舞ったんだ」

全てを捨てて、ここ(ゴースト側)までおいでと手招かれる

そうして、全てを隠してしまう。。。自分もろとも

サビへ。

メーデー 僕と判っても もう抱き締めなくて易々いいんだよ
メーデー 僕が解ったら もう一度嘲笑わらってくれるかな

メーデーとは救難信号

隠した自分を見つけ出してくれとSOSを発する

なのに!!

 「抱きしめなくていい」

 「嘲笑ってくれ」

って矛盾してません!?!?

ここには

「心の中では助けを求めるが、もう害をもたらすだけの自分とは関わらずに済むよ。よかったね。」

という本音と建前の葛藤があるんです!!!

ルール1を参考にしていただければわかりますが、卑劣な性格なため「信用」を奪い尽くされています

誰からの助けもきません

マボロシだって知るんだよ
嘘憑きだって知るんだよ ネェ

自分が何者であるか悟ります

③我に帰る

足りないものを望んだら 僕じゃない僕に出逢ったよ
それでも前に進んだの クラクラしちゃう夜も
足りない僕を愛してよ  エゴママ が僕を育てたの
きみには僕が見えるかな 孤毒なピエロが

ゴーストのルール。自己中心的なルールが通用する世界を望み足を踏み入れると僕じゃない僕に出会った(ゴーストを掛けてもう一人の自分と表現している)

SOSを発しながらの日々に消耗する

そして、ゴースト化した主人公が他人からの愛を求める

エゴママとは?

実はDECOさん本人が

「エゴ」と「ワガママ」が混ざって「エゴママ」

と回答しています

そして自分を「孤独なピエロ」と呼称する・・・

④怒涛の葛藤

メーデー 僕と判っても もう抱き締めなくて易々いいんだよ
メーデー 僕が解ったら もう一度嘲笑わらってくれるかな
メーデー 僕を叱ってよ 正直者が夢見たいなら
メーデー 僕を裁いてよ 最後まで甘えてしまうのは
メーデー 僕を暴いてよ もう直終わるこの世界から
メーデー 僕と踊ってよ 最初からイナイと理解わかってた?
最初2つのメーデーは自分と関わらずに済んでよかったねという意味合いでしたが
後半4つはもはや叫び
「僕を叱ってよ」
 「僕を裁いてよ」
 「僕を暴いてよ」
 「僕と踊ってよ」
自分を責めると同時に助けを求める
しかし誰もゴーストのことを認知することはできない
この激しい葛藤がすごい。。。
訴えかけてくる感じがすごい。。。

涙出てくる

⑤ゴーストであると悟る

マボロシだって知るんだよ
嘘憑きだって知るんだよ
亡霊だって知るんだよ
空白だって知るんだよ
どうだっていい言を 嘘って吐いて戻れない
時効なんてやってこない 奪ったように奪われて
メーデーの応答もなく激しい葛藤の末
自分にはもう何も残されていないことに気づきend

最後に

どうでしょう。

ゴーストルールは最後の畳み掛けてくるような訴えが個人的にはすごいすきなんです!

DECOさんの歌詞は独特ですごい素敵なんで、積極的に考察したいと宣言し終わらせていただきます

ご覧いただきありがとうございました

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砂糖塩味 | Twitter



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