砂糖塩味の「楽曲考察・解釈記」

楽曲の歌詞やMVから意味の解釈・考察をしていきます

『レド』歌詞の意味・解釈と考察

フォロワー7000人ありがとうございます!!
作者の意図や訴えを知ること、考えることでその音色は何通りにも変化します。
しかしながら多くの方々はメロディーと歌声ばかりに耳が向き、「作曲された意図」を考えていません。
私はそんな方々の代わりに楽曲の解釈・考察をして、新たな音楽の楽しみ方を提供したいと考えています。
「楽曲考察」の文化を一緒に築き上げて行きたいです。

バルーンと須田景凪の分かれ道!?

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今回の考察曲は今話題の『レド』!!

須田景凪さん名義でのニコニコ投稿2作目にして、早くも認知度が高まっていますね

作中では風船(バルーン)が登場し、最後は破れてしまうという意味深な作品です

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「レド」の意味とは 

レドとは、上の画像にもあるように、「Lead」と書きます。

普段「リード」と発音するこの単語ですが、「レド」と発音するときもあるんです

①「導く・引く」(リードも可)

②「鉛」

 

②の方は、コメントで教えてもらったのですが、

「Lead Balloon」という熟語があるのです!!

意味は

失敗 【直訳】鉛の風船

 つまり、この曲自体に「失敗」というメッセージが込められています

 

①の方でも、lead balloonで直訳してみます

風船を引く

しかし、作中を見渡しても風船を引いているシーンはありません

 

そこで、考え方を変えてみる、、、すると

風船に導かれた

になります!!

MVではずっと少年が風船を追いかけている

視点を変えると、

風船が少年を導いてる!!

つまり、「レド」というタイトルには

「失敗」と「風船に導かれた」という意味が入っているのでしょう

作品のコンセプト

「しがらみからの解放と再スタート」 

考察を読んで貰えば納得いくはずです

 

また、7音から「シからミ」(しがらみ)を抜いたら「レド」になるんですね!!

 作者が意図したかはわからないんですが深い

 

考察するポイント

・付箋

・風船

・色

この3つが非常に重要な鍵となります

 

「付箋」について 

全て、漢字とローマ字が書かれているのはお気づきですよね??

それを全て書き出して見ました

理想  shiawase (幸せ)

想 omoide  (思い出)

街    bokuigai  (僕以外)

瞑 genjitutouhi(現実逃避)

曖昧  ikiru   (生きる)

言葉  samayou (さまよい)

幸 nai      (ない)

青   munasisa (虚しさ)

結末 sitteta   (知ってた)

それぞれの言葉とリンクする単語が書かれているのでしょう

 そしてお気づきでしょか??

 

この中でも「理想」という単語だけ、歌詞にないんです

 この9つのキーワードをうまく回しながら歌詞が構成されています

「風船」について

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風船は常に「赤色」で、「理想」のふせんが貼られています

 

つまり、

風船=理想の象徴

 

「色」について 

赤=理想の象徴

 

青=現実の象徴

こちらも、考察を読んで貰えばわかります

 

作中では、赤を追い求め、色をなくし、青を恐れている様子がでてきます。

 

考察前のまとめ

ふせんには多くのキーワードがあるが、「理想」だけ歌詞に登場しない

風船には終始「理想」のふせんが貼られている

少年は「理想」を追い求める

そして、「理想」とはなんなのか!?

 

※以上のことを前提として考察を進めていきます※

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具体的な考察

この考察では、あくまで作中の少年について話を進めていきたいと思います

一旦須田さんやバルーンさんのことは置いておきましょう

展開1、少年が風船を掴もうと手を伸ばす

宙に舞った 幸せなんて

此処には今もない様だ

気付いたらを増して行く

その度に思い知った

想に酔った思い出なんて

個々では意味もない様だ

言葉は街を彷徨っているんだ

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少年は理想を追い求め、街を彷徨う

「幸せ・理想」を求め手を伸ばすが、決して掴めない

 

’色を増していく ’

掴もうと努力するたびに雑多なものが混ざり、やがて黒になる

「個」と「街」の対比

個々では意味がない⇄街を彷徨う

これから、個のちっぽけさを表現している

 

展開2、言葉の重み

相反した瞳は ただ一つの証明だ

いつまでも この日々に囚われて

あなたが口にした 言葉は今頃

息をして歩くのだろう

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’相反した瞳 ’

少年と風船が向き合う

しかし、少年と理想の目線が相反しているのです

 

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’この日々に囚われて’

’あなたが口をした言葉は息をして歩く’

少年が自分で口にした言葉で自分を締め付ける

すると、少年にふせんがまとわりつく!!

 

つまり

ふせん=少年が口にした言葉

 

 展開3、少年が出した結論

この街は懊悩(おうのう)と言葉を着飾る

曖昧な夢ばかり見てる

ずっと目を閉じていた

映るが愛おしくて

感情とまた手を重ねて

後悔は夜を這うばかり

たった 今 気付いたんだ

正解などないな

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↑自分の言葉で前が見えていない(展開2より)

 

少年は、曖昧な言葉人生を濁してきて、着飾っていきてきた

しかし、その実、「朱」=「赤」=「理想」を描き続けていた

 

少年はまたしても、風船を掴み損ね、

「正解なんてない」ことに気づく

 

「正解」とは?

ここでの正解とはおそらく、

「理想を追い求めるは必ずしも正しいとは限らない」

もしくは

「理想の選択肢は一つに限らない」

そういったことではないでしょうか??

 

 展開4、少年の色の喪失

とうに散った 結末なんて 誰も望んでない様だ

気付いたら色を失った その度に思い知った

頰に寄った 優しさなんて

涸(か)れた花を 抱く様だ

言葉は街を彷徨っているんだ

’色を失った’

色とは今作のポイントの一つ。

赤色を求めてきたが、求めているうちに自分の色さえなくなってしまった

 

’涸れた花’

色がないもの代名詞として登場

涸れたら綺麗な花でも色なんてありませんよね?

 

 展開5、理想の重み

肩越しのおぼろは ただひとりの情景だ

どこまでも あの夜に呪われて

あなたが耳にした 鈴の音は今頃

さよならと笑うのだろう

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先ほど(展開2)とは、違い

少年と風船が背を向けあっている

 

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理想であるはずの風船が増え、少年を苦しむ。

 

’肩越しのおぼろ’

曖昧に抱いた理想のこと

 

曖昧な理想だけが増えすぎて、当の本人を苦しめる

 

先ほどは、口にした言葉が重圧になり

今度は、思い描いた理想が重圧になる

 

これも「正解なんてない」と繋がってきますね

 

 展開6、現実の重み

この街は迷妄な夜更けを彩る

簡単な嘘を抱き締める

ずっと背を向けていた

迫るが恐ろしくて

生活はため息の底へ

不恰好な夢を追うばかり

きっと まだ 足りないな

’青’

青は赤(理想)の対局で、現実の象徴であると言えます

 

少年は、夢を追う一方で、現実から目を背けていたことを自覚する

 

’不恰好’

そんな現実逃避を続けた自分は不恰好であると、

初めて自分を客観的に見つめ直す

 

青とは冷静さの象徴でもあるのです!

 

 展開7、風船と付箋

悪戯に毎日を眺めては

ずっと その姿が味気なくて

触れない愛の形が 滲むなら

きっと 寄り添いながら話がしたいな

過去の自分や日々の自分を見つめ直し、

 

無意味に理想を追い求めることをやめる

先ほどの「正解なんてない」がこれに当たる。

↓ 

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 赤い風船から「理想」に風船が剥がれ落ちます

 理想を追うことをやめた証拠

 

 展開8、少年と付箋

あなたが口にした言葉は今頃

息をして歩くのだろう

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理想に囚われることをやめた少年からふせんが剥がれ落ちる

 

この段階で、風船にも少年にもふせんが貼られていません

なんのしがらみもなく再スタートをきるのです!!

 

 展開9、風船に思いを託す

この街は懊悩と言葉を着飾る

曖昧な夢ばかり見てる

ずっと目を閉じていた

映る朱が愛おしくて

感情とまた手を重ねて

後悔は夜を這うばかり

たった今気付いたんだ

正解などないな 

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ついに少年は風船を掴む

しかし、その風船にはもはや理想もなにもありませんね

なぜでしょう?

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少年の手には、顔から剥がした「想(omoide)」の付箋が!

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それを、風船に結び、、、

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手放した!!!!

 

最大の考察ポイント

少年は結局のところ、多くのしがらみから解放されたかった

そして、「理想」という最大のしがらみからは解放された

しかし、少年には「思い出」というものがまだ残っていた

「想(思い出)」を風船に乗せ手放すことで、本当の意味で再スタートを決心した

 

END

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まとめ

少年は曖昧な言葉で日々を送る一方、曖昧な夢や理想ばかり見て過ごしていた。

しかし、いつしかその言葉や描いた理想が重みになり少年を苦しめる。

少年は自分を客観的にみて自分を見つめ直しそれらのしがらみから解放される。

しかし、最後に最大の「思い出」という重みが存在し、その重みを自ら断ち切って再スタートを決心する。end

 

少年=須田景凪(バルーン)さんだった場合の 

 

最後にバルーンが破れてしまいますよね?

それで、バルーンの活動をやめてしまうのかと心配する声が多くあります

 

しかしながら、この曲だけで、バルーンさんの本意に触れることはできません 

 

ですので、バルーン引退どうこうを言う前に須田さんを応援してあげましょう!!

 

そして、解釈がどうしても気になるようなら当ブログを参考に、ご自身で考えて見てください

 

最後に

どうでしょうか、なかなか抽象的な曲で考察も大変でした。

バルーンさんの活動が今後どうなっていくのか正直判断がつきませんが、今後、須田景凪さんの活動はさらに活発になるでしょう!

 

私も須田さんを応援したいと思っていますし、何より

歌うますぎないか??と今回思ってしまいましたw

 

ということで

今回は『レド』須田景凪 を考察してみました

 

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