砂糖塩味の「楽曲考察・解釈記」

楽曲の歌詞やMVから意味の解釈・考察をしていきます

back number 『高嶺の花子さん』歌詞の意味・解釈と考察

フォロワー7000人ありがとうございます!!
作者の意図や訴えを知ること、考えることでその音色は何通りにも変化します。
しかしながら多くの方々はメロディーと歌声ばかりに耳が向き、「作曲された意図」を考えていません。
私はそんな方々の代わりに楽曲の解釈・考察をして、新たな音楽の楽しみ方を提供したいと考えています。
「楽曲考察」の文化を一緒に築き上げて行きたいです。

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back numberさんの『高嶺の花子さん』とてもいい曲ですよね!

この曲は叶わぬ恋について歌った曲です。

叶わぬ恋をテーマにした曲はたくさんありますが、人によって様々な表現の違いがあります。

この曲を作詞、作曲した清水依与吏さんは、どのように表現したのでしょうか?

その歌詞や動画から独自に解釈をしていきたいと思います!

 

タイトルの意味・テーマ

高嶺の花と花子さんを掛け合わせた曲名です。

高嶺の花とは

遠くから見るだけで、手に入れることのできないもの、あこがれるだけで、自分にはほど遠いもののたとえ。(引用:デジタル大辞泉)

 back number 『高嶺の花子さん』歌詞の意味

片思いの、気になるあの子に魅入られる”僕”

 君から見た僕はきっと ただの友達の友達
たかが知人Bにむけられた 笑顔があれならもう 恐ろしい人だ

 

高嶺のあの子と”僕”は疎遠な関係でしかありません。

しかし、ただの知り合いに見せる笑顔でさえも非常に魅力的で、たまらないということがとてもよく伝わってきます。

片思いの相手を半ば諦めながらも、どうしても手に入れたい”僕”の気持ち

君を惚れさせる 黒魔術は知らないし 海に誘う勇気も車もない
でも見たい となりで目覚めて おはようと笑う君を

 

自分にはあの子を振り向かせられるような魅力も、デートに誘う勇気もないけれど、 あの子と深い関係になりたいという、”僕”の気持ちが伝わってきます。

恋い焦がれる想いが募る”僕”

会いたいんだ 今すぐその角から 飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ 僕のもとへ
生まれた星のもとが 違くたって 偶然と夏の魔法とやらの力で
僕のものに なるわけないか 

 

 それでも”僕”は、”夏の魔物”や”夏の魔法”といった、非現実的なものにさえ、望みをかけます。

自分のものになることなどはないと思いながらも。

自分とは釣り合わないあの子の彼氏を夢想する”僕”

君の恋人になる人は モデルみたいな人なんだろう
そいつはきっと 君よりも年上で
焼けた肌がよく似合う 洋楽好きな人だ
キスをするときも 君は背伸びしている
頭をなでられ君が笑います 駄目だ何ひとつ 勝ってない 

 

自分は彼氏にならない、いや、なれないと思った”僕”は、誰が彼氏になるのだろうかと夢想します。

自分よりも、かっこよくて、頼り甲斐があって、健康的で、身長も高くて、洋楽なんか聞いちゃって、さらに、あの子を満足させることができる、自分よりもいい男なんだろうと想像します。

自分が結ばれないのは、スペックが低いのだろうと思っているのでしょう。

やっぱり、本当は付き合いたい”僕”

いや待てよ そいつ誰だ

 

 しかし、ここで”僕”は自分の気持ちに立ち返ります。あの子に彼氏が存在するかどうかもわからないことに気づき、現実に立ち返ったでしょう。

それでも、あいも変わらずヘタレな”僕”

会いたいんだ 今すぐその角から 飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ 僕のもとへ
君が他の誰を 気になっていたって 偶然とアブラカタブラな力で  僕のものに

 

 会いたい思いは募りますが、あいも変わらず、偶然に期待する”僕”。

自分にはチャンスがあると思いながらも、恋が成就するチャンスは僅かだろうし、自分のことを好きになっているとは思ってはいない。

それでも、あるわけないと思えるほどの奇跡にすがっています。

”僕”が思いを伝えないわけとは?

この胸の 焦りに身を任せ 君のとこへ走ったとして 実は僕の方が
悪い意味で 夏の魔法的なもので 舞い上がってましたって 怖すぎる
オチばかり浮かんできて

 

なぜ、思いを伝えに行かないんでしょうか?それは自分が舞い上がってしまって、うまく思いを伝えることができずに失敗してしまうからだと、いうことかわかります。

確かに、仲が大してよくない異性に告白をするなんて、なかなか大変なことですよね。

それでもあの子のことを考えずにはいられない

真夏の空の下で 震えながら 君の事を考えます
好きなアイスの味はきっと 

 

 暑い夏でも、暑さに関係なく夢中になってあの子のことを考えています。

これはおそらくというものなんでしょう。

考えた結果… 偶然にかけるしかない!

会いたいんだ 今すぐその角から 飛び出してきてくれないか
夏の魔物に連れ去られ 僕のもとへ
生まれた星のもとが違くたって 偶然と夏の魔法とやらの力で
僕のものに なるわけないか 

 

 色々と考えた結果、やはりあの子との距離は離れたままではあるけれども、親密になれるチャンスが欲しいという気持ちは変わらないままだということがわかりました。

手の届かない相手に恋をしているということはこういうことなんですね!

最後に

さていかがだったでしょうか?

今回はback numberさんの『高嶺の花子さん』の考察をさせていただきました。

手の届かない相手に恋をする人の気持ちがよくわかりましたね。

さすが人気バンドというだけあって、歌詞もストレートに入ってきますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。